うつ病からの転職を成功させる方法!再発リスクが低い仕事も紹介

sad woman hug her knee and cry. Sad woman sitting alone in a empty room.
仕事の悩み・相談

うつ病で辛いから転職したいけど、転職先は見つかるかな…。

そもそも転職していいいのかな?

こんな悩みに答えます。

うつ病からの転職は不安なことがたくさんありますよね。

「そもそも転職していいのかどうか」「うつ病がばれたら転職できないんじゃないか」「転職して再発したらどうしよう…」など、心配なことがどんどん出てきますよね。

結論から言うと、 今の職場だとうつ病が悪化するなら、転職したほうがいいです。

あなたがどんなに努力しても、うつ病に対して理解がない職場では、あなたの心が辛くなる一方だからです。

ただし、うつ病が深刻な状態でやみくもに動くのはおすすめできません。

この記事では、うつ病で転職したいけれど、不安で一歩前に踏み出せないあなたのために、うつ病転職に対する考え方から、具体的な転職までの道筋を解説します。

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1.いきなり転職は危険!うつ病で悩んでいるならまずは休んで

うつ病の原因に少しでも今の職場が影響していると感じているのならば、転職して環境を変えるようにしてください。

あとで「転職しなくてもいいのでは…」「仕事を辞めたら、二度と仕事が見つからないのでは…」など、不安に押しつぶされそうになるかもしれません。

しかし、 今の職場が原因でうつ病になったのであれば、そこから逃げないとあなたの身体が壊れてしまいます

何よりも大切なあなたの命を危険から救い出すためにも、転職することをおすすめします。

ただし、いきなり転職先を探すのは危険です。

なぜなら、うつ病は 再発リスクがとても高い病気だからです。

例えば、うつ病と診断されてから1週間も経たないうちに焦って転職先を探しても、思考力が鈍っているので冷静な判断はできません。

場合によっては転職の悩みも重なって、病状が悪化してしまう恐れもあります。

なので、うつ病になってしまったら転職先を探すより前に必ず休みましょう。

実際に休職して転職の時期を待って、転職を成功させている人もいます。

では、うつ病を理由に会社を休むとき、どれくらい休んだらよいのでしょうか。

それは、 うつ病をコントロールできるようになるまでです。

休職してうつ病をコントロールできる状態を目指そう

すでにうつ病と診断されたあなたは、休職して うつ病をコントロールできる状態(寛解:かんかい)を目指しましょう

寛解とは「病気の症状が好転または、ほぼ消失して臨床的にコントロールされた状態」です。

薬やカウンセリングでうつ病の症状が抑えられていて、ほとんど普通の生活ができるようになった状態です。

寛解にならなくても転職はできますが、少なくとも日常業務がこなせるレベルまでは回復を待ちましょう。

長い期間休んでしまうと「二度と仕事ができないのではないか」「一生このままなんじゃないか」と不安になりますが、 うつ病から転職を成功させるためには必要な期間だと思ってゆっくり休んでくださいね。

お金の不安に対しては、うつ病で働けない場合は 「傷病手当」という給料の2/3を健康保険から受給できる制度を利用すると安心です。

以下の4つの条件を満たした被保険者なら、誰でも受け取ることができます。

  1. 療養のため仕事ができない
  2. 4日以上仕事を休んでいる
  3. 給与の支払いがない
  4. 業務外の病気やケガで療養中
あなたが健康保険に加入しているならば、4日以上の欠勤から受給できます。
 
お金による生活のストレスを最小限にして治療を行うためにも、申請しておきましょう。
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  • 焦らないことが転職を繰り返さないコツ

    うつ病をコントロールできるようになってくると「もう薬も通院も必要ない。自分は普通だからすぐに転職するぞ!」と思いたくなりますよね。

    しかし、ここで焦ってしまうのはあなたのためになりません。

    なぜなら、 焦ってしまうとうつ病が再発するリスクが高くなるからです。

    うつ病は再発リスクが50%もある病気ですので、決して甘く見ないでください。

    実際、再発に苦しんでいる人は多いです。

    再発せず仕事を続けていくためには、 「うつ病という持病があること」を受け止めることが大切です。

    例えば高血圧の人は、血圧を一定に保つために血圧を下げる薬をずっと飲む必要がありますよね。

    うつ病もこれと同じで、心のバランスを取るために抗うつ剤を飲んだり、カウンセリングを続けることが大切です。

    そして、 医師やカウンセラーから「転職活動を始めても大丈夫」と言われたら、焦らずに転職活動を始めましょう。

    2.バレても問題ない!うつ病でも転職を成功させるポイント

    自分からうつ病だと伝える必要はないので、不安な人はうつ病を隠して転職活動をしても問題ありません

    正直なところ、会社にうつ病がバレると、転職は不利になってしまいます。

    どうしても会社側の考えとして「再発されたら厄介だから」と思ってしまうのはしょうがないことです。

    そのため、わざわざうつ病であることを面接で伝える必要はありません。

    ただし、 面接官から病歴を聞かれることもたまにあるので、その時は正直に答えないといけません

    また、「隠しながら転職するのが精神的にきつい…」という人もいますよね。

    そんな人のために、うつ病を隠さずに転職を成功させるポイントを紹介します。

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  • うつ病がバレても転職できる

    「うつ病がバレると転職できない」と言われることが多いですが、うつ病であることを隠さず転職活動している人もいます。

    確かにうつ病をオープンにして転職するのは大変です。

    このように、年単位で転職活動を続けてしまう人もいます。

    しかし、 うつ病を隠さずとも転職しやすい会社を狙えば、転職できる可能性はあります。

    うつ病オープンでも転職しやすい会社の条件とは、以下の2つです。

    1. うつ病に理解の深い会社
    2. うつ病などメタルヘルスにうとい会社

    メンタルヘルス(対策)とは、厚生労働省が発表した心の健康確保対策のことです。

    それぞれどんな会社なのか、詳しく解説していきます。

    ①うつ病に理解のある会社を選ぶ

    「うつ病に理解がある会社」とは、「うつ病の人と一緒に働く意識を持っている会社」です。

    例えば、社員にメンタルヘルス研修を徹底させていたり、産業医(労働者の健康管理などについて専門的に指導・助言を行う医師)やカウンセラーを職場に置いているような会社です。

    うつ病に理解がある会社なら、経営者や人事部門にうつ病に対する正しい知識を持つ人がいるので、あなたが無理なく働けるように環境を整えてくれます。

    メンタルヘルスにかけるお金や時間に余裕がある大企業のほうが、うつ病に理解があることが多いです。

    また、ベンチャー企業でも、もともと大企業に勤めていた人が経営者になっている場合、メンタルヘルスに真剣に取り組んでいることがあります。

    ただし、うつ病に理解のある会社は数が少なく、外側から見ても判断が難しいのが現実です。

    判断するためには、 あなたがうつ病であることをオープンにして、面接官などの反応から「うつ病に理解がある会社なのか?」を自分で判断するしかありません

    うつ病であることをオープンにして採用してくれる会社は非常に少ないので、落とされる可能性はかなり高いことを覚悟して挑む必要があります。

    「そこまでしてオープンにする必要はあるの?」と思うかもしれませんね。

    確かにうつ病をオープンにした転職は大変ですが、就職できれば良い職場環境で、うつ病のことを隠さずに堂々と働くことができます。

    仕事をしながら堂々と通院ができるので、再発のリスクを最小限に抑えることができます。

    うつ病に理解のある会社を見つけるのは簡単ではありませんが、あなたが安心して働き続けたいなら、時間をかけてでもうつ病の理解のある会社を探しましょう。

    ②うつ病にうとい会社を選ぶ

    うつ病に理解のある会社がどうしても見つからないなら、 うつ病にうとい会社を選ぶという手もあります。

    「うつ病って心の風邪でしょ?寝てれば治るんだよね」という考えの、メンタルヘルスに関心も知識もない会社を選ぶということです。

    うつ病のことがよくわかっていない会社は、今までうつ病になった社員もなく、いい意味で無関心です。

    転職面接でうつ病のことを明かしても、 うつ病は大した病気じゃないと思っているので、拒否されない可能性が高いです。

    うつ病にうとい会社を探す時は、中小企業をメインに探してみてください。

    なぜなら、職員が50名以下の職場ではメンタルヘルス対策が義務化されていないので、メンタルヘルスの知識がなかったり、関心が薄い傾向にあるからです。

    うつ病に理解のある会社を選ぶのが理想ですが、どうしても見つからない場合は、うつ病にうとい会社も選択肢に入れて探してみましょう。

    うつ病を隠さない転職は社会復帰しやすい

    うつ病を隠さないで転職するメリットは 、社会復帰しやすくなることです。

    通院や薬のことを隠さなくていいですし、気持ちが落ち込むときに周りに理解してもらえる可能性も高いからです。

    もちろん、うつ病をオープンにすると転職先が見つけにくかったり、周りからの偏見にあう可能性もあります。

    しかし、最終的に あなたの居場所が確保しやすいのは、うつ病を隠さない転職です。

    とはいえ、うつ病をオープンにして、自力で転職先を見つけるのは不安がありますよね。

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  • 3.転職エージェントを使えば転職先に困らない

    「自力で転職先を見つける自信がない」「うつ病であることを隠したほうがいいかどうか、自分で判断できない」というあなたのお手伝いしてくれるのが、転職エージェントです。

    転職エージェントに登録すると、完全無料で転職相談に乗ってくれます。

    なぜ無料なのかというと、転職エージェントはあなたの転職が決まると転職先の企業から謝礼(紹介料)として、あなたの年収の30%前後にあたるお金を受け取るからです。

    転職エージェントがしてくれることは、主に以下の6つです。

    1. 求人紹介
    2. キャリア相談
    3. 履歴書や職務経歴書の添削
    4. 面接対策
    5. 面接のセッティング
    6. 転職先との給与交渉

    本番の面接以外での企業とのやり取りは全て代わりにやってくれるので、転職活動が非常に楽になります。

    自力で転職する場合は上記全てを自分でこなす必要があるので、転職する自信がないなら活用をおすすめします。

    ここまではうつ病ではなくても得られるメリットです。

    では、うつ病転職にとって転職エージェントを使うメリットは何でしょうか?

    ハローワークよりもいい求人が見つかる可能性が高い

    転職エージェントとハローワークのどちらを使っても、利用料は無料です。

    企業は転職エージェントにお金を出す必要がありますが、利用者は転職エージェントでも無料で使うことができます。

    そのほか、求人の量、質、情報量などの違いは以下の通りです。

      転職エージェント ハローワーク
    利用料 無料
    企業の採用費 有料 無料
    求人の量
    求人の質
    情報量
    サポート力
    求人傾向

    ◯大企業〜中小企業

    (大手・成長・優良企業多い)

    △大企業〜零細企業

    (中小・零細企業多い)

    応募 ◎代行 ×履歴書1件ずつ送付

    転職エージェントは企業がお金を払って利用しているだけに、ハローワークに比べて本当にいい人材を求めている企業が多いです。

    そのため、良い案件が見つかりやすいです。

    これは普通の転職エージェントの話ですが、 うつ病などの精神疾患の人向けの転職エージェントもあります。

    「おすすめの転職エージェント2選」で紹介しますが、例えば大手転職サイトのdodaがうつ病(精神疾患)の人向けにサービスを展開しています。

    利用は義務ではありませんが、紹介される企業の担当者はうつ病に理解があり、それをわかっていて求人を出しているので、転職しやすいのがメリットです。

    求人は障害者雇用案件(通院の頻度・時間、特定の業務を避けるなどの配慮がある求人)が多いため、収入は低い傾向にありますが、ハローワークで障害者雇用案件を探す場合よりも優良企業が見つかりやすいので、おすすめです。

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  • 40代からの転職もエージェントを活用するのがおすすめ

    もしあなたが 40代以上ならば、なおさら転職エージェントの利用をおすすめします。

    40代以上の転職は、30代に比べてグッと難しくなります。応募資格の年齢が「35歳くらいまで」という企業が多いからです。

    ただし、最近ではスキル重視の傾向があり、年齢を絶対条件にしている企業が減っているので、スキルや経験、人物など年齢以外の点を高く評価してもらえば転職できる可能性があります。

    40代の採用では仕事内容やポジション、専門性が重視されるので、20〜30代に比べて広く応募を受け付けている公募は少ないです。つまり、非公開求人が多くなります。

    40代でスキルや経験はあるけれど、うつ病からの転職で自信がないという場合は転職エージェントに相談してみましょう。

    おすすめの転職エージェント2選

    ここでは、豊富な求人数から自分にあった仕事を探したいというあなたにおすすめな転職エージェントを2つ紹介します。

    ①マイナビエージェント

    マイナビエージェントは、転職が初めてまたは2回目の人の利用者が7割を占めている転職エージェントです。

    登録者の年代は25〜35歳の人が中心で、若手の転職に強いことで知られています。

    お世話してくれるキャリアアドバイザーは業界出身者が多いため、業界や企業の情報に精通しています。

    ITエンジニア、メーカー、金融、営業職、クリエイティブ系などの専門のキャリアアドバイザーがいるので、行きたい業界が決まっている人や、新しい業界の情報を集めたい人におすすめです。

    ②doda

    dodaは求人数10万件以上(非公開求人数80〜90%)を持つ、大手転職エージェントです。

    求人数が多いため、どの年代の転職にも対応しています。

    専任キャリアアドバイザーによるカウンセリングを無料で受けることができ、カウンセリング後には条件にあった求人情報をその場で紹介してもらうことが可能です。

    待遇や福利厚生、こだわりなど、細かい条件まで聞いてサポートしてくれますよ。

    「次の職場は心に優しいところがいい」という漠然とした希望を持っている方にもおすすめです。

    また、dodaには「dodaチャレンジ」という、身体・精神障害者の方向けのサービスもあります。

    非公開求人数は障害者の転職支援サービス業界No.1で、常に80〜90%保有しています。

    障害者手帳所持者か、障害者手帳を申請中の方なら誰でも登録可能です

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  • 4.再発リスクが低い仕事

    うつ病でまた苦しまないためには、 再発リスクが低い仕事を選ぶことも大切です。

    例えば、以下のような条件を満たしていれば再発のリスクが低くなります。

    • 勤務時間が決まっている:規則正しい生活が再発リスクを抑える
    • やり方が決まっていて、マニュアルがある:判断力が鈍っている時でも安心
    • 急に休んでも他の人に引き継げる:急に具合が悪くなったり、通院日も安心

    再発リスクが低い条件を満たしている仕事には、以下のようなものがあります。

    では、1つずつ順に目安の月給と仕事内容を紹介していきます。

    ①軽作業

    月給(正社員) 15万~22万円(手当+5万円前後)

    短期での募集が多いので、「うつ病がいつ再発するかわからなくて、働くのが怖い」という人でも比較的気軽に応募できます。軽作業の仕事は、主に物流会社、一般企業、通信販売会社の倉庫や工場で、商品の仕分け、ピッキング(倉庫にある在庫の中から、指定された商品を探して持ってくる)、梱包、包装を行うことです。

    やることがマニュアル化されていてわかりやすく、休んでもフォローしやすいのもメリットです。

    以下のような人に向いています

    • コツコツ自分の仕事をしたい
    • じっとしているより手や体を動かしたい
    • 同じ作業を続けるのが得意

    ②清掃業務

    月給(正社員) 16〜27万円

    場所が広い場合は複数人で仕事をすることもありますが、 基本的に一人で行う仕事なのでマイペースに仕事ができます。清掃業務は、オフィスビルや商業施設、病院やホテル、新幹線や電車、コンサート会場などを掃除する仕事です。

    清掃業務は最初は覚えることが多くですが、慣れてしまえば簡単にこなせますよ。

    給料には幅があり、ホテル清掃や下水清掃などは月給が高めです。

    以下のような人におすすめです。

    • 綺麗にするのが好き、几帳面
    • コツコツ自分の仕事をしたい
    • じっとしているより体を動かしたい

    ③事務

    月給(正社員) 20万円〜

    与えられた事務仕事を黙々とこなしていくので、人とのコミュニケーションは最小限でOKです。一般事務は、書類作成、書類整理、データ入力、電話対応などが主な仕事です。

    デスクワークがメインなので、体力に自信がない方にも向いています。

    エクセルやワードなど、基本的なパソコンスキルがあれば働くことができる職場がほとんどです。

    • パソコン作業が得意
    • デスクワークがやりたい
    • コツコツ自分の仕事をしたい

    ④在宅ワーク

    月給 数千円〜100万円

    うつ病だと人と会うことが大きな負担になりますが、在宅ワークは一切人に会わなくても仕事を完結できる仕事も多いです。在宅ワークは、 自宅で仕事ができるのが最大のメリットです。

    例えば、以下のような仕事があります。

    • ライティング
    • デザイン
    • データ入力
    • イラスト

    在宅ワークは ほとんどが出来高制なので、どれくらい納品できるかで給料が大きく変わります。

    実際に人に会うことはほとんどなく、パソコンでメールやチャットを通してやり取りを行います。

    以下のような人に向いています。

    • 自宅から出たくない
    • 自分で仕事時間を決めたい
    • パソコン作業が得意

    うつ病だと「仕事の選択肢が限られる」と思うかもしれませんが、今ではネット環境さえあれば独立した働き方も可能なので、あまり心配し過ぎないでくださいね。

    まとめ

    うつ病からの転職は、まずは休職して心身をしっかり休めることからスタートしましょう。

    心のコントロールが問題なくできる状態になってから転職をすることが、再発のリスクを抑えるために大切です。

    うつ病であることをオープンにしながら転職するのは難しいです。

    しかし、「うつ病に理解のある会社(大企業、ベンチャー企業に多い)」や「うつ病にうとい会社(中小企業に多い)」を見つけることができれば、転職できる確率は上がります。

    自力でうつ病からの転職を成功させる自信がないというあなたは、転職エージェントを活用してみてください。

    転職エージェントの利用料は無料なので、お金のことは心配しなくてOKです。

    うつ病になったら転職してもいいですし、転職を成功させる方法はあります。

    「逃げ場がない」なんて思わないでくださいね。

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