
キャリアコンサルタントの資格を取って「キャリアアップしたい!」「年収を上げたい!」と考えていませんか?
キャリアコンサルタントは、近年誕生した新しい国家資格で、就職・転職のアドバイスを行えるやりがいのある仕事です。
しかし、いざ転職しようと考えると「未経験でも転職できる?」「資格取得の方法は?」といった不安や疑問も出てくるでしょう。
この記事では、キャリアコンサルタントの仕事内容や資格の取り方、未経験から転職するコツについて解説しています。
おすすめの転職エージェントも紹介しているので、ぜひ参考にして転職活動をスムーズに進めましょう。
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1.キャリアコンサルタントとは?
まず、転職方法の解説を行う前にキャリアコンサルタントの基本情報について確認しておきましょう。
キャリアコンサルタントの仕事への理解を深めることで、本当に転職すべきなのか適切に判断できます。
ここで解説する内容は、以下の通りです。
キャリアコンサルタントの仕事内容
キャリアコンサルタントは、個人の就職や転職などのキャリア形成についてサポートすることが仕事です。
転職活動だけでなく、就職や起業、キャリアアップなど仕事に関わるあらゆる悩みに対応します。
顧客の相談内容に合わせて求人の紹介や資格取得の助言、起業に向けた専門的なアドバイスなどが必要になるので、キャリアに関する深い知識が求められます。
【キャリアコンサルタントの仕事】
- キャリアアップや起業、転職に関する情報提供・アドバイス
- 求職者の適性の見極め、適職探しの相談対応
- 履歴書・職務経歴書の作成、面接に関する助言
- 出産からの社会復帰に関する助言
キャリア形成は、人の人生を大きく左右するものです。
キャリアコンサルタントのアドバイスによって、相談者のその後の人生も大きく変わってくるので責任の重い仕事といえるでしょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーとの違い
キャリアコンサルタントと聞くと、「転職エージェントと何が違うの?」と思う人もいるでしょう。
転職エージェントには「キャリアアドバイザー」と呼ばれるスタッフが在籍し、転職希望者にアドバイスを行います。
確かに両者とも相談者のキャリア形成に深く関わる職業ですが、最大の違いは国家資格の有無です。
キャリアコンサルタントは、名称独占資格となっているので国家資格を有している人しか名乗ることができません。
また、アドバイスできる業務範囲にも違いがあります。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、転職相談のみ対応するのが仕事です。
しかし、キャリアコンサルタントは転職だけでなく、起業や社会復帰、仕事と家庭のバランスといったキャリア全体に関わる悩みに対応できます。
より包括的な内容についてコンサルティングを行うので、幅広い知識が必要になるでしょう。
キャリアコンサルタントの平均年収
「労働政策研究・研修機構」のデータによると、専任で業務を行うキャリアコンサルタントの50%は、年収200万~400万円未満です。
国税庁の民間給与実態調査によれば、日本人の平均年収がは436万円なので、キャリアコンサルタントの年収は平均よりも低めと言えます。
しかし、人の人生に深く関われる仕事ということもあり、年収以上のやりがいを感じられることも多いでしょう。
専門分野を持てば年収アップも可能
医療業界やIT業界など専門分野に精通したキャリアコンサルタントであれば、年収アップも可能です。
専門分野の転職支援には、業界の動向や転職の際に有利になるスキルなどの専門知識が必要だからです。
自分の得意分野があれば、今までの転職支援の実績と共に面接の際にアピールしていきましょう。
「市場価値」とは、あなたの経験やスキルが、企業からどれくらい必要とされているかという評価のことを言います。
実は、約7割のビズリーチ会員が市場価値を確かめるために利用しています。
「ビズリーチ」は、企業やヘッドハンターからのスカウトで転職ができる仕組みです。
思いもよらない大手企業や年収が大幅にアップできる企業からのスカウトが直接来ることがあるので、早めの登録が転職を成功させるための鍵になるでしょう。
すでに、あなたの経験やスキルを求めている企業がいるかもしれないので、まずはスカウトを受け取れる状況を作っておくことが重要です。
職歴を入力して待つだけで転職できる受け身型の転職サイトなので、自分の市場価値を確かめるためにも、隙間時間を利用して登録を行っておきましょう。
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キャリアコンサルタントとして働ける場所
キャリアコンサルタントは、実際にどのような場所で働けるのか気になる人もいるでしょう。
ここではキャリアコンサルタントが活躍できる場として、代表的な転職先を紹介します。
労働政策研究・研修機構の調査(2017年)によると、キャリアコンサルタントの主な活躍の場は、下表の通りです。
【キャリアコンサルタントの主な活躍の場】
現在の主な活躍の場(単数回答) | 割合(%) |
---|---|
企業 | 34.2 |
需給調整機関(派遣、ハローワーク、転職・再就職支援) | 20.2 |
学校・教育機関(キャリア教育、キャリアセンター) | 17.2 |
地域(地域若者サポートステーション、女性センター等) | 5.2 |
その他 | 8.3 |
なし | 15.0 |
(引用:労働政策研究報告書No.200 | 労働政策研究・研修機構)
就業先として、企業が全体の34.2%と多く、次いでハローワークなどの需給調整機関が20.2%、学校・教育機関が17.2%と続いています。
キャリアコンサルタントの転職先について、以下の項目でより詳しく解説します。
ハローワークなどの公的就労支援機関
キャリアコンサルタントの転職先としてまず挙げられるのが、ハローワークや地域の公的就労支援機関です。
これらの機関は、厚生労働省や経産省から運営を委託されたNPO法人や地方自治体、企業などの組織を指します。
企業の人材確保や雇用の安定のため、職業紹介や就労支援を行うのが仕事です。
代表的なものを下表にまとめたので、ご覧ください。
名称 | 設置・運営者 | 業務概要 |
---|---|---|
ハローワーク (公共職業安定所) |
厚生労働省の指導のもと都道府県の労働局が運営 | 職業紹介・雇用保険・雇用対策 |
ジョブカフェ | 経済産業省が支援し都道府県が主体となり設置 | 若者の就職支援 |
サポステ |
厚生労働省からの委託を受けたNPO法人や株式会社などが運営 | 15~49歳を対象に職業相談などによる就労支援 |
上記機関へ転職する場合は、キャリアコンサルタント業務の専任になることが多いため、経験や関連する資格があると有利です。
大学などの就職相談窓口
キャリアコンサルタントの転職先として次に挙げられるのが、大学などの教育機関の就職相談窓口です。
雇用形態は派遣やアルバイトが多いですが、非正規で経験を積んだのちに正社員として採用される可能性もあります。
教育機関のキャリアコンサルタントは、キャリア相談に関する仕事以外にも学生に対してキャリア教育を行うこともあります。
キャリア教育の一環として、授業を実施することもあるので、教育に関する基礎的な知識も必要になるでしょう。
一般企業の人事職
キャリアコンサルタントの資格は、一般企業の人事職にも活かせます。
人事職と聞くと、従業員の雇用や年収管理などを想像する人が多いでしょう。
しかし、人事の仕事はそれだけでなく従業員のキャリア支援を行うこともあります。
特に、2016年に「改正職業能力開発促進法」が施行されたことで、その重要性も高まっています。
この法律によって企業が雇用する従業員に対し、キャリアコンサルティングを受ける機会を提供するよう規定されました。
今後はこの流れが加速していくことが予想されるので、一般企業の人事職への転職にキャリアコンサルタントの資格は大いに役立つでしょう。
人材紹介会社
人材紹介会社への転職にも、キャリアコンサルタントの資格を活かせます。
人材紹介会社は、厚生労働大臣の許可を受けて職業紹介を行うことを仕事としており、いわゆる転職エージェントのことを指します。
転職エージェントは求職者の転職をサポートするため、キャリアコンサルタントの資格を大いに役立てることが可能です。
転職エージェントになるためには、必ずしも資格が必要というわけではありません。
しかし、キャリアコンサルタントの資格を持っていることで面接において即戦力になることをアピールできるでしょう。
2.未経験でもキャリアコンサルタントに転職できる?
キャリアコンサルタントという仕事について、「未経験者からでもなれるのか?」というのは気になるところでしょう。
結論から言えば、未経験からキャリアコンサルタントになることは十分可能です。
ここではキャリアコンサルタントの資格の取り方や将来性について、以下のポイントでまとめました。
資格を取れば未経験でも転職可能
キャリアコンサルタントは、2016年に新設された国家資格のため、あらかじめ未経験者の参入が予想されていた職種です。
国家試験に合格することで、キャリアコンサルタント名簿に登録され活動することができるようになります。
そのため、未経験でも資格を取れば転職のチャンスは十分にあります。
キャリアカウンセラーの資格の取り方
それでは、キャリアコンサルタントの国家資格はどのように取得すればいいのでしょうか。
まず、キャリアコンサルタントの受験資格について確認しておきましょう。
詳しい受験資格は、以下の通りです。
キャリアコンサルタント試験は、次のいずれかの要件を満たした方が受験できます。
- 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者(講習カリキュラムは別表(略)に記載)
- 労働者の職業選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験(5(略)を参照)を有する者
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
- 上記の項目と同等以上の能力を有する者
キャリアコンサルタントの受験資格を得るためには、厚生労働大臣が認定する講習を受けるか、3年以上の実務経験が必要です。
未経験の場合は、合計150時間の講習を受ける必要があります(参考:キャリアコンサルタント試験の受験資格)。
また試験は年2回実施され、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
事前に試験日程やカリキュラムを確認し、計画的に勉強を進めていきましょう。
キャリアコンサルタントの需要・将来性
現在の日本の雇用は、転職によるキャリアアップも一般的になりつつあり、終身雇用の慣行が崩れてきています。
また、コロナによる影響も強く、在宅勤務やリモートワークなど働き方も多様化している時代です。
このような時代背景の中、今後はキャリアに関する柔軟な考え方が必要になるので、キャリアコンサルタントの将来性は高いといえるでしょう。
厚生労働省が2014年に作成した「キャリア・コンサルタント養成計画」では、今後のキャリアコンサルタントの重要性を鑑み、以下の目標が発表されました。
【キャリア・コンサルタント養成計画】(抜粋)
4 数値目標
標準レベルのキャリア・コンサルタント及びキャリア・コンサルティング技能士の累積養成数について、平成36(2024)年度末に10万人とすることを数値目標とする。
集中養成期間の終期である平成31年度末においては、当該累積養成数を7万9千人とすることを目指す。
この計画では、2013年度末に約4万5千人であったキャリアコンサルタントを2024年度末までに10万人にまで増やすことを目標にしています。
キャリアに関する専門家の育成を国が後押ししているので、今後も活躍が見込める職業といえるでしょう。
AI化が進んでも需要はある
さまざまな職種でAI化が進んでいますが、キャリアコンサルタントの需要は今後も続くと考えられます。
なぜなら、キャリアコンサルタントは人にしかできない仕事だからです。
キャリアコンサルタントは、相談者のバックグラウンドやスキルを把握しキャリアについて適切なアドバイスを行う必要があるため、AIでは対応できる範囲に限界があります。
将来的にますますAI化が進んだとしても、キャリアコンサルタントの仕事は無くならないと予想できます。
3.キャリアコンサルタントに向いている人の特徴
キャリアコンサルタントを目指そうと思った時に、「そもそも自分にキャリアコンサルタントが向いているのか?」と悩んでいる人もいるでしょう。
ここでは、キャリアコンサルタントに向いている人の特徴について解説します。
誰かの役に立ちたい人
キャリアコンサルタントの仕事は、相談者の人柄や適性を知ることから始まります。
相談者と密にコミュニケーションを取り、相手の今後の人生について真剣に向き合う姿勢が必要です。
相談者の悩みに寄り添うことが求められるので、誰かの役に立ちたいという気持ちが強い人にふさわしい仕事といえるでしょう。
人の意見を否定しない人
キャリアコンサルタントは、さまざまなタイプの相談者と接します。
相談者のキャリアや考え方はそれぞれなので、中には自分の意見や考え方と違う人もいるでしょう。
しかし、相談者の意見を否定してしまうと、その時点で相談者との信頼関係が崩れ、よいカウンセリングが出来なくなる可能性があります。
キャリアコンサルタントは、相手の話を丁寧に聴き、受け止める姿勢が求められます。
相手の意見を否定せず、最後まで傾聴できる人に向いているでしょう。
幅広い知識の習得ができる人
キャリアコンサルタントに向いている人として、幅広い知識の習得ができる人も挙げられます。
キャリアコンサルタントは、様々な人のキャリアに関する悩みを解決していく仕事です。
例えば、以下のような相談が寄せられます。
- 起業を考えている
- シングルマザーでも働きやすい仕事を探している
- キャリアアップに必要な資格を教えてほしい
相談者によって悩みの種類や境遇も大きく違うので、あらゆる知識を吸収していく必要があるでしょう。
キャリアについてだけでなく、家庭環境の実態についてなども学ぶことが求められます。
自分のキャリアに思い悩んだ経験がある人
自分のキャリアに思い悩んだ経験がある人も、キャリアコンサルタントに向いています。
キャリアについて悩んだり、苦しんだりといった経験がある人は、相談者の気持ちをより深く理解し、寄り添うこともできるでしょう。
悩みに対して親身になれるので相談者も安心感を抱きやすく、信頼関係を築いていくことができます。
また、自分自身の経験を基にキャリアコンサルティングを行えるので、説得力のあるカウンセリングを実施できるでしょう。
4.キャリアコンサルタントの求人情報
キャリアコンサルタントは、未経験からでも転職が可能です。
では、キャリアコンサルタントの求人には、どのようなものがあるのか見ていきましょう。
2021年12月現在、転職エージェントに掲載されている求人の一部をご紹介します。歯科業界のキャリアアドバイザー
(引用:doda)
歯科業界の人材サービスを展開する人材紹介会社の求人です。
キャリアアドバイザーとして、歯科医院と求職者に対してヒアリングを行い、お互いのマッチングをしていきます。
また、自分が紹介をした医院や転職者に対して、入社後のヒアリングやフォローも行います。
営業経験があれば優遇されますが、未経験でも歯科業界に興味があり、誰かの役に立ちたいという人であれば未経験でも応募可能です。
「doda」にはこの他にもキャリアコンサルタントの求人が多数掲載されています。
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IT企業での人事職
(引用:doda)
ITベンチャー企業にて採用活動を中心とした、人事業務全般を行います。
新卒採用では、インターンシップなどの企画段階から関わるため、学生がどのような道に進みたいかなどキャリアのアドバイスをするシーンも出てくるでしょう。
人事や総務経験があれば優遇されますが、ベンチャー企業でスキルアップしていきたいという人なら、未経験でもチャレンジできます。
「doda」にはこの他にも人事職の求人が多数掲載されています。
若者のキャリアカウンセラー・相談員
(引用:マイナビ転職)
「よこはま若者サポートステーション」の相談員として、若年層の転職支援を行います。
個別カウンセリングを始め、セミナー企画・運営などに携わります。
未経験でも応募可能ですが、キャリアコンサルタントや産業カウンセラーなどの資格があれば優遇されます。
この他にも転職エージェント・サイトにはキャリアコンサルタントの資格をいかせる求人が多数掲載されていました。
中でも「doda」には2021年12月時点、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーなどの求人が300件以上載っています。
(引用:doda)
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5.キャリアカウンセラーって実際どう?転職した人の口コミを紹介
この章では、実際にキャリアカウンセラーの経験がある人の口コミをご紹介します。
キャリアカウンセラーになって良かった点
20代後半・男性
ビジネスコンサルタント
これは人材業界全てに共通することですが、多様な業界の企業に対して提案するため、ビジネスモデルや仕組みの知識などは自然に理解する。(後略)
相談者から感謝された時や、人の役に立てた実感が持てた時に、やりがいを感じるといった口コミが見られました。
また人材業界は多種多様な企業の求人を紹介するため、新しいビジネスモデルにも触れる機会が多くなります。
誰かの役に立ちたい、様々な職種について知見を広げたいといった人に向いているでしょう。
キャリアカウンセラーになって悪かった点
40代前半・女性
キャリアカウンセラー
気をつけないと依存される、こちらのせいにされる。
企業向けは経理以外は経営コンサルタントとほぼ同じ仕事なので、もっと給料が多くてもいいと思う。
50代後半・女性
キャリアカウンセラー
離職してなかなか就職が決まらない人等の腹いせの対象になったり、ずっと愚痴を聞かされたり、泣かれたりわめいたりされることもある。
給料が安く仕事が安定しない
相談者に依存されたり、ネガティブな言葉を投げられたといった口コミが見られました。
相談者が思うように就職が出来なかった場合、対応が難しいシーンもあるようです。
また給与面で不満を持っている口コミも見られました。
雇用形態や仕事内容によっても待遇は異なるので、転職する前にしっかりと確認をしておきましょう。
転職の口コミサイト「転職会議」ではこの他にも、キャリアカウンセラーや人材業界で働く人の口コミが見られます。
さらに詳しい口コミが見たい人は「転職会議」に登録してみてください。
6.キャリアコンサルタントへの転職を成功させるためのポイント
この章では、キャリアコンサルタントへの転職のコツを解説します。
資格取得以外のポイントもしっかりと押さえて、転職を成功させましょう。
自己分析で自分の強みを理解する
キャリアコンサルタントへの転職を成功させるには、自己分析を行うことが大切です。
自己分析が上手くできていないと自分の強みが理解できず、面接の際に上手く自分をアピールできません。
自己分析を通して自分の強みを知るためには、以下のことについて自問自答してみるのがおすすめです。
- 自分はどのような性格か
- 自分の長所は何か
- 自分の長所の根拠となる経験は何か
- 社会人経験の中で得た強みは何か
これらについて紙に書き出し、考えをまとめておきましょう。
また、明確になった自分の強みが、キャリアコンサルタントの仕事でどのように発揮できるかも併せて考えておくといいでしょう。
様々な業界について勉強しておく
キャリアコンサルタントは、様々な人のキャリアに対して専門的なアドバイスを行うことが必要になります。
あらゆる業界に精通していることが求められるので、転職する前から勉強しておくことがおすすめです。
転職してからでも業界について学ぶことは可能ですが、興味のある転職先の知識を学んでおくことは大切です。
転職前から学んでおけば、面接の際にキャリアコンサルタントへの熱意や、即戦力として活躍できる可能性をアピールできるでしょう。
面接での印象がよくなるだけでなく、転職に成功した後も使える知識なので、本などを利用して学ぶのがおすすめです。
転職エージェントを利用する
未経験からキャリアコンサルタントへの転職を目指す場合は、転職エージェントを利用することもおすすめです。
転職エージェントの利用は無料で、転職のプロがあなたの転職活動をサポートしてくれます。
自己分析の具体的なやり方や、キャリアコンサルタントへ転職するための勉強方法なども詳しく教えてくれる可能性があるでしょう。
また、転職エージェントでは企業に対して推薦状を出してくれることもあります。
エージェントが積極的にあなたをアピールしてくれるので、書類選考を有利に進めていくことも可能です。
模擬面接などの対策も行ってくれるので、あなたの転職の心強い味方になってくれるでしょう。
転職エージェントの上手な活用方法は、こちらの記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。
7.キャリアコンサルタントへの転職におすすめの転職エージェント
キャリアコンサルタントへの転職には、転職エージェントの利用がおすすめです。
しかし、「転職エージェントってどこを利用すればいいの?」という疑問もあるでしょう。
転職エージェントごとに特徴や強みが異なるため、自分に合ったエージェントを選ぶことが大切です。
ここでは、キャリアコンサルタントへの転職におすすめの転職エージェントを紹介します。
転職市場の知識が豊富「doda」
(参考:doda)
「転職市場について詳しく知りたい!」という人には、dodaがおすすめです。
dodaは長い歴史のある転職エージェントであり、詳しい企業情報や転職市場に関する幅広い知識を持っています。
長年に渡り人材紹介業を営んできた経験があるので、様々な知識やデータを使ってあなたの転職をサポートしてくれるでしょう。
また、「公式サイトの転職に関するコラムが充実している」と口コミでも評判です。
2021年12月時点で、「doda]にはキャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーなどの求人が300件以上載っています。(引用:doda)
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運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約130,200件(2022年4月時点) |
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公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「doda(デューダ)って実際どうなの?気になる評判と利用前の注意点|口コミ一覧あり」 |
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(参考:リクルートエージェント)
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対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの?気になる評判と利用前の全注意点」 |
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(参考:マイナビエージェント)
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まとめ
キャリアコンサルタントは、未経験でも十分転職することができます。
転職を成功させるためには、以下の点を押さえることが大切です。
- 自己分析で自分の強みを理解する
- 様々な業界について勉強しておく
- 転職エージェントを利用する
これらを正しく行い、キャリアコンサルタントの夢を叶えましょう。
また、夢の実現のために下記のような転職エージェントを利用するのもおすすめです。
- 転職市場の知識が豊富「doda」
- 豊富な案件を保有する「リクルートエージェント」
- 20代や第二新卒なら「マイナビエージェント」
プロのサポートも上手に活用しながら、納得のいく転職活動を行いましょう。
40代後半・男性
キャリアカウンセラー
人の役に立てる実感と、自分自身の成長につながっている実感が持てるので、仕事には自信を持って挑むことができる。