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憧れて教員の仕事に就いたけれど「たくさんの仕事に追われ、理想の教師になれそうもない」現状は苦しいですよね。
休みが取れなかったり、生徒や同じ教師から嫌がらせの標的になったりして「辞めたい」と考えている教師がいるのも現実。
ただ衝動的に動いてしまう前に、辞める前にできる対処法や教員の転職事情、教員のスキルを活かせる業界を知っておくと、冷静に判断できるようになります。
そこで今回は、教員から転職する場合のおすすめの他業種や、転職で失敗しないためのコツを詳しくご紹介します。
当記事が「教員を辞めるかどうか」や「先生のスキルを活かした転職先」を選ぶ一助になれば幸いです。
仕事の悩みや将来への不安を、ずるずる伸ばしてはいないでしょうか?
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1.教員を辞めたいと思ってしまう理由
教師に憧れて難関の教員試験をくぐり抜け教員になったものの、辞めてしまったという人は少なくありません。
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」(平成28年3月卒業者)によると、教育・学習支援業の離職率は「大卒45.9%」「高卒58.0%」で、年々この数字は増えています。
離職の理由としては、教員の現場が「ブラック化」していることが挙げられます。
なぜ「教員を辞めたい」と思うのか、その理由を見ていきましょう。
業務が多く休みや自由時間がない
父「教員って残業多いんでしょ?」
私「一番ひどいときは、180時間超えてた…」
父「え?それって2倍働いたってこと?」
私(いえ、3倍以上ですよ…残業が180時間だからね…)— 廊下族 (@bicaming) October 22, 2017
教員は、日々長時間労働を余儀なくされているのが現実です。
授業やその準備、テストの準備、生徒指導や保護者の対応、部活、大会や試合の引率、生徒が休んでいる休暇中も、さまざまな業務があります。
昼ご飯もゆっくり食べられない、学校で自由になる時間がないといったことから、体力的精神的に限界を感じ「辞めたい」と考えてしまうのです。
国立教育研究政策所が行った調査によると、調査対象国(OECD加盟国(31か国・地域)+OECD非加盟国(17か国・地域))のうち、日本の中学校・小学校教員の労働時間が一番長いという結果になりました。
具体的には、日本の中学校教員の1週間当たりの労働時間は56.0時間、小学校教員は54.4時間です。
生徒や生徒の親との対応が辛い
生徒や生徒の親との対応に悩み、その辛さに耐えられなくなり退職を望む教員もいます。
以前は「先生の言うことは絶対」という考えが一般的でしたが、最近では担任教師をいじめる生徒もいるようです。
クラスが担任いじめしてて怖い。
別に担任の事嫌いじゃないんだけどなぁ、うちが色々やばい時に相談乗ってくれたし、。どっちかと言うと好き。
でもクラスのこういう流れを止められないって、無力さを感じる( ´・ω・`)— も ぎ 。 (@mamu_193) December 9, 2019
教師が手を出すと「体罰だ」と問題になるため、手を出せないことが分かっていて反抗する生徒も少なくありません。
また「モンスターペアレント(モンペ)」という、理不尽な要求をしたりクレームをつけてくる保護者の対応に悩む教員もいます。
このように、強く出られない相手への対応にストレスを感じるケースは多いのです。
授業が思うように進行できない
支援担任をずっと担当している友だちがいて、
「同期の子、学級崩壊してるよ。完全に子どもに舐められてる。あれは向いてないね〜。しかも低学年だよ??」とか言ってたので
「フォローも大変だろうけど。そうやって外から見てる人はなんぼでも言えちゃうよね〜。」
って返しちゃった。— ゆとり (@yutorisensei55) December 27, 2019
学校で「学級崩壊」が起こり、授業ができない状態になってしまうこともあります。
「学級崩壊」とは、生徒が授業を聞かない、授業中席を立つ、外に出て行こうとする、掃除をしないなど集団教育が成り立たない状況になってしまったクラスのことです。
学級崩壊が起きるのは、担任教員の指導に原因があるといわれることもありますが、実際のところ、生徒の家庭環境などいくつもの要因が絡み合っています。
教員一人だけの力ではどうにもならない状況のため、教員としての限界を感じ辞めてしまうのです。
教職員同士の人間関係が辛い
教員の人間関係ってまじ鬼畜だよなぁ。遠足とかで子どもには、1人にせずに誘いあってみんなで行動しようね。とか言うくせに、自分らは平気で仲間はずしやいじめするもんな。大変な人の仕事とか一切てつだわんもんな。
— ねしうりとかば (@PYBSUrMFTFvrZ62) November 24, 2019
教職員同士の人間関係に悩み、辞めることを考える教員もいます。
学校には、校長や教頭といった管理側の教員と、同じ立場で生徒を指導する教員がいます。
授業や生徒指導のやり方には個人差がありますよね。
「アドバイスをもらっても上手くできない」「色々指導されて自分でやりたいことができない」と、悩んで教員を辞めてしまう若い教員が後を絶ちません。
また、最近では理不尽な教員同士のいじめも横行しています。
このように、教職員同士の人間関係に悩み、退職を検討するケースは多いです。
2.教員を辞めたいと思ったときの対処法
「仕事を辞めたい」と思うほど現状が辛いなら、教員を辞めることも選択の一つ。
ただ、専門職でやりがいもある仕事なだけに、辞めることにはリスクが伴います。
そこで、ここでは教員を辞める前に、試して欲しい対処法を詳しくご紹介します。
<教員を辞めたいと思ったときの対処法>
仕事以外でストレスを解消する
辞めたい意思がそこまで強くなければ、仕事以外でストレスを解消するのが有効な手段です。
民間企業と違って倒産やリストラの危険もなく、同じ都道府県内に勤め先が多いのは教員の1つのメリット。
そのため、辞めてしまうのは勿体ないです。
耐えられる程度のストレスであれば、仕事以外でストレスを解消し、継続して働き続けるのが良いでしょう。
仕事以外のストレス解消法で効果が高い方法は、以下の通りです。
〈仕事以外のストレス解消法〉
- 悩んだら寝る
- ジョギングする
- 大声を出す
- 趣味に打ち込む
- 信頼できる相手と話をする
休職する
精神疾患などを発症して「働くのが辛い」場合、休職するのもひとつの手段です。
人事院の規則によると、教員は「病気休暇を90日まで、その後に病気休職を最大3年間取得可能」です。
その間、1年間は給与の80%が支給されますが、その後は徐々にもらえる金額が減っていきます。
<休暇中の給料の扱い>
- 休職スタート〜1年:教育委員会から給与の80%支給
- 1年〜2年6ヶ月:共済組合から標準報酬(毎月の給料などの報酬の月額をきりの良い幅で分けたもの)の3分の2の傷病手当金
- 2年6ヶ月〜3年:無給
(参考:公立学校共済組合、日本私立学校振興・共済事業団)
また、教職員の場合、県教育委員会で「復職支援プログラム」を行っている場合もあります。
復職支援プログラムでは、訓練期間中に傷害保険に加入させてくれたり復職アドバイザーを派遣してくれたりと、復職のサポートが受けられます。
復職支援プログラムの内容は、お住まいの都道府県によって異なります⇒復職支援プログラムの概要(教育職員)(平成30年4月1日)
このように、復職支援プログラムを利用して徐々に身体を慣らしていくことが可能です。
転職活動をする
教員の仕事が辛いなら、教員以外の職業に転職を考えてみるのも一つの方法です。
ただし、教員の仕事に少しでもやりがいを感じている場合は、安易に転職先を決めるのではなく、長い目線で転職活動を行いましょう。
落ち着いて考える時間を持つことで、「本当に転職したいのか」「転職して別の仕事をやっていけるのか」判断することも可能です。
教師を辞めるデメリットには、以下のようなことがあります。
〈教師を辞めるデメリット〉
- 安定した地位や給料がなくなる
- 教員としての肩書きや信用がなくなる
- 生徒や同僚との出会いがなくなる
上記のデメリットも考慮し、本当に転職すべきなのか吟味してください。
教員の転職活動の注意点や不利な点、逆に活かせるスキル
注意点として、教員からの転職で不利な点や、逆に活かせるスキルを表にまとめました。
教員からの転職で不利になる点 | 教員からの転職で活かせるスキル |
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上記のように、教員からの転職は不利になる点も多いですが、評価されるスキルもあるため十分可能ですよ。
転職エージェントの利用がおすすめ
転職を視野に入れているのなら、転職エージェントに登録し相談するのがおすすめです。
【転職エージェントに登録するメリット】
- なぜ転職をしたいのかキャリアアドバイザーと話をしながら自分の希望を見つけることができる
- 多種多様な求人を見ることで自分に向いている仕事を探せる
- 教員以外の可能性を考えることができる
転職が初めてなら、どういったステップで転職活動を成功させればいいのか相談することも可能。
登録したからと言って必ずしも転職する必要はないので、相談だけでも利用できます。
まずはどんな転職エージェントに登録すれば自分の転職活動がスムーズに行くのか、じっくり考えてみてください。
次の見出しで、教員から転職する際におすすめの転職エージェントを紹介しているのでぜひ参考にしてください。
3.教員から転職する際におすすめの転職サービス
転職エージェントと言っても様々な種類があるので、どれを利用して良いものなのか困ってしまいますよね。
将来的に転職を考えているあなたのために、ぜひ登録したい転職エージェントをご紹介します。
※こちらの転職エージェントは、「人気の転職エージェント・転職サイトおすすめランキング【2021年比較版】」の記事で、利用者からの評価が高かった転職エージェントです。
自分のペースで転職活動を進めたいなら「doda」
(引用:doda)
「doda」は、幅広い業種・職種の求人を保有している転職エージェント。
首都圏はもちろん、全国の求人を保有しているので、地方で転職したい場合にも活用できます。
また、dodaは「転職サイト」として利用できることも特徴です。
登録後は、アドバイザーに相談できるほか、サイト上で自分で求人を検索することも可能です。
状況に応じて使い分けることができるので、「マイペースに転職活動を進めたい」「自分でも求人を探したい」という方は、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約130,200件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約36,200件(2022年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「doda(デューダ)って実際どうなの?気になる評判と利用前の注意点|口コミ一覧あり」 |
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幅広い求人をチェックするなら「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント)
リクルートエージェントは、数多くある転職エージェントの中で、求人数・転職成功実績No.1のエージェント。
業界最大手なので、圧倒的な求人数を誇っています。
さらに選べる職種の幅も広いので、塾講師や他の教育機関など希望に沿った案件が見つかりやすいでしょう。
提出書類や面接のアドバイスもしっかりサポートしてもらえるので、「教員の仕事しか経験がないから不安」というあなたも、安心して転職活動に取り組めますよ。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約176,100件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約226,400件(2022年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの?気になる評判と利用前の全注意点」 |
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20代の転職なら「マイナビエージェント」
(引用:マイナビエージェント)
マイナビエージェントは、新卒や第二新卒、20代の若い層の求人に強い転職エージェント。
「教員の仕事が辛い」と転職を考えているものの、経験の乏しい現状だとどう面接でアピールすればいいのか悩みますよね。
マイナビエージェントでは、キャリアアドバイザーがあなたの強みを引き出し、自己アピールの方法をアドバイスしてくれます。
「自分のアピールポイントが分からない」「提出書類にどんなことを記載すれば良いか分からない」という方も安心ですね。
リクルートエージェントほどではないものの、求人も多く、キャリアアドバイザーが親身になってサポートしてくれるので、求職者の評判も高い転職エージェントです。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 |
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対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!マイナビエージェントの気になる評判と全注意点」 |
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4.教員から転職する場合におすすめの仕事
転職を考えているなら、教員としての経験やスキルを活かせる仕事がおすすめです。
教員としての働き方に悩んでいるあなたに、ぜひ検討して欲しい仕事をご紹介します。
メリットだけではなく、デメリットも解説するので転職先選びの参考にしてくださいね。
学習塾・予備校の教師
中高生を対象に、進学のバックアップをする学習塾や予備校の講師は、教員の経験がある人におすすめの仕事です。
学校とは違い、学習面の指導が中心となるため「理想の授業をしたい」「学ぶ楽しさを子供たちに知って欲しい」といった意欲がある人に向いています。
「授業をする」「教える」ことが中心となる仕事なので、教員としての経験やスキルが活かせる仕事です。
給与と生活サイクルはどの企業に勤めるかによって異なりますが、以下のような傾向があります。
- 給与:塾講師の場合、1回の授業(1コマ)に対して給与が支払われる「コマ給」なので、人気講師になれば収入が上昇
- 生活サイクル:予備校の場合は午前中の授業が多いので朝型サイクル、中学生や高校生が対象の場合は夕方以降の授業が多いので夜型のサイクル
学習塾・予備校のデメリットとしては、夏休みや受験直前は残業が多くなる、保護者や上司からのプレッシャーを受ける、連休が取りづらい、などがあります。
塾講師の給与について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
家庭教師
高学歴をアピールできるのが、家庭教師の仕事です。
塾や予備校のように、家庭教師を派遣する会社に採用、登録して働きます。
自分の都合に合わせた働き方ができるのが、家庭教師の仕事の魅力です。
個人対応の仕事なので、生徒や保護者との対応が苦手でないならおすすめですよ。
デメリットとしては、下記のようなことがあります。
- 事前準備が必要
- 相性が悪い子もいる
- 成績が上がらないと責任を感じる
- 1人に教える場合、たくさん働きたくても1週間に2回程度しか働けない
家庭教師は平均時給1,500〜2,000円と高めですが、1週間に2回程度しか働くことができないので、収入を増やしたいなら掛け持ちが必要です。
ただし、プロの家庭教師になれば時給5,000円と高額になるケースもあります。
この点も踏まえて、家庭教師への転職を検討してみてください。
教材編集関係
参考書や教科書の編集などを行う出版関係です。
参考書を作っている企業は多くありますが、自分の教科が求められている専門分野の場合、アピールしやすくなります。
ただ、編集の部門に配置されるかどうかは確実ではなく、営業として学校を訪問する立場になることもあります。
始業や終業の時間が決まっていて休みがあるところがほとんどですが、規模によっては多忙なこともあるので注意が必要です。
学童保育スタッフ
主に小学校で、終業後保護者が迎えに来るまで保育を行うスタッフです。
学童保育指導員は、都道府県で行われる研修を受ける必要がありますが、教員免許を持っていれば研修を受ける資格を得ることができます。
子供の安全を守るための研修なので、教員としての経験があれば知識や技術はすぐに身につけられます。
比較的短時間の仕事なので、体への負担も少なく、子供が好きならおすすめの仕事です。
ただし、学校によっては夏休みなど長期の休暇期間に出勤があったり、保護者とのやり取りが必要とされることもあります。
非常勤講師
小中高で、休職する教員の代わりに授業を行います。
修士や博士の学位を持っているなら、大学でも勤務が可能です。
授業は常勤の教師と同じように行い、副担任を任されることもあります。
ただ契約期間が1年ごとの更新だったり、短いことが多く、夏休みなど学校が休みの間は休暇となり収入が途絶えます。
非常勤講師を本業として生計を立てるのは難しいので、あくまでも副業・臨時の仕事として考えるようにしましょう。
児童指導員・児童福祉司・相談員
児童福祉施設や児童相談所で、子供の指導にあたる仕事です。
何らかの事情があり、親と一緒に暮らせない子供たちに、生活や学習面での指導をします。
また、保護者と面談し相談に乗るのも仕事です。
児童指導員、児童福祉司は、公的機関で就労となるため、地方公務員の試験に合格する必要があります。
さらに、児童福祉司になるためには、厚生労働省令で定められた施設で1年以上の勤務経験が求められます。
なお「児童相談員」とは児童相談所で勤務する人のことで、行政上では存在しない職種です。
一般的には「相談員」と呼ばれており、児童福祉司の資格が必要とされています。
なるまでが大変な職業ではありますが、子どもたちを支援できるやりがいのある仕事ですよ。
一般企業
「教育とは別の仕事がしたい」と、一般企業への転職を検討する方もいるでしょう。
教員の経験が生かしやすい業界としては、以下のようなところがあります。
- 介護:子どもへの心配りの経験を、高齢者のお世話に活かせる
- 事務:資料作成や書類整理、電話対応など、これまでの仕事内容と重なる部分が多い
- 経理:数学や算数など数字に強い教員におすすめ
- 営業、販売・接客:教員時代のコミュニケーション能力を生かして、お客さんの心を掴む
ただし、他の業界に転職しさえすれば教員よりも楽になるとは限りません。
介護は辛い業界と言われていますし、営業や販売・接客などはノルマを貸されるところも多いです。
「教員以外ならどんな仕事でもいい」と考えて焦って転職先を決めないことが転職成功のためには大切です。
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教員から異業種に転職した人の体験談
ここでは、教員から異業種へ転職した方の声を紹介します。
学校辞めて良かったこと。給料と仕事への文句を言う人間にそうそう会わない。#教員 #働き方 #給特法 #残業 #市場価値 #当事者意識
— 教員から民間企業へ転職した私 (@sense_2ndcareer) August 31, 2019
教員の時はこの時期22時退勤とかザラでしたが転職後は定時の1730に帰れています。自分の時間が取れるとやっぱり人生の幸福度が高いです。
— いぎー@教師×筋トレ×投資 (@shym335) 2019年4月9日
このように、教員として働くことに疑問を持ち、転職する人はあなただけではありません。
専門職のため、転職ができるか不安もあるかもしれませんが、他業種への転職は決して不可能ではありません。
5.教員を辞めたい人が転職を成功させるポイント
教員からの転職は、民間企業からの転職と比べ、少々事情が異なります。
ここでは、教員を辞めたい人が転職を成功させるポイントを紹介します。
こんな人は教員に向いていないから転職するのもアリ!
転職するかどうかの判断に当たっては、自分が教員に向いているかそうでないか判断することが重要です。
向いていない仕事に就いてしまうと、自分の力を発揮できず、仕事がうまくいかないケースが多いためです。
以下に当てはまる人は教員にあまり向いていないので、転職を検討するのが良いでしょう。
〈教員に向いていない人の特徴〉
- 真面目すぎて柔軟な考えができない人
- プライベートを充実、優先させたい人
- 子供が好きではない人
- マイナス思考の人
- 管理能力が低い人
教員の仕事は、ある程度受け流す能力が求められます。
そのため、仕事にいつも全力投球だったり、真面目に取り組みすぎる人は、肉体的精神的に追い詰められてしまいがち。
子供が好きでない人や、仕事よりプライベートを優先したいと考えている人にも、教員の仕事は向いていません。
自分は教員に向いていない、と思うなら、きっぱりと教員の仕事はあきらめることも大切です。
自分の経験を活かせる求人を見つける
教員といっても、小中高どこの教員なのか、また担当科目、雇用形態など様々です。
そのため、自分の経験を活かせる求人は、人によって異なります。
例えば、「大学受験の英語の教材制作の求人」であれば、高校で英語を教えていた経験が役立ちます。
自分の経験を活かせるのはどんな求人なのか、傾向を把握しておくようにしましょう。
未経験で転職したいなら若い方が有利
未経験業界や職種に転職したいと考える人は、自身の年齢に注意が必要です。
未経験で転職したいなら、若い方が有利です。
若いだけで吸収が早いと捉えられるため、第二新卒など未経験でも応募可能な求人が見つかりやすいからです。
教員としての経験は浅くても、教員の考えに染まっていないということで採用してくれる企業もあります。
まとめ
「プライベートの時間を確保できない」「生徒や保護者への対応がつらい」などの理由から、教員を辞めたいと感じている人は少なくありません。
安定性のある教員を辞めるリスクは大きいですが、民間企業等への転職をすることで状況が改善するケースも多いですよ。
以下のように、教員としての経験やスキルを活かせる仕事も多くあるので、参考にしてみてくださいね
【教員の経験やスキルを活かせる仕事】
- 学習塾・予備校の教師
- 家庭教師
- 教材編集関係
- 学童保育スタッフ
- 非常勤講師
- 児童指導員・児童福祉司・相談員
- 一般企業
また、転職をする際は、キャリア相談など手厚いサポートを受けられる「転職エージェント」の利用がおすすめです。
【教員から転職する場合におすすめの転職エージェント】
- 自分のペースで転職活動を進めたいなら「doda」
- 幅広い求人をチェックするなら「リクルートエージェント」
- 20代の転職なら「マイナビエージェント」
まずは教員のスキルを活かせる仕事や、待遇のよいホワイト企業への転職も考えてみましょう。
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