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「38歳でも、まだ転職できるのかな?」と漠然とした不安を感じていませんか。
たしかに、年齢を重ねるつれてどんどん専門スキルや管理能力などが重要視されるようになるため、38歳での転職は簡単なことではありません。
それでも、38歳で転職を成功させて活躍している人がたくさんいることも事実です。
そこで今回は、転職活動の成功率を高めるポイントから行動計画まで徹底解説していきます。
年齢の壁を超えて納得のいく転職をしていただきたいので、是非最後までご覧ください!
1.38歳での転職が厳しいと言われる理由
転職市場では35歳という年齢が大きな分岐点のひとつと言われるため、30代後半は転職が厳しくなります。
以下のデータは年齢別に転職成功者の割合を表したグラフです。2019年度は転職成功者全体のうち72.8%が34歳以下という結果が見てとれます。
『引用:doda|転職成功者の年齢調査』
ここからはより具体的に38歳での転職が難しい理由について紹介していきます。
上記4点について順番に確認していきましょう。
38歳で応募できる求人が少ない
転職市場では35歳を境に求人数が大幅に減少します。
35歳以上の求人数が少なくなる代表的な理由としては以下があります。
- 若手の方が物覚えが早いため
- ポテンシャルを重視して中長期的な育成ができないため
依然として年齢制限を35歳までに設定している企業が多いため、38歳で応募できる求人は少ないです。
希望通りの年収や役職への転職が難しい
38歳はすでにキャリア形成できている人が多く、現状の年収や役職を基準に転職先を探してしまう傾向があります。
また、家庭がある場合には収入面で妥協できない部分が多く、どうしても条件が厳しくなりがちです。
しかし、現状と同じ条件で採用される保証はなく、条件を優先させると転職に失敗する恐れがあります。
たとえ年収が下がっても、他の優先条件を満たせれば、以下の口コミのように転職を成功させることも可能です。
「年収が100万円下がりました。でも、仕事内容など、他に優先させたいことがあったので、最終的には納得しています。(39歳・女性・メーカー経理)」
『引用:リクナビネクスト|30代後半、その転職は成功?失敗?より引用』
年収や役職にこだわりすぎずに、視野を広げて転職先を見つける必要があるでしょう。
スキルや経験が限定的な場合は転職先が限られる
38歳の転職は、今までの経験やスキルによって難易度が大きく変わってきます。
スキルや経験が限定的だと、転職先も限られてしまうからです。
そのため38歳で転職をする際には、入社後すぐに活躍ができる「即戦力人材」であることを証明できなければなりません。
以下の口コミのように、自分が活躍できる仕事を探すことが転職成功のポイントです。
即戦力として求められているので、冒険できる余裕はほとんどありませんでしたね。自分にできることの中から、消去法で選ばされた感じです。
『引用:リクナビネクスト|30代後半、その転職は成功?失敗?より引用』
自身のスキルやこれまでの経験を武器に、どのように転職先の企業で活躍できるかを明確にアピールしましょう。
正社員で転職できない可能性もある
一般的に38歳を採用ターゲットにした場合は、マネジメント職での採用が多くなります。
その業界や職種での経験やスキルがあるのはもちろん、プラスして「マネジメント力」もなければ正社員として転職できない可能性があります。
そのため、どうしても転職したい企業がある場合には正社員以外の雇用形態で働く可能性も考慮する必要があります。
2.38歳での転職に失敗する事例
ここまでで38歳での転職が難しいことを説明してきましたが、事前の対策次第では転職成功率を高めることができます。
ここからは転職失敗に繋がる3つの事例を紹介します。
転職の成功理由は様々ですが、失敗する理由は限られています。
失敗する理由から対策を考えることが重要になります。
転職する理由と目的が明確になっていない
以前、面接させて頂いた38歳、他病院でPT科の主任を務められていた方。
転職理由を聞くと『それ聞いちゃいますぅ〜?』と笑いながら言われた。
聞くに決まってるでしょ!え?普通は聞かれないの?— ゆとりの理学療法士 (@CtHlfQJOej2lPxw) November 5, 2019
38歳の転職活動では「今の職場を変えてまで転職する理由と目的」について明確な回答を求められます。
ここで転職理由と目的が曖昧でネガティブな印象を与えてしまうと、お見送りになってしまいます。
キャリアアップのための転職や異業種への挑戦など、前向きな転職理由でなければ人材としての魅力を感じないからです。
市場価値と自己評価が一致していない
38歳の転職では、自身のスキルに関して様々な角度から厳しく評価されます。
自分では十分な能力があると思っていても、実際には企業が求めるレベルに達していなかったという場合もあります。
もうすぐ38歳。さらに転職が難航しそうで年を取るのが怖い。「明るく元気」「コミュニケーションが得意」「即戦力」「リーダーシップ」とかすでに20社落ちている現状では全て自信無い。。婚活も失敗し、出産も経験できず、親ともうまくいかず、ひとりよろよろ生きていくのかしら。それでいいのか…?
— 〜〜〜 (@4ELUmRb2StyWbSi) May 16, 2019
これまでに培ってきたスキルを客観的に見つめ直した上で、企業側が求めるスキルレベルと照らす必要があります。
企業のリサーチや面接対策が不十分
転職を成功させるためには、準備が必要です。
特に企業のリサーチと面接対策は、転職活動の成否に直結する重要なプロセスです。
企業のリサーチを入念に行うことで、企業が求めている人物像やスキルレベルについて正しく把握できます。
38歳、男です。 先日、勤めていた会社が解雇となり、転職活動を始めております。 数社、書類選考は通過して、面接も数回行ったのですが、面接官の質問に異常なまでに緊張してしまい、思ったことが自然と話が出来ないで困っています。 … http://t.co/1GUJZgYZIW
— 就職活動の面接服装&エントリーシート方法 (@juqypazisewi) November 3, 2014
面接での想定問答を練習しておけば、必要以上に緊張することなく挑めます。
準備を怠った結果、面接で自分自身を十分にアピールできなければ選考通過が厳しいでしょう。
3.38歳での転職成功率を高めるポイントと行動計画
38歳での転職成功率を高めるポイントと具体的な行動計画について紹介していきます。
事前にどれだけ対策できるかで転職の明暗が分れるので、以下4つのプロセスを順番に実行していくことをおすすめします。
①転職活動の期限を決める
転職の成功率を高めるためには、期限を決めて集中的に転職活動することをおすすめします。
「絶対に転職したい」という強い気持ちがないとダラダラと転職を続けてしまう傾向があるためです。
希望通りの仕事が見つかるまで求人に応募することもなく、気付いたら時間だけが経過していることも珍しくありません。
ぼちぼち転職活動始めてるけど、本当に婚活と就活は同じで、期限日とか、この条件を満たしていたら決める!とか自分の中で決めておかないとどこまでも「もっといい所があるかも沼」に浸かってしまうんだろうなと思った
— 桜花⛩ (@oukakreuz) December 14, 2015
漠然と「そのうち、今よりも良いところに転職できれば…」と考えるのではなく、予め期限を決めることで転職活動に集中できます。
②転職において譲れないポイントを明確にする
今回の転職において絶対に譲れない最優先ポイントを明確にすることをおすすめします。
譲れないポイントとは、例えば以下のようなものがあります。
<転職活動で譲れないポイントの例>
- 年収アップ
- やりがいのある仕事
- ワークライフバランスがとりやすい仕事
- アットホームな雰囲気の職場
- 充実した福利厚生
自分自身で譲れないポイントを把握しておけば、転職で後悔する可能性が低くなるでしょう。
③スキルの棚卸しと自己分析をする
スキルの棚卸しと自己分析は時間をかけて行うことをおすすめします。
30代後半の転職市場では、企業はマネージャー等の管理職経験や専門的なスキルを持つ人材を求めています。
そのため、スキルの棚卸しを徹底的に行い、「これまでにどんな仕事をしてきたのか」を分析することが重要です。
やりたい仕事にチャレンジするよりは、できる仕事にフォーカスするほうが効率的に転職活動を進めることができます。
また、自己分析では「他人から見た客観的な自分」を知ることを意識しましょう。
自分がどのような人間なのかを知るために、身近な人にヒアリングをしてみるのも有効な手段です。
④企業研究を徹底的に行う
「企業がどのような人材を求めているのか」を知るためにも企業研究は徹底的に行うことをおすすめします。
企業が求めている人材を想定できれば、自分のスキルと照らすことで入社後に活躍できそうかを判断できます。
また、面接官は「応募者はある程度の情報は調べてきただろう」という前提で質問をしてきます。
予備知識がない状態で面接にのぞむと、面接官に失礼なだけでなく質問に的確に回答できなくなります。
ただし、ネット上の情報だけでは企業の内情を知ることはできないので、志望度の高い企業に関しては以下2つのやり方で情報収集をしましょう。
志望企業で働く知人のリアルな声を聞く
実際に働いている人の話を聞くことで、企業についての理解が深まります。
具体的には以下3つのメリットがあります。
<知人のリアルな声を聞くメリットまとめ>
- 内情と働き方を知れる
- リアルな声を聞くことで企業の志望度が上がり転職活動のモチベーションアップに繋がる
- 悪い部分も聞けるので入社後のミスマッチを避けられる
メリットが多いので、是非時間を作って志望企業で働く知人に話を聞きに行ってみてください。
転職エージェントに相談する
志望企業に知人がいない場合は転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。
転職エージェントは、企業の担当者と日々コミュニケーションを取っているため内情についても知っているケースが多いです。
転職エージェントは応募者と企業側の間に入って、最後まで転職をサポートしてくれます。
企業に直接は聞きづらいことも転職エージェントを通して聞けたりするので、上手に活用してみましょう。
4.38歳で未経験からの転職は可能?
38歳で未経験からの転職は難易度が高いです。
これまでに積み上げたスキルを捨て、0からスタートするよりは、スキルを活かす形での転職が一般的です。
しかし、以下の口コミのように現在の会社の将来に不安があれば、未経験の業界への転職を検討する人もいるでしょう。
<相談者>Aさん(38歳・男性・サービス業界・営業マネジャー)
会社の先行きに不安を感じており、IT業界への転職を検討しています。「35歳を過ぎると転職は難しい」と聞いたことがあります。私はすでに38歳ですが、異業界への転職はやはり厳しいでしょうか。40歳前ならまだまだ転職できそうな気もしますが……。
『引用:リクルートエージェント|38歳で転職は可能?─実例から見る成功のポイントとは』
以下で未経験からの転職が難しい理由と転職を成功させるために重要なポイントについて紹介します。
異業種・異職種の場合は簡単ではない
これまでに経験のない業種・職種への転職は「年齢の壁」により厳しいのが現実です。
20代の転職とは違い、多くの企業が30代後半の応募者に求めるのは意欲やポテンシャルではないためです。
年齢別 | 企業が求める人物像 |
---|---|
20代 |
・仕事に対する高い意欲 ・今後の成長を期待させるだけのポテンシャル |
30代 |
・即戦力として活躍できるスキルと経験 ・経験に加え定量的な実績が豊富 |
38歳に求める人材を考えると、未経験の業種や職種での転職は簡単ではないと言えるでしょう。
経験やスキルがマッチすれば可能
異業種・異職種への転職が難しいのは事実ですが、経験やスキルが企業側の求人ニーズにマッチすれば転職成功も十分にありえます。
コミュニケーション能力やタスク管理能力などのポータブルスキルがある人は、異業種・異職種においても活用でき、人材として高い評価を受けます。
未経験からの転職でも、ポータブルスキルを上手にアピールすれば門戸が開かれるでしょう。
マネジメント力があれば企業から求められる
プロジェクトの成功に向けてチームをまとめる「マネジメント力」のある人材は、業界・業種関係なく重宝されます。
チームリーダーを務め、部下複数人をマネジメントし、成果を残してきた経験は大きなアピールポイントになります。
38歳という年齢に企業が求めるのは、マネジメント力のある人材だからです。
転職の面接でマネジメント力の事、かなり聞かれたな…
— 本田にじゃんけんで勝ったマンチキン(՞ةڼ◔) (@manchickens) May 11, 2019
今までのマネジメント経験を上手にアピールすれば、38歳で未経験の業種や職種への転職も可能です。
5.38歳で転職したい人におすすめの転職エージェント
38歳での転職を成功させるためにも転職エージェントは積極的に活用しましょう。
ここからは、38歳での転職をサポートしてくれるおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
豊富で幅広い求人から選びたい方はリクルートエージェント
(引用:リクルートエージェント)
リクルートエージェントは、業界No.1の求人数を誇る転職エージェントです。
非公開求人も含め、豊富で幅広い求人の中から自分に合った企業を探すことができます。
MR・メディカル、IT・Webなどの専門領域に特化した転職サポートも行っています。
38歳での転職の際には、初めに登録すべき転職エージェントです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約176,100件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約226,400件(2022年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの?気になる評判と利用前の全注意点」 |
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担当者による手厚いフォローを受けたい方はdoda
dodaは、リクルートエージェントに続き業界No.2の求人数を誇る転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの質が高く、丁寧な面接対策をしてくれます。
初めての転職活動で手厚いフォローを受けたい方におすすめです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約130,200件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約36,200件(2022年4月時点) |
おすすめ年代 | 20代,30代 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「doda(デューダ)って実際どうなの?気になる評判と利用前の注意点|口コミ一覧あり」 |
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女性の転職はパソナキャリア
パソナキャリアは女性の転職に強みを持った転職エージェントです。
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求人数はリクルートエージェント、dodaと比べると少ないですが、質の良い案件が多いのが特徴です。
38歳女性で転職を始める際には、是非登録することをおすすめします。
運営会社 | 株式会社パソナ |
---|---|
公開求人数 | 約39,600件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
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公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
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まとめ
38歳での転職は厳しいですが、失敗事例から考えて対策を練ることで転職成功が見えてきます。
【失敗事例と対策】
- 転職する理由と目的が明確になっていない
→今の職場を変えてまで転職する理由と目的を言語化しておきましょう。 - 市場価値と自己評価が一致していない
→自己分析と企業研究を通じて企業の求めるスキルレベルと自身のスキルを照らしましょう。 - 企業のリサーチや面接対策が不十分
→企業研究を行ったあとで個別企業ごとに徹底的に面接対策をしましょう。
転職活動を進めると効率良く進めるための具体的な行動計画は以下の通りです。
【具体的な行動計画】
- 転職活動の期限を決める
- 転職において譲れないポイントを明確にする
- スキルの棚卸しと自己分析をする
- 企業研究を徹底的に行う
また、38歳におすすめの転職エージェントは以下の4つです。
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