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現職の塾講師を辞めたいけれども、転職はできるのか迷っていませんか。
また、実際どんな職種・職場に転職すればよいのか分からず、一歩が踏み出せないこともあるでしょう。
結論から申し上げますと、塾講師から他職種への転職は可能です。
当記事では、転職で活かせるスキル・経験や塾講師におすすめの転職先などを解説します。
この記事を読めば、塾講師から他の職種への転職を成功させるポイントが分かるので、ぜひ参考にしてください。
1.塾講師からの転職は難しいのか
塾講師からの転職は不可能ではありませんが、他の業種や職種とは少し違った苦労があると知っておきましょう。
なぜなら、塾講師は教育業界という特定の業界での仕事であり、一般企業で即戦力となるスキルをアピールしにくいからです。
また、年齢が進むとさらに難易度は高くなります。
ここでは、以下の3つのポイントに絞って、塾講師からの転職が難しい理由を解説します。
塾講師は転職市場では評価されにくい
塾講師の経験は、同じ塾業界で転職をする場合には有利ですが、一般的な転職市場では不利になることもあります。
塾講師の仕事はおもに子供が相手であることもあり、大人を相手にしたコミュニケーション能力が無いのではと捉えられるケースも少なくありません。
また、塾講師のアピールポイントである「授業が分かりやすい」「進学率が高い」といった点は、一般企業の営利に直接関係しないため評価されにくいという点もあります。
とは言え、塾講師だからこそのスキルや、一般的なビジネスマナーがあることを証明できれば、決して不利とは言えないでしょう。
次章では、「塾講師が転職で活かせるスキル・経験」について詳しく解説しています。
受験の関係で転職時期が制限される
塾講師の授業カリキュラムは、年度ごとに組まれている場合がほとんどです。
そのため、自分の担当クラスの授業が終わる3月までは、転職しにくい状況となります。
特に受験生を担当した場合、受験シーズンは特別講義や補講などで忙しく、転職活動の時間は取りにくいでしょう。
30代以上の転職はさらに難しい
20代であればポテンシャル採用の求人もありますが、30代以上になると今までの経験を問われる仕事が多く、さらに転職が難しくなります。
塾講師であれば、別の塾への転職は比較的簡単ですが、まったく別の職種への転職はハードルが高いと言えるでしょう。
ただし、30代以上であっても、教室長などの経験があればマネジメント力を活かして転職できる可能性も上がります。
30代以降の転職ならば、自分の経験・スキルをしっかり棚卸しして、転職活動に臨むことが大切です。
2.塾講師が転職で活かせる経験・スキル
転職活動をする際には、自分のスキルをしっかりとアピールすることが大切です。
ここでは、塾講師が、転職の際にアピールできる経験やスキルをご紹介します。
コミュニケーション能力
塾講師は、自ずとコミュニケーション能力が高くなります。
学生の学力をアップさせ、希望の進路に進ませるためには、日頃から生徒とコミュニケーションを取らなければいけないからです。
さらに、生徒だけではなく、保護者への対応も業務に含まれています。
保護者ともしっかりコミュニケーションを取らなければトラブルに発展する可能性もあるため、神経を使います。
塾講師を通じて培ってきたコミュニケーション能力は、転職でのアピールポイントになるでしょう。
営業力や企画力
塾の経営には、何といっても多くの生徒に継続して通塾してもらうことが必要です。
初めて来塾した生徒や保護者には、塾の魅力を伝え入塾を決意してもらわなければなりません。
塾の運営に携わった経験で身についた営業力は、立派なスキルと言えるでしょう。
また、塾講師は、授業の構成や長期休暇の特別講義なども企画するため、自ずと企画力も身につきます。
これらの営業力や企画力を含めた「プレゼンテーション能力」は、ビジネスにおける戦力になるので、大きなアピールポイントとなるでしょう。
コーチングスキル
塾講師の仕事そのものが、コーチングスキルアップにつながります。
コーチングは、問題の解き方を解説するのではなく、生徒の中にある答えを引き出すことです。
適切にコーチングするためには、生徒一人一人と向き合わなければなりません。
生徒それぞれの強みを理解し、適切なアドバイスができるようになっていれば、コーチングスキルは高いと言えるでしょう。
マネジメントスキル
塾講師は生徒の能力に合わせて、授業内容や教材などを管理しなければいけません。
それゆえ、日々の業務を行っていくうちに、自然とマネジメントスキルが身につきます。
さらに、教室長などの経験があれば塾講師の採用や、研修なども行うため、さらに高いマネジメントスキルが身についています。
今までのポジションや実績をもとに、マネジメントスキルをアピールしていきましょう。
3.塾講師におすすめの転職先と職種
塾講師の経験やスキルを活かせる仕事はたくさんありますが、中でも教育関連の仕事、営業職、事務職、人材紹介会社はおすすめです。
教育関連の仕事
塾講師の経験があれば、教育関連の仕事とは親和性があります。
教育関連の仕事の中でもおすすめなのは、企画・商品開発職です。
現場を知っているからこそ、生徒や保護者の求める商品・サービスを企画できるでしょう。
例えば、転職サイト「リクナビNEXT」では、未経験者でも応募できる「教育教材の開発」の求人を募集しています。
(引用:リクナビNEXT|2021年6月時点)
「クリエイティブな仕事をしたい」「できるだけ塾講師の経験を活かして転職したい」という人には、教育関連の仕事を選ぶことをおすすめします。
営業職
営業職は、塾講師で培ったコミュニケーション力や営業力を活かせる職種です。
未経験を歓迎する求人も多く、特に若手の場合はポテンシャル採用される可能性が高いでしょう。
「リクナビNEXT」では、以下のようなメーカーでのルート営業も募集しています。
(引用:リクナビNEXT|2021年6月時点)
事務職
残業が少なく、ライフワークバランスを保てる仕事に転職したいなら、事務職を選びましょう。
事務職にはExcelやWordなどのパソコンスキルが求められるので、テスト問題作成や点数の集計などのOA操作経験を活かせるでしょう。
例えば「リクナビNEXT」では、以下のような事務・アシスタント求人が募集されています。
(引用:リクナビNEXT|2021年6月時点)
事務職のようなバックオフィス業務は、他にも、経理や人事、総務などがあります。
労働時間を減らしたい方には、こうしたバックオフィス業務への転職もおすすめです。
人材紹介会社
人の強みを引き出すコーチングスキルを活かしたい人は、人材紹介会社のコンサルタントがおすすめです。
人材コンサルタントは、会社と求職者それぞれの話を聞き、マッチングを提案する仕事です。
また、コーチングスキルだけではなく、コミュニケーション能力も求められるため、塾講師の経験を最大限に活用できます。
未経験歓迎の求人は多く、「リクナビNEXT」でも以下のような求人を募集しています。
(引用:リクナビNEXT|2021年6月時点)
4.塾講師からの転職を成功させる秘訣とは
塾講師から別の職種に転職するコツは、企業分析をしっかりと行い、自己PRを入念に考えることです。
ここでは、塾講師からの転職を成功させる秘訣について詳しく解説します。
自己PRを入念に考える
まずは、塾講師で得たスキルを棚卸しし、自己PRをしっかりと考えましょう。
例えば、新規生徒の獲得などで評価されていた場合は営業力のアピールになりますし、塾長経験のある場合はマネジメント力を評価される可能性が高いです。
また、転職理由を聞かれたときのために、対策を練っておくことも大切です。
「人間関係が悪かった」「残業が多いのでつらかった」というようなネガティブな転職理由をそのまま伝えてしまうと印象が悪くなるうえ、採用担当者に「すぐに辞めてしまうのではないか」と思われてしまいます。
「風通しのよい職場で能力を最大限に発揮したい」「仕事と家庭のバランスを取れる環境で働きたい」など、できるだけ前向きな理由を伝え、長く活躍できる人材であること伝えましょう。
企業研究をする
塾講師から転職する場合、ほとんどの人が教育業界しか知らないことになります。
自分が応募する企業の主力商品や業績のほか、最新の業界動向をしっかりと分析しましょう。
その上で応募する職種が、企業のどのような役割を担っているのかを把握していきます。
一生懸命に考えた自己PRが企業の求める人材像とズレてしまっていれば、選考の通過が難しくなります。
企業研究を一人で行うことが難しいと感じる場合は、転職エージェントを利用する方法もおすすめです。
転職エージェントを利用する
転職エージェントを利用すれば、自分1人で転職活動をするよりもスムーズに進められます。
なぜなら、転職活動をサポートしてくれる転職エージェントの利用には、多くのメリットがあるからです。
選考対策においては、説得力のある志望動機の伝え方や、よく聞かれる質問に対する答え方などもレクチャーしてもらえます。
実践的なアドバイスをもらえるため、異業種から転職する場合でも内定獲得率を高められるでしょう。
5.塾講師からの転職におすすめの転職エージェント・サイト
転職活動をスムーズに進めるためには、転職エージェントなどの転職支援サービスを活用しましょう。
転職エージェントのサポートを受けることで、入念な選考対策が可能になります。
また、ヘッドハンティング型のサービスを利用すれば、経歴やスキルを登録してスカウトを待つだけなので、効率的に求人を探せるうえ、思わぬ優良求人に出会えるチャンスも生まれます。
塾講師からの転職におすすめの転職サービスは、以下の3社です。
業界最多の求人数を誇る「リクルートエージェント」
(参考:リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、業界最多の求人数を誇る転職エージェントです。
人気企業や大手企業の求人も多数保有しており、多くの案件の中から様々な転職先を紹介してもらえるため、転職活動をスムーズに進めることが可能です。
選考対策も充実しているので、どの転職エージェントを使ったら良いか迷っているならば、まずはリクルートエージェントに登録しておくと良いでしょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約176,100件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約226,400件(2022年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの?気になる評判と利用前の全注意点」 |
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手厚いサポートに定評のある「doda」
(参考:doda)
「doda」は、人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
豊富な求人案件の中からあなたに最適な企業を見つけてくれるので、自力で転職先を探すよりも効率よく転職活動を進められます。
dodaでは、書類選考や面接で必要となる履歴書・職務経歴書の添削を実施したうえで、応募の代行も行ってくれます。
また、企業との面接日程の調整なども行ってくれるので、在職中で忙しい方でも安心して転職活動を進められるでしょう。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約130,200件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約36,200件(2022年4月時点) |
おすすめ年代 | 20代,30代 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「doda(デューダ)って実際どうなの?気になる評判と利用前の注意点|口コミ一覧あり」 |
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スカウトを受けたい方におすすめ「ビズリーチ」
(参考:ビズリーチ)
「ビズリーチ」は、ハイクラス転職に特化したヘッドハンティング型転職サービスです。
レジュメを登録しておくことで、ヘッドハンターや企業から直接オファーがスカウトが受けられるため、面接までスピーディーに進むケースも少なくありません。
有料プランもありますが、無料会員でも「プラチナスカウトメール」という面接確約のメールが届くこともあるので、まずは無料プランを利用してみましょう。
ハイクラス求人が充実したビズリーチは、年収アップやキャリアアップを目指す方にぜひ活用してほしいサービスです。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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公開求人数 | 約72,400件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 登録無料(一部有料3,278円〜5,478円) |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「ビズリーチって実際どう?気になる評判と注意点を解説」 |
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まとめ
塾講師から、別の職種に転職することは不可能ではありません。
コミュニケーション能力やコーチングスキルなどを活かせる仕事に出会えれば、新たな職場でも活躍できるでしょう。
塾講師からの転職を成功させるためには、以下のポイントを押さえたうえで転職活動を始めましょう。
- 自己PRを入念に考える
- 企業研究をする
- 転職エージェントを利用する
入念な選考対策を行うならば、転職エージェントのサポートを受けることもおすすめです。
本記事でご紹介した転職サービスを上手く活用し、理想の転職を叶えましょう。
- 業界最多の求人数を誇る「リクルートエージェント」
- 手厚いサポートに定評のある「doda」
- スカウトを受けたい方におすすめ「ビズリーチ」