最終更新日:2021/02/12
「昔から映画が好き」
「難しいと思っていたから、諦めていたけど…やっぱり映画に携わりたい」
憧れの映画業界へ転職したいと考えていませんか?
しかし、「どうやって転職したらいいかわからない」と悩む人は多いです。
この記事では、憧れの映画業界へ実務未経験から転職が可能であるか、映画に携わる仕事には何があるかについて解説していきます。
この記事を読めば、憧れの映画業界について知ることができ、映画業界への転職活動をスムーズに進めることができますよ。
「市場価値」とは、あなたの経験やスキルが、企業からどれくらい必要とされているかという評価のことを言います。
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1.映画業界には未経験で転職できる?
今まで映画とは縁のない仕事をしてきたけれど、映画業界に転職したい人は多いです。
結論からお伝えすると、映画業界へは未経験でも転職することができます。
転職可能な理由について詳しく説明していきますね。
未経験でも転職可能
未経験でも映画業界へ転職することはできます。
なぜなら、映画業界といっても様々な仕事があるからです。
例えば、以下のような進行管理や制作スタッフなどの仕事は、未経験でも歓迎しています。
(参考:マイナビ転職2019年10月時点)
他にも、ロケバスドライバーやサービスエンジニアなども未経験歓迎です。
映画業界というと、映画専門のスキルが必要なイメージが強いですが、影で支えるような職種ならば未経験からでも挑戦しやすいです。
また、入社してから仕事を教えてくれる職場もあるので、そういう求人が見つければ専門スキルが必要な職種でも転職できる可能性があります。
大学や専門学校に通う必要はある?
職種によっては、大学や専門学校に通う必要があります。
【専門学校へ通う必要がある職種】
- カメラマン
- 音響技術
- 美術
- 編集
- CG制作技師
一般的に、映画制作会社の「照明」や「大道具」といった力仕事のアシスタントは、学歴や専門技術がなくても働き始められると言われています。
映画業界の専門職や技術職に転職したい場合は、大学や専門学校へ通っていた方が有利です。
2.映画業界の働き方は3種類ある
映画業界での働き方は3種類あります。
具体的には、映画にどのように携わっているかによって会社が異なるため、働き方が変わります。
それぞれの会社がどのように映画と関わっているか、またどのような仕事内容であるか紹介していきます。
映画製作会社
1つ目は、映画制作会社です。
映画制作会社とは、映画の企画を立て、撮影から編集まで映画を制作することを仕事にしています。
映画を制作するためには、映画のシナリオを作る監督や脚本家、また撮影に関わっているカメラマンや照明など職種は多岐に渡ります。
映画制作会社に関わる職種は以下の通りです。
- 監督
- 脚本家
- プロデューサー
- 美術
- カメラマン
- CGクリエイター
- 音響技師
- 編集
- 役者
映画作成会社は、ものづくりに関わるクリエイターの仕事が多いです。
映画配給会社
2つ目は、映画配給会社です。
映画配給会社は、ひとつの作品についてより多くの興行収入(※)を得ることを目的とし、映画を広める仕事になります。
映画配給会社の仕事内容は大きく3つに分かれます。
- 買い付け…ヒットしそうな映画を見極め、制作された映画を買う仕事
- ブッキング…どの映画館で映画を上映するか決定し、各映画館に交渉する仕事
- 宣伝…多くの人に映画を見てもらえるように、ポスターや予告編の制作、舞台挨拶などを作る仕事
映画配給会社の仕事内容は、商社と同じです。
世の中に売り出せそうな商品(=新しい映画作品)を発掘し、どこにどのように売り込むかの戦略を立て、実行して契約を結ぶという流れになります。
また、映画配給会社に就職するのは狭き門だと言われており、学生時代からアルバイトやインターンとして映画会社に関わり、映画配給会社への就職を目指す人もいるようです。
映画興行会社
3つ目は、映画興行会社です。
映画興行会社とは、興行会社が経営する映画館の運営が主な仕事になります。
【映画興行会社の具体的な業務】
- 映画館内の清掃
- チケットのもぎり
- 売店での接客
- 販促のポスターの陳列
3.【転職先別】映画業界への転職難易度は?
映画業界の転職難易度は、転職先によって異なります。
それぞれの転職難易度について紹介していきますね。
映画制作会社
映画制作会社への転職難易度は、職種によって変わります。
(参考:リクナビNEXT2019年10月時点)
映画制作会社での仕事は技術専門職が多いため、異業種未経験で正社員の転職は難しい場合があります。
美術やCG制作、音響技師などは専門学校へ通い、専門技術をつけた上で仕事をしている方がほとんどです。
また、専門技術があったとしても狭き門であり、正社員に転職することは難しいです。
上記の求人票でも「3DCGデザイナーとしての実務経験が3年以上ある人」という募集になっています。
しかし、照明や大道具などの力仕事やアシスタントとしてはアルバイトを募集していることもあります。
アルバイトとしての下積みをした上で正社員で雇用される場合もあるので、随時求人情報をチェックしてみてください。
映画配給会社
映画配給会社への転職難易度は高いです。
(参考:doda2019年10月時点)
新卒採用も少なく、狭き門といわれています。
上記の求人でも、応募資格として、大学・大学院卒以上また、法人営業経験が必要となっています。
映画配給会社に転職する際に必要な資格は特にありませんが、スキルとしては営業力や語学力があると有利です。
なぜなら、海外からの映画を買い付けするという仕事があるからです。
映画配給会社への就職を考えている場合は、積極的に求人をチェックしながらをスキルを磨くと良いですね。
映画興行会社
映画興行会社への転職難易度は低いです。
(参考:マイナビ転職2019年10月時点)
映画興行会社の仕事内容は、映画館の運営などもあります。
正社員やアルバイトも含め、映画制作会社や映画配給会社に比べると就職はしやすいです。
資格も特に必要なく、映画に携わることができます。
映画興行会社の求人は、関東圏が特に多く、中途採用ともに積極的です。
4.映画業界へ転職する時にあると有利な3つのスキル
カメラマンやクリエイターなどの専門技術以外は別として、映画業界へ転職する時にあると有利なスキルがあります。
映画業界へ転職する前に、自分自身のスキルと照らし合わせて考えてみてください。
【映画業界に転職する時にあると有利な3つのスキル】
映画への情熱
映画業界へ転職する時にあると有利なスキルのひとつとして「映画への情熱」があります。
映画業界は基本的に映画への情熱がある人の集まりです。
映画業界は、長い間映画への情熱を持ち続けることができた人が残る世界になっています。
その中でしっかり働いていけるかどうかは大切です。
また、映画業界でも小さな会社に転職すると、年収が200〜300万程度のことが多いです。
安月給のまま、働き続けられるという原動力は「映画への情熱」によって作られるのではないでしょうか?
コミュニケーション能力
映画業界へ転職する時にあると有利なスキルのひとつとして「コミュニケーション能力」があります。
コミュニケーション能力は、映画業界で会社に就職するにも必要なスキルになります。
映画制作会社では、チームでひとつの映画を作り上げるため、他の人とのコミュニケーションが重要です。
例えば、映画配給会社でも、映画の買い付けをする際に、関係者とコミュニケーションが取れなければ、買い付けを成功させることはできません。
映画興行会社での仕事も接客業になるため、コミュニケーション能力は大切です。
語学力
映画業界へ転職する時にあると有利なスキルのひとつとして「語学力」があります。
特に配給会社へ就職したい場合は、海外からの映画を日本で上映するため、仕事場所が日本だけに留まりません。
どれくらいの語学力が求められるかは求人によって異なりますが、例えば下記の求人で求められるレベルは大学卒業レベル(TOEIC500〜600点)です。
(参考:マスメディアン2019年10月時点)
様々な求人から分析すると、日本では洋画の取り扱いが圧倒的に多いため「英語」が使えることが有利になりますが、募集されている求人によって「韓国語」「フランス語」などの語学力を必要とされている場合もあります。
5.映画業界へ転職したい人におすすめの転職エージェント
「自分には特別なスキルがない」「未経験転職の悩みを誰かに相談したい」という方は、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは、求人情報を紹介してくれるだけでなく、転職の悩みや不安などを解消しながら、転職活動をサポートしてくれるサービスです。
今回紹介する転職エージェントは全て無料で利用することができ、大手で人気があるところばかりなので安心です。
以下の転職エージェントにはそれぞれの強みや特徴がありますので、3社とも登録して転職活動をおこなうことをおすすめします。
面接が不安なら「doda」
(引用:doda)
面接が不安な場合にオススメのエージェントは、dodaです。
未経験から映画業界へ転職したい場合、面接で志望動機をうまく伝えられるか不安ですよね。
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また、映画業界の転職求人取り扱い数は2019年10月時点で1,000件以上あるので、豊富な求人から転職先を探すことができます。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約72,000件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【2月最新】doda(デューダ)の悪い評判と利用前の全注意点」 |
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たくさんの求人から選びたいなら「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント)
たくさんの求人を見たい場合にオススメのエージェントは、リクルートエージェントです。
求人数が多く、2019年10月時点では映画業界の求人情報は公開求人のみで100件以上あります。
非公開求人は700件以上もあり、リクルートエージェントに登録すれば他の人よりも優先的に非公開求人を紹介してもらえます。
より多くの求人から、選びたいという方はぜひ登録してみてください。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
---|---|
公開求人数 | 約107,700件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
約137,800件 (2021年2月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【2月最新】リクルートエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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20代、第二新卒なら「マイナビエージェント」
(引用:マイナビエージェント)
20代、第二新卒の人におすすめのエージェントは、マイナビエージェントです。
転職活動に慣れていない20代、第二新卒の利用者が多いのが特徴です。
理由としては、アドバイザーの熱心なサポートが受けられ、第二新卒向けの求人情報を多く保有しているからです。
映画業界へ転職を考えている場合はぜひ登録してみてくださいね。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 約22,500件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
約14,800件 (2021年2月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!マイナビエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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6.映画業界に転職するならチェックしておきたい転職情報サイト
映画業界への転職を考えており、簡単に情報収集したい場合におすすめの転職情報サイトについて紹介していきます。
「文化通信.com」
「文化通信.com」は、映画・放送・音楽業界の総合ポータルサイトです。
映画業界の転職について、多数の情報が掲載されています。
求人内容の詳細が載っているため、とてもわかりやすい求人を探すことができます。
また、映画業界のニュースもまとめて見ることのできるサイトです。
映画業界の転職の参考にしてみてくださいね。
「映画ビジネス研究所」
映画業界についてビジネスの観点から考察する個人ブログです。
映画制作会社に就職したことのある筆者が執筆しています。
映画業界について情報収集するにはおすすめです。
まとめ
映画業界の転職について、実務未経験から転職が可能であるか、映画に携わる仕事には何があるかについて紹介してきました。
映画業界へ未経験から転職したいと思う方は、映画への情熱を行動に移し、具体的な形にしていくかが大切ですね。
- 映画業界は未経験で転職可能
- 映画業界で働くには、「映画制作会社」「映画配給会社」「映画興行会社」の3つの働き方がある
- 映画業界への転職は、業種や働き方で転職難易度が異なる
- 映画業界への転職は、映画への情熱が必要
- 映画業界へ転職したい場合は、転職エージェントを利用しよう
ぜひ、転職エージェントや転職情報サイトを利用しながら、映画業界に必要なスキルを磨いてよりよい転職活動にしてくださいね。
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