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東急不動産は、日本を代表する総合ディベロッパーとして、都市開発や住宅事業などをさまざまな事業を展開しています。
誰もが知っているプロジェクトも多数手がけていますから、スケールの大きな仕事に携わりたいと東急不動産への転職を考える方もいるでしょう。
そこで今回は、東急不動産の企業情報や評判、採用情報について詳しく解説します。
最後まで読むことで、東急不動産への転職を有利に進められるでしょう。
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１．東急不動産の企業情報
まずは、東急不動産がどのような企業なのか具体的に見ていきましょう。
会社概要
| 商号 | 東急不動産株式会社（英語名 TOKYU LAND CORPORATION） |
| 設立 | 1953年12月17日 |
| 所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ |
| 資本金 | 575億5,169万9,228円 |
| 従業員数 | 762名（2019年4月1日現在） |
（参考：東急不動産 公式サイト）
東急不動産の前身となるのは、1918年渋沢栄一らによって立ち上げられた「田園調布株式会社」です。
この会社は理想的な住宅地の開発を目的としており、その名の通り、田園調布の開発・分譲や渋谷、代官山の開発を手掛けていました。
東急不動産はこの流れを引き継ぎ、東急グループの主要メンバーである東急不動産ホールディングスグループの中核として幅広い事業を展開しています。
なお、東急電鉄の運営を行う東急株式会社も、東急グループの中の1社です。
企業理念
東急グループでは、「美しい時代へ」をスローガンに、「我々は、グループを共につくり支える志を持ち、この理念を共有する」として、存在理念・経営理念・行動理念という3つのグループ理念を掲げています。
存在理念
美しい生活環境を創造し、調和ある社会と、一人ひとりの幸せを追求する。経営理念
自立と共創により、総合力を高め、信頼され愛されるブランドを確立する。
- 市場の期待に応え、新たな期待を創造する。
- 自然環境との融和をめざした経営を行う。
- 世界を視野に入れ、経営を革新する。
- 個性を尊重し、人を活かす。
もって、企業の社会的責任を全うする。
行動理念
自己の責任を果たし、互いに高めあい、グローバルな意識で自らを革新する。（引用：東急不動産 公式サイト）
「美しい生活環境の創造」という言葉からは、単に住環境を整えるだけでなく、人々のライフスタイルそのものに新しい価値を提供していくという東急不動産の意志がうかがえます。
事業内容
東急不動産は総合ディベロッパーとして多岐にわたる事業を展開していますが、代表的なものは「都市事業」「住宅事業」「ウェルネス事業」の3つです。
都市事業では、渋谷、銀座、浜松町・竹芝といった東京都心にある3つのエリアで大規模プロジェクトを進めています。
特に、渋谷では100年に1度とも言われる渋谷駅前再開発が進行中のため、ニュースで見かける機会があるかもしれません。
住宅事業では、分譲マンションブランド「BRANZ（ブランズ）」をはじめ、都市型賃貸レジデンスや高級賃貸マンションなど、時代の変化に対応した住まいの提供を行っています。
ウェルネス事業では、余暇・健康・シニア分野において各世代がいきいきと暮らせるよう、シニア向け住宅や会員制リゾートクラブ「東急ハーヴェストクラブ」などの管理・運営を行っています。
業界内のポジションは？
総合的に街づくりの企画・開発を行う総合ディベロッパーとしては、三井不動産、三菱地所、住友不動産、野村不動産、そして東急不動産の5社が有名です。
各社のIR資料によると、2019年3月期の売上高ランキングは下記のようになっています。
1位：三井不動産 18,612億円
2位：三菱地所 12,633億円
3位：住友不動産 10,132億円
4位：東急不動産ホールディングス 9,019億円
5位：野村不動産ホールディングス 6,685億円
さらに、営業利益のランキングは以下の通りです。
1位：三井不動産 2,621億円
2位：三菱地所 2,291億円
3位：住友不動産 2,204億円
4位：東急不動産ホールディングス 802億円
5位：野村不動産ホールディングス 791億円
東急不動産HDの利益率は、およそ業界第4位のポジションとなっています。
業界最大手としてバランスのよい三井不動産、オフィスビル賃貸に強みを持つ三菱地所や住友不動産、分譲マンションが強い野村不動産と比較すると、東急不動産は半分程度です。
しかし、唯一の鉄道系として東急グループのつながりを生かした事業展開は他社にはない強みとなっています。
平均年収
東急不動産の平均年収は公開されていません。
しかし、公式サイトの中途採用ページには、想定年収700～1,200万円という記載があります。
年齢や経験によって上下する可能性がありますが、総合職として入社した場合、このレベルの年収が期待できそうです。
参考までに、持株会社である東急不動産ホールディングスの場合、有価証券報告書を見ると年間平均給与は1,071万円です。
「市場価値」とは、あなたの経験やスキルが、企業からどれくらい必要とされているかという評価のことを言います。
実は、約7割のビズリーチ会員が市場価値を確かめるために利用しています。
「ビズリーチ」は、企業やヘッドハンターからのスカウトで転職ができる仕組みです。
思いもよらない大手企業や年収が大幅にアップできる企業からのスカウトが直接来ることがあるので、早めの登録が転職を成功させるための鍵になるでしょう。
すでに、あなたの経験やスキルを求めている企業がいるかもしれないので、まずはスカウトを受け取れる状況を作っておくことが重要です。
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２．東急不動産の評判・口コミまとめ
ここでは、社員・元社員の口コミから東急不動産の社風、労働時間、研修制度、福利厚生についてご紹介します。
社風
部長クラスの上司と気軽に意見交換できるなど、風通しが良く、フラットな社風がうかがえます。
ジョブローテーションにも積極的で、入社9年目までに原則2部署以上経験することを原則としているようです。
また、3年以上同じ業務を経験した場合には優先的に異動できるFA制度を設けています。
労働時間
20代後半・男性
その他の経営管理系関連職
残業は非常に少ない。繁忙期で月30時間程度。少ない月はほとんどゼロ時間であった。バリバリ働きたい人には物足りないかもしれない（後略）
30代後半・男性
アセットマネジャー
トップがワークライフバランスに本気で取り組み始めている。メッセージだけでなく、在宅のテレワークを認めたり、管理職向けのセミナーを繰り返したり（後略）
部署によって残業時間が異なり、多忙な部署では休みが取りにくいこともあるようです。
しかし、大手企業ということもあり残業代はきちんと支給されています。
また、フレックス勤務制度やテレワーク制度、毎週水曜のノー残業デーなどが導入され、時間や場所にとらわれず社員が主体的に働ける環境整備が進んでいる最中です。
休暇についても、年に最低7日、そのうち5日は連続での休暇取得を推奨するコミットメント休暇を取り入れています。
従業員の健康を経営視点で考える健康経営に積極的に取り組んでいるため、今後ますます健全な職場環境が構築されていくことでしょう。
教育・研修制度
20代後半・男性
新規事業・事業開発
年次に合わせて、研修がある。入社10年目までは、適性を見極める為の期間として位置づけられ、ジョブローテーションで、最低2事業は、経験できる。（後略）
東急不動産では、企業の発展は社員の成長とイコールであると見なしており、社員一人一人が能力を発揮し伸ばしていけるような研修プログラムを用意しています。
ベースとなっているのは、重点教育期間と位置づけられた入社後5年間、あるいは入社10年目以降の主幹職やマネジメント職を対象とした階層別研修です。
そのほかにも、以下の研修プログラムが用意されています。
- 任意選択型研修：コーチングやファイナンスなど、獲得したいスキル研修を自由に受講可能
- 立候補・選抜型研修：次世代リーダー育成、交流型経営戦略研修など
- 自己啓発：約200ものコンテンツが提供されるeラーニングや資格取得支援
（参照：社員を支える制度｜東急不動産）
会社が必要だと判断した資格については、受験料や講習代など費用の全額または一部を会社が負担してくれる制度もあります。
福利厚生
30代後半・男性
不動産鑑定
自社で運営しているリゾートホテルが使える。会員価格なのでとても安い。ただし、GW、お盆、年末年始などは使えない。賃貸などグループ会社利用で安くなる（後略）
30代前半・女性
不動産企画・用地仕入れ
社風もよく、大変働きやすい職場環境であると感じます。産休を取って戻る女性社員も多く、少し早めに仕事を切り上げて帰るなどしています。（後略）
ウェルネス事業を展開していることもあり、福利厚生は充実しているようです。
自社のリゾートホテルなどを安価に利用できる特典もあります。
その他、住宅補助や育児短時間勤務（小3の学年末到来後最初の4月末日まで）、介護休業や介護短時間勤務などライフステージの変化をサポートする制度も用意されています。
※dodaには東急不動産関連の求人多数掲載あり！
転職エージェント「doda」で「東急不動産」と検索すると、2021年12月時点で、実際に東急不動産の求人が20件ほど見つかりました。
（参考：東急不動産の転職・求人検索結果｜doda）
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３．東急不動産の中途採用情報
ここからは、東急不動産の中途採用情報についてご紹介します。
募集中の職種や面接での質問について把握しておけば、スムーズに準備を進められるでしょう。
募集中の職種
東急不動産のキャリア採用ページを見ると、年間10～15名程度、中途採用で総合職を募集しています。
応募数は公開されていませんが、新卒入社は毎年30名前後と少なく、大手ディベロッパーということもあり、中途採用の競争率は相当高いと考えられます。
さらに、勤務地は東京に限りませんが、特定業務について求人が出ることもあります。
実際に求人を確認したい方は、「東急不動産への転職におすすめの転職エージェト」にてご紹介しているエージェントから、求人をご覧いただけます。
求める人物像
東急不動産では変化する社会課題に対応するため、さまざまな領域で新たな価値創造に取り組んでいます。
このため中途採用で求められているのも、社会により良い価値を提供していける人材です。
さらに、キャリア採用ページには、求める人物像について以下のように掲載されています。
不動産業界経験者だけでなく、異業種の方も大歓迎であり、
異業種で培ったノウハウやプロジェクトマネジメント力を基に、
当社にはない知見で事業拡大に貢献頂ける方も募集しております。
実際のところ、東急不動産への転職にあたって、不動産業界での経験があったほうが即戦力として評価される可能性は高いでしょう。
しかし、たとえ業界未経験であったとしても、課題解決に取り組んできた経験やプロジェクトマネジメント力をアピールすることで内定獲得につなげることも可能だということです。
不動産関連の資格は必要？
総合職の場合は、都市開発や住宅事業などの不動産部門だけでなく管理部門もふくめたポジションのため、特別な応募条件は設定されていません。
万が一入社後に必要となった場合でも、資格取得を支援する制度が設けられているため安心です。
一方、特定ポジションの求人の場合は、関連業務の経験だけでなく建築施工管理技士などの資格が求められることもあります。
選考フロー
キャリア採用における総合職の選考フローは、下記の通りです。
【キャリア採用｜総合職の選考フロー】
採用サイト内のマイページに登録
↓
書類選考
↓
一次選考（部課長面接）
↓
二次選考（人事部課長面接）＋適正検査
↓
最終選考（役員面接）
（参照：採用情報｜東急不動産）
面接3回、しかもすべて部課長級以上ということで、じっくりと候補者を見極めようという東急不動産の姿勢がうかがえます。
面接で聞かれる質問
フラットな社風を反映しているのか、面接は和やかな雰囲気で進むようです。
しかし、質問に対しては、自分の考えを自分の言葉で述べることが求められます。
東急不動産では、若手社員のうちから自分の言葉で考え、自分の言葉で発言することが求められているからです。
ここで問われているのは、これまで何を考えどう行動してきたのか、これから東急不動産で何をしたいのか、それが東急不動産でなければならない理由は何か、ということです。
事前に準備をして、考えをまとめておきましょう。
自分だけでまとめられない時は転職エージェントに相談し、書類添削や面接対策などの支援を受けてみるのがおすすめです。
次の章では、東急不動産への転職で活用したい転職エージェントをご紹介します。
４．東急不動産への転職におすすめの転職エージェト
東急不動産の中途採用には、企業の採用HPから直接応募することが可能です。
ただし、「一人で転職活動を進めるのに不安を感じる…」という方は、転職エージェントの活用をおすすめします。
なぜなら、転職エージェントを利用することで、以下のような様々なメリットを受けられるからです。
【転職エージェント利用のメリット】
- 企業とのつながりがあるため、ネット上では手に入らないリアルな情報を得られる
- 応募や面接に関する助言をしてもらえる
- 年収や入社日などに関する交渉を任せられる
東急不動産への転職に強い転職エージェントは、以下の3社です。
転職エージェントは無料で利用できるため、ぜひ複数のサービスに登録し、求人検索の可能性を広げましょう。
東急不動産への転職なら「doda」
(参考：doda)
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2021年12月時点では、実際に東急不動産の公開求人が掲載されていました。| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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| 公開求人数 | 約130,200件（2022年4月時点） |
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約36,200件（2022年4月時点） |
| おすすめ年代 | 20代,30代 |
| 対応地域 | 全国+海外 |
| 料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://doda.jp/ |
|
詳しい解説は以下を確認してください。 「doda（デューダ）って実際どうなの？気になる評判と利用前の注意点｜口コミ一覧あり」 |
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どこを使うか迷ったら「リクルートエージェント」
（参考：リクルートエージェント）
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2021年12月時点では、実際に東急不動産関連の公開求人が掲載されていました。
（参考：東急不動産株式会社の中途採用・求人情報｜リクルートエージェント）
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
|---|---|
| 公開求人数 | 約176,100件（2022年4月時点） |
| 非公開求人数 |
約226,400件（2022年4月時点） |
| 対応地域 | 全国+海外 |
| 料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
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詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの？気になる評判と利用前の全注意点」 |
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20代の転職なら「マイナビエージェント」
(参考：マイナビエージェント)
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まとめ
東急不動産では、年間を通じて総合職の中途採用を実施しています。
内定を勝ち取るためには、以下のポイントを押さえておくことをおすすめします。
- 人気企業のため、東急不動産への転職難易度は高め
- 現職での実績をどうアピールするかが重要
- 転職エージェントのサポートを受けた方が、転職成功率は上がる
職務経歴書のブラッシュアップや面接対策など、事前にしっかりと準備をして臨みましょう。
転職エージェントを利用すれば、プロの視点でアドバイスしてくれるため効率的に対策を練ることができるでしょう。
【東急不動産の内定を勝ち取るために登録したい転職エージェント】
- 東急不動産への転職なら「doda」
- どこを使うか迷ったら「リクルートエージェント」
- 20代の転職なら「マイナビエージェント」
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50代男性
個人営業
社員が皆優しい。社員の社会的な意識が高く、大変にジョウシキテキ。他を抑えて前に出ようとする風潮は薄い。しかし、仕事にたいする意識は高く向上心を持って（後略）