最終更新日:2021/02/24
給料や仕事のやりがいに疑問を感じ、転職に踏み出すべきか悩んでいませんか?
22歳の転職は、若さを武器にできるため、転職のタイミングとして決して悪くありません。
とはいえ、「初めてでよくわからない」「転職先は見つかるの?」など、不安に感じることもたくさんあると思います。
そこで今回は、22歳で転職活動を行うメリットや注意点を解説した上で、後悔の残らない転職にするためのポイントを詳しく解説していきます。
本当に転職に踏み出すべきか、あなたの次の一歩を全力でサポートしますので、ぜひ参考にしてください。
気になる項目をクリック
1.22歳で転職を考える人は増えている
22歳と言えば、大卒ならば社会人1年目・高卒ならば社会人5年目に当たります。
どちらにせよ、思っていた仕事内容と違っていたり、今の会社にマンネリ化してきたり、転職を意識する場面が多々あると思います。
とはいえ、22歳はまだまだ経験やスキルも浅い状態です。「転職するのは早すぎるかも…」と不安に感じることも多いと思います。
しかし、まず始めに伝えておきたいポイントとして、22歳からの転職は決して早すぎではありません。
22歳で転職は珍しいことではないため、まだ年齢が浅いことを過剰に心配しすぎないでください。
20代前半の転職者は一番多い
実は総務省の調査では、「20代前半の転職者の割合が全年代で一番多い」というデータが出ています。
以下は総務省が2019年に行った労働力調査のデータですが、24歳以下の転職者の比率は、他の年代よりも多くなっています。
つまり、20代前半で転職することは、決して珍しい話ではないということです。
参考:’19年総務省統計局による労働力調査内の「年齢階級別転職者及び転職者比率の推移」
「22歳で転職するのは難しい…」と自分自身で決めつけてしまう人は、意外と多いです。
しかし、その一方で、実はかなり多くの人が転職に踏み出しているの事実もあります。
そのため、年齢が若いことを負い目に感じる必要は無く、今の自分に転職が必要ならば、思い切って一歩踏み出す勇気を持ってもらいたいです。
22歳がどうして企業から求められるのか
22歳という若者を企業が強く求めている理由は、以下の3点になります。
【20代前半が求められる理由】
- 入社意欲が高い
- 柔軟性があり会社に馴染みやすい
- 基礎的なビジネススキルが身についている
企業側の最大のメリットは、研修にかけるコストを削減し、業務について集中して指導することができることです。
また、新卒と比べ会社選びを慎重に行っていると考えられ、入社後のミスマッチが少ないのも大きな理由の1つです。
これらの理由から、22歳の転職市場での需要は高くなっています。
2.若さが強みになる!22歳で転職する4つのメリットとは?
「このタイミングで転職していいことあるの?」と気になると思いますが、
22歳で転職をする最大のメリットはなんといっても、若さを活かした転職ができることです。
ここからは、22歳の転職ならではのメリットを4つ紹介します。
順番に見ていきましょう。
メリット1.ポテンシャルを見込んで採用してもらえる
一つ目が、スキルや経験だけでなく「ポテンシャル」を評価してもらえることです。
若い人材に、将来性をみいだし、やる気や熱意を買ってくれる企業も多くあります。
なぜなら、企業は成長意欲が高い若手を1から育て、会社の財産にしたいと考えているからです。
22歳という若さから、経験不足を心配に感じる方もいるかもしれませんが、安心してください。
あなたが思っている以上に若さが評価されます。
メリット2.第二新卒枠で転職ができる
転職市場においてこの第二新卒枠は需要が非常に高い年代です。
新卒の社員が、早期退職してしまったり、そもそも新卒が取れなかったりする企業が多くあるからです。
「第二新卒」という言葉には明確な定義はなく、一般的に20歳〜25歳あたりが該当します。
マイナビ転職の調べによると、第二新卒の採用を積極的に行うという企業が6割を超えています。
引用:マイナビ転職 中途採用状況調査
このように、第二新卒枠で転職できることは大きなメリットの1つと言えます。
メリット3.未経験でも異業種への転職がしやすい
若さが強みの22歳は異業種への転職も成功しやすいです。
これには以下の2つの理由があります。
- 社会人経験が少なからずあり、社会人マナーなどの教育を省けるため
- 未経験者でも、これから技術を身につけるための十分な時間があるため。
このような理由から、22歳ならば異業種への転職も積極的に行えます。
一方で、20代後半は話が別であり、年齢を重ねるごとに異業種への転職は難しくなります。
というのも、20代後半からはどうしても即戦力として活躍できるスキルが求められるため、異業種からの転職者は採用されにくくなってしまうのです。
メリット4.例え失敗をしてもやり直せる
22歳ならば、仮に転職に失敗しても十分やり直すことができます。
もし仮に、転職後に「思ってた会社と違った…」という事態に陥ったとしても、22歳からの転職ならばいつでも再起することが可能です。
しかし、これが20代後半や30代となれば、そう簡単にもいきません。
転職の失敗によるダメージは年齢を追うごとに大きくなりますし、会社が合わなかったとしても、気軽に転職することはできなくなってしまいます。
そのため、「失敗してもやり直しが効きやすい」というのは、22歳ならではの強みと言えるでしょう。
ですがそうはいっても、誰でも転職において失敗はしたくないですよね。
初めての転職を失敗しないためのポイントも紹介していきます。
3.22歳からの転職で失敗しないための4つのポイント
転職の失敗とは、どのように考えますか?
失敗の定義は人によって様々ですが、転職後すぐに前向きでない転職をしたり、前の職場の方が良かったとなることでしょう。
失敗をしないためのポイントを4つ紹介していきます。
ポイント1.会社を辞める前に転職活動を行う
金銭的にも精神的にも在職中に転職活動をしましょう。
勢いで会社をやめてしまったものの、転職活動が長引き生活が厳しくなるというパターンは多くの人がやりがちです。
転職活動中も一人暮らしであれば家賃や光熱費もかかりますし、実家にいても交通費や食費など、転職活動自体にもお金はかかります。
22歳でしたら貯金も多いわけではないので、生活も厳しくなってしまいます。
後ろ盾があると心も楽になり、焦らず転職活動ができます。
ポイント2.自己分析を徹底的にする
まず初めに自己分析を徹底的に行いましょう。
なぜなら自分の軸がしっかりしていないと何度も転職を繰り返してしまう可能性があるからです。
また自己分析が甘いと、面接時に曖昧な解答しかできず、面接官にマイナスなイメージをもたれてしまいます。
なお、自己分析と言っても、何をするべきか迷ってしまうと思います。
そんな場合は有名なフレームワークである「WILL ・CAN・MUST」を試してみてください。
このフレームワークでは、自分のやりたこと(will)、自分のできること(can)、willとcanの差を埋めるために自分のやるべきこと(must) を分析していきます。
【Will・Can・Mustの例】
Will…やりたいこと
- 将来像
- ロールモデル
- 理想の働き方・生き方
Can…できること
- 現在の自分ができること
- スキルや経験
Must…今やらなければいけないこと
- 業界・企業・仕事内容の理解
- 将来的に身につけたいスキル・経験
など
自分がなにをしたいのか、どんな風になりたいのかをはっきりさせた上で転職活動をすることが大切です。
ポイント3.企業研究を入念に行う
自己分析だけでなく、企業研究も入念に行いましょう。
なぜなら、「入社後のイメージ違いを軽減すること」と「企業を理解することで志望動機に説得力を持たせる」ためです。
自分が希望する会社のことを何も知らずに、求人の仕事内容や給与面を見ただけで決めるのはとてもリスキーです。
たしかに、入ってみなければわからないというのは事実ですが、調べてみたり質問することで見えてくることも多くあります。
【企業研究で見えてくる部分】
- 勤務条件(給与・勤務地・福利厚生など)
→自分が譲れない条件を優先順位を決めて探す
- 事業内容(商品・サービス)
→現状と今後の方向性や自分の参入したい部署など
- 社風(男女比・平均年齢・教育体制)
→定着率や職場の雰囲気を確認
調べる方法としては、会社のHPや社内ブログ、転職サイトの情報などをみましょう。
それでもわからないことは面接時に正直に直接聞くといいです。
もっと詳しく企業研究をしたい場合は、マイナビの新卒紹介のページが参考になるので見てみてください。
転職を繰り返すことは今後のキャリア形成にマイナスになってしまうので、会社選びは慎重に行いましょう。
ポイント4.転職エージェントに相談する
一人での転職活動に不安がある人は、転職エージェントに相談するようにしましょう。
「転職エージェント」と言われても、わからないという人がほとんどだと思います。
簡単に説明すると、あなたの転職をサポートしてくれるサービスのことです
無料で活用することができ、自分で調べてもわからない非公開情報も持っている場合もあるあります。
詳しくは次の章で説明していきます。
4.22歳の転職は転職エージェントを活用しよう
転職エージェントを活用することで効率的に転職活動を行うことができます。
転職エージェントについて知らない方も多いと思いますので、詳しく解説していきます。
転職エージェントとは
転職エージェントとは、 転職希望者と企業の間に立って、転職に関わる様々なサポートを行っているサービスのことです。
企業側から紹介料を受け取っているため求職者は無料で利用することができます。
転職エージェントを利用することで、次のサービスを受けることができます。
【転職エージェントがサポートしてくれること】
- キャリア相談
- 求人紹介
- 履歴書・職務経歴書添削
- 面接対策
- 面接スケジュール調整
- 入社日・給与交渉
- 入社手続きのサポート
初めての転職だったり、2度目の転職で失敗したくない人にはとてもオススメです。
働きながらでの転職活動が時間的にも金銭的にも効率よくできます。
無料なので相談だけでも受けてみるといいでしょう。
転職エージェントのメリットとデメリット
転職エージェントを活用しようと思った場合のメリットとデメリットは気になりますよね。
転職エージェントを利用することは、メリットが大きいです。
【転職エージェントを活用するメリット】
- 無料のためカウンセリングを気軽に受けられる
- 行きたい企業に行ける確率があがる
- 思いがけない気づきがある
- 面談を通して質の良いキャリアの棚卸しができる(自分のレベルが客観的にわかる)
- 転職の軸がはっきりする
転職エージェントのカウンセリングはお堅いものではなく、誰でも気軽に受けることができます。
また、企業の人事担当者の注目点や、過去の合格者の傾向なども把握しているため、内定獲得率も上がります。
エージェントに相談することで、客観的に自分自身のことを指摘してもらえるので、思いがけない気づきを得られる可能性もあります。
一方で、転職エージェントを活用するデメリットについても紹介していきます。
【転職エージェントを活用するデメリット】
- キャリアアドバイザーとの相性が合わない場合がある
- 地方だと紹介してもらえる求人数が少ないことがある
エージェントとの相性もあるので合わなかった場合には、時間がもったいないと感じてしまうリスクもあります。
ですがエージェントとの相性が悪ければ、変えてもらうこともできるので安心してください。
このようなデメリットも理解した上で利用してみてください。
5.22歳におすすめの転職エージェント3選
こちらが22歳の転職でオススメな転職エージェントになります。
【おすすめの転職エージェント】
- たくさんの求人を見たいなら「リクルートエージェント」
- 20代や第二新卒の転職と言えば「マイナビエージェント」
- スピーディーに転職をしたいなら「DYM就職」
まずは登録すべき求人・実績数No.1の「リクルートエージェント」
- 求人数が業界で圧倒的に多い
- 面接対策も丁寧に行ってくれる
- 応募書類の添削も細かく行ってくれるので書類選考を突破しやすい
- 企業への年収交渉が得意
リクルートエージェントは、リクルートが運営する日本最大級の転職エージェント。
日本全国の求人を網羅しており、 その数は26万件以上。第二新卒・既卒向けの求人も対応している、万能型の転職エージェントです。
求人が多い分、質の悪い求人も少なからず含まれているのですが、担当のアドバイザーに気になっている求人の懸念点を聞いておけば、ブラックな求人には引っかかりにくくなります。
「圧倒的な求人数の中から幅広く求人をチェックできる」というリクルートエージェントならではの強みを生かして、自分に合った求人を探してみてください。
公開求人数 |
62,900件 |
---|---|
非公開求人数 |
205,995件 |
対象地域 | 全国+海外 |
利用料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しくは「リクルートエージェントの解説記事」をご確認ください |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
第二新卒の転職なら「マイナビエージェント」
- 20代・第二新卒の転職に強い
- 3万件以上の求人を保有している
- 業界専任のコンサルタントがアドバイスをしてくれる
マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営している転職エージェントです。
20代、第二新卒の求人を中心に扱っているため、入社2年目の転職にもばっちり対応してくれます。
20代であれば、必ず登録しておきたい転職エージェントです。
書類添削や面接対応、条件交渉の代行などのサポートも手厚いので、不安を感じている方はぜひ利用してみてください。
求人数 | 13,340件 |
---|---|
非公開求人数 | 20,540件 |
対象地域 | 全国+海外 |
利用料金 | 無料 |
面談可能なオフィス | 東京(京橋)・横浜・大阪・名古屋・札幌・福岡 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
詳しくは「マイナビエージェントの解説記事」をご確認ください |
職歴に不安があるなら「DYM就職」
- 第二新卒・フリーターの転職に強い
- 書類審査無しでも選考に進める
- 内定までのスピードが早い
「DYM就職」は、20代向けの求人が豊富なエージェントです。
就職率は96%と高く、就職活動を強力にサポートしてもらえるでしょう。
書類選考なしで選考を受けられ、内定までの期間が短いことからすぐにでも働きたい人におすすめです。
運営会社 | 株式会社DYM |
対象地域 | 全国 |
求人数 | 2,000件以上(2020年4月時点) |
公式サイト | https://www.dshu.jp/ |
詳しくは「DYM就職の解説記事」をご覧ください。 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
まとめ
22歳の最大の武器は「若さ」です。
自分に市場価値なんてないと思っても、その若さが助けになります。
たとえ失敗をしたとしても、22歳ならばいくらでもやり直すことができるでしょう。
社会人になって数年、本当にやりたいことなんてまだまだ見つからないのも普通です。
ですが、新しいことにたくさん挑戦していなければ、いつまで経っても見つけられません。
転職エージェントを活用し、新しい一歩を踏み出してみましょう。
【おすすめの転職エージェント】
- たくさんの求人を見たいなら「リクルートエージェント」
- 20代や第二新卒の転職と言えば「マイナビエージェント」
- スピーディーに転職をしたいなら「DYM就職」