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治験コーディネーターは薬剤師が活躍できる職業のひとつですが、プライベートと仕事の両立が難しく「辛い…」「やめたい…」と思う人も少なくありません。
しかし、衝動的な気持ちで仕事を辞めた場合、のちのち後悔してしまう恐れがあります。
後悔のない選択をするには、「本当にCRCを辞めるべきか」「他に対処法がないのか」じっくり検討することが大切です。
そこで本記事では、治験コーディネーターが辛い理由や、後悔を防ぐ対処法を詳しく解説します。
本記事を読めば、自分にとってベストな対処法を見つけ、辛い気持ちを軽減できるはずですよ。
CRCは「辞めるべきか悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしてください。
1.治験コーディネーター(CRC)が辛いと感じる理由
CRCは、薬剤師が活躍できる業種ではありますが、業務量が多くなることもあり辛いと感じる人が多いです。
実際に、CRCの離職率は10~15%と推測されており、低いとは言えません。(参考:治験コーディネーター(CRC)の「離職率」|CRCばんく)
では、どうして「CRCを辞めたい」と思うのでしょうか?
ここでは、CRCが辛いと感じるおもな理由について解説していきます。
理由1.プライベートと仕事のスケジュール管理が難しい
CRCが辛いと感じる理由のひとつとして、「プライベートと仕事のスケジュール管理が難しい」という点が挙げられます。
CRCは、治験スケジュールにより勤務時間が左右されるので、プライベートが犠牲になりやすいのです。
被験者の症状が急に変わったり、トラブルが生じたりした場合は、休日・夜間に関わらず、CRCの携帯電話に連絡が来る可能性があります。
以下のツイートでは、24時間対応しなければならない呼び出しに関して、ストレスに感じていることが記載されています。
なんでやりがいありそうなCRC辞めるの?って面接で1000%聞かれるけど
おぬさんは、半年間ずっと24時間いつ呼び出しあるか分からん仕事やりたいかい???替わる???やってくれる???
やりがいだけじゃやってけないよ???— 豆じ (@8ame5) August 11, 2020
また、治験のスケジュールは治験担当医師・被検者・治験事務局などの都合に合わせて立てられるため、CRCの個人的な都合を優先することはできません。
さらに、治験支援機関(SMO)に所属するCRCの場合、数件の治験を一度に担当し、同時に様々な業務が発生するケースも多いです。
スケジュールによってはワークライフバランスが崩れてしまうこともあり、「つらい」と感じることが多いようです。
理由2.調剤薬局やドラッグストアと比べて給与が安い
調剤薬局やドラッグストアと比べて給与が低いという点について、辛さを感じている人も多いです。
CRCは、薬剤師のように「資格が必要な職業」ではないため、給与の水準が調剤薬局やドラッグストア等と比べて低い傾向があるのです。
実際に、大手薬剤師転職サイト「マイナビ薬剤師」の調剤薬局、ドラッグストア、病院の求人とCRCの求人10件の最低年収を調べてみたところ、CRCが最も低いという結果になりました。
CRC | 約360万円 |
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調剤薬局 | 約440万円 |
ドラッグストア | 約470万円 |
病院 | 約390万円 |
(参考:マイナビ薬剤師|2021年5月15日時点
※各業種で検索し、無作為に選んだ10件の求人の最低年収を平均した結果)
業務量が多いにも関わらず給与が安く、不満に感じる人も少なくありません。
大手SMOでもそれ以外でも、一般職のCRCて同世代の平均年収(月収)と比較するとかなり低いのは事実。それじゃ業務は楽か?と言われたらNo!で、それなりに知識は必要だし、先生やCRAに無茶ぶりされても調整しなきゃならんし、深夜、早朝、週末、祝日スマホ手放せないし割と過酷な業務だと思うのになぁ
— とあるさん@とある地方病院のCRC (@CRC_1_CRC) September 2, 2020
業務内容と給与が見合っていないと感じ、「辛い」「やめたい」と考えるケースも多いようです。
理由3.CRCの管理作業をこなすのがつらい
「CRCの管理作業をこなすのがつらい」という理由で、やめたいと感じる人も少なくありません。
CRCは、治験が計画通りに進むようにスケジュールを管理したり、書類作成やデータの提示など膨大な事務作業をしなければなりません。
ただ、CRCの仕事は繁忙期があり、新しい試験が始まる時などはタスクが山積みになります。
Nsのように走り回るような忙しさではないのですが、書類を確認したり施設の環境を整えたりとやることがたくさんあります。また、担当試験数が多いとけっこうバタバタすることもありますね…。↓— 治験コーディネーター(CRC)なつ@看護師辞めた (@CRCnatsu) June 3, 2020
また、担当する治験によっては年単位のスケジュールを組まなければならなかったり、臨機応変な計画の変更が必要なケースもあり、管理作業がつらいと感じがちです。
日々の管理作業に追われ、つらいと感じるCRCは多いでしょう。
<依頼者の利益を重視しなければならないことも…>
CRCは治験の継続や参加に疑問を感じた場合でも、治験依頼者の利益を重視しなければならない場面があります。
必要なデータを収集するために、患者さんではなく治験を第一に考えて行動しなければならないことに、辛いと感じる人も多いようです。
2.【必見】治験コーディネーターを続けるべきかの判断基準
治験コーディネーターを辛いと感じる方は多いですが、「辛いから辞めよう」と決断を早まるのは、おすすめできません。
CRCが辛いという気持ちが先行し、決断を早まると、新しい職場でも同様の不満を感じ転職を繰り返すことになる可能性があるためです。
状況によっては、CRCを辞めずに辛い気持ちを解消できる可能性があるので、まずは「本当に辞めるべきなのか」考えてみましょう。
以下に、「どういった場合は現職を続けるべきなのか」「どういった場合は雇用形態や仕事を変えたほうが良いのか」をまとめたので、参考にしてください。
現職を続けるべきケース |
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雇用形態・仕事をを変えるべきケース |
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スキルや給与に不満がある場合、継続することでスキルアップし、将来的に悩みを解消できる可能性があります。
一方、CRCの労働環境が過酷でプライベートや健康管理が犠牲になっている場合は、雇用形態や仕事を変えるのも手段です。
CRCが辛いという気持ちが先行し、安易に退職を決断した場合、新しい職場でも同様の不満を感じ転職を繰り返してしまうリスクがあります。
一時的な感情で転職するのではなく、一度立ち止まって考え「転職すべきか、現職を続けるべきか」検討しましょう。
医療人として新薬を患者に届けたいと思うなら、CRCを続けたいですよね。
しかし、CRCの仕事は、ご自身が健康であるからこそ、全うできます。
心身を病んでしまった場合は、立ち止まることも必要ですよ。
現在のCRCの悩みが、現職を続けるべきケースに該当する場合は「3.一度立ち止まろう!現職を辞めずに対処する方法」をご覧ください。
また、雇用形態・仕事を変えるべきケースに該当する場合は「4.雇用形態や職場を変えて対処する方法」をご覧ください。
3.一度立ち止まろう!現職を辞めずに対処する方法
先ほど説明したように、現職を安易に辞めるのはおすすめできません。
治験コーディネーターが辛い場合は、まず『現職を辞めずに悩みを解消する方法がないか』考えてみましょう。
そのうえで「やっぱり無理だ…」と感じた場合は、辞める選択をすることも手段です。
ここでは、「現職を辞めずに対処する方法」をご紹介します。
対処法1.業務についていけない場合|自己学習でスキルアップする
CRCは事務作業や管理業務が膨大ですし、専門的な分野を扱うので、業務についていけないと感じるケースが多いです。
たとえば、「被験者にうまく説明できない」「医師の話についていけない」「データ入力や書類作成に時間がかかる」など、業務をスムーズにこなせずストレスに感じがちです。
業務についていけない場合、以下のように自己学習でスキルアップを目指しましょう。
被験者にうまく説明できない |
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医師の話についていけない |
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データ入力や書類作成に時間がかかる |
|
どのような業務で「ついていけない」と感じるかによって、自己学習の内容も変わってきます。
また、治験関連の業務については、日々の業務の中で学ぶ必要があるので、上司に相談して指導を依頼することも大切です。
業務についていけない場合は、現職を継続しながらスキルアップできないか、検討してみましょう。
<CRCの自己学習に役立つ書籍>
以下に、自己学習に役立つ書籍をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
CRCの業務手順が初心者向けに詳しく記載されています。
治験の流れに沿ってポイントを把握できるので、日々の業務に役立ちます。
臨床薬学について学びたい方におすすめです。
症例をもとに様々な疾患について学べるので、医師の話にもついていきやすくなります。
対処法2.スケジュール管理に悩んでいる場合|家族の協力を得る
仕事が不規則で、プライベートとの両立に悩んでいる場合は、家族の協力を得られないか考えてみましょう。
CRCは担当する治験によって、不規則な勤務になったり、急な休みを取れないケースも少なくありません。
そのような場合に、以下のようなサポートが得られれば、仕事が続けやすくなります。
- 家事を分担する
- 子どもが病気で仕事を休む際は、交互に休暇をとる
- 子育て・親の介護を家庭内で協力して行う…など
スケジュール管理が難しい場合は、家族への協力を求めてみましょう。
対処法3.肉体的につらい場合|出張や移動の疲労を対策する
SMOに勤務するCRCは、出張が多く疲労が蓄積しがちです。
移動時間が長く帰宅時間が遅くなり、肉体的につらいと感じるケースも多いでしょう。
「肉体的に辛い」と感じてる場合は、以下のような対策をして、出張や移動の疲労を軽減してみてください。
- 出張用グッズセットをつくり準備時間を短縮する
- ネックピローやアイマスクなど疲労軽減グッズを使用する
- ストレッチをする
- 湯船につかってリラックスする…など
疲労を軽減するには、可能な限り、出張や移動の疲れを翌日に持ち越さないことが大切です。
ただし、無理は禁物なので、慢性的な疲れが生じている場合は「病院に行き、必要に応じて休職する」「上司に相談する」ことも検討しましょう。
肉体的な辛さを感じている場合は、工夫をして疲労を軽減できないか考えてみてください。
CRCは、多くの医療職と協働して「新しい薬で患者さんのQOLを改善することを願う」など、一体感を感じることができる数少ない職種ですよね。
もうひと踏ん張りする気持ちが残っているなら、がんばる価値はあるかもしれません。
4.雇用形態や職場を変えて対処する方法
現職を辞めずに悩みを解消できないのであれば、「雇用形態や職場を変える」というのも手段です。
雇用形態や職場を変える場合は、現在どのような悩みを抱えているか、将来どのようになりたいかを検討し、後悔のない方向に進むことが大切です。
ここでは、「雇用形態や職場を変えて対処する方法」をご紹介します。
対処法1.プライベートを大切にしたい場合|雇用形態を見直す
プライベートを大切にしたい場合、雇用形態を見直してみましょう。
業務量が多くてプライベートの時間が犠牲になっている場合、パートなどに雇用形態を変えることで労働時間が減り、負担を軽減できる可能性があります。
パートは「CRCのサポートをする」形で働くケースが多く、被験者来院時の案内やデータ入力の補助といった業務がメイン。
通常、正社員のような緊急時の対応業務は発生しないので、労働時間や肉体的な負担を大きく軽減できます。
たとえば、転職サイト「マイナビ薬剤師」には、以下のようなパート・アルバイトの求人が掲載されています。
(引用:パート・アルバイト・CRCの求人検索結果|マイナビ薬剤師|2021年5月15日時点
※勤務地等にモザイク加工を施しています)
労働時間や残業量に不満を抱えている場合は、雇用形態を変えて負担を減らすことを検討してみましょう。
対処法2.職場環境がつらい場合|CRCを辞めずに転職する
職場環境がつらい場合、CRCを辞めずに別の職場へ転職するのも対処法のひとつ。
CRC自体ではなく「人間関係」「待遇」などに不満がある場合は、他の職場に転職することで問題を解消できる可能性があります。
ただし、場合によっては転職先でも同じような悩みを抱える可能性があるので、入念な情報収集が必要です。
別の職場に転職する場合、以下のような内容は、しっかりと確認しておきましょう。
- 1日の業務の流れや業務量
- 出張・転勤の回数や出張先の距離
- 残業・休日出勤
- 有給休暇の取得状況
- 急用時のヘルプ体制
- 福利厚生…など
「残業が多い場合は、基本的に定時で帰宅できる職場へ転職する」「子育てと両立したい場合はヘルプ体制の整った職場を選ぶ」というのが良いでしょう。
なお、これらの情報は募集要項のみでは把握しきれないので、転職エージェント等に情報を教えてもらうのがおすすめです。
CRC自体に不満があるのではなく、現職の職場環境に不満がある場合、転職して環境を変えることを検討してみましょう。
<院内CRCを目指すことも手段>
SMOで働くのが辛いと感じているのであれば、院内CRCを目指すことも手段。
SMO勤務の場合は、複数の治験を担当し、さまざまな医療機関で業務を行うため、人間関係の構築を負担に感じやすいです。
一方、院内CRCは、基本的に同じ医療機関で働くため、人間関係がある程度固定されています。
また、院内CRCの場合は、原則出張もありません。
人間関係の構築や出張に辛さを感じている場合は、SMOのCRCから院内CRCへの転職を目指すことも視野に入れてみてはいかがでしょうか?
対処法3.CRC自体に不満がある場合|別の業種に転職する
CRCの業務内容自体が合わないと感じる場合、別の業種に転職することも手段です。
需要高い薬剤師は、比較的転職しやすく、CRC業界から抜け出して他業種へ転職することも可能です。
たとえば、データ入力や書類作成などの事務作業にストレスを感じている場合、「調剤業務や服薬指導メインの調剤薬局へ転職する」というのも選択しのひとつ。
ただし、CRCから薬剤師業種へ転職する場合は、調剤スキルが重要で、即戦力を求めている調剤薬局や病院は、調剤未経験の薬剤師の採用に慎重になるケースが多いです。
そのため、調剤未経験で転職する場合は、「未経験可」という条件で求人を出している職場にアプローチするのがおすすめ。
未経験OKの求人であれば、未経験者でも内定を獲得できる可能性がありますし、教育体制が整っているケースが多く、スムーズに業務に慣れることができます。
たとえば、転職サイト「ファルマスタッフ」には、以下のような「未経験歓迎」の求人が掲載されています。
(引用:調剤薬局・未経験の求人検索結果|ファルマスタッフ|2021年5月25日時点
※勤務地等にモザイク加工を施しています)
業種を変えることで、「勤務時間が不規則でプライベートが犠牲になる」「管理業務がつらい」といった不満から解消され、気持ちをリフレッシュして働くことができるはずですよ。
調剤業務は、新人になった気持ちで真摯に取り組めば、それほど難しいものではありません。
目指すのは、医療人として適正な薬物療法を患者に届けること。志は一緒です。
<未経験可の求人の探し方>
「ファルマスタッフ」など、多くの転職サイトでは、以下のように「未経験可」のこだわり条件を設定し、求人を検索できます。
(引用:求人詳細検索|ファルマスタッフ)
求人検索画面から、チェックを入れるだけで簡単に「未経験可」の求人を絞り込めますので、ぜひ活用してみてください。
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5.【後悔を防ぐ】治験コーディネーターが転職する際のポイント
転職を決断する場合、同じような悩みを繰り返したくないですよね。
「内定がもらえない」「転職先のミスマッチ」などの失敗を避けるためには、入念な情報収集をするなどポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、「後悔しない転職を実現するポイント 」をご紹介します。
ポイント1.治験コーディネーターとして培ったスキルをまとめておく
転職する際は、CRCとして培ったスキルをまとめておくことが大切です。
応募書類や面接で、CRCの業務経験に絡めて自己アピールできれば、採用の可能性が高まります。
たとえば、以下のような経験は薬剤師業種への転職でも活かすことができます。
- 治験薬の服薬指導の経験
- CRCとして他職種と連携した経験
- 他職種や被験者とのコミュニケーション能力
- 治験薬の管理…など
CRCから未経験の薬剤師業種へ転職する場合にも、CRC業務として培った知識や経験をアピールできれば、採用担当者の目にとまりやすいでしょう。
たとえば、CRCから病院薬剤師へ転職する場合、CRCとして他職種と連携した経験は、チーム医療の中で活かすことができます。
キャリアの棚卸しをしっかり行い、自己アピールすることが転職成功のポイントです。
ポイント2.労働環境や働きやすさを十分確認する
CRCが転職する場合は、労働環境や働きやすさを十分確認することが大切。
CRCは「業務量が多い」「プライベートが犠牲になりやすい」といった理由から転職するケースが多いですが、情報収集が不十分な状態で転職すると、また同じような不満を抱える可能性があります。
無理なく働くためには、以下のような点をしっかり確認しておきましょう。
- 残業時間
- 有給休暇の取得状況
- 急用の際に休める環境か
- 土日祝日の勤務…など
ただし、これらの情報は募集要項のみでは把握しきれないので、転職エージェントを利用して情報を教えてもらいましょう。
とくに、CRCの業務の多さが不満で転職を検討している方は、あらかじめ労働環境をしっかり確認しておくことが大切です。
ポイント3.将来を見据えて転職先を決める
後悔のない転職を実現するためには、将来を見据えて転職先を決めることが大切です。
将来を見据えずに、CRCが辛いという理由だけで転職すると、のちのち後悔してしまう可能性が高いためです。
まずは、CRCを続けるか、別の業種へ転職するかを検討し、以下のようにキャリアプランを考えましょう。
CRCを続ける場合 |
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別業種に変える場合 |
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「年収が高いので転職する」「残業がないので、業務が楽そう」といった目先の情報に流されるのではなく、将来を見据えて転職先を決めることが大切。
「転職先が自分のキャリアプランに合っているのか」「数年後も働けそうか」しっかりと考えましょう。
ポイント4.転職サービスを活用する
転職を成功させるためには、「転職エージェント」などのサービスを活用するのがおすすめです。
転職エージェントとは、求人紹介や転職のサポートをしてくれるサービスのこと。
転職エージェントを利用すれば、求人紹介はもちろん、面接対策など幅広いサポートを受けられるため、転職の成功率が高くなります。
また、求人先の詳しい内部事情を教えてもらえるので、「転職先でも同じ不満を抱えてしまう」といった失敗を防ぐことができますよ。
転職のプロからの手厚いサポートを受け、万全の体制で転職活動を行いましょう。
6.治験コーディネーターにおすすめの転職サービス
CRCが辛くて転職する場合は、「転職エージェント」「転職サイト」など、転職サービスの利用がおすすめ。
転職サービスを利用すれば、募集要項のみではわからない内部の情報もキャッチできるので、最適な転職先を見つけられますし、面接対策など総合的なサポートをしてもらえます。
なお、CRCを続ける場合は「CRC向けの求人が多いサービス」、CRCを辞める場合は「薬剤師向けの求人を扱っているサービス」を利用するのがおすすめです。
CRCを続ける場合と辞めたい場合それぞれで、おすすめのサービスを2社ずつご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。
CRCを続ける場合におすすめ | リクルートエージェント |
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マイナビ薬剤師 |
|
CRCを辞めたい場合におすすめ | ファルマスタッフ |
ファーマキャリア |
治験コーディネーターを続ける場合におすすめのサービス
CRCを続ける場合には、CRCの求人が豊富な転職サービスを利用するのがおすすめです。
求人数が多いと幅広い選択肢があるので、希望の職場を見つけやすいでしょう。
ここでは、「治験コーディネーターを続ける場合におすすめのサービス」をご紹介します。
たくさんの求人をチェックしたいなら「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、転職支援実績が豊富なエージェント。
求人数は業界No.1を誇っており、数多くの案件を比較できます。
また、公式サイトでは「臨床開発・治験(CRA・CRC)」の条件で求人を検索可能。
2021年5月時点では、公開人数370件・非公開求人数980件の求人がヒットしました。(参考:リクルートエージェント)
上記検索結果にはCRCだけでなくCRAも含まれていますが、それを考慮してもダントツで求人が多いです。
たくさんの求人をチェックしたいのであれば、ぜひリクルートエージェントを利用してみてください。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約176,100件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約226,400件(2022年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの?気になる評判と利用前の全注意点」 |
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薬剤師に精通したアドバイザーに相談したいなら「マイナビ薬剤師」
(引用:マイナビ薬剤師)
「マイナビ薬剤師」は、大手人材会社「マイナビ」グループが運営している転職サービス。
アドバイザーが薬剤師の仕事に精通しており、専門性が高いのが魅力です。
丁寧にヒアリングを行い、求職者にマッチする求人を紹介してくれるので「残業のない職場へ転職したい」「土日休みの職場を選びたい」といった希望のある方におすすめです。
なお、「治験コーディネーター(CRC)」の求人は、2021年5月時点で154件の案件がヒットしました。(参考:マイナビ薬剤師)
薬剤師に精通したアドバイザーに相談したいのであれば、ぜひマイナビ薬剤師を利用してみてください。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公開求人数 | 約60,000件(2022年1月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://pharma.mynavi.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!マイナビ薬剤師の気になる評判と利用前の全注意点」 |
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治験コーディネーターを辞めたい場合におすすめのサービス
CRCを辞めたい場合は、今後の方向性についてじっくり相談し、希望にマッチする求人を見つける必要があります。
薬剤師に特化した転職サービスは、アドバイザーが薬剤師業界に精通しており、適切なアドバイスがもらえやすいのでおすすめです。
ここでは、「治験コーディネーターを辞めたい場合におすすめのサービス」をご紹介します。
対面でじっくり相談にのってもらいたいなら「ファルマスタッフ」
(引用:ファルマスタッフ)
「ファルマスタッフ」は、「日本調剤グループ企業」が運営している転職サイトです。
個別面談でじっくり相談にのってもらえるので、「自分の経験を活かせる転職先が分からない」と悩んでいる方にぴったり。
個別面談で相談することで、「CRCのスキルを活かせる職場へ転職できた」「働きやすい職場を紹介してもらえた」というケースも多いです。
また、ファルマスタッフのコンサルタントは積極的に紹介先を訪問しており、職場の雰囲気など求人情報だけでは分からない情報を丁寧に教えてくれます。
じっくり相談にのってもらいたい方や、転職先の細かな情報を入手したい方は、ぜひファルマスタッフを利用してみてください。
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
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公開求人数 | 約41,000件(2022年3月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.38-8931.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!ファルマスタッフの気になる評判と利用前の全注意点」 |
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希望の求人が見つからずお困りなら「ファーマキャリア」
(引用:ファーマキャリア)
ファーマキャリアは、オーダーメイド求人にこだわりのある転職サイト。
単に求人を紹介するだけでなく、条件交渉をして、求職者の希望にベストマッチする求人をつくりあげてくれます。
「転勤のない職場で働きたい」「残業は月20時間以内が希望」など、細かな希望条件のある方におすすめです。
また、コンサルタントの教育を徹底しており、ヒアリング力や交渉力は一流です。
他サイトで希望に合う求人を見つけられなかったり、こだわりの条件がある方は、ぜひファーマキャリアに相談してみてください。
運営会社 | エニーキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約28,000件(2022年1月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://pharmacareer.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!ファーマキャリアの気になる評判と利用前の全注意点」 |
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7.治験コーディネーターに関するよくあるQ&A
最後に、治験コーディネーターに関するQ&Aをまとめました。
治験コーディネーターに関して疑問がある方は、参考にしてみてください。
Q1.治験コーディネーターとして働くメリットは?
CRCには、以下のようなメリットがあります。
- 「新薬開発に携われる」というやりがいがある
- 薬剤師としての専門知識を活かすことができる…など
調剤薬局や病院などの薬剤師業種にはないやりがいがあるので、辛いと感じた場合、CRCを続けることも検討すると良いでしょう。
Q2.治験コーディネーターの将来の需要は?
抗がん剤の治験数が増加傾向にあり、今後はがん領域専門CRCが求められると予測されます。
一方で、生活習慣病関連の治験は減少しています。(参考:日本SMO協会データ2019)
CRCを続ける場合は、領域別の将来性についても確認するのがおすすめです。
Q3.経験者の場合は何歳まで転職可能?
経験者の場合は、一般的に40代くらいまでは転職できる可能性があります。
ただし、年齢が上がるにつれて難易度が高くなるのは事実です。
経験者であっても、「若手よりも採用コストがかかる」「定年までの勤務年数が短い」といった理由で年齢が上がると不利になるので、転職を考えているのであれば、できるだけ早めに行動を起こすことをおすすめします。
まとめ
治験コーディネーターが辛い場合の対処法をご紹介しました。
治験コーディネーターが辛い場合は、まず現職を辞めずに悩みを解消する方法がないかを考え、難しい場合に雇用形態の変更や転職を検討すると良いでしょう。
また、転職する場合は、以下のように現在の悩みや将来性によって、方向性を決めることが大切です。
- プライベートを大切にしたい場合|雇用形態を見直す
- 職場環境がつらい場合|CRCを辞めずに転職する
- CRC自体に不満がある場合|別の業種に転職する
なお、雇用形態の変更や転職を検討する場合は、総合的なサポートを受けられる転職サービスの利用がおすすめです。
CRCを続けるか辞めるかによって、以下の転職サービスを使い分けてみてください。
CRCを続ける場合に おすすめの転職サービス |
おすすめの人 |
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リクルートエージェント |
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マイナビ薬剤師 |
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