金融機関出身者は有利?強みを活かして転職を成功させるコツを伝授!

一般転職

昨今の金融業界では、AIやブロックチェーンなど新しい技術が導入されつつあります。

新技術の導入にともなって、今後しばらくは人員の削減などで労働環境も変化していくことが予想されています。

そういった背景から「今の職場で働き続けて大丈夫なのか?」とご自身のキャリアに不安を感じていませんか?

この記事では、転職を検討中の金融業界出身者のために、転職時の強みや転職で有利になる資格について解説します。

そのほか、金融機関から転職する際に、おすすめの転職エージェントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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1.金融機関出身者の転職は有利!4つの強みとは

まずは転職の際に有利な金融業界出身者4つの強みについて解説していきます。

①数字を読み解くスキル

銀行員であれば出納管理などで、日々さまざまな数字を処理しています。

そういった数字を扱うスキルは、別の業界であっても活かすことができます。

企業の管理部門では、お金に関する数字を扱うため、金融機関出身者は歓迎される傾向にあります。

また、コンサルティング会社であれば、数字から顧客の状態を読み解くスキルが求められるため、銀行員の経験を活かすことができます。

どのような組織であっても、数字の扱いに長けた人材が必ず必要です。

そのため、数字を扱うスキルは金融機関出身者が転職する際の強みになります。

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  • ②金融業界出身というブランド

    金融業界は競争が激しく就職が難しい分野の1つです。

    厳しい就職試験をパスして金融機関に就職できるということは、それだけで優秀な人材であると期待される傾向にあります。

    また、金融業界はコンプライアンスに厳しいため、金融業界出身の人はコンプライアンスを遵守できる人材と捉えられます。

    そのため、金融業界出身というのは転職において一種のブランドのようなものなのです。

    ③仕事を通して取得した資格

    金融機関や担当業務によって必須資格が定められている場合があります。

    金融業界出身者には、複数の資格を取得している人が多く資格を活かして転職を有利に進められます。 

    例えば、簿記などの経理に関する資格であれば、経理に関する一定以上の知識とスキルを持っているという証明になります。

    宅地建物取引士を持っていれば、不動産会社へ転職する際に有利です。

    融機関で働いている間に取得した資格は、転職の際にも強みとして活かすことができます。

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  • ④幅広い業務への対応力

    ジョブローテーションを通して身につけた幅広い業務に対応できる能力も、金融機関から転職する際の強みです。

    採用する企業にとって、配属先を選ばないジェネラリストは扱いやすい人材と言えます。

    そのため、金融機関出身者は幅広い仕事を任せられるため、他の業界へ転職する際にも有利なのです。

    2.金融機関からの転職が増加している理由

    金融機関からの転職が増加している理由

    金融業界を取り巻く環境の変化から、金融機関からの転職は増加傾向にあります。

    なぜ、金融業界からの転職が増加しているのか、その理由について解説します。

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  • ①プライベートより仕事優先の生活

    銀行に入行すると、最初の数年間は業務に必要な資格を取得することが求められます。

    業務が終わった後も、資格取得のための勉強に時間を割かなければなりません。

    プライベートな時間を犠牲にしなければならないため、ワークライフバランスが仕事に偏りがちです。

    また、銀行員の場合は定期的に転勤があるため、家族に負担をかけることにもなります。

    そういった生活に耐えられずに、転職を考えるケースが多く見られます。

    ②組織体制が古い

    金融機関は現在でも年功序列制が根強く残る組織と言われています。

    年功序列の組織では、若い世代の裁量が狭く、できることも限られています。

    そこに不満を感じて転職を考える20代、30代が増加しているのです。 

    また、年功序列とはいっても、年齢に合わせて必ず役職が上がっていくというわけではありません。

    上の役職になるほど椅子の数は少なくなっていき、競争も激しくなっていきます。

    そして、銀行などの金融機関では、支店の再編などで支店長などのポストが少なくなってきています。

    組織内での出世競争もこれまで以上に厳しくなるため、キャリアに不安を感じて転職を考える人が増加しています。 

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  • ③AI導入による業務見直し

    新しい技術の導入も金融機関からの転職者を増加させている一因になっています。

    これはさまざまな業務がAIに置き換えられて、最低限の人数で業務を遂行できるようになり、数年前からメガバンクでも人員の削減が始まっているためです。

    法人の信用度によって資金の貸出には上限額があります。

    銀行によって違いはあるものの、法人の財務情報を入力すると自動的に貸出の上限額を算出するシステムが導入されています。

    そういった業務は、人間よりもAIの方が正確にかつ速くこなすことができるため、多くの金融機関でAIの導入が進みつつあります。

    金融機関からの転職が増加している背景には、金融機関をめぐるこういった労働環境の変化も関係しています。

    ④不本意な営業

    重い営業ノルマも金融機関からの転職が増加している一因になっています。

    営業の担当になると毎月ノルマに追われなくてはなりません。

    また、提案する商品が必ずしも顧客のためになるものとは限らず、支店が売りたいものを提案しなければならない場合もあります。

    そういった矛盾に苦痛を感じて、金融機関を退職するケースも見られます。

    3.金融機関から転職可能な転職先

    金融機関から転職可能な転職先

    融業界出身者の数字を読み解くスキルや業務への対応力は、業界を問わず歓迎されます。

    また、金融業界の就職試験は競争が激しいため、金融機関へ就職できる人は優秀な人材と捉えられる傾向にあります。

    そういった金融機関で身につけたスキルや資質は、別の業界へ転職する際にも有利に働きます。

    ここでは、金融機関出身者のスキルを活かせる転職先について解説します。

    ①金融機関

    銀行から銀行への転職といったように同じ業種へ転職するパターンです。

    また、銀行から保険会社への転職といった金融業界内の別業種への転職も、このパターンに含まれます。

    金融に関する一定の知識を持っているため、ほかの分野への転職と比較して転職の難易度は低いと言えます。

    特に銀行から銀行、保険会社から保険会社というように、同種の金融機関へ転職するケースでは、即戦力になるため採用でも有利になります。

    ②コンサルティング会社

    コンサルティング会社へ転職する場合も、金融機関で身につけた数字を使うスキルや財務に関する知識を活かせるため、転職の際に有利になります。

    コンサルティング会社の仕事は、顧客の経営上の課題を見つけて解決することです。

    コンサルティング会社には、顧客と顔を合わせて仕事をするコンサルティング部門と、その業務をサポートするバックオフィス部門が存在します。

    コンサルティング部門では、データから顧客の抱える問題の原因を見つけるスキルが求められます。

    バックオフィス部門では、リサーチ業務などを担当するため情報を扱うスキルが必要です。

    どちらに所属する場合であっても、金融機関での経験やスキルを活かしながら働くことができます。

    ③広告代理店

    広告の分野でも、金融機関出身者の数字を読み解くスキルを活かすことができます。 

    広告代理店の仕事は、広告を出したい顧客と広告を掲載するメディアの仲介を行うことです。

    広告代理店では顧客に対し、データにもとづいた提案をスキルが求められます。

    見込み客の数やマーケットの規模といった具体的な数字をもとに、効果的な広告の方法を考えなければなりません。

    そのため、金融業界出身者の数字から物事を把握する能力は、広告業界へ転職する際にも有利に働きます。

    ④管理部門

    金融業界出身者の数字を読み解く能力は、業界を問わず管理部門への転職では有利になります。

    どのような組織であっても必ず総務や財務といった管理部門が存在します。

    これらの部署は、組織運営に欠かせない売上や経費に関する数字を扱う部門です。

    経営にも関わる業務を担当する重要な部門であることから、管理部門には優秀な人材が配置される傾向にあります。

    金融機関出身者には、コンプライアンスを遵守するだろうという信頼感があります。

    そのため、金融機関出身者には管理部門への転職でも有利なのです。

    ⑤公務員

    公務員の中でも特に市役所や区役所、都道府県庁などの役所では、多くの個人情報を扱いますので、金融機関での経験を活かしながら働けます。

    公務員は、金融機関から転職する際の人気の転職先の1つです。

    金融機関の仕事では数字だけはでなく、個人・法人を問わずさまざまな顧客情報も扱います。

    そのため、他の仕事と比較してコンプライアンスに厳しい傾向にあります。

    これまでに身につけたスキルを活かしつつ、安定した生活も手に入られることから人気を集めています。

    ⑥20代なら選択肢がさらに広がる

    20代の前半であれば2次新卒枠にも応募できるため、転職先の選択肢も広くなります。

    その理由は、社会人としてのマナーが身についているため、新卒と比べ教育にかかる時間が短いからです。 

    また、金融機関の就職試験をパスしているため優秀な人材と見なされます。

    そのため、20代であればポテンシャル採用で、金融機関から別の業界へ転職する際の選択肢も広くなるのです。

    ⑦女性社員は採用されやすい?

    銀行などの金融機関では多くの事務処理をこなさなければなりません。

    女性の銀行員は、事務処理が正確なため、務職の採用で他の業界から転職する場合と比較して、有利になると言われています。

    特に経理事務などお金に関する事務処理であれば、銀行員時代に培ったスキルを活かしながら働けます。

    4.金融機関からの転職に有利な資格

    金融機関からの転職に有利な資格

    金融機関出身者が、転職する際に有利になる資格について解説します。

    資格 転職可能な職種
    簿記2級以上 経理事務、財務担当
    公認会計士 財務担当、法人監査、会計コンサルタント、税務コンサルタント
    フィナンシャルプランナー2級以上 保険営業、証券営業、銀行員
    宅地建物取引士 不動産営業、宅建事務、銀行員
    中小企業診断士 経営コンサルタント、管理部門

    ①簿記2級以上

    日商簿記検定は定番の経理系の資格の1つで、保有していると経理に関する一定の知識とスキルを持っているという証明になります。

    経理の求人では、応募資格に日商簿記何級以上といった条件が定められていることが多いです。

    しかし、3級は入門レベルの資格ですので、転職の際に有利に働くのは2級以上を持っている場合と考えたほうがよいでしょう。

    ②公認会計士

    公認会計士の試験は、国家資格の中でも有数の難易度を誇る難関試験です。

    業界に関わらず管理部門で財務のスペシャリストとして歓迎されるでしょう。

    また、企業監査は公認会計士にしかできない独占業務です。

    そのため、公認会計士を持っていると監査法人へ転職することもできます。

    ③フィナンシャルプランナー2級以上

    フィナンシャルプランナーの仕事は、資産運用や相続、保険などのお金にまつわる助言を行うことです。

    そのため、保険会社や証券会社などの同じ金融業界の別の企業へ転職する際に有利になります。

    フィナンシャルプランナーには3級から1級までありますが、3級は入門レベルの資格であるため、転職の際にはあまり評価されないこと多いです。

    転職に活かせるのは2級以上からという点に留意しておきましょう。

    ④宅地建物取引士

    宅地建物取引士を持っていると不動産業界へ転職する際に有利です。

    宅地建物取引士は不動産取引を行っている会社であれば、事業所の5人に1人は配置しなければならないことが法律で定められています。

    そのため、常に一定の需要がある職種でもあります。

    銀行が不動産の担保評価を行う際にも、宅地建物取引士の知識が必要になるため、銀行へ転職したい場合も資格を活かすことができます。 

    ⑤中小企業診断士

    中小企業診断士を持っていると、経営コンサルティングに関する知識を持っていることの証明になります。

    コンサルティング業界への転職を考えている場合は、持っていると一定の評価を得られます。

    また、他の業界へ転職する場合であっても、経営者の視点で物事を考えられる人材として評価されます。 

    5.金融機関から転職を成功させるための5つのコツ

    金融機関から転職を成功させるための5つのコツ

    転職の最大のリスクは、それまで積み上げたキャリアを失う可能性があることです。

    転職で失敗しないためにも成功のコツを知っておきましょう。

    ①これまでのキャリアを整理

    転職活動を行うにあたって、これまでのキャリアの整理やスキルの棚卸を行いましょう

    そうすることで、自分に何ができて何ができないのかが明確になり、自分の強みを知ることにもつながります。

    また、これまでのキャリアを振り返ることで、 今後どういったキャリアを歩んでいきたいのかも考えやすくなります。

    ②転職の目的を明確にする

    転職で後悔しないためにも、転職の目的は明確にしておきましょう。

    転職の目的が不明瞭なまま転職活動を進めてしまうと、転職で失敗してしまう可能性があります。

    転職先を選ぶ際は、給与や勤務地、休日日数、業務内容など、転職先の条件を明確にしておくことが重要です。

    ③家族と相談する

    転職は人生設計にも影響を与えますので、必ず家族と相談して検討しましょう。

    自身の希望と転職先の条件などは、一人で決めずに事前に家族とすり合わせを行うべきです。

    家族からの支援が得られなければ、転職そのものが難しくなってしまいます。

    家族でしっかり話し合い、お互いに納得できる転職を目指しましょう。

    ④転職はタイミングが重要

    業界や職種によって求人が多い時期と少ない時期があります。

    求人の多い時期であれば、選択肢が広がりより条件のよい求人を見つけやすくなります。

    そのため、転職活動を行う時期は非常に重要です。

    常にアンテナを張って情報を集め続ける必要があります。

    しかし、転職に関する情報を集めるのは大変な作業です。

    そのため、一人で転職活動を進めるのはあまり合理的とは言えません。

    そういった労力を抑えて、 採用試験に集中するためにも転職エージェントを活用すべきです。

    ⑤転職エージェントを活用する

    転職する際は転職エージェントを活用するのがおすすめです。

    転職エージェントを活用すれば、転職サイトだけでは得られないような情報を知ることができます。

    転職サイトは基本的に、自分で求人を探して転職先の情報も自分で集める必要があります。

    そのほか、面接日程の調整などのやり取りも自分でこなさなければなりません。

    転職エージェントでは、キャリアアドバイザーから自身の希望する条件にあった求人を紹介してもらえます。

    また、利用するエージェントによってはスカウトがくる場合もあります。

    キャリアアドバイザーから助言をもらいながら転職活動を進めることで、有利に転職を進められます。 

    6.金融機関からの転職でおすすめの転職エージェント

    転職エージェントにはそれぞれ特徴があります。

    ここでは金融機関から転職する際におすすめのエージェントをご紹介します。

    金融業界以外へ転職したい方は「リクルートエージェント」

    リクルートエージェントは求人数の多さが特徴の転職エージェントです。

    金融業界の求人はもちろん、他の業界の求人も多く扱っています。

    取り扱っている求人の数は、公開・非公開求人合わせて28万件以上と転職エージェントの中でも圧倒的な数です。

    そのため、金融業界以外への転職を検討している場合におすすめのエージェントです。

    運営会社 株式会社リクルートキャリア
    公開求人数
    118,000件〜
    非公開求人数
    167,000件〜
    対象地域 全国・海外
    利用料金 無料
    詳しくは「リクルートエージェントの解説記事」をご確認ください

    管理部門で働きたい方は「MS-Japan」

    MS-Japan

    MS-Japanは、経理や総務、法務など管理部門の求人に特化した転職エージェントです。

    管理部門への転職のほか、公認会計士、税理士などの専門職の求人も取り扱っています。

    管理部門の職種や関連資格に対するキャリアアドバイザーの理解度が高いため、希望に沿った管理部門の求人を紹介してもらえます。

    そのため、管理部門への転職を検討している場合におすすめのエージェントです。

    キャリアアップを目指したい方は「JACリクルートメント」

    JACリクルートメント

    JACリクルートメントは、外資系や管理職などハイキャリアの転職に強い転職エージェントです。

    年収600万円以上の求人が多く、コンサルタントの提案力も抜群。

    金融業界でスキルを身につけ、それを生かしてさらに高みを目指したい方におすすめです。

    金融業界以外の案件も豊富に扱っているので、金融業界以外への転職を考えている方も利用できます。

    運営会社 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
    対象地域 全国・海外
    公開求人数 7,000件〜
    非公開求人数 10,000件〜
    詳しくは「JACリクルートメントの解説記事」をご覧ください。

    まとめ

    【金融機関から転職する際のポイント】

    • 金融業界出身というのは一種のブランドで転職の際に有利に働く
    • 労働環境の変化や組織体制への不満などから金融機関からの転職が増加している
    • 金融業界出身者は金融以外の分野へ転職する際にも優遇される傾向がある
    • 金融業界で働いている間に取得した資格は、別の業界へ転職する際にも活用できる
    • 転職で失敗しないためにも目的を明確にしておく
    • 転職エージェントを活用して転職活動を進める

    金融業界出身者の強みを活かして転職を成功させるコツについて解説しました。

    金融業界出身者は様々な業界で歓迎される傾向にありますので、未経験業界への転職でも積極的にチャレンジしていきましょう。

    転職する際は、金融業界以外へ転職したい方は「リクルートエージェント」、管理部門で働きたい方は「MS-Japan」、キャリアアップを目指したい方は「JACリクルートメント」という風に、目的に応じて適切なエージェントを利用するようにしましょう。

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    1. 希望の勤務地は?

    2. 現在の年齢は?

    3. 現在の年収は?

    4. 希望の転職サービスは?

    5. こだわりたい条件は?