最終更新日:2021/03/25
医療事務の仕事に就いた時は嬉しさでいっぱいだったのに、いつの間にか心がストレスでいっぱいになって「医療事務を辞めたい」と思っていませんか?
でも、せっかく取った資格を無駄にしてしまうのはもったいないですよね。
そこでこの記事では、「医療事務を辞めたい」という人に多い退職理由をはじめ、医療事務が転職する際の成功のコツを徹底的に紹介します。
この記事を最後まで読めば、今の仕事を辞めて転職すべきかどうかがはっきりしますので、ぜひ参考にして下さい。
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1.医療事務を辞めたい人に多い5つの理由
医療事務の仕事が辛い、キツイと思っているのはあなただけではありません。
この章では、医療事務の仕事を辞めたいと思っている人に多い、5つの理由をご紹介します。
理由1.業務が忙しすぎる
医療事務の仕事は多岐に渡ります。
- 患者さんの受付・会計業務
- カルテの整理
- レセプト業務(月末は残業が多い)
- 電話対応
また、「レセプト業務」は間違いが許されない仕事のため、責任感の重さから「胃が痛くなる」というツイートも。
ヘルプ専門という特権をフルに活かして何とか乗り切っていたのですが、レセプト…責任…胃が痛いです…
レセプト期間に入るともうあかんやつです。゚(゚^ω^゚)゚。— 碧(あお)/いおみ (@kobaltblaue) June 28, 2017
明日からGW明けの平日…
外来患者多+電話対応多+レセプト
どこも多忙でしょうね😨とりあえず、今日は遅くまで起きてると憂鬱になりそうなので早めに寝ることをおススメします😴w
— アドバーグ@5年目の医療事務員 (@5nenme_iji) May 6, 2020
医療事務は毎日が多忙な上に、大きな責任が重くのしかかってくる仕事のため、続けるのがつらくなる人は多いです。
理由2.女性特有の人間関係が複雑
2つ目の理由として挙げられるのは、人間関係の複雑さです。
特に医療事務は女性が多い職場なので、「女性特有の人間関係」があります。
- 故意に無視をされる
- 医療事務同士の派閥がある
- 陰口を言われる
- 必要以上にプライベートに踏み込んでこられる
上記のような経験をしてしまうと、トラウマになってしまい、医療事務の仕事が怖い、嫌だ、となってしまうケースが多いです。
みんなで和気あいあいとしている職場に当たればいいですが、職場の人間関係は、入職するまでわかりません。
こうした原因から、医療事務を辞めたいと考える方も多いのです。
理由3.緊張感のある雰囲気に馴染めない
大きい病院で働く医療事務の場合、救急搬送される患者さんもいるため、常に緊張感があります。
緊張感のある雰囲気に馴染めず、精神的に疲れてしまう医療事務員も多数います。
医療事務として、受付でいつもと違った緊張感を持ちながらの仕事は精神的に疲れる事もあるけど、、
頑張って!ありがとう!と言ってもらえると僅かでも医療に携わってる事がとても誇らしく、これからも頑張ろう!って思える😊— モモ☆ (@k_i_momo) April 9, 2020
こちらの方は、患者さんからの言葉を励みに、緊張感のある医療事務という仕事を頑張っているようです。
理由4.給料が低い
転職サイトdodaの調査によると、医療事務の平均年収は284万円です。
医療事務は、「経験」と「実力」を重視されるため、学歴による年収差がないというメリットも。
しかし、専門知識が必要な医療事務にしては給料が低いと不満を抱いている方も多いようです。
昨今のコロナで現場が大変な事になっているのを見て、自分にもまだ出来る事があるんじゃないかと現場に戻りたくなる気持ちもわくんだけど、現実を思い出して二の足を踏むんだよな……給料さえ満足出来ればなぁ……医療事務は楽しいよ、本当に、給料がアレでお勧め出来ないけど、知識欲は満たされる……
— ゆう🍎 (@yuuuumix776) May 10, 2020
医療事務の知識を活かせるのは嬉しいけれど、給料が低いし、リスクもあるから戻りたくはない…という方もいました。
理由5.クレーム対応に疲れてしまう
医療事務は基本的に窓口にいるので、クレームを受けやすいです。
患者さんは病気やケガをしており、ストレスが溜まっている人がほとんど。
そのため、八つ当たりのようなクレームを医療事務にぶつける患者さんもいます。
以下は、医療事務員が「怒りの窓口」だという方のツイートです。
医療事務マジですごいんだぞ、それなのに事務は医療関係に含まないとか言うし給料安いし。科が違うと壊滅的にわからなくなるしさ…それなのに、まーーあ大体怒りの窓口にされるしなーやってらんね
— aya-ha (@candyrainaya) May 13, 2020
仕事とはいえ、クレーム対応ばかりだとストレスがたまり、仕事が嫌になってしまいます。
2.【心のヒント】医療事務を辞めないための考え方とは?
医療事務の仕事は大変な仕事ではありますが、やりがいももちろんあるでしょう。
この章では、医療事務を辞めないための考え方や、心に響く「ヒント」をお伝えしていきます。
医療事務の仕事を辞めたい!と思っている方も、一度踏みとどまって考えてみませんか?
それでは、医療事務を辞めないための心のヒントを詳しく見ていきましょう!
医療事務の資格を活かせるのは「医療事務職」だけ!
医療事務の資格を取った時のことを思い出してみてください。
さまざまな診療科目のレセプト作成や入院のレセプト作成など、必死で勉強して資格を取得したという人も多いはず。
また、以下のように「医療事務の仕事は数年経ってから活きてくる」という口コミもあります。
(前略)資格を取ってもなかなか仕事に付けない人も多い中で、現在、資格を取ってその仕事につけたのだからもったいないと思いませんか??(中略)
医療事務の資格は数年たって生きてくる資格ではないかなと思っています。(後略)
『引用:yahoo知恵袋』
医療事務の資格を持ち、さらに経験者であることは、今後医療事務で転職をする時に有利です。
ですので、今、医療事務を辞めて異業種にいくのはもったいないことです。
この先さらに医療事務としての経験を積めば、さまざまな病院が欲しがる人材になる可能性も。
医療事務の資格を活かせるのは、「医療事務職」だけであることを再認識して、どうしても今の環境が無理であれば、他の病院への転職も考えてみましょう。
人間関係はどこの職場に行ってもあることだと割り切る
人間関係は、どこの職場でも入社してみないと良し悪しがわからないものです。
職場の人と合わないという理由で転職したものの、「前より人間関係が悪い職場だった…」というケースも。
人間関係の合う・合わないは、どこの職場に行っても人必ずあることなので、割り切る気持ちは必要です
しかし、あまりにもつらい状況を我慢しすぎると、メンタルがやられる可能性もありますので、「どうしても無理!」という場合は、転職を前向きに考えてください。
医療業界の緊張感はあなただけが感じているわけではない
医療事務の仕事は病院で働いているので、常に緊張感のある仕事です。
以下のように、緊張感を持って仕事をする方のツイートも見られました。
医療事務をしています。
窓口業務では緊張感がまだまだあります。休憩のときにスタッフとお菓子を食べる時が心が休まる時です。
是非当たりますように。— ☘♡MIKI♡☘ (@miki03310423) May 9, 2020
しかし、緊張感を持っているのは医療事務だけではありません。
医師や看護師、作業療法士や理学療法士など、病院ではさまざまな人が日々、緊張感をもって働いています。
病院は、患者さんの命を守るという重責を担う場所のため、緊張感はつきもの。
医療事務は、そんな医療現場を裏で支える仕事です。
その誇りを思い出して、もう一度仕事に臨んでみませんか?
医療事務の給料は経験で決まるので辞めるのはもったいない
医療事務の仕事は、資格よりも実務経験で給料が決まってくるので、これまで築き上げたキャリアを捨てるのは非常にもったいないです。
実際の医療事務の求人募集においては、「医療事務の経験2年以上」など、実務経験が求められることが多いです。
さらに、雇用条件の良い求人ほど「経験者を採用」したがる傾向にあります。
そのため、キャリアを積めば積むほど、給料などの雇用条件が良い求人に転職しやすくなるでしょう。
3.医療事務でいることのメリット
医療事務でいることにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
「医療事務を辞めたい…」と考えている方も、ぜひ医療事務でいることのメリットを改めて考えてみてください。
この章では、医療事務でいることのメリットを4つご紹介いたします。
経験や実力は一生モノの武器になる
医療事務の資格には有効期限がないため、一度取ってしまえば一生使えます。
さらに、医療事務の経験を積み、実力をつければ、結婚や出産を機に退職しても復帰しやすいです。
以下は、22年ぶりに医療事務に復帰する方のツイートです。
@non8non お医者さんの受付事務するのー!22年ぶりに医療事務に復帰ですわー!旦那にはね 扶養していただいてるからさ、相談しないとね…(・∀・)!
— a y u m a r u 🌻 🐬 … 🐝 (@8ayumiru8) October 15, 2015
ブランクがあっても復帰できるため、医療事務の資格や経験は「一生モノの武器」だと言えるでしょう。
何歳になっても働ける
医療事務の資格を取り、ある程度の実務経験がある方であれば、40代や50代になっても医療事務として働くことが可能です。
医療事務に年齢の制限はありません。
資格を取り、実務経験さえ積めば、何歳になっても働くことができるのも、メリットの1つです。
全国どこでも働ける
医療事務の仕事は、全国どこでも共通のため、どこへ行っても通用します。
以下のツイートのように、旦那さんが転勤の場合も、その行先で医療事務の仕事を探すことができるのです。
多分相当酷い履歴書じゃなきゃ再就職は難しくないと思うよ、医療事務はの話だけど…
わいが仲良くしてるお母さんの友達も医療事務で働いてる人だけど旦那さんの都合で転勤多くて病院辞めたり繰り返してるけど色んな病院行ってやってるし…辞めた理由にもよるものだから気にしなくて大丈夫だと思うよ?— お魚まん@雑多垢 (@u_5544) May 10, 2017
点数の改定は数年に一度ありますが、それは、医療事務の仕事をしていれば覚えてきます。
さらに、今はレセコン(レセプトコンピューター)もあり、手書きのレセプトや領収書も少なくなってきているため、点数の改定についてはさほど心配しなくても大丈夫です。
長い目で見て安定した職業である
医療事務の仕事は、給料が低く、不満を持つ方も多いかもしれません。
しかし、医療事務の知識は専門性があり、需要もあります。
そして、人間が生きている限り「病院」が今後なくなる可能性はほぼ0%です。
ということは、医療事務の仕事はなくならないということにもなります。
長い目で見れば、キャリアアップも期待できますし、仕事がなくなることもないので、医療事務の仕事は将来性のある仕事といえるでしょう。
4.医療事務の転職を成功させるための3つのポイント
医療事務の仕事、と一口にいっても働き方はさまざまです。
今働いている医療事務の仕事を転職したい、と思ったら、これから紹介する3つのポイントを抑えつつ、転職先を探してみましょう。
病院の規模を変えてみる
現在の勤め先で不満があって転職を考えるなら、病院の規模を変えて転職するのがおすすめです。
病院の規模によるメリット・デメリットは以下の通りです。
大きな病院 | 小さな診療所(クリニック) | |
---|---|---|
メリット |
従業員数が多いため、人間関係がこじれにくい |
患者数が少なく、大病院に比べゆったりしている |
デメリット |
急患への対応など常に緊迫感がある |
従業員数が少ないため、内部の人間関係が難しいところも |
大きな病院と小さな診療所、それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、自分が長く働けそうな環境を選択してください。
診療科を変えてみる
クリニックの場合、診療科目は多くても3科目くらいのケースがほとんどです。
そのため、長く勤めたクリニックから、診療科目の違うクリニックに移る際には、昔勉強しただけの科目の内容を忘れていることも。
しかし、診療科を変えることによって心機一転できるというメリットもあります。
医療事務の資格を取るときにはほぼ全科目を習うので、もう一度テキストで見直してから、違う診療科にチャレンジしてみるのもいいでしょう。
雇用形態を変えてみる
残業が多すぎるという理由で「医療事務を辞めたい」と思っているなら、雇用形態を変えてみるのもおすすめです。
今までは正社員で医療事務の仕事を行ってきたけど、もう少し自由な時間が欲しいと思えば、パートでもいいでしょう。
パートとして数時間働く、という求人もあるので、探してみる価値はありますよ。
5.医療事務の転職なら「転職エージェント」を活用しよう!
医療事務の仕事で、転職を考えている人は「転職エージェント」を利用してみましょう。
転職エージェントは、志望動機を作成する際のアドバイスをしてくれたり、面接時の対応も教えてくれます。
「今の病院(クリニック)での医療事務は辞めて、ほかの場所で医療事務をやりたい!」という方はぜひ、参考にしてみてください。
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まとめ
医療事務の仕事を辞めたい方へ向けて心が軽くなるヒントや転職の勧めなどをご紹介してまいりました。
- 医療事務の転職は実務経験やキャリアが求められる
- 転職する前に「病院に勤めていてつらいのは自分だけではない」と考えてみる
- 人間関係のトラブルは「どこの職場に行ってもあること」と割り切る
- 医療事務の資格を活かすなら「医療事務として他の病院への転職する」ことを考えよう
- 何歳になっても実務経験が長ければ長いほど再雇用されやすい
医療事務の仕事はハードですが、一生使える資格です。
ここが正念場!と思って乗り越えるもよし、医療事務でほかの場所に移るもよし。
ただし、医療事務の資格を捨てるのはもったいないので、キャリアを積むことを優先に考えてみて下さい。
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あなたが医療事務として充実した日々が送れるように願っています!