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ハウスメーカーの仕事は、主に個人向けの住宅販売のお仕事で、基本給に成果報酬を上乗せする報酬形態の会社が多いです。
自分の実力で契約を取れば、その分報酬が上がるのでやりがいを感じられます。
本記事では、ハウスメーカーへの転職について、転職先企業の見分け方や転職の際のポイントを解説します。
ポイントをしっかり押さえて、ハウスメーカーへの転職を実現しましょう。
1.ハウスメーカーの仕事内容を紹介
ハウスメーカーの中途採用で募集されている求人の多くは、営業職です。
ただし、営業職といっても、住宅を販売して終わりではありません。
ハウスメーカーの営業職は、契約後や販売後のアフターフォローを行うことも重要な仕事です。
ここでは、ハウスメーカーの営業職の具体的な業務内容を紹介していきます。
住宅展示場での営業
ハウスメーカーの営業は、住宅展示場にいらっしゃったお客様への営業が基本です。
まずは、如何にお客様に住宅展示場へ足を運んでもらうか集客施策を検討することから始まります。
次に、来客されたお客様への接客、接客したお客様から受注案件を獲得していくという流れが基本的な営業のスタイルです。
チラシやポップを使って来場を促し、契約の獲得までを基本的には一人で完結することになるので、獲得した時のやりがいは非常に大きいでしょう。
住宅の施行中のフォロー
契約後のアフターフォローも、重要な仕事です。
ハウスメーカーに限らずどのような業界でも、消費者の購買行動としての「拡散」や「共有」は、重要な行動プロセスとして捉えています。
すなわち、契約獲得後のフォローが悪いとネガティブな情報が拡散され、その後会社の評判が落ち、継続的な案件の獲得ができなくなる可能性も出てきます。
そのため、短期的に契約を獲得するだけでなく、中長期的に会社を他の人に勧めてもらえるようなフォローも営業職の重要な仕事となりました。
完成後のアフターフォロー
建物が完成し、引き渡した後のフォローも大切です。
というのも、アフターフォローをしっかり行うことで、リフォーム依頼などの長期的な案件に繋がる可能性がアップするからです。
一昔前の人口が増加し市場が拡大していく状況では、新規の契約獲得がもっとも重要視されていました。
しかし、現在のように住宅の新規販売市場が縮小していく状況下では、一人のお客様から長いスパンで仕事をもらえるような進め方が重要視されています。
ローンの相談に乗ることもある
商談を進める中で、実際に契約に繋がりそうなお客様に対しては住宅ローンの紹介をすることもあります。
ハウスメーカーの営業は住宅販売のプロとして、住宅ローンも含めて提案できる知識が必要です。
「4.ハウスメーカーへ未経験から転職するポイント」でも紹介しているファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、お客様へ説得力のある提案ができるでしょう。
2.ハウスメーカーの主な転職先と平均年収
ここでは、大手ハウスメーカーとそれぞれの平均年収をご紹介します。
会社名 | 平均年収 |
---|---|
積水ハウス | 約819万円 (出典:有価証券報告書) |
大和ハウス | 約907万円 (出典:有価証券報告書) |
タマホーム | 約644万円 (出典:有価証券報告書) |
住友不動産 | 約662万円 (出典:有価証券報告書) |
いずれの企業も、日本のサラリーマンの平均年収である436万円(参照:令和元年分民間給与実態統計調査結果)を大きく上回っています。
ハウスメーカーへ転職することで、年収をアップさせることは十分可能と言えるでしょう。
「市場価値」とは、あなたの経験やスキルが、企業からどれくらい必要とされているかという評価のことを言います。
実は、約7割のビズリーチ会員が市場価値を確かめるために利用しています。
「ビズリーチ」は、企業やヘッドハンターからのスカウトで転職ができる仕組みです。
思いもよらない大手企業や年収が大幅にアップできる企業からのスカウトが直接来ることがあるので、早めの登録が転職を成功させるための鍵になるでしょう。
すでに、あなたの経験やスキルを求めている企業がいるかもしれないので、まずはスカウトを受け取れる状況を作っておくことが重要です。
職歴を入力して待つだけで転職できる受け身型の転職サイトなので、自分の市場価値を確かめるためにも、隙間時間を利用して登録を行っておきましょう。
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3.ハウスメーカーの将来性
リーマンショック後の平成21年(2009年)には、住宅建築着工件数は大きく減少しました。
その後徐々に回復しつつありますが、リーマンショック前の水準にまでは戻っていないのが現状です。
(引用:建築着工統計調査報告 平成30年計|国土交通省総合政策局建設経済統計調査室)
また、野村総合研究所によると、2018年度に95万戸の着工件数が、2030年度には63万戸にまで減少するという予測も出ています。(参照:日本経済新聞)
10年スパンで見ていくと、少子高齢化による人口減少や住宅に対する価値観の変化に伴い、住宅市場は縮小していく傾向にあると言えるでしょう。
各ハウスメーカーでは、新築住宅だけでなく今後増える可能性のある空家を利用した賃貸ビジネスなど、新しい分野に力を入れ始めています。
新しいビジネスの展開という面において、ハウスメーカーの将来性はこれからもあると考えられます。
4.未経験からハウスメーカーへの転職を成功させるポイント
ここでは、未経験からハウスメーカーへの転職を成功させるために知っておきたいポイントをご紹介します。
ハウスメーカーへの転職難易度
ハウスメーカーを含む不動産業界は、離職率の高い業界です。(参照:令和2年雇用動向調査結果の概況)
そのため、欠員を補充する必要があれば、絶えず求人の募集を行います。
求人の多さを踏まえると、ハウスメーカーへの転職難易度は比較的低く、転職すること自体はあまり難しくはないと言えるでしょう。
ただし、求人の中には待遇面が悪かったり、いわゆるブラック企業の可能性もあるので、しっかりと見極めて応募する必要があります。
また、「2.ハウスメーカーの主な転職先と平均年収」で挙げたような大手への転職となると、中小企業と比較して難易度は上がるので、入念に選考対策を立てましょう。
自分に合うハウスメーカーの見極め方については「6.自分に合うハウスメーカーを見分けるポイント」で解説しているので参考にしてください。
転職に有利となる資格
ハウスメーカーへ転職するために必須となる資格は、特にありません。
ただし、次のような資格は選考の際に有利となるので、余裕があれば取得しておくと良いでしょう。
資格 | 活用場面 |
---|---|
宅建士 | 不動産契約における重要事項説明は独占業務。 資格を持っている事による手当が付く会社も多い。 |
ファイナンシャルプランナー | 住宅ローンの相談や不動産購入に伴う資金計画についてアドバイスできる。 不動産購入後に資産運用の相談などで仕事を取ることも可能。 |
転職エージェントを活用して情報収集をする
ハウスメーカーへの転職を検討する際には、転職先がどのような企業なのかを情報収集することが重要です。
情報収集をせずに転職してしまうと、入社後にミスマッチも起こりかねません。
そこでおすすめなのが、転職エージェントを活用する方法です。
転職エージェントを利用することで、求人情報はもちろん、業界の転職事情や各企業の情報を知ることが可能になります。
求人票を読んだだけでは分からない情報を教えてもらえたり、求人の懸念点を直接企業に確認してもらうこともできます。
転職に役立つ情報を効率的に得られるので、転職活動をスムーズに進められるでしょう。
5.ハウスメーカーへの転職におすすめの転職エージェント
ハウスメーカーへの転職を目指すなら、転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントは応募書類の添削や面接対策も行ってくれるので、入念な選考対策が可能になります。
ハウスメーカーへの転職におすすめの転職エージェントは、以下の3社です。
20代の転職なら「マイナビエージェント」
(参考:マイナビエージェント)
マイナビエージェントは、20代の転職に強い転職エージェントです。
転職が未経験の人でも安心して転職活動に取り組めるよう、自己分析のやり方や職務経歴書の書き方など、初歩的な質問にも答えてくれます。
求人票には記載されていない企業情報もアドバイザーが把握しているので、「社風」や「実際の働きやすさ」を知ることも可能です。
初めての転職に臨む20代から30代前半の方には、ぜひ活用してほしいサービスです。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!マイナビエージェントの気になる評判と全注意点」 |
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たくさんの求人を比較するなら「リクルートエージェント」
(参考:リクルートエージェント)
リクルートエージェントは、業界最多の求人数を誇る転職エージェントです。
人気企業や大手企業の求人も多数保有しており、多くの案件の中から様々な転職先を紹介してもらえるため、転職活動をスムーズに進めることが可能です。
選考対策も充実しているので、どの転職エージェントを使ったら良いか迷っているならば、まずはリクルートエージェントに登録しておくと良いでしょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約176,100件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約226,400件(2022年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの?気になる評判と利用前の全注意点」 |
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手厚いサポートを希望するなら「パソナキャリア」
(参考:パソナキャリア)
パソナキャリアは、転職者への手厚いサポートが評判の良い転職エージェントです。
仕事をしながら転職活動を進める場合、なかなか自分から連絡をとる時間がなかったり、求人を探す暇がないことも多くなります。
そのような状況でも、エージェント側からこまめに連絡をとってくれるので、働きながらでもスムーズに転職活動を進められます。
働きながら転職活動を進めたい人は、パソナキャリアに登録しておきましょう。
運営会社 | 株式会社パソナ |
---|---|
公開求人数 | 約39,600件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!パソナキャリアの気になる評判と利用前の全注意点」 |
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6.自分に合うハウスメーカーを見分けるポイント
最後に、自分に合ったハウスメーカーを見分けるポイントをご紹介していきます。
求人情報を見る際には、以下のようなポイントを確認してください。
募集要項
募集要項の記載内容は、よく確認しましょう。
一般的な企業では、「仕事内容」や「求めている人材」など具体的な内容を記載していますが、中には抽象的な内容しか記載していない企業もあります。
募集要項欄に具体的な内容の記載がなく、「楽して高収入」のような一見魅力的な言葉を載せている企業は、ハウスメーカーに限らずブラック企業の可能性が高いので注意しましょう。
福利厚生の充実度
福利厚生が充実していることも、転職先のハウスメーカーを見分ける重要なポイントです。
最低でも、法律で加入が義務付けられている次の福利厚生があることは確認しておきましょう。
- 厚生年金
- 労災保険
- 健康保険
- 雇用保険
上記以外にも、「住宅手当」「産休制度」「育児休暇」など、自分にとって必要だと考える制度が設けられているかどうかも、必ず確認しておくことをおすすめします。
年間の休日日数
通常、お正月やGWなどの長期休暇も考慮すると、年間の休日日数は120日以上となります。
募集要項欄に、「年間の休日実績が120日以上」と記載されていれば、休みがしっかり取れる企業と判断できます。
年間の休日実績を明確にせず、「完全週休2日制」としか記載されていないような求人は、休日日数を十分に確保できていない可能性もあるので注意が必要です。
社員の口コミ
ここでは、実際にハウスメーカーで働いている社員の口コミをご紹介します。
企業の公式HPや外からは見えない内部事情なども知ることができるので、ぜひ参考にしてください。
仕事のやりがい
20代後半・女性
大和ハウス・個人営業
福利厚生はとても整っている 子供を産んだら100万もらえる。産休育休フル活用して恩恵を受けている女性社員は多いと思う。事務は長く勤めている女性が多い(後略)
勤務時間
20代後半・男性
積水ハウス・個人営業
休日は取れる。周りの目を気にしなければ【気になること・改善したほうがいい点】営業、内勤に関わらず休日返上で仕事が必要な日が多くある。(後略)
年収・給与・ボーナス
30代前半・男性
旭化成・制御設計
ボーナスが多いので、年収も比較的良い。大体6ヶ月ぐらい。毎年一回の人事考課があって5段階で評価される。一番評価が低くても、給料は上がるし、年齢給もある(後略)
他にもハウスメーカーの社員の口コミをチェックしたい場合は、「転職会議」をご覧ください。
まとめ
ハウスメーカーへの転職のポイント
- ハウスメーカーでの募集職種は営業職がほとんど
- 主に住宅展示場での営業だが、契約をとるだけでなく契約後や建物完成後のアフターフォローも大事な仕事
- 転職する際には、転職エージェントを活用して情報を集め、自分に合ったハウスメーカーを探す
- 求人の中にはブラック企業の求人の可能性もあるので、ポイントを押さえて求人情報をしっかりチェックする
ハウスメーカーは、自分の実力で収入を伸ばせる非常にやりがいのある転職先です。
本記事でご紹介した転職エージェントを活用して、ハウスメーカーへの転職を実現させましょう。
- 20代の転職なら「マイナビエージェント」
- たくさんの求人を比較するなら「リクルートエージェント」
- 手厚いサポートを希望するなら「パソナキャリア」
30代後半・男性
タマホーム・営業マネージャー
営業は、やればやっただけ稼げます。稼げた時には、それ相応の評価もされています。真面目にコツコツ継続できる人は、必ず評価されると思います。(後略)