『CAREER PICKS』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や支払いの有無が影響を及ぼすことはございません。 また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。
日本マイクロソフト株式会社は、「Windows」や「Microsoft Offiice」を開発したことで有名なマイクロソフトコーポレーションの日本法人です。
その名を知らない人はいないほど世界的に有名な企業のため、「転職難易度が高いのでは?」「どんな人が採用されるの?」と気になる方も多いでしょう。
この記事では、マイクロソフトの転職難易度や社員の評判、採用情報などを詳しく解説しています。
世界的な大企業でキャリアアップを目指したい人は、ぜひ参考にして転職を成功させましょう。
【結論】日本マイクロソフトに転職するならdoda
日本マイクロソフト社は、ソフトウェアやクラウドサービスの開発、デバイスの営業・マーケティングなど幅広い事業を展開しています。
そのため、業界知識や仕事内容について幅広くリサーチしなければ、転職を成功させることはできません。
「そんなこと言っても、情報を集める時間がない…」という人は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントを利用すれば求人の紹介はもちろん、面接対策や条件交渉の代行など様々なサービスを受けられます。
数ある転職エージェントの中でも、マイクロソフトの転職におすすめなのは「doda」です。
「doda」に登録すれば、マイクロソフトの「企業データ」「年収情報」「社員のリアルな口コミ」を閲覧できます。
(引用:日本マイクロソフト株式会社の求人・中途採用・転職情報|doda)
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1.日本マイクロソフトの転職難易度は高い
結論から言えば、マイクソフトの転職難易度は非常に高いです。
ここでは、マイクロソフトの転職難易度が高い理由について解説します。
転職希望者が多く倍率が高い
マイクロソフトの転職難易度が高い理由として、転職希望者が多く倍率が高いことがあげられます。
転職倍率については、マイクロソフトからの公式な発表はありません。
しかし、dodaがビジネスパーソン5,000人を対象に行った調査「社会人が選ぶ働きたい企業2020」によると、マイクロソフトは総合20位に輝いています。
また、IT・通信分野のみのランキングでは、NTTやIBMといった大手企業を押さえて3位になるほど人気の企業です。
マイクロソフトには、非常に多くのビジネスパーソンが転職を希望していることが予想できるので、転職難易度は高いと言えるでしょう。
中途採用者は豊富な経験が求められる
マイクロソフトでは、中途採用者に豊富な経験が求められます。
求人に応募するためには、同業の大手ITベンダーよりさらに深い経験が必要です。
具体的な求人情報として、ITベンダーとして有名な「富士通」や「IBM」におけるプロジェクトマネージャーの求人と比較しながら見ていきましょう。
下記をタップすると、求人情報が表示されます。
同業他社のプロジェクトマネージャーの求人情報
下記は、富士通におけるプロジェクトマネージャーの求人情報です。
(引用:募集職種|富士通)
次に、IBMにおけるプロジェクトマネージャーの求人情報です。
(引用:通信業界コンサルタント/PM|IBM)
上記2つを見比べると、両社ともIT業界のプロジェクトマネージャーに必要と言われる基本的な経験や能力を挙げていることがわかります。
また、経験年数に関してIBMは「経験年数が豊富な方は優遇」としながらも、両社とも具体的な年数で応募者を絞ってはいません。
マイクロソフトの求人情報
上記を踏まえたうえで、マイクロソフトのプロジェクトマネージャーの求人を見てみましょう。
※原文英語をグーグルで翻訳(引用:Senior PM Manager|マイクロソフト)
一目見てもわかる通り、マイクロソフトは他ベンダーに比べて、応募資格として非常に多くの経験を挙げています。
そのため、他のITベンダーで書類選考に受かる人材でも、マイクロソフトでは選考を通過できないことも少なくありません。
また、マイクロソフトの求人には、以下の2点の特徴があります。
【マイクロソフトの中途採用求人の特徴】
- Microsoft365など、マイクロソフト製品に関する深い理解を求める
- 「マネージャー経験5年以上」「コンピューターサイエンスの実務経験10年」など経験年数の指定が長い
上記2点は他ベンダーでは見られない、マイクロソフト独自の応募資格です。
特にマイクロソフト製品への理解に関しては、採用に関する公式HPにおいても重要であることが発表されています。
【中途採用に関するFAQ】
Q.マイクロソフト製品に詳しくなければ採用されないのでしょうか?
マイクロソフト製品の知識を持っていることは、当社を志望するにあたりとても重要です。
募集職種によって求められるスキルも異なります。
しかし、より重要なのは入社後で、日々更新されていく製品知識を吸収していくことができるかどうかです。
知識の有無のみで採用可否が決まるわけではありません。
(引用:よくある質問|マイクロソフト)
このように、マイクロソフトはFAQの中で、マイクロソフト製品に関する知識の重要性を述べています。
知識の有無のみが採用を決めるわけではありませんが、マイクロソフト製品に詳しくなっておいて損はないでしょう。
このような厳しい条件は、エンジニア職以外でも求められるので、マイクロソフトは職種に関係なく転職難易度が高い企業と言えます。
営業職やコンサル職、人事などのバックオフィス職に関しては「マイクロソフトの求人情報」で詳しく解説しているので参考にしてください。
経験が少ないなら中小ITベンダーからステップアップを目指す
マイクロソフトへの転職は、長い実務経験とマイクロソフト製品に関する深い理解が求められます。
何よりも経験の有無が重要になるため、「マイクロソフトへの転職は無理だな…」と感じてしまう人もいるでしょう。
「実務経験が少ない」と悩んでいる人は、中小企業のITベンダーに転職して経験を積むことをおすすめします。
ITベンダーにおける中小企業と大手企業は、製品のブランド力や資金力に大きな差はありますが、仕事内容において基本的に違いはありません。
例え中小企業であっても、ITベンダーとして必要な知識や経験は積めるので、まずは中小企業に転職してからステップアップを目指しましょう。
2.日本マイクロソフトが求める人材
マイクロソフトに転職するためは、豊富な経験や高い専門性だけがあればよいという訳ではありません。
経験や知識以外にも、マイクロソフトに合う人間性も重要です。
ここでは、マイクロソフトが求める人材について解説します。
3つのバリューを理解している
マイクロソフトは公式HPの社長インタビューの中で、求める人物像を公表しています。
【社長メッセージの抜粋】
Q.日本マイクロソフトでは、どういった人材を求めているのでしょう?
マイクロソフトはカルチャーをとても大切にしています。そして、RespectとIntegrity と Accountability という3つのバリューがあります。
マイクロソフトの社内では、役職や職種、職歴にかかわらず、誰もが学べる環境があります。
私自身も世界中の仲間、リーダーたちから日々学んで非常に刺激を受けています。(後略)
(引用:社長インタビュー|マイクロソフト)
このインタビューのメッセージから、マイクロソフトは「Respect(尊敬)」「Integrity(誠実さ)」「Accountability(責任)」の3つのバリューを大切にしていることがわかります。
マイクロソフトは外資系企業のため、様々な人種の人たちとビジネスを行うことが必要です。
多様な文化の人たちと協力関係を築くことも求められるので、お互いに尊敬し合い、誠実な対応をしていくことが大切になります。
また、マイクロソフト製品は、世界のビジネスをIT分野の中心として支えています。
製品の性能によっては「仕事が進まない」など、重大な責任問題に発展する可能性もあるでしょう。
社会を支える責任のある仕事でもあるので、転職者にも強い責任感を求めています。
つまり、マイクロソフトには「他文化を尊敬し、誠実さと責任感を持って働ける人」が向いています。
職種によっては高い英語力が必須
マイクロソフトは外資系企業と言うこともあり、職種によっては高い英語力が必要です。
例えば、先程のプロジェクトマネージャーの求人にも、以下の文言が記載されています。
マイクロソフトの職種では、開発職の場合はどの求人においても英語スキルの習得は必須です。
また、求人情報のほとんどが英語で記載されていることからも、英語力のある人材を求めていることが窺えます。
しかし、日本企業への営業など一部の職種では、英語力をそれほど求められないこともあります。
自分の目指したい職種において、語学力は必要かどうか確かめておくようにしましょう。
マイクロソフトは英語スキルの習得を推奨している
マイクロソフトの求人の中には、英語力の必要がないものもあります。
しかし、マイクロソフトの公式サイトでは、例え英語力が必要のない職種でも、英語スキルを身につけておくことを推奨しています。
【中途採用に関するFAQ】
Q.英語が話せないと採用されないのでしょうか?
開発職以外では、採用時の必須条件にはなっていませんが、求められる英語力は職種によって異なり、米国本社や他国と連携をとりながら仕事をするような場合は、相応のレベルが求められます。
また英語を通してより大きな仕事を任されたり、コミュニケーションの幅が広がることもあります。
必須条件ではないとはいえ、勉強をされることをお奨めします。
(引用:よくある質問|マイクロソフト)
マイクロソフトでは「TOEIC〇〇点以上」といった具体的な指標は示されていません。
しかし、外資系企業であることやマイクロソフト自体が習得を推奨していることから、「英語は使うものだ」と考えたうえで転職活動をした方がよいでしょう。
どちらにせよ「英語が話せる」ということは、マイクロソフトに自分をアピールできるポイントにもなるので、英語スキルの習得を目指すことをおすすめします。
挑戦的で探求心がある
マイクロソフトの公式HPの社員インタビューでは、挑戦的で探求心がある人を歓迎しています。
【社員インタビューからわかる求める人材】
Q.マイクロソフトでどんな人と働きたいですか?
(前略)会社と同じ目標を持ち、その目標を達成するためのパッションを持つ人であってほしいと思います。
「マイクロソフトに雇われている」ではなくて、「マイクロソフトを利用して自分のやりたいことを実現してやろう」くらいの強い気持ちを持っている人と働けたら楽しいと思いますね。
(引用:社員インタビュー|マイクロソフト)
ITのトレンドは常に変化し続けています。
今必要とされている領域が、数年後には全く求められなくなってしまうことも珍しくありません。
ですから、常にアンテナを張って探究心を持ち続け、自分を向上させる意欲にあふれた方に入社してほしいと思います。
(引用:社員インタビュー|マイクロソフト)
上記のように、社員インタビューの中で共に働きたい人の特徴が挙げられています。
マイクロソフトへの転職を考えるときは、自分の今までの人生で「挑戦してきたこと」や「探求してきたこと」を軸に、自己分析を進めるとよいでしょう。
3.日本マイクロソフトの年収情報
マイクロソフトへの転職を考えるときに、平均年収も気になるでしょう。
しかし、マイクロソフトは外資系企業と言うこともあり、有価証券報告書などを通して社員の平均年収を公表していません。
ここでは、口コミサイト「転職会議」に寄せられた口コミを基に、平均年収について解説します。
年代別のマイクロソフトの平均年収
マイクロソフトの転職会議での口コミを基にした、年代別の平均年収は以下の通りです。
年代 | 平均年収 | 主な口コミ |
---|---|---|
20代 | 500万円 |
|
30代 | 700万円 |
|
40代 | 1,000万円 |
|
50代 | 1,200万円 |
|
マイクロソフトの年代別平均年収は、20代でも500万円と言われています。
国税庁が発表している民間給与実態統計調査によると、日本の平均年収がは436万円です。(引用:民間給与実態統計調査|国税庁)
マイクロソフトに転職することで、20代のうちから日本の平均年収以上を稼ぐこともできるでしょう。
口コミではどの年代においても「年収は業界高水準」という声が多く、満足度も高いです。
職種別のマイクロソフトの平均年収
次に、マイクロソフトの職種別平均年収を見てみましょう。
転職会議に寄せられた口コミを基に、「営業職」「マーケティング職」「エンジニア職」「人事職等バックオフィス」に分けて算出しました。
職種 | 平均年収 | 口コミ |
---|---|---|
営業職 | 1,015万円 |
|
マーケティング職 | 1,041万円 |
|
エンジニア職 | 940万円 |
|
その他バックオフィス職 | 748万円 |
|
転職会議の口コミから職種別の平均年収をまとめると、マイクロソフトの職種の中では、マーケティング職が平均年収1,041万円と一番高い結果になりました。
しかし、どの職種においても、年収に不満を感じている口コミは少ないです。
マイクロソフトはどの職種においても、平均よりも年収が高い傾向にあるようです。
エンジニア職の年収はピンキリ
マイクソフトではエンジニアの求人が多いですが、年収はどれくらいなのでしょうか。
マイクロソフトにおいてエンジニア職の年収は、口コミを見る限りでは人によって大きな差が見られました。
例えば、最低年収だと以下のような口コミもあります。
年収200万円との口コミですが、年収内容に関しては不満がないようです。
また、エンジニア職の口コミ内における最高年収は3,000万円でした。
以上のように、エンジニア職は人によって年収に開きがあるようです。
しかし、どの口コミを見ても年収そのものに満足している意見が多いことや、平均年収が940万円と高額なことから、同業他社よりも給与水準は高いと言えるでしょう。
「市場価値」とは、あなたの経験やスキルが、企業からどれくらい必要とされているかという評価のことを言います。
実は、約7割のビズリーチ会員が市場価値を確かめるために利用しています。
「ビズリーチ」は、企業やヘッドハンターからのスカウトで転職ができる仕組みです。
思いもよらない大手企業や年収が大幅にアップできる企業からのスカウトが直接来ることがあるので、早めの登録が転職を成功させるための鍵になるでしょう。
すでに、あなたの経験やスキルを求めている企業がいるかもしれないので、まずはスカウトを受け取れる状況を作っておくことが重要です。
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4.日本マイクロソフト社員からの口コミや評判
ここでは、転職会議に寄せられたマイクロソフトの口コミついて、以下の内容で解説します。
社風・評価制度
男性・40代後半
ルートセールス・課長クラス
年収:1300万円
売上およびKPIの達成度をシビアに評価される。特にKPIは日次、週次で進捗を確認され、未達成の場合はリカバリープランを要求される。(後略)
男性・20代未満
法人営業
年収:300万円
良くも悪くも実力主義。実力のある社員にとってはこれ以上ない環境であるが、反面実力のない社員や上司に気に入られていない社員にとっては悲惨。(後略)
社風に関しては、完全に実力主義のようです。
売上やKPIに関して非常にシビアに管理されるため、結果を出せるかどうかが評価に直結することになります。
結果が出せればしっかりと評価される反面、結果が出せなければ転職を進められるなど非常に厳しい環境とも言えます。
仕事のやりがい
仕事のやりがいに関しては、大手企業の一員として働けることや、自分の裁量で働けることにやりがいを感じるようです。
マイクロソフトは完全に実力主義なので、自分が結果を出せば出しただけ評価され、仕事の質や量も自分で選べます。
実力がある人は、自分が思った通りの収入や生活を手に入れることができるので、高いモチベーションを持って働いている人が多くいます。
女性の働きやすさ
女性・30代前半
セールスエンジニア
ダイバーシティ&インクルージョンで女性社員を増やしており、さらに女性が働きやすくなるにはどうすればよいのかよく考えてくれます。(後略)
女性の働きやすさについても、満足度の高い声が非常に多くありました。
マイクロソフトは、全ての人が平等に勤務できるようダイバーシティの考え方が徹底されています。
そのため、会社を上げて女性が働きやすい職場を作る取り組みを行っています。
社内では、子どものいる社員同士でコミュニティを結成し、性別に関係ないキャリア構築について話し合う機会も設けられています。
マイクロソフトは、性別に関係なく働ける環境づくりを目指している企業なので、女性でも働きやすいでしょう。
福利厚生
福利厚生に関しても、非常に高い評価を得ていました。
しかし、外資系企業であるため、日本企業と同じような福利厚生が受けられるわけではありません。
ただ、大手企業として様々な福利厚生も実施しているので、口コミの中で大きな不満は見られませんでした。
マイクロソフトの福利厚生は、以下の通りです。
【マイクロソフトの福利厚生】
- 在宅勤務、フレックスなどフレキシブルワーク可能
- ファミリーケア休暇(病気の家族のため休暇取得可能。年5日)
- 有給介護休暇、有給看護休暇
- 財形貯蓄制度・各種保険
- マッサージルームやカフェテリアの利用
- メディカルルーム(常勤の産業医と保健師に健康相談できる)
- EPA、育児、介護の相談窓口を設置
- 健康保険組合
(引用:福利厚生|マイクロソフト)
上記の通り、マイクロソフトには非常に多くの福利厚生があります。
日本企業との違いは見られますが、確定拠出年金や生命保険など、違いを補うだけの福利厚生が用意されています。
マイクロソフトは、福利厚生の面からも満足度の高い会社でしょう。
ワークライフバランス
マイクロソフトのワークライフバランスは、非常に優れているとの声が多くありました。
外資系企業と言うこともあり、ワークライフバランスの充実には相当な力を入れているようです。
また、マイクロソフトは成果主義でもあるので、仕事の結果さえ出していれば仕事のやり方は本人の意思が尊重される文化が根付いています。
結果が伴っていれば、いつどこで仕事をしていても咎められることはないので、ワークライフバランスの整った働き方もできるでしょう。
さらに詳しい口コミを見たい人は、「転職会議」に登録してチェックしてみてください。
5.転職前に役立つ日本マイクロソフトの企業情報
企業名 | 日本マイクロソフト株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー |
設立 | 1986年2月 |
資本金 | 4億9,950万円 |
代表者 | 代表取締役 社長 吉田 仁志 |
従業員数 | 2,485 名(2020年7月1日現在) |
事業内容 | ソフトウエアおよびクラウドサービス、デバイスの営業・マーケティング |
(引用:会社概要|マイクロソフト)
ここでは、転職する前に押さえておきたい、マイクロソフトの企業情報について紹介します。
マイクロソフトに関する正しい知識を身につけ、企業研究に役立てましょう。
事業内容
日本マイクロソフト社は、1975年にビル・ゲイツなどによって創業された、アメリカのワシントン州に本社を置く「Microsoft Corporation」の日本法人です。
事業内容は、「Productivity and Business Processes」「Intelligent Cloud」「More Personal Computing」の3つに分けられます。
事業内容 | 解説 | 代表製品 |
---|---|---|
Productivity and Business Processes |
Office製品などのビジネスツールの販売。 ビジネスツール導入による業務改善案の提案など、ソリューションも含まれる。 |
|
Intelligent Cloud | クラウドサービスに代表されるサーバー製品の開発・導入支援。 |
|
More Personal Computing |
個人向けのPCやOS、ゲーム機の開発や販売。 |
|
(引用:Segment Information|マイクロソフト)
この中でも特に近年力を入れているのが、Azureに代表されるクラウド領域でしょう。
一時はGoogleやAmazonといった他ベンダーに先行された領域ですが、最近ではシェア数も徐々に伸びてきています。
また、これ以外にも出版などの事業も手掛けており、幅広い事業を展開しています。
経営理念
マイクロソフトの企業ミッションは、「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにすること」です。(引用:会社概要|マイクロソフト)
この企業理念の達成を実現するために、多くの製品開発やソリューションを行っています。
また、日本マイクロソフトは、独自の理念として以下を掲げています。
マイクロソフトは、その事業規模や企業ブランドの大きさから、ただ売り上げを上げていくということを目指していません。
マイクロソフトはIT業界における重要な企業として、製品開発を通し、日本の社会に良いイノベーションを起こす事を目的としています。
そのため、転職者に対しても、ただ単に目標を達成することだけを求めていません。
マイクロソフトに転職する際は、「マイクロソフトの技術を使って、社会にどのようなイノベーションを起こしたいのか」を明確にしておくとよいでしょう。
将来性
マイクロソフトは、新規事業の先行企業を追い抜く勢いで業績を上げており、将来性がある企業だといえます。
まず、マイクロソフト社は、モバイル化やクラウド化などの次世代ビジネスにおいては「Amazon」や「Google」に先行を許し、乗り遅れてしまいました。
しかし、マイクロソフトが得意とするのは、先行企業にキャッチアップする「追い上げ戦略」です。
そもそも、マイクロソフトにはソフトウェア事業などの収益性の高い既存企業があるので、新規事業への取り組みが遅れることは致し方ないことです。
最近ではクラウド領域に関する先行投資も行っているので、マイクロソフト社はこれからも成長を続けていく会社だといえるでしょう。
6.日本マイクロソフトの中途採用の求人情報
ここからは、マイクロソフトの中途採用情報を見ていきましょう。
実際の採用情報を見ながら、各職種に必要な能力を解説していきます。
マイクロソフトの募集職種
2021年12月時点では、マイクロソフトの公式サイトにおいて以下の職種を募集していました。【マイクロソフトの募集職種一覧】
- 営業
- テクニカルセールス
- ビジネスデベロップメント
- サービス
- マーケティング
- カスタマーサクセス
- ビジネスプログラム&オペレーション
- データセンター
- エンジニアリング
- サポートエンジニア
- ファイナンス
- 人事
- ITオペレーションズ
- 政策渉外・法務
(引用:職種一覧|マイクロソフト)
様々な職種の求人を募集しており、特に営業、サービス、サポートエンジニアの3つの職種における募集が盛んです。
サービス職の求人が突出して多くいですが、主な募集内容は「システム設計」や「サポートエンジニア」、「プロジェクトマネージャー」などエンジニア職に関するものとなっています。
つまり、エンジニア関連職は「サービス」「エンジニアリング」「サポートエンジニア」を合わせると100件以上も募集があります。
エンジニア職に関しては、非常に多くの募集があるので狙い目と言えるでしょう。
マイクロソフトの職種別求人情報
ここでは、マイクロソフトの応募職種の中でも、特に人気の3つの職種について詳しく解説します。
気になる項目をタップすると、詳しい求人内容と解説を見ることができます。
営業職
営業職は2021年3月8日現在、募集求人数23件と多くなっています。
ここでは、数ある営業職の中から比較的目指しやすいと思われる「アカウントエグゼクティブの求人」を2件紹介します。
(引用:Account Executive(Government)|マイクロソフト)
(引用:Account Executive(SMBC Group)|マイクロソフト)
上記の求人はそれぞれ日本の官公庁向けの営業と、SMBCグループに向けた営業の求人内容です。
この2つの中でも、特に官公庁向けの営業は応募資格が3つしかなく、5年以上のBtoB営業の経験やハイタッチセールスの経験があれば応募可能です。
そこまで大きな経験は求められていないので、マイクロソフトの求人の中ではハードルが低いと言えるでしょう。
また、SMBCグループ向けの営業においては、上記の応募資格に加えてMBAや特定の業界に関する深い知識、マイクロソフト製品への理解が求められます。
こちらの求人は一見、求められる能力が高いと思えるでしょう。
しかし、これ以外の求人に関してはこれらの能力や経験に加えて、マネジメントやコンサルタントの実務経験が求められることもあります。
マイクロソフトの営業職への転職は非常に難易度が高いため、BtoBの営業経験やMBA取得のみで応募資格があるのは、難易度が低い部類になります。
つまり、マイクロソフトの営業職に転職するには最低限、以下の経験や資格が必要なことになります。
【マイクロソフトの営業職への転職に最低限必要な経験や資格】
- BtoBや官公庁へのソリューション営業経験5年
- MBA資格の取得
- ソリューションによる顧客課題の解決経験
上記3つの経験や資格がない人は、現在勤めている会社で経験を積みつつ、MBA資格の取得を目指しましょう。
エンジニア職
マイクロソフトのエンジニア職には、非常に多くの求人があります。
その中でも、特に狙い目なのがサポートエンジニアでしょう。
サポートエンジニアとは、マイクロソフト製品を使用している顧客に対して技術的なサポートやトラブルシューティングを行う仕事です。
ここでは、サポートエンジニアに関する具体的な求人内容を見ていきましょう。
(引用:Customer Engineer|マイクロソフト)
(引用:Support Escalation Engineer(Azure Networking)|マイクロソフト)
上記はそれぞれ、顧客のマイクロソフト製品全般の使用を支援する「カスタマーエンジニア」と、クラウドサービスであるAzureの「サポートエンジニア」に関する求人です。
両件とも実務経験1年以上から応募できることもあり、求人そのもののハードルは高くありません。
マイクロソフトのサポートエンジニアの求人は、これ以外にも様々なもがありますが、求人全体に見られる共通点は以下の通りです。
【サポートエンジニアの求人に見られる共通点】
- 募集領域に関する一般的な知識を保有していること
- Azureに関する知識を保有していること
- サポートエンジニアやトラブルシューティングの実務経験があること
- 英語スキルがあること
募集領域の技術に関して一般的な知識があることはもちろんですが、特出すべきはAzureに関する知識と英語スキルでしょう。
Azureとは、マイクロソフトが提供しているクラウドコンピューティングサービスで2008年発足以来、サービスを提供し続けています。
近年、クラウドサービスはIT業界において、ビッグデータやIoTと並んで注目されている技術です。
AWSやGoogle Cloud Platformなど他大手ベンダーにおいても開発が行われているため、マイクロソフトにおいても他製品に性能や技術力で負けないよう、採用を強化しています。
Azureの知識を持っていることで採用される可能性も高くなるので、自己学習を進めておきましょう。
勉強方法としては、マイクロソフトが公開しているAzureドキュメントとMicrosoft Leanがおすすめです。
Azure知識が体系的に学べるだけでなく、公式が提供している知識なので確実性が高いです。
また、開発職に関しては英語スキルが必須な点も押さえておきましょう。
マイクロソフトは世界中に支社がある、大手企業です。
新規の製品開発を行う場合などは、世界中のエンジニアが協力し合って開発を進めていくことになります。
様々な国籍の人たちとドキュメントを共有したり、機能に関する会議を行ったりと英語を使用する機会も多いです。
マイクロソフトでエンジニアをするということは、英語が必要になることを覚悟してスキルを身に着けておきましょう。
コンサルタント職
マイクロソフトにおけるマーケティングやコンサルタント職は、難易度が非常に高いです。
2021年3月8日現在、マイクロソフトではマーケティングやコンサルタント職の求人に関して、以下の資格が必要とされています。
(引用:マーケティングコミュニケーションマネージャー|マイクロソフト)
上記からもわかる通り、少なくとも5年以上のITベンダーやデジタルコンテンツに関するマーケティング経験が必要です。
また、プロジェクトに関するリーダー的な存在であることも求められるため、マネジメント経験などの管理職としての能力を問われることもあるでしょう。
さらに、コンサル職への応募においても、英語が話せることが前提です。
マイクロソフトは世界的に活躍するグローバル企業でもあるので、様々な国籍の人たちと共同でプロジェクトを行っていきます。
公用語として英語が広く使われている企業文化なので、関係各所と協力関係を持つことが必須のコンサル職には必ず求められる能力でしょう。
マーケティングやコンサルに関する経験が十分な人でも、英語スキルがない場合は転職することが難しいので、必ず学習しておくことをおすすめします。
そして、MBAの取得に関しては必須ではありませんが、取得しておいた方が無難でしょう。
自分のこれまでの経験に絶対的な自信がある場合は別ですが、他者との差別化が難しいと感じる場合には取得しておいて損はありません。
7.日本マイクロソフトへの転職を成功させるコツ
ここでは、マイクロソフトへの転職を成功させるための具体的な方法を解説します。
面接で聞かれる質問内容を確認しておく
マイクロソフトへの転職を実現させるには、応募資格に見合う経験を持つことだけでなく、面接でしっかりとアピールすることも大切です。
面接で的確な受け答えを行うためにも、転職会議などの口コミサイトを利用して、面接で聞かれる内容を確認しておくようにしましょう。
マイクロソフトの面接で聞かれる質問内容は、以下の通りです。
【マイクロソフトの面接の質問内容】
- 外資系企業での経験はあるか
- なぜマイクロソフトを志望したのか
- 英語は話せるか
- この会社でどのような貢献ができると思うか
- あなたが考えるMicrosoftが今後進むべき戦略とは何か
- 世界を変えるためにしていることは何か
初歩的な志望動機や英語スキルの確認から、マイクロソフトの今後の戦略や世界を変える方法といった専門性が問われる質問内容も多く見られます。
これらの質問に答えるためには「自分がマイクロソフトで何をしたいのか」という、明確なビジョンを持つことが大切です。
漠然と「マイクロソフトで働きたい」と考えるだけでなく、会社のブランド力や技術を利用して「どんな未来を実現したいのか」を具体的に答えられるようにしましょう。
このような質問に答えるためには、何よりも業界研究や企業研究が必須です。
「転職会議」では、記事内で紹介しきれなかった多くのマイクロソフトに関する口コミが掲載されています。
企業研究にも大いに役立つ情報が得られるので、ぜひ活用しましょう。
今後ニーズが増える知識・スキルを身につけておく
マイクロソフトの技術職への転職を成功させるには、今後需要(ニーズ)が増えると予想される技術を身につけておくことをおすすめします。
具体的には、「ビッグデータ」「IoT」「AI」の3つが挙げられます。
実際に、マイクロソフトが2019年に発表した「マイクロソフトの2020年に向けた取り組み」において、ビッグデータの重要性を以下のように示しています。
【ビッグデータの重要性が分かる文言】
今後10 年でデータの力を真に活用するには、関連データが自由に、そして安全に、構造化された状態で、組織内および信頼できる外部パートナーとの間でやり取りできなくてはなりません。
その実現に向けた動きも見られるようになり、さまざまな業界で新たな相互運用性基準やイニシアチブが確立されているほか、ブロックチェーンなどデータの透明性を高める技術も登場しています。
また、2019年11月に医療機器のヘルスケアデータをクラウドで管理するための「Azure API for Azure」や、IoMT(医療機器をインターネットに接続する技術)用のオープンソースソフトウェアツールも発表しています。
今後、医療機器とクラウドの連携はより強まっていくことが予想されるので、IoT技術の需要も高いでしょう。
さらに、集めたビッグデータの中から関連性を見出し、新たなビジネスの発展に役立てるべく、AI技術も重要です。
マイクロソフトへの転職を考えるエンジニアは、これら3つに関わる技術を習得することで転職を有利に進められるでしょう。
マイクロソフト認定資格を取得する
マイクロソフトへの転職を成功させるためには、マイクロソフトの認定資格を取得しておくこともおすすめです。
マイクロソフトは転職者に対し、エンジニア職であるかに関わらず、マイクロソフト製品の知識を保有していることを求めています。
執行役員である西脇氏へのインタビューでは、マイクロソフト社員が取得すべき資格について、以下の図を用いて解説しています。
マイクロソフトでは、社員が取得すべき資格として、三段階のレベルが用意されています。
マイクロソフトへの転職を希望する際は、エンジニア職なら最低でも②~③、それ以外の職種でも③を取得しておくことをおすすめします。
資格取得することで、マイクロソフト製品に対する一定の知識を証明することも可能です。
転職エージェントを利用する
マイクロソフトへの転職を成功させるには、転職エージェントの利用もおすすめです。
マイクソロフトの中途採用は、主に企業の採用ページを通して行われます。
1つの求人に対して多くの応募が予想されるので、競争率は高くなるでしょう。
しかし、転職エージェントを利用すれば、マイクロソフトの非公開求人に応募できる可能性があります。
マイクロソフトのような大手企業は、競合他社にプロジェクト内容を悟られないように、求人を非公開にして募集をかける場合も多いです。
転職エージェントでは、表には出されないようなマイクロソフトに関する求人を保有している可能性が高いので、積極的に利用することをおすすめします。
また、転職エージェントでは、志望する企業に対して推薦状を出してくれることもあります。
推薦状があることで、書類選考を突破できる可能性も高くなるでしょう。
8.日本マイクロソフトへの転職におすすめの転職エージェント
転職活動をスムーズに進めるためには、転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントのサポートを受けることで、入念な選考対策が可能になります。
マイクロソフトへの転職におすすめの転職エージェントは、以下の3社です。
日本マイクロソフト社に転職するならdoda
(引用:doda)
dodaは、日本マイクロソフト社に転職を考えている人におすすめの転職エージェントです。
長きに渡って転職市場を牽引してきたこともあり、転職ノウハウも多く保有しています。
実際に口コミにおいても「キャリアアドバイザーが面接対策をしっかりと行ってくれた」と評判です。
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運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約130,200件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約36,200件(2022年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「doda(デューダ)って実際どうなの?気になる評判と利用前の注意点|口コミ一覧あり」 |
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多くの求人に出会いたいならリクルートエージェント
(引用:リクルートエージェント)
リクルートエージェントは、マイクロソフトに関係する多くの求人を比較したい人におすすめです。
リクルートエージェントは、業界最多の求人数を誇る転職エージェントです。
2021年12月時点では、マイクロソフトの公開求人は保有していませんが、非公開求人として保有している可能性はあります。選考対策も充実しているので、どの転職エージェントを使ったら良いか迷っているならば、まずはリクルートエージェントに登録しておくと良いでしょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約176,100件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約226,400件(2022年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの?気になる評判と利用前の全注意点」 |
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エンジニア職ならレバテックキャリア
(引用:レバテックキャリア)
レバテックキャリアは、IT・エンジニア経験者専門の転職エージェントです。
企業のリサーチを入念に行っており、優良求人が多いことでも知られています。
未経験者の求人はありませんが、エンジニア経験者ならレバテックキャリアに相談して有利に進めましょう。
IT業界の内部事情にも詳しいので、マイクロソフトの転職に関する具体的なアドバイスを得ることも期待できます。
口コミでは「希望する職種の求人をたくさん紹介してくれた」「サポート力が高く、求人の質も良い」と評判です。
エンジニアの経験を活かして転職を成功させたい人は、以下より登録しておきましょう。
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 約14,480件(2021年9月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 京都+兵庫+千葉+大阪+愛知+東京+熊本+神奈川+福岡 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「レバテックキャリアの評判・口コミは良い悪い?「断られた」「しつこい」の口コミを調査!」 |
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まとめ
マイクロソフトへの転職への難易度は、非常に高いです。
しかし、確かな経験を積み、対策を練ることで転職を成功させることもできます。
マイクロソフトへの転職を目指すならば、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 面接で聞かれる質問内容を確認しておく
- 需要が伸びるであろうスキルを身につけておく
- マイクロソフトの認定資格を取得する
- 転職エージェントを利用する
特に、転職エージェントの利用は、非公開求人の紹介を受けられる可能性があるため、非常におすすめです。
マイクロソフトへの転職には、以下3社の転職エージェントを利用しましょう。
- 日本マイクロソフト社に転職するなら「doda」
- 多くの求人に出会いたいなら「リクルートエージェント」
- エンジニア職なら「レバテックキャリア」
男性・20代前半
プログラマ
年収:200万円
大手なので、福利厚生がしっかりしている。風通しの良い職場なので、若手社員の意見もしっかりと聞いてくれる。(後略)