最終更新日:2020/11/02
「どのように仕事を探せば良いのだろう」「そもそも就職できるのだろうか?」
ニート脱却のために就職活動を始めようと考えていると、上記のような不安を抱きますよね。
この記事では、ニートからでも就職しやすい職種やニートが仕事を探す方法等、解説しています。
最後まで読めば、ニートから脱却できる確率が高まるので、ぜひご一読ください。
「こんな自分でも本当に転職できるのだろうか…」とお悩みではありませんか?
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1.ニートが仕事を見つけるなら早い方が良い
ニートを脱却して就職するのであれば、早い方が有利です。
まずは、なぜ早めに就職した方が有利なのか、そもそも就職できるのかについて解説していきます。
ニートでも就職は可能
ニートでも就職することは可能ですので、自身がニートであることを必要以上にネガティブに考える必要はありません。
自分一年ニートしてましたけど就職できたんで焦らず自分の希望に合う仕事探すのがいいと思います!
— あれちゃん👯♀️ (@pekorare) February 9, 2020
ニートの時はお先真っ暗だと思ってたけど、大学中退ニートでも週2休みでボーナスあり(年1回)で平均的な給料貰えるとこに就職できたし、未経験ながらずっとやりたかったWEB系の会社にも転職できた。
案外なんとかなるもんですなあ。親にはめちゃくちゃ迷惑かけたので、反省はしてます(*´-`)
— もり@未経験からWEBプログラマー (@morinoshirube) September 11, 2019
ただ、簡単に就職できるわけではないので、出来る限り若い内に就職活動を始めたほうが良いです。
20代であれば実務経験がない人でも、ポテンシャル採用で就職できる可能性がありますが、30代や40代になると、未経験の職種に正社員として就職するのは難しくなってしまいます。
無職の期間が長いと不利になる
中途採用は、実務経験がない新卒者向けの採用試験とは異なり、それまでの経験や実績が重視されます。
長い間ニートでアピールできる経験や実績が無いとなれば、不採用になる可能性が高いです。
それ以前に空白期間があることで、書類選考の段階で落とされてしまう恐れもあります。
就職したいと考えているのであれば、それ以上空白期間を空けないためにも可能な限り早く動いた方が良いでしょう。
30代がタイムリミット
ニートから就職できるのは30代がタイムリミットだと言えるでしょう。
就職は若い方が有利になる傾向があり、現役で働いている人でも35歳が転職の限界年齢と言われています。
厚生労働省の組織の一つである「厚生労働省職業安定局」の調査では、34歳以下までは転職入職者数が多いですが、それ以上の年齢になると入職者の割合は半分以下になっています。
【転職入職者数】
(画像引用:2018年厚生労働省職業安定局「雇用を取り巻く環境と諸課題について」P36)
現役の人たちよりも経歴の面で不利なニートの場合、40代になると正社員での就職はかなり難しくなると考えてよいでしょう。
加えて、若年者向けの公的な就職支援は、30代までを対象にしたものが多く、40代になると必要な支援を受けられない可能性があります。
覚悟も必要
ニートを脱却して就職する場合、現役で働いている人達と比較すると難しい就職活動になることは覚悟しておいた方が良いでしょう。
採用する企業側の視点で見た場合、社会人として経験を積んできた人と比較すると、経歴の面でどうしても見劣りしてしまうからです。
ニートの人が仕事を探す際には、就職先が見つかりにくい点も理解しておく必要があります。
ニートのまま40歳にならないためにも、早めに就職活動を開始することをおすすめします。
2.ニートでも働きやすい仕事・職種
ニートでも就職しやすいを具体的な仕事や職種を紹介していきます。
警備
体力に自信のあるニートの方は、警備の仕事がおすすめです。
警備の仕事は未経験でも就職しやすい傾向にあります。
警備員は離職率が高く人手不足なため、未経験者も歓迎しています。
接客業のように人と話すことも少ないので、コミュニケーションが苦手という方でも働きやすいです。
警備員の仕事についてもっと詳しく知りたい方は「【40・50代に有利】警備員の転職で抑えておきたい5つのポイント」をご覧ください。
介護
人から感謝される、社会に貢献できる仕事をしたいニートの方は、介護の仕事はいかがでしょうか?
介護業界は慢性的に人手が不足しているため、比較的就職しやすい傾向があります。
資格なしでも働ける職場も多いですが、就職前に「介護職員初任者研修(講習時間130時間)」で基礎知識を身につけるケースが多いです。
体力が必要な仕事ですが、人と接するのが好きな方は就職先の候補として検討してみると良いでしょう。
こんな元ニートの僕でも介護のおかげで就職もでき彼女もでき職場結婚し(施設内ブーイング)のなか転職がうまく行き、やがて子供ができ(3人も)子育てと仕事の忙しい最中少しでもスキル磨こうとして資格取ってケアマネ無価値と取得した事もケアマネの仕事をした事もない人に言われるのが何よりキツい
— ケアップ (@keappulog) October 1, 2019
▼あなたへのおすすめ▼
清掃
きれいにすることが好きなニートの方は、清掃の仕事がおすすめです。
経験を求められることも少ないので、空白期間が長い方でも就職しやすいでしょう。
決められた範囲を黙々と掃除する仕事なので、人間関係に悩まされることも少ないです。
アルバイト・単発バイト・派遣・正社員など雇用形態は様々なので、まずはバイトなどで体を慣らして正社員に就職するという方法もあります。
1年弱という長いニート生活を終えて仕事を始めることになりました
母校の近くの銭湯で清掃員をやります
これからお金を貯めて再度東京に戻れるように頑張ります— つっちー -Tsucchie- (@TsuchiyaPc) October 10, 2019
倉庫作業
体力に自信があるなら、倉庫作業の仕事がおすすめです。
倉庫作業の仕事は単純作業が多いため、特別な経験やスキルがないニートでも採用してもらえる可能性が高い職種です。
例えばこちらの倉庫作業の正社員の仕事は、履歴書なしで応募可能です。
(画像引用:はたらこねっと2020年3月時点)
なお、検品や梱包など体力を必要としない倉庫作業もあるので、体力のない方はそちらを検討してみてはいかがでしょうか?
工場勤務
集中して作業をすることが得意なニートの方なら、工場勤務がおすすめです。
就職するために必要な資格がないケースが多く、未経験で応募可能な求人も多いのでニートの方でも就職しやすいからです。
(画像引用:はたらいく2020年3月時点)
最初の研修で作業の方法を教えてもらえるので、覚えてしまえば後は作業に集中することができます。
コミュニケーションが必要な場面も少ないので、会話が苦手な方も働きやすいでしょう。
配達員
配達員の仕事も需要が高く、未経験でも採用してもらえる可能性が高いため、ニートにはおすすめです。
配達の仕事も体力が必要なイメージがありますが、ひとくちに配達員と言っても、新聞の配達員から宅配便の配達員まで仕事の内容は様々です。
また、お客さんとの会話も最低限で済む場合も多いので、コミュニケーションが苦手という方も、就職先として検討してみてはいかがでしょうか。
新聞配達員の仕事について詳しく知りたい方は「新聞配達員の平均給料は20~30万円!気になる年収やバイトの給料は?」をご覧ください。
3.ニートが仕事探しする際のポイント
実際に仕事探しを始めたものの、どのように自分に合った求人を見つければよいのか迷ってしまいますよね。
ここでは、ニートが仕事を探す際のポイントについて解説します。
有効求人倍率が高い(人手不足)な仕事を狙う
有効求人倍率は、厚生労働省が全国のハローワークの求職者と求人数をもとに計算した数です。
「求人数÷求職者数」で計算するので、人手不足な職業ほど有効求人倍率が高くなります。
倍率が1を超えている企業は「人を探している&なり手が少ない」ということなので、そういう企業を選べば経歴面で不利になりがちなニートの方でも就職の成功率をアップさせることが可能です。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和2年1月分)」を参考に、有効求人倍率が高い職業を下記にまとめました。
職業 | 有効求人倍率 |
---|---|
建設躯体工事 | 9.73 |
保安 | 7.51 |
建築・土木・測量技術者 | 6.06 |
採掘 | 5.62 |
土木 | 5.51 |
上位はほとんどが建設系の仕事ですが、介護・サービス系にも有効求人倍率が4以上の求人があります。
職業 | 有効求人倍率 |
---|---|
介護サービス | 4.45 |
家庭的介護サービス | 4.34 |
生活衛生サービス | 4.41 |
接客・給仕 | 3.79 |
逆に有効求人倍率が1を下回る「事務系職業」などは人気があり、求職者が集まりやすいのでニートだと就職が難しい可能性が高いです。
まずは、ニートを脱却するための足がかりとして、採用されやすい有効求人倍率が高い仕事に応募することをおすすめします。
面接・応募書類対策は必須
ニートに限った話ではありませんが、面接・応募書類対策は必須です。
ニートの場合、高い確率で空白期間ができてしまった理由について尋ねられます。
求人に応募する前に、その理由をしっかりと説明できるように準備しておきましょう。
病気などのやむを得ない事情でニートになった方は、そのまま伝えてもある程度相手企業に納得してもらえるでしょう。
そうでない場合は、相手企業を納得されられるような理由を考えたうえで、採用試験に臨む必要があります。
例えば、「実家の稼業を手伝っていたが、先行きが不安になって就職することにした」などの理由が考えられます。
求人の内容をしっかり確認
求人の内容をしっかりと確認してから応募しましょう。
仕事の内容や待遇のほか、勤務地や勤務時間など自身の希望に合っているかどうか必ず確認しましょう。
就職先に関して不明な点を残したまま就職してしまうと、「こんなはずでは無かった」と長続きしない可能性もあります。
求人票だけでは分からないことは、キャリアアドバイザーに確認をしてもらうなど、就職するにあたって不明な部分を残さないようにしましょう。
派遣やアルバイトから始める
いきなり正社員として働くのが難しい方は、派遣やアルバイトから始めるのも良いでしょう。
派遣やアルバイトは正社員と比較すると採用のハードルが低く、ニートでも就職しやすいです。
企業によっては、アルバイトから正社員に登用する制度を用意しているところもあります。
また、派遣の仕事には紹介予定派遣という最終的に正社員として、雇用することを前提とした働き方もあります。
このように、派遣やアルバイトから始めるのも手段のひとつなので、なかなか正社員の求人に受からなくても諦めないでください。
妥協も必要
就職先の希望をあまりにも高く設定してしまうと、就職が難しくなってしまいますので、ある程度妥協することも必要です。
ニートから直接希望する企業で働くのは難しくても、違う企業に就職して経験を積んだ後で、希望する企業へ転職する方法もあります。
まずは、ニートを脱却することを最優先に考えた方が良いでしょう。
4.ニートが仕事を探す方法
仕事を探す方法には、公的な就職支援機関を利用する方法と、就職エージェントを利用する方法の2種類があります。
公的な就職支援機関を利用する
代表的な3つの公的な就職支援機関についてご紹介します。
ハローワーク
公的な就職支援機関といえば、真っ先にハローワークを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ハローワークでは求人の斡旋を行っているほか、就職支援のセミナーや職業訓練の紹介も行っています。
一般求職者向けの求人のだけではなく、高齢者や障害者、子育て中の人向けの求人も扱っている点が、ハローワークの特徴です。
昔は各都道府県のハローワークまで直接出向く必要がありましが、今ではネットでハローワークの求人を探せるようになっているので、気軽に利用してみてくださいね。
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サポステ
サポステとは、「地域若者サポートステーション」のことで、厚生労働省から委託を受けたNPO法人や民間企業によって運営されています。
専任のキャリアコンサルタントがつき、コミュニケーション訓練などの様々な訓練を受けることができます。
サポステは各都道府県に必ず1か所は設置されているため、地方の方でも利用しやすいのがメリットです。
こちらのサイトで各都道府県の所在地を探すことができます。
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ジョブカフェ
ジョブカフェとは、「若者のためのワンストップサービスセンター」の通称です。
若年者向けの就職支援サービスをワンストップで提供することを目的としており、 カウンセリングや職業相談、セミナーなどを受講することができます。
カフェのように気軽に立ち寄って、情報を集めたりアドバイスをもらえるのがジョブカフェの特徴です。
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就職エージェント
就職エージェントは、専任のキャリアコンサルタントによる支援を受けられる就職サービスです。
就職エージェントでは、就職のプロから企業ごとの特徴や対策などの情報を得られるほか、応募書類や面接に関する助言を受けることができます。
また、転職エージェントを利用すると、専任のコンサルタントがあなたの希望や適性をもとに、あなたに合った求人の紹介してくれます。
転職エージェントごとに特色があり、中にはニートの支援を得意としている転職エージェントも存在します。
ニート脱却して就職したいのであれば、ニート支援に特化したエージェントを利用すると良いでしょう。
5.ニートにおすすめの就職エージェント
ニートにおすすめの就職エージェントを2社ご紹介します。
経歴に不安がある方は「ハタラクティブ」
「ハタラクティブ」は、ニートやフリーターなど社会人経験がない方への支援を得意としている就職エージェントです。
未経験でも応募可能な求人が多く、これまでに6万人以上の業界未経験者の転職を支援してきた実績があります。
そのため、正社員として働いたことがないニートなど、経歴に不安がある方におすすめのエージェントです。
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
対象地域 | 全国 |
非公開求人数 | 常時2,300件以上(2020年2月時点) |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
詳しくは「ハタラクティブの解説記事」をご覧ください。 |
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第二新卒の方なら「DYM就職」
「DYM就職」は第二新卒や既卒者の就職に強いエージェントです。
ニートが就職活動をすると、書類選考の段階で落とされてしまうことも多いです。
しかし、DYM就職は書類選考なしで面接までセッティングしてくれるため、ニートの方でも就職できる可能性が高いのがメリットです。
運営会社 | 株式会社DYM |
対象地域 | 全国 |
非公開求人数 | 2,000件以上(2020年2月時点) |
公式サイト | https://www.dshu.jp/ |
詳しくは「DYM就職の解説記事」をご覧ください。 |
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まとめ
ニートが就職するためのポイントは以下の通りです。
- ニートでも就職は可能
- 就職活動は早く始めるほど有利
- 転職エージェントを活用する
ニートでも就職しやすい職種や、仕事を探す際のポイントについて解説してきました。
ニートであることをネガティブに捉える必要はありませんが、ある程度難しい就職活動になることは理解しておきましょう。
就職エージェントを活用すると、就職活動を有利に進めることができます。
ご紹介した「ハタラクティブ」や「DYM就職」は、ニート向けの就職エージェントなので、おすすめです。
20代であれば、将来的な成長を見込んで採用してもらえる可能性も高いので、できるだけ早く就職活動をスタートしましょう。