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- 今の仕事合わないんだよな
- 給料が低いから転職しよう
- まだ20代だから辞めてもすぐ次の会社決まるでしょ
上記のように考えて、転職を繰り返していたらいつの間にか「次の転職でもう4回目だ」という方は多いのではないでしょうか。
流石に転職が4回目ともなると、転職回数が多くても採用してくれる会社があるのか、不安を抱くと思います。
そこでこの記事では、「転職回数が多い求職者の転職事情」「転職回数が多くても内定を勝ち取れる方法」を解説します。
転職回数が多い方の転職活動をサポートする内容になっているので是非ご一読ください。
1.転職回数が4回目でも採用する会社はある
まず初めにお伝えしたいのは、転職回数が4回目でも採用する会社はあるということです。
ただこれだけでは「根拠はあるの?」と疑問に思う方もいるでしょうから、次に「採用してくれる会社がある」と言える根拠について解説します。
転職回数4回目以上でも60%以上内定を獲得している
下記は、大手転職サイトのリクナビNEXTが企業に過去採用した人の転職回数についてアンケートした結果をグラフにまとめたものです。
(引用:転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態|リクナビNEXT)
このグラフを見て分かる通り、4回以上転職している人を採用したことがある企業は63%にも上ります。
ですから、転職回数だけで足切りされる可能性は非常に低いと分かります。
転職回数が多いことを負い目に感じるのではなく、それまで身に付けたスキルや経験を上手く伝えるのが内定を獲得するには重要です。
2.転職4回目の人に対して人事が抱く印象
「転職が4回目でも採用する会社があるのは分かったけど、採用担当者がどう思ってるのか気になる」という方も多いでしょう。
そこでここでは、転職4回目の人に人事が抱く印象を紹介します。
人事の気持ちを理解すれば、人事の不安を解消できるアピールの方法も考えられるようになるのでぜひ参考にしてください。
転職4回目の人に対して人事が抱く印象
採用しても長続きしないのでは?
転職4回目の人に対して人事が抱く印象1つ目が、「採用しても長続きしないのでは?」です。
仮に大卒の現在29歳で転職回数が4回目の場合は、平均して1社あたり3年在籍していない計算になります。
そのような人に対して人事が「採用しても長続きしないのでは?」と印象を抱くのは当然と言えます。
企業が人を採用するに当たって一番避けたいのが、すぐに辞められてしまうことです。
なぜなら、多額の採用コスト無駄になるからです。
マイナビが行った調査によると、企業が中途採用の求人広告にかける平均的な費用は約300万円となっています。(参考:中途採用状況調査(2017年)|マイナビ転職)
このような莫大な金額を無駄にしたくないと人事が考えるのは当然です。
ですから、求職者としては人事が抱えるこの不安を解消できるようなアピールが求められます。
例えば、面接やESでは「採用してもらえたら、骨を埋める覚悟です」と伝えると、「今までとは違うのかな」と感じてもらえるでしょう。
人格に問題があるのでは?
転職4回目の人に対して人事が抱く印象2つ目が「人格に問題があるのでは?」です。
例えば下記のような人格なのではと人事は警戒します。
- わがままで会社に少しでも不満があるとすぐに退職してしまう
- 協調性がないため、同僚から疎まれて退職せざるを得なくなった
人事としてはこのような人を採用すると、「結局すぐに辞めてしまうだけでなく、他の社員にも悪影響を与えるのではないか?」と不安になるでしょう。
そのため、求職者としては人事に「前職を辞めるのもやむを得ないな」と思ってもらう必要があります。
例えば「前の職場はどうしても長期間働けるような会社ではなかった」というような理由を、具体的なエピソードと一緒に伝えると人事に納得してもらいやすくなります。
3.転職4回目でも内定を勝ち取る方法3選
転職4回目でも採用してくれる会社はある一方、人事が採用に当たり不安を抱く点があるのも事実。
転職4回目の人が転職を成功させるには、戦略を構築する必要があります。
そこでここでは、転職4回目でも内定を勝ち取る方法を3つ紹介します。
下記の方法を意識して転職活動を行えば、グッと内定獲得に近づくのでぜひ参考にしてください。
転職4回目でも内定を勝ち取る方法3選
方法1.過去の転職理由に一貫性をもたせる
1つ目の方法は「過去の転職理由に一貫性をもたせる」になります。
なぜなら、一貫性のない退職理由では人事に「採用してもすぐに辞めてしまうのでは」と敬遠されてしまうからです。
例えば、下記のようなバラバラな退職理由を伝えるのは避けるべきです。
- 1社目の退職理由では給料が満足できない
- 2社目の退職理由は休日が少ない
- 3社目の退職理由は働いていてもスキルが身に付かない
人事にとって過去の転職理由はあなたの仕事観を測る重要な指標となります。
転職のたびに仕事に重視するポイントが変わっているように思えるので、印象は悪くなるでしょう。
一貫性のある転職理由とは例えば下記のようなものです。
【転職する業界が同じのケース】
○○の業界で知識やスキルを幅広く身に付けるために転職しました。
【業界は違うが職種は変わらないケース】(例:営業職)
無形商材と有形商材のどちらも扱うことで営業のスキルを高めるために転職してきました。
ただ退職理由に一貫性をもたせるために嘘を言う必要はありません。
人事は採用のプロです。ですから、求職者の嘘は見抜けると考えた方が良いでしょう。
嘘がバレたときにはあなたの心証がとても悪くなるため、嘘の退職理由はオススメできません。
方法2.人手不足の業界を選ぶ
2つ目の方法は「人手不足の業界を選ぶ」になります。
なぜなら、人手不足の業界であれば求人数が多く、求職者にとってチャンスが多いからです。
例えば、人手不足の業界は下記記事によると次の4つの業界です。
人手不足の4つの業界
- 情報サービス
- 運輸・倉庫
- 建設
- メンテナンス・警備・検査
今回の調査では、企業の 50.9%が正社員の不足感を抱いている結果となった。
とりわけ「情報サービス」では企業の 7 割超で正社員が足りておらず、さらに「運輸・倉庫」や「建設」「メンテナンス・警備・検査」など 7 業種で人手不足の割合が 6 割を超えていた。
内定を早期に獲得したいなら、チャンスの多い業界にチャレンジするのが一案です。
特に志望業界が定めっていない方は、是非業界選びの参考にしてください。
方法3.2月や9月の求人が増える時期に転職活動する
3つ目の方法は「2月や9月などの求人が増える時期に転職活動する」になります。
なぜなら、求人が増える時期に転職活動すれば、多くの求人の中から自分に希望に合った会社を選びやすくなるからです。
2月は新卒が入社してくる4月入社に向けた求人が増え、9月は下半期が始まる10月入社に向けた求人が増えます。
これらの時期は会社の期が変わるタイミングのため、人の入れ替わりが多くなり、それに伴いさまざまなポジションの空きが出やすいです。
普段ではあまり見かけることのないポジションでの求人が出ることも珍しくありません。
そのため、転職活動をいつ始めればいいか迷っている方には、ぜひ求人の増える2月や9月に転職活動を始めるのをオススメします。
3.4回目の転職を強みにする選考対策
4回目という数字に負い目を感じて「自信を持って転職活動できないよ」と不安になっている方は多いのではないでしょうか。
安心してください。しっかり選考対策を行えばあなたが弱みに感じている転職回数を強みに変えることができます。
ここでは「職務経歴書」「面接」という選考のポイントとなる2つの場面における、効果的な対策を紹介します。
職務経歴書
職務経歴書は下記の3つを意識して作成してください。
ポイント1.業務や内容別にまとめる
会社ごとに経験のある業務をすべて書いてしまうと、職務経歴書がコンパクトにまとまらないだけでなく、転職回数の多さが目に付きやすくなります。
解決法は「職務経歴書は業務や内容別にまとめる」になります。
なぜなら業務や内容別にまとめると転職回数が多く見えなくなるからです。
例えば「営業職」の業務内容を記載し次に「事務職」の業務内容を記載する、というよう職務経歴書を作成します。
上記のように職種ごとに内容をまとめると、職歴の多さが目立ちにくくなるだけでなく、携わってきた業務が明確になるので、自分がアピールしたいスキルや経験を目立たせやすくなります。
特に今まで転職の度に仕事が変わっている方は、「職務経歴書は業務や内容別にまとめる」のがオススメです。
ポイント2.一番アピールしたいスキルや経験を目立たせる
職務経歴書で起こりがちなミスは、何のスキルや経歴をアピールしたいのかが分からないことです。
解決法は「一番アピールしたいスキルや経験を目立たせる」になります。
今まで携わった業務が多いと、「とりあえずアピールできるスキルや経験はすべて記載しよう」と考え職務経歴書を見ただけでは「この人の強みは何だろう?」と疑問を持たれてしまう方が多いです。
これを避けるためには、自分のアピールしたいものを決めて、それに関するスキルや経験を重点的に記載するのがオススメです。
ですから、「自分は色んな業界や職種の経験があるぞ」と思っている方ほど、「一番アピールしたいスキルや経験を目立たせる」を意識して職務経歴書を作成してください。
ポイント3.自分の仕事に対する姿勢を伝える
今までのキャリアに自信が持てなくて、「アピールできるスキルや経験がない」と悩んでいる方も多いと思います。
解決法としては「自分の仕事に対する姿勢を伝える」のがオススメです。
例えば下記のようなものです。
- 日頃の業務で気を付けていること
- ミスをしてしまったときの解決手段や経験
これらが伝われば、企業は十分にあなたの仕事観が分かるので「誇れるようなスキルや経験がない」と考えている方はぜひ参考にしてください。
面接
4回目の転職であれば、面接で必ずと言っていいほど「なぜそれほど転職回数が多いのですか?」というような答えずらいことも聞かれるでしょう。
前もって答えを用意しておかないと、返答に窮してしまいます。
そこで転職が4回目でも、内定を勝ち取るための面接におけるポイントを3つ紹介します。
ポイント1.前向きな転職理由を伝える
1つ目のポイントは「前向きな転職理由を伝える」です。
転職理由にはその人の仕事観が出ます。
その転職理由が「不満だらけ」で「後ろ向き」な理由だけだと「採用してもすぐ辞めてしまうかな」と思われてしまい、内定を得るのが難しくなるでしょう。
ですが前向きな転職理由であれば、不満を放置せず現状の改善に取り組める人、という印象を持たれやすくなります。
ですので不満を前向きな理由に変換して伝えるのが重要です。
例えば「給料が低い」という理由は、「前職では成果を上げても評価するしてもらえなかったので、成果をしっかり評価してくれる会社で働きたい」というような転職理由にするとよいです。
転職理由はあなたの仕事観がしっかり人事に伝わるように、前向きな理由を話しましょう。
ポイント2.あなたが企業にとって有用であることをアピールする
3つ目のポイントは「あなたが企業にとって有用であることをアピールする」です。
人事が採用する際に一番重要視していることは、「あなたが入社すると会社にとってプラスになるか」です。
ですから内定を勝ち取るには、「人事にあなたを採用すれば会社に利益をもたらす」ということを理解してもらう必要があります。
そのために、今までの転職で身に付けたスキルや経験が有用であることを説明しましょう。
例えば下記のような説明ができればあなたが会社にとってプラスになる人材だと理解してもらえるでしょう。
- 御社の主力事業をもっと伸ばすには、私の○○のスキルが役立ちます。
- 御社の抱えている課題は□□の方向性でアクションをすれば解決すると思われます。そして私には同じような課題を解決してきた経験があるので、御社の抱えている課題も必ず解決できます。
あなたが企業にとって有用であることをアピールするのが内定を勝ち取るための一番の近道です。
4.4回目の転職が不安なあなたにオススメする転職エージェント3選
前項では、内定を勝ち取るための方法を説明しました。
ですが、「方法は分かったけど、4回目の転職だし1人でできるか不安」という方もいると思います。
そのような不安を抱えている方は転職エージェントを利用するのが一案です。
転職エージェントは内定を勝ち取るためにさまざまな選考対策を行ってくれるので、あなたが抱えている不安を解消してくれるでしょう。
ですので4回目の転職活動が不安な方は転職エージェントを活用してほしいです。
ただ「どこの転職エージェントを使ったらいいか分からない」方もいると思うので、ここではオススメする転職エージェントを下記3社紹介します。
4回目の転職が不安なあなたにオススメする転職エージェント3選
20代に信頼されている転職エージェントNo.1マイナビエージェント
(引用:マイナビエージェント)
マイナビエージェントは、人材大手マイナビが運営する転職エージェント。
特にキャリアアドバイザーの対応が熱心だと評判です。
公式サイトによれば、「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」とのことです。
業界や職種ごとにキャリアアドバイザーが在籍しているので専門的なサポートを受けやすいのも特徴です。
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転職エージェント満足度No.1doda
(引用:doda)
dodaは人材大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
外部調査機関によれば転職者満足度No.1とのデータもあり、サポート力が非常に魅力的と言えます。
dodaは専門スタッフが選考対策を行ってくれるので、しっかりとしたサポートであなたの転職に対する不安を解消してくれます。
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(引用:リクルートエージェント)
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5.まとめ
転職回数が4回目でも、すべての会社から転職回数だけで敬遠されることはありません。
むしろ内定を獲得できないのは、転職回数以外の部分に原因があることが多いです。
しっかりと選考対策を行い、人事にあなたをしっかりアピールできるようにしましょう。
また何をしていいか分からない方は下記を参考に行動してください。
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- 2月や9月の求人数が増える時期に転職活動をする
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