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「転職したいけどスキルがない」と悩んでいませんか?
仕事で役立つ資格やスキルを持っていない場合、「転職は無理かも」と不安になってしまいがち。
しかし、特別なスキル・資格がなくともエントリーできる求人はたくさんあります。
さらに、資格やスキルは働きながら身につけることも可能であるため、転職を諦める必要はありません。
本記事では、「転職したいけどスキルがない」と悩んでいる人へ向けて、年代別の対策や、身につけておくべきおすすめのスキルや資格の一覧を紹介します。
最後までお読みいただくことで、スキルがない人でも良い転職ができる可能性が高まるでしょう。
1.諦める必要なし!スキルなしでも転職は可能
スキルがなくても、転職することは可能です。
人手不足の業界は「未経験可」の求人が散見されますし、就業後や公休日に勉強をすることで、転職に役立つスキルや資格を身につけることができます。
そのため、「本音では今の会社を辞めたいけど、このまま働き続けるしかない…」と諦める必要はありません。
本章では、スキルがなくても転職を諦める必要はない根拠をさらに詳しく解説します。
20代から40代・50代も!未経験可の求人は数多く存在する
スキルがなくても転職することは可能です。
幅広い年代を対象とした「未経験可」の求人は多く存在するからです。
「スキル不要の求人は、給与が安いのでは?」と思われがちですが、月収の高い求人もあります。
このように、「未経験歓迎・高年収・シニア層も歓迎」という条件を満たす求人もあります。
そのため、スキルがなくても転職を諦める必要はありません。
とくに人手不足の業界は、常時多くの求人を出しているため狙い目といえるでしょう。
人手不足の業界について詳しく知りたい方は、下記関連記事をご覧ください。
転職前にスキルアップをしておくことで年収アップの可能性がある
スキルアップをしなくとも、未経験可の求人に絞ることで転職は可能です。
しかし、スキルアップをすれば就職の幅は広がるでしょう。
さらに、会社の規則によっては「資格手当てをもらえる」など、年収が上がる可能性もあります。
そのため、「心身ともに追い詰められており、すぐ転職したい」という状況ではないのであれば、スキルアップしてから転職することがおすすめです。
おすすめのスキルや資格の詳細は「転職を成功させるためにおすすめしたいスキルや資格11選」で解説します。
2.スキルがないけど転職したい人向け!年代別の傾向・対策
スキルがなくとも転職は可能ですが、転職するための対策は年代によって異なります。
人材の年齢によって、企業側が人材側へ求めるニーズも変わるからです。
本章では、転職業界の傾向や良い仕事につくための対策を、年代別で紹介します。
転職によって年収がアップしやすい年代・しにくい年代
もし、転職をしたい理由が「年収アップのため」である場合、次の仕事は慎重に探すべきです。
厚生労働省「令和2年雇用動向調査」によると、転職したことで賃金が「減少」した人の割合が、「増加」した人の割合を上回っています。
つまり、転職によって年収が下がってしまう人のほうが若干多いのが実情です。
また、転職によって、年収がアップしやすい年代としにくい年代もあります。
少し古いデータですが、2013年1月から2014年6月に「doda」が行なった調査によると、下記のように転職による年収アップ成功者が最も多かったのは20代後半でした。
そして、30代以降は減少しています。
以上の結果により、「転職で年収が上がりづらい年代」にも関わらず「年収アップ」を目的として転職する場合、転職で有利となるスキル・資格を取得し、仕事探しを慎重にすることをおすすめします。
20代:スキルや資格なしでも転職しやすい
20代は、下記のような理由により、スキルや資格がなくとも転職しやすいでしょう。
- 若さ・熱意・ポテンシャルを武器にできる
- 企業側が自社に合った人材に教育しやすい
- 求人の年齢制限に引っかからない など
新卒・20代といった若手の中にも、すでに高い実力・スキルを持っている人はいるでしょう。
しかし求人を出している企業(とくに大手や中堅企業)には、もっと高い実力を持っている人がすでに在籍している可能性が高いです。
そのため、20代の若手は「スキルや即戦力」より、「やる気があるか」「自社に役立つスキルを身につけたあと、長く働いてくれるか」といったことが期待されています。
転職のためにやるべきこと
先述の通り、若手の人材は「長く働いてくれるか」「これからわが社でどんな活躍してくれるか」ということを見られる傾向にあります。
高い実力を持っていたとしてもアピールポイントにはせず、やる気や謙虚さを前面に出して就職活動をすると良いでしょう。
30代:転職市場は好調だがスキルがあったほうが有利
「doda」による2020年度の調査によると、30代の転職成功者の割合は全体の36.2%にのぼります。
20代の48.2%と比べ低いものの、30代の転職市場は好調です。
しかし、若さや情熱で勝負できる20代とは違い、即戦力として通用するかが求められるようになります。
先の「doda」の調査では、30代からスキルが求められる「技術系(IT・通信)」で転職した人の割合が増加する傾向にあります。
即戦力として通用するレベルのスキルを持っているかいないかが、「30代での転職を成功させられるか」の分かれ道になるといえるでしょう。
転職のためにやるべきこと
30代で転職をすることになった場合、まずは「スキルの棚卸し」をしましょう。
「スキルの棚卸し方法」には具体的な決まりやルールがないために、自分なりのやり方で大丈夫です。
どのように進めたらよいか分からない場合は、下記の手順で行うと良いでしょう。
- 自分の職務経歴を書き出す…会社名・所属部署を書き出す
- 自分が行なった業務を書き出す…具体的にどのような仕事に携わっていたかを書き出す
- 持っているスキルを書き出す…保有資格や業務で得た知識などを箇条書きで良いので書き出してみる
- 今までの成果物をデータ化する…作成した資料・記事・webページなどがあればデータ化する。営業成績など、数値化できるものは数値化する
- 成果物を分析する…自分の成果物が会社にどのような貢献をしたかを言語化する。「どういった観点で制作(仕事)に取り組んだか」という観点も言葉にする
- それぞれの会社の入社理由と退社理由を書き出す…人生の大切な節目である「仕事を決めた時・辞めた時」の理由を洗い出すことは、今後の人生方針を決める材料になる
このようにスキルを棚卸しすることで、転職する時に作成する「職務経歴書」や「ポートフォリオ」に役立てることが可能です。
また、次の仕事先を決める判断材料にもなるでしょう。
40代:スキル・資格なしの転職は難易度が上がる
40代以上は、会社内では「ベテラン」の層にあたります。
ベテラン層といえば高いスキルを持っていることはもちろんのこと、部下たちを指導したり、大きなプロジェクトの方針を決めたりする人も多いでしょう。
そのため、40代で転職をしてくる人に対しては、企業は「新人」ではなく「ベテラン」としての働きを期待しています。
40代でスキルや経験を持っていない場合、転職の難易度が上がるといえます。
転職のためにやるべきこと
40代で転職をするためには、スキルの棚卸しに加えて、自分の「ポータブルスキル」や「ヒューマンスキル」を把握しておくと良いでしょう。
「ポータブルスキル」と「ヒューマンスキル」の内容と具体例は下記のとおりです。
ポータブルスキルとは…業種・職種が変わっても持ち運びが可能な能力
【具体例】
- 仕事の課題を明らかにする能力
- 仕事の計画を立てる能力
- 交渉力
- 問題解決能力 など
ヒューマンスキルとは…他人と良好な関係を構築・維持するために必要な能力
【具体例】
- 自分の考え・回答を他者に正確に伝える能力
- 他人からの考え・回答を正確に引き出す能力
- 対立している意見を調整する能力
- チームを団結させたりモチベーションを上げたりする能力 など
このような「ポータブルスキル」や「ヒューマンスキル」も把握することで、自分の「後輩を育てる力」や「マネジメント能力」などを知ることが可能です。
そのため、ベテラン層の人材を求めている企業へ、自分の売り込みがしやすくなるでしょう。
3.女性が「転職したいけどスキルがない」状況になった時の解決策
女性は出産などのライフイベントをきっかけとして、時短勤務への変更や、急な転職・退職をしなければならないケースがあります。
そのような状況になった時、「スキルがないのに転職をしなければならない」「次はどのような仕事を選べば良いか分からない」と慌てることがないようにしておきたいですよね。
本章では、女性が「転職したいけどスキルがない」という状況になった場合、どのように転職活動をするべきかなどを解説します。
結婚を考えている場合や既婚者は家庭と両立しやすい仕事を
今後結婚を考えている場合やすでに結婚をしている場合は、大前提として「家庭と両立しやすい仕事」を選ぶと良いでしょう。
家庭と仕事の両立が難しく、挫折してしまう人もいるからです。
働きながら子育て、家事している人は化け物なんじゃなかろうか。
子供無し、共働き、結婚生活3日目にして挫折なう。— ちゑ やま (@umisakura0704) November 22, 2017
そのため、今後結婚する予定がある・すでに結婚している女性は、下記のような会社を選ぶことをおすすめします。
- フレックス制度・時短勤務制度がある
- 産休・育休制度がある
- 共働き家庭に理解がある
- 通勤時間が短い
スキルがあれば、家庭と両立のしやすい職場に正社員として入社できる可能性は高まるでしょう。
スキルがない場合でも、下記の職種は「家庭のある主婦でも働きやすい」と言われています。
- レストラン・カフェ・ファストフード店…シフトの融通がききやすい
- 倉庫・工場内作業…1日のみなど、単発の仕事も可能
- スーパー・百貨店…未経験歓迎の職場が多いうえに自宅近くで働ける可能性が高い など
このような職種であれば、日ごろから多くの求人情報が出ているため、採用される可能性も高いでしょう。
しかし家庭との両立を前提にすると、正社員として登用してもらうことは難しいと考えられます。
※家庭と仕事を両立する手段として、「スキルを身につけてフリーランスになる」方法があります。
「在宅で働ける」「開始時間や就業時間を自分で決められる」仕事が多いため、会社で働くよりも、家庭と仕事を両立しやすいでしょう。
詳しくは「スキルを身につけることでフリーランスになる道もある」で解説します。
結婚の予定がない場合は長く働ける業界や正社員を選ぶ
結婚の予定がない場合は、大前提として「継続して長く働ける業界」「正社員」という視点で職場を探すことをおすすめします。
さらに両親の介護をする可能性がある場合は、「介護休暇制度がある」「実家とのアクセスが良い」条件も満たしていると安心です。
「スキルがないために正社員として働けない」という場合は、いきなり正社員を目指そうとするのではなく、正社員登用制度のある会社に非正規雇用で入社すると良いでしょう。
そのほか、下記のような雇用形態であれば安定している上に、正社員に比べると採用のハードルは低くなるでしょう。
- 無期雇用派遣…派遣会社との間に期間を定めずに雇用契約を結んで働く派遣社員
- 紹介予定派遣…正社員登用が前提となっている派遣契約
- 無期雇用契約のパート・アルバイト…一定期間ごとの更新ではなく、アルバイト・パートとして定年まで継続して働くことができる
※これから転職に役立つスキルをつけたいと考えている方は「転職を成功させるためにおすすめしたいスキルや資格11選」「転職成功の近道!スキルを身につける方法」をご覧ください。
4.転職を成功させるためにおすすめしたいスキルや資格11選
この記事を読んでいる人の中には「今後、役に立つスキルを身につけて就職or転職をしたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
本章では、転職に有利になると考えられるおすすめのスキルや資格を紹介します。
おすすめスキル・資格1.基本的なパソコンスキル
転職をするためには、基本的なパソコンスキルを身につけておくと有利といえます。
事務系の職種はもちろんのこと、デスクワーク以外の職種でも「パソコンの勤怠管理画面に打刻する」など、ITツールを利用するケースが増えているからです。
なお、「基本的なパソコンスキル」の基準は、求人を出している企業によって異なります。
倉庫作業など、事務系ではない職種に応募する場合は、下記の条件を満たしていれば「基本的なパソコンスキル」を取得していると見なしてもらえるでしょう。
- パソコンの起動・シャットダウンができる
- インターネット検索ができる
- タイピング入力ができる
事務系の職種に応募するのであれば、会社の求人内容で挙げられている条件とあわせて、下記の条件も満たしておくと良いでしょう。
- 「Word・Excel・PowerPoint」といったMicrosoft Officeを利用することができる
- 「ブラウザ」「OS」といった基本的な用語を理解できる
- 「googleドキュメント」「googleスプレッドシート」など、googleが提供しているソフトの利用およびデータ共有ができる
- 「Zoom」「Google Meet」などを利用してオンラインミーティングができる
おすすめスキル・資格2.コミュニケーション能力
高いコミュニケーション能力を持っていると、転職に有利と考えられます。
社員が1人だけという会社も存在しますが、多くの会社では複数の社員が雇われているため、チームプレイで業務をこなす必要があります。
コミュニケーション能力が高い人はチームに早く溶け込めるために、職場に馴染みやすいでしょう。
また、コミュニケーション能力が高い人は先輩へ質問することも上手なので、必然的に仕事の吸収も早くなります。
以上の理由により、コミュニケーション能力が高い人は、転職に有利といえるでしょう。
おすすめスキル・資格3.臨機応変能力
臨機応変能力も、身につけておくと役に立つでしょう。
仕事では、「作業中に別のことを頼まれる」「上司から指示される内容がコロコロ変わる」など、臨機応変に対応しなければならない状況が発生します。
臨機応変能力を持っていない場合、このような状況になると「作業の手が止まって仕事が遅れる」「真っ向から反発して人間関係に亀裂が入る」という状況になりがち。
臨機応変能力を身につけておけば、最優先すべき仕事を即座に判断したり、スルーするべき場面ではスルーをして物事を穏便に解決したりすることが可能です。
そのため転職をする前に、臨機応変能力も身につけておくことができればベストです。
おすすめスキル・資格4.ビジネスマナー・秘書検定
ビジネスマナーも、転職前に身につけておくほうが良いでしょう。
新卒者と異なり、転職で入社する人は「一度社会に出ているため、基本的なビジネスマナーはすでに身についている」ことを前提として先輩に教育されるからです。
そのため、ビジネスマナーの基礎が身についていなければ「前職でいったい何をしてきていたんだ」と言われてしまう可能性があります。
ビジネスマナーを取得するには
ビジネスマナーを身につける方法のひとつとして、「秘書検定」を受検する方法があります。
「社会的常識・文書作成・電話対応」といった基礎的なビジネスマナーについて出題されるため、秘書以外の職種を目指す人も受験する傾向にあるからです。
なお、秘書検定を受検せずとも、下記のような秘書検定のテキストを見るだけでもビジネスマナーについて学ぶことが可能です。
おすすめスキル・資格5.プログラミング
「チームプレーよりも、こつこつ一人で仕事をしたい」「出社するのではなく在宅で働きたい」という方は、プログラミングのスキルを身につけることをおすすめします。
情報化社会が進んでいるため、IT系の仕事が増加傾向にあるからです。
下記のようにリモートワークを導入している企業も多いため、自宅でコツコツと作業をしたい人に向いているといえます。
※プログラミングスキルは独学でも身につけることができますが、仕事ができるレベルに早く到達したい場合は、スクールに通って指導を受けることをおすすめします。おすすめのスクールについては後述「プログラミングスクールへ通う」をご覧ください。
おすすめスキル・資格6.営業
利益を上げるために「営業」はどの会社にも必要なポジションです。
そのため営業スキルの高い人は、別の会社へ行っても営業の仕事で活躍できる可能性が高いです。
また、営業力が高い人は 「身だしなみ・言葉遣い・ヒューマンスキル」といったビジネススキルがすでに身についている人が多いでしょう。
そのため、「営業」のスキルも、身につけておくことで転職に役立つといえます。
おすすめスキル・資格7.簿記・会計
会計に関する仕事ができる人も、営業と同様に、どの会社でも必要とされます。
そのため、簿記の知識を持っていたり、資格をもっている人は転職に有利といえるでしょう。
簿記の資格は、日本商工会議所が実施する「日商簿記」が有名です。
資格取得のための知識は独学で身につけることも可能ですが、「どのように勉強を進めたらよいか分からない」という人は、「ユーキャン」などの通信教育で学ぶことをおすすめします。
「ユーキャン」については、後述「通信講座でスキルを身につける」で解説します。
おすすめスキル・資格8.外国語
外国語のスキルを持っている場合も、転職に有利といえるでしょう。
現在はグローバル化の時代であり、「海外と取引をする企業」や「海外に拠点を構える企業」が増加傾向にあるからです。
また、日本にも外国人のビジネスマンや観光客が大勢来ているため、国内で働いている場合でも、外国語のスキルを要求されるケースが増えてきています。
国際化に伴い、タクシー運転手までもが外国語を使うように。。。
— よかばん (@yokaban) September 21, 2010
以上の理由により、外国語のスキルを身につけておくと、転職に有利に働くと考えられます。
おすすめスキル・資格9.人事・総務
人事や総務も、会社にとってはなくてはならないポジションです。
会社には多くの人が働いているために、働く人を管理したり新しい人材を採用したりする人も必ず必要になるからです。
また、人事総務の仕事を通して得ることのできるや「マネジメント能力」や「情報収集スキル」などは、別の職種でも役に立ちます。
そのため、「人事・総務」のスキルを持っている人も、転職に有利といえるでしょう。
おすすめスキル・資格10.介護職員初任者研修
事務系・IT系・マネジメント系のスキル取得に自身がない場合は、介護職の入門資格といわれている「介護職員初任者研修」の取得をおすすめします。
介護業界は依然として人手不足の状況が続いており、全国的に求人が多いからです。
無資格者も可とする求人もありますが、介護職員初任者研修の資格を持っているほうが採用で有利になるでしょう。
また、実務においても研修で身に付けた内容が役に立つでしょう。
おすすめスキル・資格11.自動車免許
自動車免許も、持っておくことで就職に有利になると考えられます。
近年のEC市場の急激な拡大にともない、運送業界で人手不足が発生しているからです。
令和3年10月度の厚生労働省「一般職業紹介状況|参考統計表(P7)」を見てみても、下記の職種で有効求人倍率が基準である「1」を上回っているために、人手不足であると判断できます。
- 自動車運転の職業…有効求人倍率2.05%
- 運搬の職業…有効求人倍率1.14%
今後もEC市場はさらに発展すると予想できるため、運送に関する仕事は、就職しやすく将来性も高いと考えられるでしょう。
5.転職成功の近道!スキルを身につける方法
「良い転職をするためにスキルを身につけたいけど、どうやって身につけたら良いか分からない」という人も多いのではないでしょうか。
本章では、スキルを身につけるための具体的な方法を解説します。
まずは何の仕事をしたいか考える
まずは何の仕事をしたいかを考えましょう。
何の仕事をしたいか決めることで、身につけるスキルの方向性や内容が定まるからです。
例えば「今後はデスクワークの仕事につきたい」と思った場合、「パソコンスキルや、担当する職種に関する知識やスキルを身につけたい」と思うでしょう。
さらに「デスクワークの中でも、会計の仕事に興味がある」と細分化することで、「パソコンスキルと、簿記の資格を取得すべきである」と、自分がどのスキルを身につけるべきかが明確になります。
勉強のための時間を確保する
身につけるべきスキルが決まった場合は、勉強の時間を確保しましょう。
社会人であれば、会社で働いている時間は勉強に充てることができません。
そのため、「早起きをして勉強をする」「隙間時間を有効活用する」といった工夫が必要です。
隙間時間については、通勤時間をうまく活用することをおすすめします。
例えば電車通勤をしているのであれば、勉強する内容をgoogleスプレッドシートなどにまとめて、スマホでも見られるようにすることで、ノートを持ち運ぶ必要がなくなります。
車通勤をしている場合は、音楽の代わりにリスニング教材の音源を流しておくことで、語学の勉強をすることが可能です。
ほかにも「入浴中」「ランチを注文してから出てくるまで」「ご飯を炊いている間」など、自分なりの隙間時間を見つけてうまく活用することで、無理なく勉強を継続することが可能です。
職業訓練に通う
現在無職の状態であり、数ヶ月は生活していくだけの貯金がある場合は、ハローワークで申し込むことのできる「職業訓練校」に通う方法があります。
職業訓練校は国や自治体が主体となって運営しており、「WEBアプリ開発科」「保育スタッフ養成科」など、さまざまなコースがあります。
教材費や検定受験料などの負担は必要ですが、専門学校などとは違って無料で受講できることが大きなメリットです。
反面、職業訓練は日中に行なわれるために、会社勤めをしている人は受講は難しいというデメリットがあります。
プログラミングスクールへ通う
先述のとおり情報化社会が進んでいるため、「アプリ製作」といったIT系の仕事が増加傾向にあります。
そのため、プログラミングのスキルを身につけておくと転職に有利になるでしょう。
プログラミングは自分で勉強することもできますが、分からないことを自分で調べなければならないうえに、モチベーションの維持も大変です。
そのため、プログラミングスクールで知識やスキルを身につけることをおすすめします。
「テックアカデミー」ならエンジニア転職保障コースがある
(引用:テックアカデミー)
「プログラミングスクールでプログラミングを勉強したい」と思っても、スクールは数多く存在するため、どこの学校を選べば良いか分からない人もいらっしゃいますよね。
スキルが身につくだけではなく転職の保障もして欲しい場合は、エンジニア転職保障コースもある「テックアカデミー」をおすすめします。
「テックアカデミー」は、現役のエンジニアから指導が受けられるオンラインプログラミングスクール。
最短4週間で、仕事を受注できるレベルのスキルを身につけることが可能です。
自宅にいながらオンラインで学習することができるので「仕事があるのでなかなか通学ができない」という人にもおすすめ。
実際にWebサイトを制作して、HTML/CSSをはじめとしたフロントエンドのプログラミング言語、データベースの理解など、Webシステム開発に必要な内容もひととおり勉強できます。
「エンジニア転職保証コース」では、学習から転職までトータルでサポートしてもらうことが可能。
どんなことが学べるか不安という方は「無料体験」も行なっているため、まずはそちらの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
運営会社 | キラメックス株式会社 |
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対象地域 | 全国どこでも |
年齢制限 | なし |
受講形態 | オンラインのみ |
勉強時間の目安 | 週10~20時間(8週間コースの場合) |
学べる言語 | Java,PHP,Python,ほか |
料金(税別) | 174,900(はじめての副業コース社会人4週間プラン) 437,800円(エンジニア転職保証コース16週間) (※そのほかのコースも用意されています|2021年11月現在の価格です) |
公式ページ | https://techacademy.jp/ |
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通信講座でスキルを身につける
スキルを身につけたいと思っても、スクールに通う時間がないという方も多いのではないでしょうか。
しかし独学で勉強しようとすると「どのテキストを買えば良いのだろう」「どうやって勉強を進めたら良いかわからない」といった悩みが出てきやすいもの。
仕事をしながらスムーズに学習を進めるためには、通信講座を利用する手があります。
独学とは違ってテキストや学習プランが完備されているため、効率よく学習を進めることができます。
「ユーキャン」なら女性に人気のスキルが通信講座で身につく
通信講座はネットを検索すると数多くヒットしますが、中でもおすすめは業界最大手の「ユーキャン」です。
(引用:ユーキャン)
「ユーキャン」が扱っている講座の種類は約160種にものぼります(※2021年11月30日時点)。
そのため、豊富な講座の中から自分に合ったものを選択することが可能。
「簿記」「医療事務」「調剤薬局事務」など、転職を目指す女性に人気の講座も充実しています。
資料請求は無料なので、ご興味があれば、ぜひ公式サイトを見てみてはいかがでしょうか。
運営会社 | 株式会社ユーキャン |
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講座数 | 156講座 ※2021年11月時点 |
利用料金 | 講座ごとに異なる |
公式サイト | https://www.u-can.co.jp/ |
詳しくは「」をご覧ください |
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スキルを身につけることでフリーランスになる道もある
スキルを身につけることで、会社に所属せずにフリーランスとして働く方法も選択できます。
スキルと仕事を受注する営業力さえあれば、会社に所属せずとも仕事を請負うことができるからです。
もしあなたの希望が下記に当てはまるのであれば、会社員ではなくフリーランスのほうが向いている可能性があります。
- 自分の好きなことを収益化したい
- 始業時間や就業時間に縛られず、フレキシブルに働きたい
- 会社勤めが向いていないと感じる
フリーランスとして活躍できる主な職種は、以下の通りです。
- プログラマー
- ITエンジニア
- Webデザイナー
- Webライター
- Webマーケター
- 翻訳
- イラストレーター など
「在宅で仕事ができる」「就業時間を自分で決めることができる」職種が多く、仕事に自由度を求める人に向いています。
仕事を見つけるためには、クラウドソーシングサイト「ランサーズ」や「クラウドワークス」などに登録して案件を獲得するほか、SNSを活用して営業活動や集客をする人もいます。
中には未経験者歓迎の仕事もあるため、「実際に仕事をしながらスキルを身につけたい」という人は、まずは副業で未経験可の仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
6.スキルのない人が転職するときによくある質問
スキルがないけど転職をしたいという状況下では、さまざまな不安や疑問が生まれます。
本章では、スキルのない人が転職をするときに、よく挙がる質問と回答例をまとめました。
質問1.現状に不満があるため転職したいけど、やりたいことが特にない
回答.まずは自己分析をしてみましょう
「今の会社がブラック企業」といった場合などは、「とにかく転職をしたい」という思いで頭がいっぱいになってしまうはず。
そのため、転職後にどのような仕事がしたいのか、何をしたいかということまでを、ゆっくり考える余裕はないでしょう。
しかし、「やりたいことが特にない。わからない」という状況では、いざ仕事を探す段階となった時に、どの求人へエントリーしたら良いかも分からなくなってしまうでしょう。
やりたいことが特にない・わからない場合は、まず自己分析をしてみることをおすすめします。
自己分析をすることで、自分の適性を把握でき、向いている仕事も分かるようになります。
自分に向いている仕事であれば、「内定の可能性」も「仕事を楽しめる可能性」も高いことでしょう。
自分の適性を知るには「グッドポイント診断」がおすすめ
自己分析をするためには、リクナビが提供している「グッドポイント診断」の利用をおすすめします。
(引用:グッドポイント診断)
自己分析・診断をするためには、293問の質問に答える必要があり、所要時間は30分ほど。
その結果、自分にどんな強みがあるのか、18種類の中から5つを判断して教えてもらえます。
自分では思ってもいなかったような強みが見つかる場合もあるため、ぜひ試してみてください。
また、「グッドポイント診断」の結果は、職場選びの参考になるばかりか、採用面接でも役立てることができます。
面接時に「あなたの強みは何ですか?」と聞かれることが多いからです。
なお、診断を受けるためには、リクナビNEXTの会員登録が必要です。
登録は無料で、診断後に簡単に退会できますので、気軽に診断してみましょう。
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質問2.新卒・試用期間中などで入社して時間が経っていないが、転職できる?
回答.いつでも転職できます
新卒や試用期間中であっても、どうしても会社や仕事が自分に合わなければ退職しても問題はありません。
「退職してはいけない」という法律はないからです。
ネットの口コミでも、新卒で入った会社をすぐ転職した、という人が散見されます。
そういえば、新卒ですぐ転職したときも、本部の事務で面接受けたけれどそのときも営業店に行かないかとすすめられたんだった。次の職場探しのヒントにする。お土産のチョコのおかげか、今はちょっといつもより元気
— おでん (@jtvjtv) March 18, 2014
ただし、転職活動の面接で「前職を早く辞めた理由」を高確率で聞かれる点に注意が必要です。
前職を辞めた理由を聞かれたときは、下記のポイントをおさえ、面接官になるべく悪い印象を持たれないように心がけましょう。
回答のポイント | 詳細 |
---|---|
退職した原因を「不満」ではなく「ポジティブな理由」に変換する | 「人間関係が嫌で辞めました」 ⇒「チームワークを大切にした会社で働きたいと感じました」など |
具体的に話す | 「努力が報われない会社でした」 ⇒「入社してから人並み以上に頑張り、売上100万円を突破しましたが年功序列なので給料や賞与に反映されないと言われました」など |
背筋を伸ばしてハキハキ発言する | 背筋をまげてぼそぼそしゃべってしまうと、それだけで印象が悪くなってしまうため |
質問3.転職したいけどスキルがないから勇気が出ない
回答.働きながらスキルアップを目指しましょう
転職したい気持ちがあるにも関わらず、スキルがないために勇気が出ず、なかなか行動にうつせない状況の人もいるのではないでしょうか。
そのような時は、まず転職をしようとするのではなく、働きながらスキルアップを計ることをおすすめします。
スキルアップをすることで自信を持てるようになり、転職する勇気が出るかもしれません。
また、自信や勇気がなかったとしても、「経歴に自信がない人」向けの転職エージェントに相談をすることで転職活動を開始できる可能性があります。
「就職shop」なら書類選考なしで企業面接を受けられる
20代など、社会人経験が少ない人は「社会人になってまだ間もないから…」「スキルに自信がない…」というように、就職活動に後ろ向きになってしまう傾向にあります。
そのような悩みをお持ちの方はぜひ、20代の転職に強い転職エージェント「就職Shop」への登録がおすすめです。
(引用:就職Shop)
「就職Shop」は主に経歴に自信がない方向けに正社員就職をサポートしています。
登録されている10,000社以上の企業は実際に就職shop側が訪問して選んでいるので信頼度は高いです。
書類選考無しで面接に進めるため、経歴に自身がない方にもおすすめですし、やる気や人柄を重視して採用してもらえる点も魅力です。
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運営会社 | 株式会社リクルート |
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今の会社にいながらできることを考えてみる
どうしても行動に移せない間は、「迷うこと自体が答え」と思い、転職という大きな動きをすることはやめておきましょう。
転職は失敗すると、ブラック企業に入社してしまうリスクもあるからです。
今の会社に不満があるけどどうしても転職をする勇気もないという場合は、就業規則を見直してみて、今の会社にいながら問題を解決できないかを洗い出してみましょう。
下記のような問題解決策が浮上する可能性があります。
- 人間関係が辛い…部署異動を申し出る
- 仕事が向いていない…同上
- 年収が低い…資格手当制度など、条件を満たすことで給与が上がる仕組みがないか調べる。休日に副業をする
- 育児や介護と両立できない…テレワークへの変更・時短勤務・フレックスタイム制などで勤務できないか打診してみる
まとめ
未経験可の求人は多く存在するため、スキルがなくても転職は可能といえます。
しかし、転職前にスキルアップをしておくことで、有利になることも多いです。
転職を成功させるためにおすすめしたいスキル・資格は下記のとおりです。
- 基本的なパソコンスキル
- コミュニケーション能力
- 臨機応変能力
- ビジネスマナー・秘書検定
- プログラミング
- 営業
- 簿記・会計
- 外国語
- 人事・総務
- 介護職員初任者研修
- 自動車免許
スキルを身につけるためには、下記の行動をおすすめします。
- まずは何の仕事をしたいか考える
- 勉強のための時間を確保する
- 職業訓練に通う
- プログラミングスクールへ通う
- 通信講座でスキルを身につける
スキルの勉強や転職活動をする時は、本記事で紹介しているサービスを是非お役立てください。
本記事で紹介しているサービス | 特徴 |
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テックアカデミー |
エンジニア就職保障コースもあるオンラインプログラミングスクール |
ユーキャン |
数多くの資格やスキルを自宅で身に付けることができる |
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この記事が、「転職したいけどスキルがない」と悩んでいる人の参考になれば幸いです。
【参考サイト】