薬剤師の転職活動期間は業種で違いアリ！効率良く進める方法を解説

薬剤師の転職活動期間は1ヶ月程度と言われており、「簡単に転職できるだろう」と考えている人も多いです。

しかし、転職活動期間や必要な準備は、希望する業種によって大きな違いがあります。

自分の状況にあわせて対策しなかった場合、希望の時期に転職できなかったり、期間が長引いてしまう恐れがあるので注意が必要。

転職活動をスムーズに進めるためには、転職活動期間の目安を把握し、無理のないスケジュールを立てることが大切です。

本記事では、業種別の転職活動の特徴、転職活動を効率的に進めるためのポイント、おすすめの転職サイトを紹介します。

記事を読めば、計画的に転職活動を進め、希望のタイミングで転職できるはずですよ。

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１．まず確認！薬剤師の転職活動の基本的な流れ

業種や転職先の企業にもよりますが、薬剤師の平均的な転職活動期間は1ヶ月です。

以下に、転職活動の大まかな流れや期間をまとめたので、参考にしてください。

求人探しをする（約1～2週間）
｜ 求人情報を検索、転職サイトに求人紹介を依頼 ↓
応募（数日）
｜ 応募書類の作成、面接対策 ↓
面接・内定（約3週間）

転職活動が順調に進めば、上記のように1ヶ月程度で内定を獲得できます。

しかし、求人探しがスムーズに進まなかったり、競争率が高くなかなか内定を獲得できない場合は、3ヶ月以上の時間がかかってしまうことも少なくありません。

そこで、次の見出しでは転職したい業種にあわせた対策をお伝えします。

２．【業種別】転職活動期間の目安と必要な対策

薬剤師の転職活動期間は平均1ヶ月程度と説明しましたが、かかる期間は転職先の業種によって差があります。

また、それぞれの業種によって転職活動の進め方に違いや注意点があるので、あらかじめ把握しておくことが大切です。

ここでは、薬剤師の勤め先として多い4つの業種の「転職活動期間」「転職活動に必要な対策」について解説していきます。

業種	期間	ポイント
調剤薬局	2～3週間	希望条件を明確にする
ドラッグストア	2～3週間	小まめに求人をチェックする
病院	1ヶ月	早めに行動を起こす
企業	2ヶ月～	十分な時間を確保する

※業種をクリックすると各見出しにジャンプします

【調剤薬局】数週間｜希望条件を明確に

調剤薬局は、比較的転職活動がスムーズに進むことが多く、2～3週間で内定が決まることもあります。

調剤薬局は求人数が多く、また求人の大半が欠員募集であり、すぐに働ける人を求めているので、他業種と比べて早く内定が決まることが多いのです。

実際に、大手薬剤師転職サイトには数多くの調剤薬局求人が掲載されてます。

サイト名	調剤薬局求人数
ファルマスタッフ 総求人数：約4.1万件	約32,000件
マイナビ薬剤師 総求人数：約6万件	約36,000件
ファーマキャリア 総求人数：約4万件	約29,000件

※求人数は2021年5月時点

しかし、この求人の多さが、なかなか求人を絞り込むことができなかったり、希望の求人を見落としてしまう原因のひとつ。

あれやこれやと迷っているうちに、結果的にせっかくの好条件の求人を逃したり、転職活動が長期化する危険性があります。

そのため、調剤薬局の転職活動の際には「残業時間が少ないところで働きたい」、「研修・教育が充実している薬局で働きたい」など、希望条件を明確にしておく必要があります。

希望条件を明確しておくことで、求人の絞り込みがスムーズになり、好条件の求人を逃さずチェックできるでしょう。

求人数は多く、選考自体は数週間で決まるケースが多いので、希望条件を明確化しておくことが、効率化のポイントです。

【ドラッグストア】数週間｜こまめに求人チェックを

ドラッグストアも転職活動がスムーズに進むことが多く、2～3週間で内定が決まる場合が多いです。

求人数は調剤薬局より少なめですが、人員不足になっている店舗が多く、即戦力を求めているので、比較的早く決まる傾向にあります。

以下にドラッグストアの求人数をまとめたので、参考にしてください。

サイト名	ドラッグストア求人数
ファルマスタッフ 総求人数：約4.1万件	約6,000件
マイナビ薬剤師 総求人数：約6万件	約15,000件
ファーマキャリア 総求人数：約4万件	約3,000件

※求人数は2021年5月時点

注意点は「好条件の求人はすぐに応募が埋まってしまう可能性が高い」ということ。

ドラッグストアは短期間で採用が決まることが多いため、「高年収」など好条件の求人が出た場合、すぐに採用が決まり、応募が終了する可能性が高いのです。

好条件を逃さないためには、希望の求人出た時にすぐに行動ができるよう、常日ごろから転職サイト等をチェックし、求人情報のアンテナを張っておく必要があります。

ドラッグストアの好条件の求人は短期勝負になりがちなので、求人情報を素早くキャッチできる体制を整えておくことが成功の鍵です。

【病院】１ヶ月程度｜なるべく早めの行動を

病院への転職は時間がかかることが多く、内定まで1ヶ月以上かかるケースもあります。

というのも、病院は調剤薬局等と比べて求人数が少なく、一つの求人に対して多数の応募がある場合も多いため、選考に時間がかかりやすいのです。

大手薬剤師転職サイトの求人数をみても、病院の案件数は少なめであるため、できるだけ早く求人探しを始めることをおすすめします。

サイト名	病院求人数
ファルマスタッフ 総求人数：約4.1万件	約3,000件
マイナビ薬剤師 総求人数：約6万件	約3,100件
ファーマキャリア 総求人数：約4万件	約4,500件

※求人数は2021年5月時点

また、病院への転職で注意しないといけないのが、大規模病院や転職先として人気のある病院の求人情報は、「ほとんどの場合転職サイトに掲載されていない」という点です。

転職したい病院が決まっている場合は、その病院のホームページを定期的に確認する必要があります。

一方、特定の病院が決まっておらず、「がん関連の仕事に就きたい」「夜勤、当直がない病院が良い」といった条件で転職先を探す場合は、転職サイトに登録しておくと、希望にそった求人が出た場合スムーズに対応できるでしょう。

病院の求人は少なく、また人気のある病院の求人はなかなか表に出てこないので、「早めに」「小まめに」求人情報をチェックすることで、理想の求人に出会える可能性が高まります。

【企業】数ヶ月程度｜十分な時間を確保して

企業への転職は他の業種と比べ、時間がかかることが多く、内定まで数ヶ月かかる場合もあります。

企業の求人は少なく、選考に時間がかかるため、どうしても転職活動が長引きやすいのです。

大手薬剤師転職サイトの企業系の求人数をみても、企業の求人が極めて少ないのが分かります。

サイト名	企業求人数
ファルマスタッフ 総求人数：約4.1万件	412件
マイナビ薬剤師 総求人数：約6万件	628件
ファーマキャリア 総求人数：約4万件	28件

※求人数は2021年5月時点

また、選考時に「エントリーシートの提出」「SPI試験の実施」「複数回の面接」があることも多く、内定までに時間がかかりがち。

加えて、製薬会社等は人気があり競争率高いため、「なかなか内定を獲得できない」といったケースも少なくありません。

企業への転職は時間がかかりやすいため、以下のポイントを意識して転職活動を進めることが大切です。

企業に転職したい場合は、内定獲得までに時間がかかることを踏まえ、十分な時間を確保して転職活動に臨みましょう。

３．要注意！転職活動期間は季節によっても変動する！

ここまで業種による期間の違いについて説明しましたが、薬剤師の転職活動期間は、季節によって変動することも多いです。

薬剤師の求人数は、季節やその時の需要によって変化し、1～3月に求人数が増加する傾向にあります。

実際に、2020年の医師・薬剤師等の有効求人数をみると、1月～3月にかけて倍率が高く、4月以降は減少していることが分かります。

薬剤師の転職では、上記のような変化を意識して転職活動を進めることも大切です。

そこで、ここでは「季節ごとの転職活動期間の傾向」や「必要な対策」を解説します。

4月入職｜求人数は多いが転職期間は長め

4月入職を狙った1月～3月の転職期間は、比較的長くなる傾向にあります。

4月に入職を狙って転職活動する人は多く、それにあわせて3月末の予定退職者も増えるため、求人数は多くなる傾向がありますが、応募者が多い分選考に時間がかかりやすいのです。

とくに、好条件の求人は競争率が高くなり、選考に通常以上の時間がかかることも少なくありません。

実際に「応募期間が1ヶ月あった」、「面接から内定がでるまで2～3週間かかった」という声も多いです。

また採用側も「応募してくる人数が多い」、「採用するまで時間がじっくりとれる」などの理由からより良い人材を確保するために、選考に時間をかけます。

希望のタイミングで転職するためには、選考が長引く可能性を考慮し、プラス1ヶ月程度の余裕をもって転職活動を進めるのが良いでしょう。

4月の転職は時間がかかりやすいのでゆとりを持って転職計画をたてることが大切です。

繁忙期の転職｜転職期間は短め・退職時のトラブルに注意

風邪やインフルエンザなどの感染症が増える冬場の繁忙期は、転職活動期間が短くなる傾向です。

繁忙期に出ている求人の多くは、4月入職予定の求人を除き、早急に繁忙期の欠員補充を狙った募集であり、内定までスムーズに進むことが多いのです。

「面接で『いつから働けるか』聞かれ、すぐに内定を獲得できた」というケースも少なくありません。

しかし、転職先が繁忙期という事は、自分の職場も繁忙期。

急に仕事を辞めてしまうと同僚に迷惑をかけたり、引き止めにあったりと退職時のトラブルにつながることもあるので注意です

繁忙期の転職活動は内定まではスムーズに運びやすいですが、退職時にトラブルにならないよう退職理由を考えたり、円滑に退職できるように準備をしておきましょう。

閑散期の転職｜求人数は少ないが転職期間は短い

インフルエンザ等の感染症の少ない夏場など、閑散期の転職活動期間は短い傾向にあります。

求人数は2～３月と比較して少ないですが、多くが欠員補充の募集であるため、内定までスムーズに進むことが多いのです。

また閑散期の場合は、新人薬剤師も業務に慣れてきて、ある程度戦力になってきているなど、職場環境も落ち着いていることが多いので、あまり迷惑をかけずに退職することができます。

したがって閑散期の転職活動期間は、求人探しに時間がかかりますが、希望の職場が見つかれば内定獲得まではスムーズです。

短期間で転職を決めたい場合は、閑散期の転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか？

４．薬剤師が転職活動をスムーズに成功させるためのポイント

ポイント１．譲れない条件と妥協できる点を整理しておく

希望の求人を効率的に見つけるためには、譲れない条件と妥協できる点を整理しておく必要があります。

転職する際、複数の希望がある方は多いですが、全ての網羅する転職先はなかなか見つからないもの。

「希望にマッチした転職先が見つからず、転職活動がなかなか進まない」という事態を防ぐには、「譲れない条件と妥協できる点」を明確にしておくのが大切です。

たとえば、仕事とプライベートを両立したい場合は「定時で帰れる職場に転職したい…」、年収に不満がある場合は「年収アップは譲れない…」など。

譲れない条件と妥協できる点が明確になっていると、自分に合う案件を絞り込みやすくなるため、求人探しをスムーズに進められるはずです。

ポイント２．転職活動期間をあらかじめ逆算しておく

薬剤師が転職活動をスムーズに進めるためには、あらかじめ転職にかかる期間を逆算しておくのがおすすめです。

「〇月に転職したい」、「1ヶ月で転職活動を終えたい」など漠然とした考えでは、「いつまでに何を完了させれば良いのかわからず、計画的に転職活動を進められません。

希望のタイミングで転職するためには、かかる時間を予測し、逆算して計画を立てる必要があります。

たとえば、「4月に調剤薬局に転職したい」と考える場合、以下のようにかかる期間を逆算し、計画を立てることができます。

ステップ	期間の目安	行動計画
求人探し	数週間	4月入職可能な求人を探す。 12月中旬～1月中旬までには求人を探し始め、遅くても2月上旬までには、応募する案件を見つける。
応募	数日	すぐに応募書類が提出できるように、事前にある程度作成しておく。
面接・採用試験	約3週間	1月中旬～2月中旬までに面接を行う。
内定		1月末～2月中旬までにもらうのが理想。 遅くても2月末までには内定をもらう。
退職	1～2ヶ月	1月末をめどに上司に退職を伝える。 遅くても2月末まで退職を伝える。
入職		4月1日入職

業種や季節による傾向を考慮し、かかる期間を予測して計画を立てれば、焦らず余裕をもって転職活動を進められるはずです。

転職活動をスムーズに進め、希望のタイミングで転職するためには、かかる期間を逆算してスケジュールを立てましょう。

ポイント３．自分に合う方法で転職する

効率良く転職活動を行うためには、自分に合う方法で求人に応募することも大切です。

転職初心者と経験者では、求人探しや転職までの準備などの経験値が違うので、自分に合わない方法を選択すると、時間がかかったり、煩わしかったりする場合があります。

以下に3つの方法のメリット・デメリットをまとめたので、自分に合う方法を検討してみてください。

	メリット	デメリット
企業サイト から応募	サイトでしか公表されてない求人情報を把握できる 募集時期、内定時期など期日がハッキリしている	選考書類の準備、面接などすべて一人で行う必要がある 転職活動に慣れていないと、流れが分からず戸惑ってしまう
ハローワーク から応募	公的な病院や規模の小さい薬局など転職サイトに掲載していない求人がある	薬剤師に特化してないので、求人数は多くない
薬剤師転職サイト から応募	薬剤師に特化した情報を数多く得られる 転職のサポートが受けられる	会員登録や事前ヒアリングに時間がかかる 電話や案内が頻繁にくる

転職未経験の人が、企業サイトやハローワークを利用する場合、なかなか自分に合う求人を見つけられなかったり、書類準備などに時間がかる恐れがあります。

そのため転職未経験の場合は、求人の紹介や選考対策をフォローしてくれる「転職サイト」を利用したほうが良いでしょう。

一方、すでに転職を経験済みの人にとっては、転職サイトのヒアリングや、アドバイザーのサポートが煩わしく感じる可能性もあるため、自力で転職活動を行うのも手段です。

転職未経験の人と経験者では、経験値に差があるので、自分に合う方法を探してみてください。

ポイント４．求人応募前に応募書類を作成する

応募書類の作成に追われないためには、求人応募前に応募書類を作成しておきましょう。

多くの選考では応募時に書類を提出するため、準備が不十分だと、その分転職活動の進行が遅れてしまいます。

「応募書類ができていなくて、期日までに応募できなかった」という失敗も少なくありません。

職務経歴書など共通で問題ない書類に関しては、転職活動開始を決めた段階で準備しておくのがおすすめです。

じっくり時間をかけて、クオリティの高い応募書類を作成するためにも、余裕を持って準備しておきましょう。

ポイント５．一つではなく複数の求人に応募する

転職活動期間を短縮したい場合は、1つではなく、複数の求人に応募するのがおすすめです。

「1つずつ進めていけば良いのでは？」と思うかもしれませんが、応募した求人企業から内定をもらえるとは限りません。

1つしか応募していないと、内定がもらえなかった場合、1からのスタートとなってしまいます。

一方、複数の求人に応募していれば並行して選考が進むので、転職活動を効率的に進められます。

また調剤薬局など求人数が多い業種の場合は、気になる案件が複数あり、第一希望を決めかねるケースも少なくありません。

そのような場合にも、同時に応募しておけば、実際に面接を受けたり、職場見学を行ったり比較した上で転職先を決めることができます。

転職活動を少しでも効率的に進めたいのであれば、複数の求人に応募しましょう。

ポイント６．転職サイトにサポートをお願いする

少しでも不安がある場合は、薬剤師転職サイトにサポートをお願いするのがおすすめです。

薬剤師の求人は数多くあるので、個人で一つひとつチェックして自分に合う案件を探すとなると、かなりの手間がかかります。

一方、転職サイトを利用すれば、アドバイザーが求職者の希望をヒアリングしてマッチする案件を提案してくれるので、働きながらでもスムーズに転職活動を進められます。

さらに、転職サイトを利用すれば、応募書類の作成や面接対策をサポートしてもらえるので、個人で転職活動をするよりも効率的です。

また求人先との条件面の交渉など、なかなか交渉しにくい事も担当アドバイザーが行ってくれます。

「転職に慣れてない」「スムーズに転職活動を進め、転職活動期間を短縮したい」という場合は、ぜひ転職サイトの利用を検討してみてはいかがでしょうか？

５．転職活動期間を短縮したい方におすすめの転職サイト

転職活動期間を短縮するためには、転職サイトを利用するのが有効です。

とはいえ、転職サイトに関する知識がないと「どの転職サイトを利用すれば良い？」と迷ってしまいますよね。

そこで、この記事では、転職活動をスムーズに進めるために役立つ転職サイトを3社厳選しました。

以下の3社は「求人数が多い」「サポートが手厚い」評判なので、ぜひ気軽に登録してみてください。

初めて転職するなら「ファルマスタッフ」

（引用：ファルマスタッフ）

初めての転職は、「何を行えばいいのか」「どんな準備が必要なのか」不安になりますよね。

初めての転職で不安を感じている方には、個別面談に力を入れている「ファルマスタッフ」がおすすめです。

希望を的確にくみ取り、転職活動がスムーズに進むよう、じっくり相談にのりサポートしてもらえるので、安心して転職活動を進められるでしょう。

さらにコンサルタントは積極的に紹介先を訪問しており、職場の内部情報を把握しているので、募集要項だけでは分からない情報も把握できます。

初めての転職で不安な方は、個別面談でじっくり相談にのってもらえる、ファルマスタッフをぜひ利用してみてください。

運営会社	株式会社メディカルリソース
公開求人数	約41,000件（2022年3月時点）
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
料金	無料
公式サイト	https://www.38-8931.com/
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認！ファルマスタッフの気になる評判と利用前の全注意点」

＼スマホで簡単！3分以内で無料登録！／

ドラッグストア・企業に転職希望なら「マイナビ薬剤師」

（引用：マイナビ薬剤師）

ドラッグストア、企業への転職を希望しているのであれば、「マイナビ薬剤師」がおすすめ。

マイナビ薬剤師のドラッグストア・企業の求人数はとても多く、他社と比較しても大きな差があります。

サイト名	ドラッグストア求人数	企業求人数
マイナビ薬剤師	約15,000件	628件
ファルマスタッフ	約8,700件	251件
ファーマキャリア	約3,000件	28件

※求人数は2021年5月時点

求人数が多いので、きっと自分に合う求人を見つけられるでしょう。

なお、首都圏以外の求人も多いので「地方で転職したい」という方にもぴったりです。

ドラッグストア・企業に転職したい方や、地方で転職したい場合は、ぜひマイナビ薬剤師を利用してみてください。

運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	約60,000件（2022年1月時点）
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
料金	無料
公式サイト	https://pharma.mynavi.jp/
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認！マイナビ薬剤師の気になる評判と利用前の全注意点」

＼スマホで簡単！3分以内で無料登録！／

希望の求人が見つからない場合は「ファーマキャリア」

（引用：ファーマキャリア）

ファーマキャリアは、オーダーメイド求人にこだわりのある転職サイト。

単に求人を紹介するだけでなく、条件交渉をして、求職者の希望にベストマッチする求人をつくりあげてくれます。

そのため細かいこだわりがある、他のサイトではなかなか希望の職場が見つからないという人におすすめです。

例えば、「慣れるまでしばらくパートで働いた後、正社員になりたい」など求人票に載っていないような様々な希望に応えてくれます。

シフトや勤務時間、勤務体系に細かいなこだわりがある方は、ぜひファーマキャリアを利用してみてください。

運営会社	エニーキャリア株式会社
公開求人数	約28,000件（2022年1月時点）
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
料金	無料
公式サイト	https://pharmacareer.jp/
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認！ファーマキャリアの気になる評判と利用前の全注意点」

＼スマホで簡単！3分以内で無料登録！／

６．薬剤師が転職活動を行う際の注意点

注意点１．内定獲得前に現職を辞めるのはNG

薬剤師が転職活動を行う場合、内定獲得前に現職を辞めるのはおすすめできません。

現職への不満が強いと、どうしても「早く辞めたい」という気持ちが先走ってしまいますが、内定獲得前に退職するのはリスクが高いです。

というのも、退職後になかなか内定が決まらないと、金銭的な余裕がなくなってしまう可能性が高いのです。

金銭的な不安から「落ち着いて転職活動できず、焦って希望とかけ離れた職場に転職してしまった」という失敗も少なくありません。

余裕を持って転職活動を行うためにも、内定が決まるまでは、現職を辞めないようにしましょう。

注意点２．転職活動を必要以上に急ぎすぎない

「転職活動期間を短縮したい」という気持ちがある方は多いですが、必要以上に急ぎすぎると失敗につながるので注意が必要。

転職活動を必要以上に急ぎすぎると、情報収集不足による失敗につながる可能性があります。

「情報収集が不十分だったせいで、人間関係の悪い職場に転職してしまった」「雇用条件が募集要項と違った」という失敗も少なくありません。

また、転職活動を急ぎすぎた結果、面接対策が不十分で自己アピールができず「内定をもらえなかった」という失敗もあります。

ミスマッチを防ぐためにも、転職失敗のリスクを軽減するためにも、十分な転職活動期間を確保するようにしましょう。

注意点３．円滑な退職に向けて準備する

転職活動をしていると、次の職場で働くことばかりに目が行きがちですが、円滑な退職に向けての準備も必要です。

退職準備を疎かにしていると、引き止められてスムーズに退職できなくなったり、退職までの対人関係に支障をきたしたてしまう可能性があるので、注意が必要。

「忙しい時期に転職を切り出し、強い引き止めにあった」「同僚や上司との雰囲気が悪くなってしまった」という失敗も少なくありません。

現職を円満に退職するためには以下のような点を意識しましょう。

転職活動中は、次の職場の事だけでなく「現職での退職」についても十分考えましょう。

また、退職について詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひあわせてご覧になってみてください。

注意点４．一人で転職活動を進めるのはリスクが高い

「マイペースに進めたいから自力で転職活動をしよう」と考える方も多いですが、自分ひとりだけで転職活動を進めるのはおすすめできません。

というのも、初めての転職だったり転職経験が浅い場合、十分な対策ができないケースが多いのです。

十分な対策ができないと、「面接で緊張して、質問にきちんと答えられなかった」「内定がなかなか決まらない…」という失敗につながります。

一方、転職サイトを利用すれば、応募書類の作成や面接対策など手厚いサポートを受けることができるため、失敗を防止できます。

万全の状態で転職活動をスムーズに進めたいのであれば、「転職サイト」を利用するようにしましょう。

いざ転職活動を始めようとすると、いろいろ疑問に思うことが出てきますよね。

ここでは、よくある転職活動中の疑問点についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。

Q１．転職サイトに登録すると転職を無理やり勧められない？

転職サイトは、求職者の転職が決まることで求人先から成功報酬を得られるため、転職を勧めてくることも少なくありません。

しかし、転職サイトのアドバイザーの意見に流され、納得がいかない職場につとめてしまうと後悔につながり、転職を繰り返してしまう恐れがあります。

後悔のない転職を実現するためにも、譲れない点・妥協点をしっかりもって、自分が納得する条件でない求人はしっかり断りましょう。

もし「電話連絡がしつこい」「希望にそわない求人をすすめてくる」など不満を感じる場合は、担当者を変更してもらうか、他の転職サイトを活用しましょう。

Q２．内定を複数もらってしまったらどうする？

辞退することが決まっているにも関わらず、内定を引っ張り続けてしまうと、相手先の欠員状態が継続することにつながり、迷惑が掛かります。

複数内定をもらった場合は、転職先を速やかに決定し、辞退する職場、転職アドバイザーに速やかに連絡を入れましょう。

Q３．職場見学にいくことは可能？

職場見学ができるかどうかは相手先次第です。

人事担当者に確認するか、転職サイトを活用している場合は、アドバイザーに確認してみましょう。

もし職場見学できるのであれば、求人票ではわからない職場の雰囲気を感じて、転職の判断材料にしてください。

Q４．内定をもらってから条件が良い職場がでてきそうで不安

転職をしている人は「転職が決まってから、さらに良い条件の求人が出てきた！」と思うケースも多いです。

ただ転職はタイミングで、良い条件の求人がいつ出てくるかは分かりません。

しかし、「譲れない条件」を満たす職場に転職できれば、転職の後悔は防げるはずです。

「すべての希望を完全に満たす職場」を見つけるのは難しいですが、譲れない条件と妥協できる条件を明確にして求人探しを行えば、きっと納得のいく転職ができるでしょう。

Q５.求人が多く出る季節まで待った方が良い？

求人数が増えれば、自分の条件に見合った職場に出会えるチャンスは増えます。

しかし、求人数が増える季節は、求職者の数も増える季節。

好条件の職場には応募する求職者が増え、競争は激しくなり思うようにいかないこともあります。

逆に求人数が少ない季節でも、自分の条件をある程度妥協すれば、希望に近い職場は見つかります。

求人数が少ない季節は、求職者の数も少なくなるので、すんなりと転職ができる可能性が高いです。

求人の多さのみで転職時期を選ぶのではなく、自分の状況や希望を優先に転職活動を行うのが良いでしょう。