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新卒で入社してすぐに「想像と違った」と後悔し、転職したくなる新人薬剤師は少なくありません。
入社1~2目の転職は、次の転職やキャリアのことを考えるとできるだけ避けたほうが良いですが、現職で改善の見込みがない場合は、転職することも手段です。
ただし、新人薬剤師は仕事に現実とかけ離れた理想を持っている場合もあるため、周囲のリアルな状態を把握し「希望を現実的に実現できるのか」考える必要があります。
そこで、本記事では新人薬剤師が転職すべきか判断するためのポイントや、失敗を防ぐ方法を解説します。
本記事を読めば、新人の今「現職を続けるべきか」「転職すべきか」判断できるはずですよ。
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1.新人薬剤師が転職を考える4つの理由
新人薬剤師は職場に慣れていないこともあり、様々な悩みを抱えがちです。
「職場にうまく馴染めない」「思うようにスキルを習得できない」など、新人薬剤師ならではの悩みはつきないでしょう。
「1年以内に転職を考えるのは自分だけなのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃいますが、新卒3年目以内に転職をする人は、職種問わず多いです。
実際に、平成29年の調査では「新規大卒就職者のうち32.8%の人が就職後3年以内に離職した」という結果も出ています。(参考:新規学卒就職者の離職状況|平成29年3月卒業者|厚生労働省)
とくに、薬剤師を含む「医療、福祉」の離職率は38.4%と平均より高い傾向にあります。
(参考:平成29年3月新規大卒就職者の産業別就業後3年以内の離職率|厚生労働省)
平均よりも離職率が高い医療・福祉の業界では、3年以内で転職をする人も少なくないのです。
では、新人薬剤師はどのような理由から転職や退職を考えるのでしょうか?
ここでは、「新人薬剤師が転職を考える4つの理由」をご紹介します。
理由1.人間関係が上手くいかない
先輩薬剤師や上司との人間関係が悪くて業務に支障を来し、「転職したい」「辞めたい」と感じる新人薬剤師は少なくありません。
薬剤師は閉鎖的な職場環境であり、その上、新人は「教育を受ける立場」にあることから、上司や先輩と密に関わることが多いです。
上司や先輩との相性が良ければ問題ないですが、合わない場合、密に関わらなければならない状況が大きなストレスとなってしまいます。
場合によっては、キツい態度をとられたり、心無い言葉を浴びせられることもあるようです。
ただ、程度の差はありますが、人間関係の問題はほとんどの職場で存在します。
安易に転職すると、転職先でも同様の悩みを抱え、後悔する可能性もあるので注意が必要です。
「モラハラ・パワハラが横行している」「集中的にいじめられている」など、悪質な人間関係で心身に影響を及ぼす場合は転職の検討が必要ですが、多少の人間関係の悩みであれば、現職を続けることも視野に入れたほうが良いでしょう。
理由2.労働環境が想像とかけ離れている
新人薬剤師は、労働環境に関して、就職前の想像とのギャップに悩みがちです。
たとえば、「思っていたより残業が多い」「いざ就職してみると通勤時間が大きな負担に感じる」など。
初めての就職となる新人薬剤師は、職場に求める条件を自身で把握できておらず、目先の年収や好条件だけを見て就職先を決めてしまうことも少なくありません。
就職してはじめて希望する条件や、譲れない条件が見えてくることもあり、「職場選びに失敗した」と後悔してしまうことが多いのです。
ただ、新人薬剤師は、業界の実態が分かっていないことも多く、転職したとしても理想的な労働環境で働けるとは限りません。
そのため、労働環境に不満がある場合は、まず、周囲の薬剤師と比較して「現在の状況が悪いのかどうか」考えてみましょう。
新人薬剤師はひとつの職場しか知らないがゆえに、「今の職場はすごく環境が悪い」と思い込んでしまいやすいですが、周囲と比較すると「そこまで悪くない」「一般的だ」と気付づくことも多いです。
とくに、年収・残業時間・年間休日日数などは、周りと比較しやすい点なので、一度確認してみてください。
その上で、現在の不満に関し、「転職しても似たような環境かもしれない」「現職で解決できそう」などと気づけば、転職を見送ることができるでしょう。
なお、自分の置かれている環境が著しく悪い場合は、上司に問題を伝えることで、労働環境が改善する可能性もあるので、一度相談してみるのも手段です。
<平均残業時間を確認しよう>
残業時間に不満がある場合は、薬剤師全体の平均残業時間と比較してみることも手段です。
以下に、薬剤師の企業規模別の平均残業時間をまとめたので、参考にしてください。
企業規模計 (人) |
10~99 | 100~999 | 1000 |
---|---|---|---|
超過実労働時間数 (時間) |
9 | 9 | 14 |
(参考:令和元年賃金構造基本統計調査|厚生労働省)
理由3.十分な教育を受けられない
十分な教育を受けられず、「転職したい」「辞めたい」と思う新人薬剤師も多いです。
指導や教育を十分に受けられないと、いつまでたっても業務に慣れることができず、「このまま一人前になれないのでは?」と不安に感じてしまいますよね。
新人に対する教育がおろそかになってしまう原因の多くは、職場の環境にあります。
人手不足で忙しい現場では、余裕がなく、教育できる人材を育成できていなかったり、新人に指導する時間を確保できないことも少なくありません。
また、中小薬局では、そもそも教育制度や研修制度などが不十分で、教育の質が担保できていない場合も多いです。
このように、十分な教育を受けられない原因は、ほとんどの場合「職場環境」にあるので、まずは、上司に状況を改善できないか相談してみましょう。
忙しい職場では業務内にゆっくり教育できないこともありますが、新人薬剤師を育てたいという気持ちはあるはずです。
相談することで指導・教育の時間を確保してもらえる可能性は十分あります。
一方で、「質問しても教えてもらえない」「完全に放置されている」など、全く教育する姿勢が感じられない場合は、転職を検討しても良いでしょう。
理由4.業務に不安を感じる
新人薬剤師は、業務に不安を感じ「自分に薬剤師は向いていないのでは…」と悩んでしまうことも多いです。
就職してすぐは、初めてのことばかりなので、思うように業務を進められなかったり、自信を失ってしまう方も少なくありません。
しかし、新人薬剤師の不安は業務に慣れることで解消される場合が多いので、一時期な気持ちで退職するのは避け、しばらく現職を続けてみるのがおすすめです。
数ヶ月すると、少しずつ業務に慣れることで自信がつき、不安も和らいでいくはずです。
また、新人薬剤師が抱えやすい業務関連の不安や悩みは、すでに通ってきた経験年数の多い薬剤師からのアドバイスで解決する可能性もあります。
たとえば、「内服と注射ではどの程度効果の差があるの?」といった薬関連の内容や、「散剤分包機の使い方が分からない」といった業務に関連する疑問など。
その都度一つずつ解消していくことが、不安解消につながります。
業務への不安は、新人薬剤師の誰もが抱えるものなので、周囲にサポートしてもらいながら上手に付き合っていきましょう。
記事後半「5.新人薬剤師が抱えがちな悩みと対処法」では、よくある悩みへの対処法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
2.転職しても大丈夫?新人薬剤師が転職すべきかの判断基準
ここまでお伝えしたとおり、新人薬剤師の悩みは現職で解消できることが多いので、まずは現職を辞めずに解決できないか検討することが大切です。
状況が以下のような場合は、もう少し現職を続けてみることも考えましょう。
<現職を続けるのがおすすめ>
- 現職で将来的に悩み解消の見込みがある
- 周囲と比較し、環境が著しく悪いわけではない
- 自己学習など自力で状況を改善できる
- 相談できる上司がいる
現職に悩みを抱えている場合は、まずは上司や信頼できる人に相談することをおすすめします。
新人薬剤師は初めてのことばかりなので、業務内容や人間関係など様々な悩みが発生しますが、慣れることで状況が改善するケースも多いです。
一方、以下のような場合は、現職で解消することが難しいので、転職も視野に入れましょう。
<転職を視野に入れるのがおすすめ>
- パワハラを受けている
- 過酷な労働環境で心身に支障を来している
- 労働契約違反がある
- 周囲と比較して明らかに現職の労働環境が悪い
- 全く教育してもらえず業務に支障をきたしている
将来的にも悩みが解消される見込みがない場合、転職することも手段です。
悩みを抱えた場合は、不要な転職を防ぐためにも、転職すべきかじっくり検討するようにしましょう。
3.辞めたい方必見!新人薬剤師が転職失敗を防ぐポイント
記事をご覧の方のなかには、「現職の悩みは転職しないと解決が難しい」と感じている方もいらっしゃるでしょう。
転職することでしか現職の悩みを解消できない場合は、転職も手段ですが、新人薬剤師は転職経験がなく、失敗のリスクが高いので注意が必要です。
新人薬剤師が転職の失敗を防ぐためには、第三者のサポートを受け、万全の体制で転職活動を進めることが大切です。
ここでは、「新人薬剤師が転職失敗を防ぐポイント」をご紹介します。
ポイント1.最初の職場選びで失敗した理由を明確にする
新人薬剤師が失敗を防ぐには、最初の職場選びでなぜ失敗したのか明確にすることが大切です。
最初の職場選びで失敗した理由が曖昧だと、再び同じような失敗をするリスクがあるためです。
たとえば、新人薬剤師のよくある失敗として、以下のようなものが挙げられます。
- 求人票だけで判断してしまった
- 年収のことしか考えなかった
- 教授の紹介で何も考えずに就職してしまった…など
「就職先の情報収集が不十分」「目先の条件しか頭にない」など、初めての就職活動ならではの失敗が多い傾向にあります。
また、初めての就職では、職場に求める条件を自分自身で把握できておらず、実際に就職してから不満な点や要望が出てくることも多いです。
転職の際には、就職して分かった「譲れない条件」を整理し、優先順位をつけて求人を選ぶようにしましょう。
就職で失敗した理由と、自分が求める条件をしっかり理解できれば、転職先選びの失敗を防げるはずです。
<希望条件に優先順位をつけよう>
希望条件は、以下のように優先順位をつけ「譲れない条件」と「妥協できる条件」に切り分けましょう。
求人探しの際は「譲れない条件」をしっかり満たす職場を選ぶことで、転職の失敗を防止できます。
優先 順位 |
希望条件 | 切り分け |
---|---|---|
① | 年間休日数120日以上 | 譲れない |
② | 残業月20時間以下 | |
③ | 通勤時間30分以内 | |
④ | 年収アップ | 妥協できる |
⑤ | 土日休み |
ポイント2.情報収集を入念にする
転職失敗を防ぐためには、情報収集を入念にすることが大切です。
新人薬剤師は転職活動に慣れていないため、疑問点があったとしても、企業側に積極的に質問できないケースが多いです。
しかし、情報収集が不十分な状態で転職先を決めると、転職先のミスマッチにつながります。
たとえば、「労働条件が募集要項と全く違う」「こんなに残業が多いと思ってなかった」という失敗が多いです。
とくに以下のような点は、転職先ミスマッチを防ぐためにも、入念に情報収集しましょう。
- 有給休暇の取得状況
- 残業の有無
- シフトの組み方
- 職場の雰囲気
- 教育体制…など
ただ、内容によっては、「聞きにくい」と感じるケースもあるでしょう。
自力で疑問点を解消するのが難しい場合は、転職サイトを利用して情報を教えてもらうのがおすすめです。
転職サイトは求人企業の情報を収集し、詳しい内部事情を把握しているため、「リアルな職場の状態」を教えてくれます。
現職と同じ悩みを転職先で抱えないためにも、情報収集は念入りに行いましょう。
ポイント3.選考対策を十分に行う
新人薬剤師が転職する場合はとくに、選考対策を十分に行うことが大切です。
一般的に1~2年目での退職はイメージが良くないため、採用担当者が納得できるような理由を伝える必要があるのです。
とくに「なぜ前の職場を辞めるのか」「なぜ転職したいと思ったのか」は高い確率で聞かれることが多いので、準備をしておきましょう。
以下に、転職理由の伝え方の例をまとめたので、参考にしてみてください。
(前職を辞める理由と転職の動機)
調剤薬局で患者さんと近い距離で接し、検査値の重要性や医師との連携の必要性を痛感しましたが、調剤薬局ではカルテの閲覧ができません。
私は、患者さんの検査値や病態などを把握した上で、薬剤師としての専門性を発揮し、チームの中で良い医療を行いたいという気持ちを持っています。
(応募した職場を選んだ理由)
貴院では、他職種とカンファレンスをするなど、チーム医療が充実していると伺いましたので、魅力に感じました。
なお、新人薬剤師は、うまく書類作成や面接対策ができないケースが多いので、転職サイトにサポートしてもらうことをおすすめします。
転職サイトを利用すれば、転職のプロであるアドバイザーが応募書類の添削や面接対策をサポートしてくれるので、転職活動をスムーズに進められますよ。
記事後半「4.新人薬剤師の転職におすすめの転職サイト3社」では、サポートが手厚い転職サイトを紹介しているので、ぜひ利用してみてください。
ポイント4.転職先が見つかるまで現職をやめない
転職先が見つかるまで現職を辞めないことも大切なポイントです。
現職で悩んでいると、辛い気持ちから「とりあえず辞めてしまおう」と思ってしまいがちですが、内定獲得前にやめるのはリスクが高いのです。
新人薬剤師は転職活動に慣れていないので、予想以上に求人探しに時間がかかったり、選考対策がスムーズにできないことも少なくありません。
現職を辞めたあと、次の職場の内定獲得までに時間がかかると、無収入の状態が続くことになります。
新人薬剤師は経済力がないことも多く、金銭的な不安から焦って希望とは異なる職場に転職してしまう可能性があるので、注意が必要。
転職先を妥協してしまうと、次の職場でも同じような悩みを抱える可能性があります。
納得いく転職先をじっくり見つけるためにも、内定が決まるまでは現職を続けるようにしましょう。
ポイント5.転職サイトのサポートを受ける
初めての転職では、求人探し・応募書類の作成・面接対策などを自力で進めるのは困難。
「情報取集がうまくできない」「なかなか内定をもらえない」など、戸惑うことも少なくありません。
そのため、新人薬剤師が転職活動を行う際には、薬剤師転職サイトのサポートを受けることをおすすめします。
転職サイトを利用すれば、以下のようなサポートを受けられるため、万全の体制で転職活動を進められます。
- 求職者に合う求人を紹介してくれる
- 応募書類の添削・面接対策を受けられる
- 職場の内部情報をキャッチできる
- 給与や待遇などの条件交渉を代行してくれる
- 非公開求人をチェックできる
求人紹介のみならず、選考対策や転職先の情報提供など、幅広く支援してくれるので、初めての転職でも安心です。
「一人で転職するのが不安」「アドバイスが欲しい」という方は、ぜひ転職サイトを利用してみてください。
4.新人薬剤師の転職におすすめの転職サイト3社
転職活動を成功させるためには、「薬剤師に特化した転職サイト」を活用することをおすすめします。
転職サイトを利用すれば、転職相談・求人紹介・選考対策など幅広いサポートを受けることが可能。
アドバイザーがあなたに合う求人を紹介してくれるので、きっと現職の悩みを解消できる職場に転職できるはずです。
ここでは、おすすめの転職サイトを3社ご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。
サイト名 | おすすめの人 |
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ファルマスタッフ |
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マイナビ薬剤師 |
|
ファーマキャリア |
|
本記事で紹介する3社は「薬剤師転職サイトおすすめランキング!職場別・雇用形態別」から、さらに厳選した転職サイトです。
そのほかの転職サイトもチェックしたい方は、ぜひ上記の記事もご覧になってみてください。
じっくり相談にのってもらいたいなら「ファルマスタッフ」
(引用:ファルマスタッフ)
「ファルマスタッフ」は、「日本調剤グループ企業」が運営している転職サイトです。
個別面談でじっくり相談にのってもらえるので、「初めての転職でどのように転職活動を進めれば良いか分からない」と悩んでいる新人薬剤師の方にぴったり。
個別面談で相談することで、「転職に関する不安を解消できた」「今後の方向性をしっかり考えられた」というケースも多いです。
また、ファルマスタッフのコンサルタントは積極的に紹介先を訪問しており、職場の雰囲気など求人情報だけでは分からない情報を丁寧に教えてくれます。
転職の不安をしっかり解消したい方や、職場の細かな情報を入手したい方は、ぜひファルマスタッフを利用してみてください。
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
---|---|
公開求人数 | 約41,000件(2022年3月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.38-8931.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!ファルマスタッフの気になる評判と利用前の全注意点」 |
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地方で転職するなら「マイナビ薬剤師」
(引用:マイナビ薬剤師)
「マイナビ薬剤師」は、大手人材会社「マイナビ」グループが運営している転職サイト。
全国15カ所に拠点があるので、地方在住でも便利に利用可能です。
また、マイナビ薬剤師は、企業・OTC専門ドラッグストアをはじめとした幅広い業種の求人を保有しています。
調剤薬局以外の求人も充実しているので、業種選びに迷っている新人薬剤師にもぴったりです。
地方で転職を考えている方や、幅広い業種の求人をチェックしたい方は、ぜひマイナビ薬剤師を利用してみてください。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 約60,000件(2022年1月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://pharma.mynavi.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!マイナビ薬剤師の気になる評判と利用前の全注意点」 |
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希望の求人が見つからずお困りなら「ファーマキャリア」
(引用:ファーマキャリア)
「ファーマキャリア」は、オーダーメイド求人にこだわりのある転職サイト。
単に求人を紹介するだけでなく、条件交渉をして、求職者の希望にベストマッチする求人をつくりあげてくれます。
そのため、「教育体制が確立している職場で働きたい」「17時で退勤できる職場に勤めたい」といった、細かな希望条件のある方におすすめです。
また、ファーマキャリアは病院の転職にも強く、約5,000件の案件を保有しているので、他では見つけにくい病院求人をスムーズに探すことが可能です。(※求人数は2021年9月時点)
他サイトで希望に合う求人を見つけられなかったり、病院に転職したい場合は、ぜひファーマキャリアに相談してみてください。
運営会社 | エニーキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約28,000件(2022年1月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://pharmacareer.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!ファーマキャリアの気になる評判と利用前の全注意点」 |
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5.新人薬剤師が抱えがちな悩みと対処法
新人薬剤師は、初めて経験することも多いため、様々な悩みを抱えがちです。
「思うようにスキルを習得できない」「ミスを繰り返してしまう」など、新人薬剤師ならではの悩みを抱えている方も多いでしょう。
新人特有の悩みを完全になくすのは難しいですが、対処法を知ることで、不安な気持ちを軽減できる可能性があります。
ここでは「新人薬剤師が抱えがちな悩みと対処法」をご紹介しますので、参考にしてください。
悩み1.なかなか業務を習得できない
なかなか業務を習得できず、悩んでしまう新人薬剤師は多いです。
薬剤師の業務は、調剤・監査・服薬指導など多岐に渡りますし、薬に関する幅広い知識が求められるので、経験が不足している状態では戸惑うことが多いのです。
「教わることが多すぎて覚えきれない」「業務になかなか慣れずにスピードが遅い」などと、悩むことも少なくありません。
【対処法】メモと復習を徹底する
できるだけ早く業務に慣れるためには、メモと復習を徹底することが大切です。
新人薬剤師は初めて学ぶ内容が多く、一度聞いただけで全てを習得することはできないため、細かなことでもメモに残しておくことが重要です。
教わったことをメモに残しておけば、あとで読み返すことができますし、忘れてしまったときにも役立ちます。
また、薬剤師の職場では、ミスを防ぐため、「散剤調剤時の計算式を処方箋に記載する」「薬剤補充時はダブルチェックする」など、こまかくルールが定められていることも多いです。
細かな点までメモする癖をつけておけば「調剤手順をメモしておいたので、翌日スムーズに調剤できた」など、メモが役立つケースも多いでしょう。
業務終了後に1日のメモを読み返し、復習すれば、早く業務に慣れることができるはずですよ。
悩み2.大きなミスをしてしまった
新人薬剤師はミスを連発してしまい、悩んでしまうケースも多いです。
薬剤師の仕事は命に直結することもあり、ミスをしたときに自分を責めてしまいやすいです。
たとえば、「規格違いの薬を調剤して患者さんに健康被害が発生した」などの大きなミスをすると、心が折れてしまいます。
「また失敗するのではないか」という不安を抱え、ストレスを感じる新人薬剤師も少なくありません。
【対処法】ミスの原因と対策を考える
新人薬剤師は業務にも職場にも慣れていないので、どうしてもミスをしてしまいがち。
ミスをした場合は繰り返さないよう、ミスの原因と対策を考えましょう。
【起こったミス】
・薬剤の取り間違えをしてしまった
【原因】
・商品名や一般名が類似していた
・処方箋枚数が多く、確認がおろそかになっていた
【対策】
・誤認しやすい医薬品を把握しておく
・指差し呼称で確認する
同じミスをしないよう対策することで、次第にミスは減っていきます。
また、新人薬剤師が抱えやすいミスへの不安は、すでに通ってきた経験年数の多い薬剤師からのアドバイスで解決することもあるので、相談してみることも手段です。
悩み3.患者さんと上手くコミュニケーションが取れない
新人薬剤師は、患者さんと上手くコミュニケーションがとれずに悩みがちです。
患者さんとコミュニケーションを取るには、薬の知識はもちろん、コミュニケーション能力が重要になりますが、社会人になりたての新人薬剤師は戸惑うケースが多いのです。
患者さんとコミュニケーションがうまく取れず、以下のような悩みを抱える方も少なくありません。
- 患者さんとのトラブルが発生した
- うまく服薬指導できなかった
- 患者さんからの情報を引き出せなかった…など
患者さんからお叱りの言葉を受け、業務に対してネガティブな気持ちになってしまう新人薬剤師も多いようです。
【対処法】コミュニケーション力を高める
患者さんとの会話が円滑に進まない場合は、コミュニケーション力を高めることを意識してみましょう。
患者さんと医療者では知識の差があるので、「患者さんの立場になって疑問点や不安な点を考えてみる」ことが大切です。
たとえば、以下のようなことを意識してみましょう。
- 患者さんの気持ちに共感する
- 開いた質問をしてみる
- 専門用語をかみ砕いて説明する
専門用語を分かりやすいように説明するには、自身の知識も必須なので、知識に不安がある場合は自己学習をするのがおすすめです。
また、患者さんの歩き方や声のトーンから様子をうかがい、体調に関する質問をしてみることも手段。
患者さんとの信頼関係を築くことができれば、円滑にコミュニケーションを取れるはずです。
悩み4.単純な作業ばかりで業務がつまらない
調剤業務に慣れてくると、「単純作業ばかりでつまらない」と感じることもあるでしょう。
新人薬剤師は調剤業務から習得するのが一般的ですが、単純な調剤業務にやりがいを見出せないと感じる場合が多いのです。
「同じ作業を繰り返していても成長につながらない」「イメージしていた薬剤師業務と違う」とがっかりする人も少なくないようです。
【対処法】業務の意義や自分にできることを考える
業務の意義が分かると、調剤業務にやりがいを見出せる可能性があります。
というのも、業務がつまらない場合、ただの流れ作業として行ってしまっていることが多いのです。
薬剤師は単に調剤だけするのではなく、以下のような様々な点に着目する必要があります。
- 用法・容量は適切か
- 相互作用はないか
- 起こり得る可能性のある副作用…など
一つひとつの作業に意味をもたせることで、薬剤師としての成長につながります。
単純作業として業務をこなすのではなく、薬剤師としての知識を活かし、自分にできることを考えることで、きっとやりがいを見出せるでしょう。
6.【Q&A】新人薬剤師によくある疑問や不安を解消
最後に、新人薬剤師が疑問に感じるポイントをまとめました。
ぜひ、参考にしてください。
Q1.新人で転職すると不利になる?
新人で転職すると、次回の転職で不利になる可能性があります。
新人で転職すると、採用側に以下のような懸念を生じさせるためです。
- 採用してもすぐに辞めてしまうのではないか?
- 前職でなにか問題を起こしたのではないか?
- 本人に何か問題があるのではないか?
- 協調性やコミュニケーションに問題があるのではないか?
一方で、新人時代の転職が将来のキャリアに影響を及ぼす可能性は「ほぼない」と考えられます。
何度も転職を繰り返した場合は影響を及ぼす可能性がありますが、1回のみであれば、将来のキャリアや転職で不利になる可能性は低いでしょう。
Q2.新人薬剤師におすすめの勉強方法は?
業務以外の時間も、書籍等を利用して知識をつけることをおすすめします。
というのも、業務時間内は業務をこなすことに精一杯になるので、必要な知識を習得する余裕がないケースが多いのです。
また、職場では取り扱う処方箋が限られていることも多く、業務のなかで習得できる薬学知識には限界があります。
そのため、「疾患ごとの治療薬」「各薬剤の副作用」などの知識は、書籍を利用して身につけるのがおすすめです。
書籍を活用し、基本的な知識を身につけましょう。
<薬剤師1年目におすすめの書籍>
若手薬剤師が対話形式で様々な課題に挑む形式となっており、読みやすいです。
学生時代に学んだ知識を実践で活かすポイントが分かります。
気になる方は、ぜひご覧になってみてください。
Q3.1年目で結婚して辞めるのは印象が悪い?
職場の雰囲気にもよりますが、悪い印象を持たれてしまう可能性も否定できません。
企業は、人材を採用・教育するために多額のコストをかけているため、1~2年で退職されると、企業にとって大きな損失となってしまうのです。
そのため、まずは辞める以外に方法がないか、以下のような項目を検討してみましょう。
- 産休・育休制度の活用
- 雇用形態の変更
- 別店舗への異動……など
ただ、入社してすぐの異動や雇用形態の変更は、退職と同じように迷惑がかかることが多いです。
結婚やライフスタイルの変更があった場合は、「このままの状態で続けることができないか」も、あわせて検討してみましょう。
Q4.「仕事が遅い」と言われたときの対策は?
まずは、「効率的に業務をこなす方法」を考えてみましょう。
たとえば、「行動に優先順位をつける」「薬品の位置を覚える」などの簡単な方法でスピードアップできることもあります。
また、ミスへの不安から何度も確認を繰り返しているせいで仕事が遅くなっている場合は、知識をつけることで自信がつき、確認の時間を減らせる可能性があります。
そのほか「メモを取って復習する」「先輩にアドバイスをもらう」などの対策も有効です。
Q5.投薬はいつごろから任せられることが多い?
職場によって異なりますが、投薬は入職後3ヶ月くらいで任せられることが多いです。
まずは、基本の調剤業務からスタートし、進捗状況によって処方鑑査や投薬へと進んでいきます。
投薬に進むまでに、注意すべき副作用など、各薬剤の服薬指導のポイントを確認しておきましょう。
Q6.新人薬剤師に多いミスは?
以下のようなミスは、新人薬剤師に多い傾向にあります。
- 規格違いの錠剤を調剤してしまった
- 患者さんへ間違った説明をしてしまった
- 力価の計算をまちがえた…など
新人薬剤師は業務に慣れていないので、単純なミスを繰り返してしまいがち。
「指さし呼称をする」など、1つ1つの業務を確認しながら確実に進めることで、ミスを対策しましょう。
まとめ
新人薬剤師の悩みは、現職を続けていくなかで解決できる可能性があります。
そのため、まずは「現職を辞めずに悩みを解消できないか」考えてみてください。
その上で、「現職の悩みは転職しないと解決が難しい」と感じた場合は、転職することも手段です。
転職を決断した場合は、以下ポイントを押さえて転職活動を行いましょう。
- 最初の職場選びで失敗した理由を明確にする
- 情報収集を入念にする
- 選考対策を十分に行う
- 転職先が見つかるまで現職をやめない
- 転職サイトのサポートを受ける
なお、自分に合う転職先を見つけるためには、求人紹介等のサポートを受けられる「薬剤師専門の転職サイト」の利用がおすすめです。
以下の3社は「転職活動を手厚くサポートしてくれる」と評判なので、ぜひ利用してみてください。
サイト名 | おすすめの人 |
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ファルマスタッフ |
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マイナビ薬剤師 |
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ファーマキャリア |
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転職サイトを有効活用して、あなたにピッタリの転職先をみつけましょう。