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転職エージェントの「doda」のデータによると、医療事務の平均年収は284万円です。
一般事務の平均年収は329万円なので、これに比べると45万円も低くなっています。
それでも、医療事務は女性が人気があり、「なりたい」「やってみたい」という方は多いです。
あーやっぱ医療事務かわいい医療事務やりたいかもかも いまびょーいんにいる。
— あゆぱん (@paaan1117) September 26, 2012
医療事務いいんじゃん?😆
医療事務やりたい人多いし
人気って事はいい仕事だと思うし😁— erina (@ern_pucca) August 1, 2017
このように、Twitterでも「医療事務やりたい!」という声は多いです。
しかし、「やっぱり給料が低いのは気になる」という方は多いと思います。
そこで、この記事では医療事務の給料事情についてと、なぜ給料が低くても医療事務になりたい女性が多いのかについて解説します。
医療事務として、もっと稼ぐ方法についても解説しているので、ぜひ最後まで読んで不安や不満を解消させてくださいね。
1.医療事務の給料は平均年収284万円
転職エージェント「doda」によると、医療事務の平均年収は284万円(※2018年9月〜2019年8月末にかけての調査結果)です。
日本全体の平均年収420万円と比べて、100万円以上低い金額です。
では、なぜ医療事務の給料は低めなのでしょうか?
ここでは、その理由と他の職業との比較や月給や手取り、などについても解説します。
医療事務の給料が高くない理由
医療事務の給料が高くない理由は、専門性が高くないと判断されているからです。
看護師や薬剤師などは国家資格が必要ですが、医療事務は民間資格で専門職ではありません。
そのため、他の医療従事者に比べると給料が極端に低くなってしまいます。
医療事務って看護師さんやお医者さんに比べて鬼のように給料低いのよね……
— ヾ(@⌒ー⌒@)ノ (@Ant_Hly) June 12, 2018
専門性が高くないからと言って誰にでもできる仕事ではありませんが、専門職の仕事に比べると給料が圧倒的に低くなってしまいます。
また、最近では未経験からでも資格が取りやすいという理由で人気が出てきたため、「代わりの人材がいるから」という理由で給料が低くなっている職場もあります。
ちなみに、厚生労働省の「2018年医療施設(動態)調査・病院報告の概況P24」によると、病院で働く人の10人に1人は医療事務です。
さらに、パートや派遣など非正規で働く人の割合が高いことも給料を低くしている原因になっています。
事務職の中で一番給料水準が低い
医療事務の平均年収284万円というのは、その他の事務職・アシスタント系の職種と比べて、最も低い年収です。
(参考:doda平均年収ランキング最新版)
年収額だけ見ると、医療事務以外の方が良さそうと感じてしまいますよね。
1位の貿易事務は専門性が高い仕事なので納得できますが、医療事務の年収は一般事務や営業事務と比べても40万円近く年収が低くなっています。
医療事務の年収が低めなのは、残業がない職場が多いことや、正社員の求人が少ないこと、人気が高まってなり手が増えてきたこと、などが考えられます。
正社員の月給は15〜25万円、手取り12〜20万円
転職サイトの求人情報をまとめると、医療事務の平均月給は15〜25万円程度です。
新卒で医療事務の仕事に就いた時の初任給は、13万~18万円くらいが相場です。
初任給の平均が18.9万円〜23.2万円なのを考えると、あまり高い給料とは言えませんね。
初任給は病院や地域によっても差があり、低い職場では10万円程度、高い職場では20万円もらえる場合もあります。
学歴による給料については後述しますが、高卒でも大卒でも年齢が上がるとほとんど給料の金額に差が出ないことが多いです。
パートや派遣は時給で900〜1,600円
転職サイトの情報をまとめると、パートや派遣で働く場合の時給は以下の通りです。
- パート:時給900〜1,200円
- 派遣:時給1,300〜1,600円
パートでも経験がある人の方が優遇されるため、1年以上の実務経験があればもっと給料が上がる可能性があります。
時給が高い求人は、総合病院などの大きい病院や美容外科クリニックなど、健康保険の使えない自由診療が中心の医療機関です。
一方、診療所など規模の小さい病院は時給が低い傾向にあります。地域によっては、1,000円を切る求人もありました。
また派遣はパートよりも少し給料が高めで、時給1,300〜1,600円台が多いです。
派遣の場合もパートと同様に、実務経験や資格があればボーナスが増えたり、基本給が多くなります。
そのため、経験があるほど高い給料が見込める可能性が高いです。
ボーナスは基本給与の2〜4ヶ月分
医療事務のボーナスは、病院やクリニックの経営状態に左右されます。
医療事務やけど、病棟クラークでワード、エクセルを使っての入力業務がほぼらしい。苦手な分野😂作文提出したらおそらく採用になる感じ。志望動機と最近、感動したことがテーマ。家から車で五分。土日休み。ボーナス4.6ヶ月分。基本給は安いよん😅
— makiko (@ymk08031205) August 28, 2019
求人票や口コミの情報をまとめると、だいたい基本給の2〜4ヶ月分くらいを支給される職場が多いようです。
大学病院や総合病院など、規模の大きな医療時間はボーナスが充実している傾向にあります。
ただし、一部の口コミでは「ボーナスが出ない」という声もあったので、ボーナスが欲しいなら事前に職場の経営状態を確認しておいた方がいいでしょう。
今辞めたところで次の職すぐ見つけないと生きてけないんだけどね……
医療事務の給料の安さとボーナスないのが地味に来てる…!— 加賀美 月@booth販売始めました!! (@Tsuki_Tsuzura) May 31, 2018
なお、美容系のクリニックなど、患者さんが全額負担する自費診療の病院やクリニックはボーナス額が多めのところが多いようです。
待遇は病院によって差がある
給料や福利厚生などの待遇は病院によって変わってきます。
医療法人が経営する病院や大学病院、複数の系列病院や診療所を持つ大手の方が待遇がいい傾向があります。
病院によっては、医療費が3,000円以上になると翌日の給与で還付される福利厚生(医療費還付制度)を用意しているところもあるようです。
年会費を払えば、入院の差額ベッド代を出してくれるなど、職場によってルールは異なります。
休みや有給休暇は、総合病院は比較的精度が充実しています。
求人票に「年間休日日数」が記載されているので、就職・転職の際は事前にチェックしておきましょう。
2.医療事務が薄給なのに女性に人気の4つの理由
医療事務は、給料は高いとは言えませんが、それでも女性に人気があるのには、以下のような理由があります。
女性にとって働きやすくて有利と感じられるメリットがたくさんあり、収入以外のことに関しては満足している人が多いのです。
それでは、それぞれの理由を詳しくみていきましょう。
理由1.学歴によって差別されにくいから
医療事務は学歴が就職や転職のハンデになってしまうことが少ない職種です。
転職エージェント「マイナビエージェント」の調査によると、医療事務として働いている人の学歴を見ると、以下のようになっています。
(画像引用:マイナビエージェント)
大学院を卒業している人はほとんどおらず、大卒52%。
専門学校の人も多く約30%、高卒で仕事をしている方もいます。
これを見ると、就職・転職の際に学歴がハンデになる可能性は低いです。
また、学歴に自信がない方にとって、医療事務は学歴による給料の差が少ないというメリットもあります。
ちょっと古いですが、日本で最大規模の医療労働者の労働組合である「医労連」の2017年度のデータでは、医療事務の学歴別の月平均賃金は以下のようになっています。
(参考:医労連・日本医療労働組合連合会)
初任給こそ差があるように見えますが、35歳、50歳、59歳と年齢が上がっても、大卒と高卒でほとんど給料に差はありません。
ちゃんと仕事を覚えて働くことができれば、学歴に関係なく大卒並みに稼ぐことが可能です。
理由2.雇用形態の選択肢が多いから
医療事務として働いている人は、様々な雇用形態で働いています。
正社員だけではなく、パート・アルバイト、派遣などの非正規雇用で働いてる人の割合も高いです。
雇用形態を選んで仕事をできるため、子育てなどで時間を取られやすい女性にとって働きやすいというメリットがあります。
そのため、多少給料が安くても医療事務として働きたいという女性は多いのです。
理由3.勤務地を選ばず再就職しやすい
病院は全国にあるため、医療事務の資格や経験は、日本全国どこに行っても通用します。
例えば結婚している女性の場合は旦那さんの転勤で県外に移る可能性がありますが、その場合でも転勤先で仕事を探すことができます。
理由4.無資格・未経験でも仕事ができるから
医療事務は、無資格未経験でも仕事をすることができます。
特にパートの場合は、下記の求人のような無資格・未経験でも応募できる職場が多いです。
(画像引用:医療事務求人.com2020年3月時点)
資格あり・経験ありの方が同時に応募してきた場合は不利になってしまいますが、無資格・未経験でも採用される可能性が0というわけではありません。
やる気があればどんどん応募してチャレンジをつかみましょう。
3.医療事務で稼ぐ3つの方法
病院の規模などにもよりますが、医療事務の場合には、毎年の昇給額は2,000円~5,000円程度が一般的です。
毎年2,000円しか昇給しないとなると、給料が1万円上がるのに5年もかかることになります。
いくら経験を積んで仕事ができるようになっても、昇進の可能性が少ない職場では、大幅な昇給は期待できないと言えます。
そのため、稼ぎたいなら以下のような方法がおすすめです。
方法1.管理職になる
大学病院や総合病院などでは、事務長などと呼ばれる事務職の管理職ポストがあるのが一般的です。
経験や年齢などにもよりますが、医療事務の管理職になった場合には、400万~600万くらいの年収を得られる可能性があります。
ただし、事務員が2~3人程度の個人病院では役職ポストが無いことも多く、給与が上がりにくいケースも少なくありません。
そのような場合には、昇進できる可能性のある職場に転職を考えることも必要です。
方法2.資格を取得する
もしまだ医療事務の資格を持っていないなら、まずは医療事務の資格取得を目指しましょう。
自分のペースで学びたいなら、ヒューマンアカデミーの医療事務講座で勉強するのがおすすめです。
月々3,200円(税込)で、テキスト・DVD・スマホを使って効率よく学習を進めることができます。
その他、勤めている診療科や仕事内容にあわせて、介護事務やパソコンスキルの資格を取るのもおすすめです。
この資格もヒューマンアカデミーの医療事務講座でまとめて勉強するコースが用意されています。
すでに医療事務の資格は持っているから、もっと給料アップにつながる資格を取得したいなら、以下の2つがおすすめです。
この2つの資格は、転職したい場合にも持っていると有利になります。
①診療報酬請求事務能力認定試験
公益財団法人日本医療保険事務協会が行う全国統一試験で、医療事務の資格のなかでも信頼性が高いものです。
レセプト作成力を底上げしたいという人におすすめです。
試験は筆記と実技があり難関ですが、学歴や医療事務の経験を問わず誰でも受験できます。
診療報酬請求事務能力検定試験も、通信講座のヒューマンアカデミーなら税込43,800円(DVDのみ)〜56,000円(DVD+eラーニング)で勉強することができます。
eラーニングはネットを利用して勉強することが可能です。
診療報酬請求事務能力試験に合格すれば、医療事務として最高峰の能力を持っていることが証明できます。
医療事務として給料をアップしたい方は、ぜひ資格取得を目指してみてください。
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②労災事務管理士
医療事務で扱うのは健康保険ばかりとは限らず、業務中のケガなどは労災保険、交通事故などは自賠責保険が適用されます。
労災保険や自賠責保険の請求業務には専門の知識が必要であり、この資格があれば医療事務の仕事をするうえで大きな強みになります。
技能認定振興協会の民間資格で、こちらも学歴などの受験資格がなく、誰でも受験できます。
在宅受験が可能なので、受験会場まで行く時間がない方も挑戦しやすいですよ。
講座でおすすめなのは、ソラスト教育サービスです。
受講料33,000円(税込)で、約2ヶ月で学べるカリキュラムになっています。
労災事務管理士の資格を取得して、医療事務として給料アップを目指したい方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
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方法3.転職する
今の職場では給料アップが見込めないなら、思い切って転職を検討してみてもいいかもしれません。
給料アップを目的に転職する場合は、以下のような医療機関を探してみてください。
- 大学病院や総合病院のような規模の大きな病院:ボーナスや手当が充実しているから
- 自由診療をしている医療機関:収益が大きい分、スタッフの賃金が高い傾向があるから
どうしても上記のような医療機関が見つからない場合は、せめて入院設備がある大きめの医療機関を探してみてください。
また、残業代で稼ぎたいという場合は職場選びに注意が必要です。
医療事務の仕事は残業が発生することが少ないため、残業代で稼ぎにくくなっています。
残業が発生する職場としては、以下のような場所があります。
- 患者が多い大学病院や総合病院
- 急患を受け入れている救急病院
特に救急病院で時間外対応する場合は、通常よりも給料が高めに設定されていることが多いです。
救急病院などでは、時間外に対応することもあるため、通常より給料が高い傾向です。
年収アップしたいなら「ビズリーチ」を使うと有利
(引用:ビズリーチ)
給料の高い仕事へ転職したいなら、転職サービス「ビズリーチ」の利用がおすすめです。
ビズリーチはハイキャリア・高年収領域の転職支援に特化した、スカウト型の転職サービスです。
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運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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公開求人数 | 47,618件(2021年12月時点) |
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利用料 | 一部有料 |
URL | https://www.bizreach.jp |
詳しくは「ビズリーチの解説記事」をご覧ください。 |
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■そもそも給料のいい仕事の定義は?
そもそも、「給料が良い」と思う基準は人によって異なります。
給料のいい仕事とはある意味で相対的に決まるもので、○○円もらえれば給料がいいと 絶対的な基準をつけることは難しいです。
例えば、20代で30万円もらえれば給料は高いようにみえますが、20代で40万円もらっている人から見れば給料が安いなと感じるでしょう。
このように、給料が良いの定義は人によって様々ですが、一つの基準として、国税庁の行った「民間給与実態調査」の結果が参考になります。
この調査によると、平成30年の給与所得者の平均は、男性で545万円、女性で293万円です。
男性 | 女性 |
545万円 | 293万円 |
(参考:国税庁|民間給与実態調査(P18))
あくまでも一つの指標ですが、もし自分の年収が、男性で545万円以上、女性ならば293万円を超えているならば、平均よりも給料が良いと判断できるでしょう。
4.医療事務に就職・転職するなら知っておきたいこと
最後に、医療事務として働きたい方から、よくある質問についてまとめました。
医療事務に就職・転職を考えている方に役立つ内容なので、気になる項目を確認してみてください。
Q1.医療事務の仕事内容は?
A.「レセプト業務」「受付・会計業務」「クラーク業務」がメインです。
どこに勤めるかによって仕事内容は若干変化しますが、基本は上記の3つです。
医療事務で一番大事なのが、レセプト業務です。
レセプトとは、「保険者に請求する診療報酬(診療に要した費用)の明細書」のことです。
保険診療をする場合、患者さんと患者さんが加入している保険会社で費用を負担します(患者:保険会社=3:7)。
その際、保険会社に費用を請求するために必要な書類がレセプトです。
この業務は医療機関の収入を支えることになるので、重要視されています。
受付・会計業務は一番イメージしやすい仕事だと思います。
来院した患者さんから保険証を預かったり、受診のための申込書を書いてもらったり、カルテ作成などを行います。
クラーク業務は「外来クラーク」と、「病棟クラーク」の2つに分かれています。
- 外来クラーク:患者さんと医師・看護師の間を繋ぐ作業。外来窓口の受付、電話応対、患者さんの呼び出し、カルテ・レントゲン・検査データの準備など
- 病棟クラーク:入院病棟での事務作業。入退院手続き・伝票の管理、手術・検査スケジュール管理など
この他、調剤薬局では商品の管理や薬剤師との連携、歯科では歯科医のサポートをする歯科助手の仕事をすることもあります。
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Q2.医療事務のメリット・デメリットは?
医療事務のメリットには、次のようなものがあります。
- 安定していて、どの地域でも働ける。
- 休診日に確実に休める。
- 昼休みが2時間程度と長い。
このように、これからの高齢化社会に必要な医療の仕事は、安定して就職先があることが一番のメリットです。
地方にも病院はたくさんありますので、都市部でなくても就職しやすいことも医療事務の強みです。
また、休日出勤がありませんし、長いお昼休みに銀行などの用事が済ませやすい点も働きやすいと言えるでしょう。
次に、デメリットについても見てみましょう。
- 比較的朝が早い。
- 夜遅くまで診察がある病院もある。
- 診療報酬請求の時期は残業が多い。
病院は9時から開くのが一般的ですので、始業時間が8時台と早いところが多く、朝が弱い人には辛いかもしれません。
また、歯科などの夜遅い時間まで診療しているところでは、帰りが遅くなったり拘束時間が長くなったりする可能性があります。
Q3.医療事務が向いているのはどんな人?
A.メリットとデメリットから考えると、医療事務の仕事は、「給料はそれほど多くなくてもいいけれど、長く安定して働きたい」という女性におすすめです。
地方のどこに行っても就職先があり、経験があれば再就職もしやすい医療事務は、結婚や出産などのライフイベントに合わせた働き方がしやすい仕事です。
休日がしっかりとれて家族との時間を作りやすかったり、長いお昼休みに帰宅して家事をしたりできる点も、主婦になっても働きやすいと言えるでしょう。
パートや派遣の時給も高めですし、子育てが一段落したあとに再就職するのにも有利です。
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Q4.医療事務の給料で一人暮らしはできる?
A.不可能ではありませんが、ギリギリの生活になる可能性が高いです。
一人暮らしをする場合、一番大きな出費となるのが家賃ですが、収入の3割までが無理のない範囲だと言われています。
例えば、手取りが15万円だとすると、家賃は5万円以下に抑える必要があります。
家賃を引いた残金10万円で暮らさなければいけませんが、一人暮らしの場合は、水道光熱費、通信費、食費、日用品費などで5万円程度かかるのが一般的です。
他にも交際費や医療費、生命保険や貯蓄などのお金が必要で、これを残りの5万円でやり繰りしなければなりません。
そのため、かなりギリギリの生活になります。
ボーナスなどもあるので、家賃や物価が高い地域でなければ一人暮らしは不可能ではありませんが、食費や通信費などを工夫して節約する必要はあります。
Q5.男性でも医療事務になれるの?
A.医療事務というと女性のイメージが強いですが、男性でもなれます。
医療事務は圧倒的に女性の割合が高いですが、男性活躍中という求人を出しているところもあります。
(画像引用:ランスタッド2020年3月時点)
特に入院設備のある大きな病院では、男性の医療事務が活躍していることが多いです。
なぜなら、夜勤や救急対応、備品の運搬など、体力がいる仕事が多いからです。
また、総合病院や大学病院のような大きな病院になると男性スタッフの数が増えます。
大きな病院では、事務部門の統括者や教育者として活躍しているケースもあります。
一方、個人の医院やクリニック、歯科医院、調剤薬局などでは男性はほとんどいません。
男性としては給料は低めになってしまいますが、幹部候補などにキャリアアップすれば、年収600万円以上を期待できる可能性もあります。
Q6.住む地域によって給料に差はある?
A.関東が最も高く、九州・沖縄地方が最も低くなっています。
カカクコムが運営する求人サイトの「求人ボックス」によると、医療事務の年収が最も高いのは関東で、なかでも東京が313万円と一番高くなっています。
最も給料が低いのは九州・沖縄地方で、一番低いのは大分県の212万円ということです。
(画像引用:求人ボックス給料ナビ2020年3月時点)
医療事務は全国どこでも働くことができますが、もし地域を選べるのであれば関東や関西地方で働けば給料水準が高くなります。
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まとめ
医療事務の平均年収は284万円で、他の事務職に比べると給料水準は低いです。
- 正社員の月給は15〜25万円、手取り12〜20万円
- パートや派遣は時給で900〜1,600円
- ボーナスは基本給与の2〜4ヶ月分(職場によっては無し)
それでも医療事務が女性に人気があるのは、「学歴で差別されにくい」「雇用形態が選べる」「全国どこでも働ける」「パートなら未経験・無資格でも働ける」などの理由があるからです。
ガッツリ稼げる仕事ではありませんが、高卒など学歴に自信がない方でも差別されにくいですし、夫が転勤の多い人でも働きやすい、ライフスタイルに合わせて仕事が選べるなど、様々な魅力があります。
個人経営の小さなクリニックでは昇給や昇進はあまり期待できませんが、診療報酬請求事務能力認定試験などに合格すると給料アップや有利な転職ができる場合があります。
また、同じ病院でも総合職なら平均的な年収が550万~700万円と収入が高く、管理職のポストが多いので昇進の可能性も高くなります。
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