最終更新日:2021/02/12
「自分の実力で収入を増やしたい」「成果に見合った報酬が欲しい」そんな風に考える人もいらっしゃるでしょう。
そんな人には、ハウスメーカーのお仕事がおすすめです。
ハウスメーカーの仕事は、主に個人向けの住宅販売のお仕事で、基本給に成果報酬を上乗せする報酬形態の会社が多いです。
自分の実力で契約を取れば、その分報酬が上がるのでやりがいを感じられますよ。
今回はそんなハウスメーカーへの転職について、転職先企業の見分け方や転職の際のポイントを解説していきます。
ポイントをしっかり押さえて、ハウスメーカーへの転職を実現しましょう!
「市場価値」とは、あなたの経験やスキルが、企業からどれくらい必要とされているかという評価のことを言います。
実は、約7割のビズリーチ会員が市場価値を確かめるために利用しています。
「ビズリーチ」は、企業やヘッドハンターからのスカウトで転職ができる仕組みです。
思いもよらない大手企業や年収が大幅にアップできる企業からのスカウトが直接来ることがあるので、早めの登録が転職を成功させるための鍵になるでしょう。
すでに、あなたの経験やスキルを求めている企業がいるかもしれないので、まずはスカウトを受け取れる状況を作っておくことが重要です。
職歴を入力して待つだけで転職できる受け身型の転職サイトなので、自分の市場価値を確かめるためにも、隙間時間を利用して登録を行っておきましょう。
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
気になる項目をクリック
1.ハウスメーカーの仕事内容を紹介
ハウスメーカーの中途採用で募集されている求人の多くは営業職です。
ただし、営業職といっても住宅を販売して終わりではありません。
ハウスメーカーの営業職は、契約した後や販売した後のアフターフォローを行うことも重要な仕事です。
ここでは、ハウスメーカーの営業職の具体的な業務内容を紹介していきます。
住宅展示場での営業
ハウスメーカーの営業は、住宅展示場にいらっしゃったお客様への営業が基本です。
まずは、お客様にいかに住宅展示場に足を運んでもらうか集客施策を検討することから始まります。
次に、来客されたお客様への接客、接客したお客様から受注案件を獲得していくという流れが基本的な営業のスタイルです。
チラシやポップを使って来場を促し、契約の獲得までを基本的には一人で完結することになるので、獲得した時のやりがいは非常に大きいでしょう。
住宅の施行中のフォロー
過去の営業では契約を獲得することが最も重要でしたが、最近では契約後のアフターフォローも重要な仕事になっています。
ハウスメーカーに限らずどのような業界でも、消費者の購買行動としての「拡散」や「共有」は重要な行動プロセスとして捉えています。
すなわち、契約獲得後のフォローが悪いとネガティブな情報が拡散され、その後の会社の評判が落ちて継続的な案件の獲得ができなくなる可能性が出てくるのです。
そのため、短期的に契約を獲得するだけでなく、中長期的に会社を他の人に勧めてもらえるようなフォローも営業職の重要な仕事となりました。
完成後のアフターフォロー
建物が完成し、引き渡した後のフォローも非常に大事な仕事です。
というのも、アフターフォローをしっかり行うことで、リフォーム依頼などの長期的な案件に繋がる可能性がアップするのです。
一昔前の人口が増加し市場が拡大していく状況では、新規の契約獲得がもっとも重要視されていました。
しかし、現在のように住宅の新規販売市場が縮小していく環境下では、一人のお客様から長いスパンで仕事をもらえるような進め方が重要視されています。
ローンの相談にのることもある
商談を進める中で、実際に契約に繋がりそうなお客様に対しては住宅ローンの紹介をすることもあります。
ハウスメーカーの営業は住宅販売のプロとして、住宅ローンも含めて提案できる知識が必要です。
「4.ハウスメーカーへ未経験から転職するポイント」でも紹介しているファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、お客様へ説得力のある提案ができるでしょう。
2.ハウスメーカーの主な転職先と平均年収
大手ハウスメーカーとそれぞれの平均年収をご紹介するので参考にしてみてください。
会社名 | 平均年収 |
---|---|
積水ハウス | 約819万円(出典:有価証券報告書) |
大和ハウス | 約907万円(出典:有価証券報告書) |
タマホーム | 約644万円(出典:有価証券報告書) |
住友不動産 | 約662万円(出典:有価証券報告書) |
いずれの企業も、日本のサラリーマンの平均年収である441万円を大きく上回っています。
ハウスメーカーへ転職することで年収をアップさせることは十分可能です。
3.ハウスメーカーの将来性
次に、ハウスメーカーの将来性について考察してみます。
平成20年に起きたリーマンショック後の平成21年に、住宅建築着工件数は大きく減少しました。
その後徐々に回復しつつありますが、リーマンショック前の水準にまでは戻っていないのが現状です。
(引用:建築着工統計調査報告 平成30年計|国土交通省総合政策局建設経済統計調査室
また、野村総合研究所によると、2018年度に95万戸の着工件数が2030年度には63万戸にまで減少するという予測も出ています。(参照:日本経済新聞)
10年スパンで見ていくと、少子高齢化による人口減少や住宅に対する価値観の変化に伴い、住宅市場は縮小していく傾向にあるといえます。
各ハウスメーカーでは、新築住宅だけでなく今後増える可能性のある空家を利用した賃貸ビジネスなど、新しい分野に力を入れ始めているのが現状です。
新しいビジネスの展開という面において、ハウスメーカーの将来性はこれからもあると考えられます。
4.未経験からハウスメーカーに転職するポイント
ここでは、ハウスメーカーへ未経験で転職するポイントについて、以下のように整理してご紹介していきます。
ハウスメーカーへの転職難易度
ハウスメーカー全体としては離職率が高いため、中小企業や零細企業も含めて求人数が多いです。
そのため転職の難易度は比較的低く、転職すること自体はあまり難しくはないでしょう。
ただし、求人の中には待遇面が悪かったり、いわゆるブラック企業の可能性もありますので、しっかりと見極めて応募する必要があります。
また、「2.ハウスメーカーの主な転職先と平均年収」であげたような大手への転職となると、中小企業と比較して難易度は上がりますのでしっかりと対策を立てる必要があります。
なお、自分に合うハウスメーカーの見極め方については「6.自分に合うハウスメーカーを見分けるポイント」で解説しているので参考にしてみてください。
転職に有利となる資格
ハウスメーカーへ転職するために必須となる資格は特にありません。
ただし、次のような資格は、取得していることで転職に有利となりますので、余裕があれば取得しておくと良いでしょう。
資格 | 活用場面 |
---|---|
宅建士 |
不動産契約における重要事項説明は独占業務。 資格を持っている事による手当が付く会社も多い。 |
ファイナンシャルプランナー |
住宅ローンの相談や不動産購入に伴う資金計画についてアドバイスできる。 不動産購入後に資産運用の相談などで仕事を取ることも可能。 |
転職エージェントを活用して情報収集しよう
ハウスメーカーへの転職を検討する際には、転職先がどのような企業なのかしっかり情報収集することが重要です。
ハウスメーカーの求人は多くありますが、転職先がどのような企業か情報収集せずに転職してしまうと「自分には合わなかった」などミスマッチが起こりかねません。
ハウスメーカーへ転職する際には、転職のプロである転職エージェントをしっかり活用しましょう。
情報収集から転職対策までプロのエージェントが手厚くサポートしてくれますよ。
5.ハウスメーカーへの転職におすすめの転職エージェント
ハウスメーカーへの転職におすすめの転職エージェントをご紹介します。
転職活動を進める際にはしっかり活用してくださいね。
20代の転職なら「マイナビエージェント」
(引用:マイナビエージェント)
マイナビエージェントは、20代など比較的若い世代の転職におすすめの転職エージェントです。
就職や転職に関する情報を豊富に扱うマイナビが運営しているので、ハウスメーカーへの転職に関する情報もたくさん得ることができるでしょう。
優良な企業へ転職するためのサポートもしっかり行なってくれるので、初めて転職活動をする方でも安心して利用できます。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 約22,500件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
約14,800件 (2021年2月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!マイナビエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
たくさんの求人を比較するなら「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント)
リクルートエージェントは、公開・非公開も含めて扱う求人数が業界トップクラスの転職エージェントです。
大手のハウスメーカーなどは、あえて求人を非公開にしているケースもあります。
リクルートエージェントには一般公開されていない非公開求人も豊富なので、他にはない好条件の案件を見つけられる可能性が高いですよ。
大手のハウスメーカーを希望の方にとくにおすすめの転職エージェントです。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
---|---|
公開求人数 | 約107,700件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
約137,800件 (2021年2月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【2月最新】リクルートエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
手厚いサポートを希望するなら「パソナキャリア」
(引用:パソナキャリア)
パソナキャリアは、転職者への手厚いサポートが評判の良い転職エージェントです。
仕事をしながら転職活動を進める場合、なかなか自分から連絡をとる時間がなかったり、求人を探す暇がないことも多いですよね。
そのような状況でも、エージェント側からこまめに連絡をとってくれるので、働きながらでもスムーズに転職活動を進められます。
「女性の転職」というカテゴリーで仕事を探せるので、女性の転職におすすめの転職エージェントです。
運営会社 | 株式会社パソナ |
---|---|
公開求人数 | 約28,400件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!パソナキャリアの悪い評判と利用前の全注意点」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
6.自分に合うハウスメーカーを見分けるポイント
ハウスメーカーの情報を見分けるポイントをご紹介していきます。
転職先の求人情報を見る際には、以下のようなポイントを確認して自分に合うハウスメーカーを見つけてください。
募集要項をしっかり確認
転職先の求人情報を見る際には、募集要項の欄の記載内容をしっかり確認しましょう。
一般的な企業は、仕事内容や求めている人材など具体的な内容を記載していますが、抽象的な内容しか記載していない企業もあります。
募集要項欄に具体的な内容の記載がなく、「熱い社長のメッセージ」や「楽して高収入」のような記載しかない企業は、ハウスメーカーに限らずブラック企業の可能性が高いので注意しましょう。
福利厚生の充実度
福利厚生が充実していることも、転職先のハウスメーカーを見分ける重要なポイントです。
法律で加入が義務付けられている次の福利厚生があることは、最低でも確認しておきましょう。
- 厚生年金
- 労災保険
- 健康保険
- 雇用保険
上記以外にも、「住宅手当」「産休制度」「育児休暇」など、自分にとって必要だと考える制度が設けられているかどうかも確認しておくことをおすすめします。
年間の休日日数
年間の休日日数も重要な確認ポイントです。
通常、お正月やGWなどの長期休暇も考慮すると、年間の休日日数は120日以上となります。
募集要項欄に、年間の休日実績が120日以上と記載されていれば休みはしっかり取れている企業と判断できます。
年間の休日実績を明確にせず、完全週休2日制としか記載していなかったりする求人は、休日日数を十分に確保できていない可能性があるので注意が必要です。
社員の口コミ
実際にハウスメーカーで働いている社員の口コミをご紹介します。
働いている社員の実際の声なので、企業の公式HPや外部からは見えない内部事情なども知ることができます。
転職先を決める際には参考にしたい情報ですね。
仕事のやりがい
20代後半・女性
大和ハウス・個人営業
福利厚生はとても整っている 子供を産んだら100万もらえる。産休育休フル活用して恩恵を受けている女性社員は多いと思う。事務は長く勤めている女性が多い(後略)
お客様にとっても大きな買い物で、そこに携われることが大きなやりがいとなっているようですね。
勤務時間
20代後半・男性
積水ハウス・個人営業
休日は取れる。周りの目を気にしなければ【気になること・改善したほうがいい点】営業、内勤に関わらず休日返上で仕事が必要な日が多くある。(後略)
ハウスメーカーへ転職する以上、営業職だけでなく技術職でも残業は覚悟した方が良さそうです。
年収・給与・ボーナス
30代前半・男性
旭化成・制御設計
ボーナスが多いので、年収も比較的良い。大体6ヶ月ぐらい。毎年一回の人事考課があって5段階で評価される。一番評価が低くても、給料は上がるし、年齢給もある(後略)
仕事が忙しい分、平均的なサラリーマンの年収以上の報酬が期待できます。
なお、もっと口コミをチェックしたい場合は「カイシャの評判」や「転職会議」をご覧ください。
まとめ
ハウスメーカーへの転職のポイント
- ハウスメーカーでの募集職種は営業職がほとんど
- 主に住宅展示場での営業だが、契約をとるだけでなく契約後や建物完成後のアフターフォローも大事な仕事
- 転職する際には、転職エージェントをしっかり活用して情報を集め、自分に合ったハウスメーカーを探す
- 求人の中にはブラック企業の求人の可能性もあるので、ポイントを押さえて求人情報をしっかりチェックする
転職エージェントを活用して求人をしっかりと見極めれば、ハウスメーカーは自分の実力で収入を伸ばせるので非常にやりがいのある転職先です。
ハウスメーカーにおすすめの転職エージェントを活用して、ハウスメーカーへの転職を実現させましょう!
- 20代の転職なら「マイナビエージェント」
- たくさんの求人を比較するなら「リクルートエージェント」
- 手厚いサポートを希望するなら「パソナキャリア」
あなたに最適な転職サービスを
簡単3ステップで診断!
30代後半・男性
タマホーム・営業マネージャー
営業は、やればやっただけ稼げます。稼げた時には、それ相応の評価もされています。真面目にコツコツ継続できる人は、必ず評価されると思います。(後略)