最終更新日:2020/12/29
神戸製鋼(正式名称:株式会社神戸製鋼所)の平均年収は、569.9万円です。
神戸製鋼は、鉄鋼・金属業界の中でも高年収で、しかもさまざまな職種を募集しているので、仕事を見つけやすいです。
この記事では、そんな神戸製鋼の学歴・年齢別の年収、ボーナス、退職金などをまとめました。
併せて、鉄鋼・非鉄金属業界での年収の位置づけや、気になる採用情報なども解説します。
当ページを読めば、神戸製鋼の年収詳細や企業実態などを把握でき、転職をスムーズに進められる可能性が高まりますよ。
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1.神戸製鋼の平均年収
神戸製鋼の2019年3月期の平均年収は、569.9万円です。(参考:有価証券報告書)
この給与は、日本の平均年収である「423万円」よりも高く、「低年収の会社」とは言えません。
この章では、この神戸製鋼の年収について、さまざま角度から詳しく紹介していきます。
年収推移
神戸製鋼の年収は、ここ数年、500万円台をキープしています。
期間 | 平均年収 |
---|---|
2015年3月期 | 554.5万円 |
2016年3月期 | 565.5万円 |
2017年3月期 | 553.5万円 |
2018年3月期 | 540万円 |
2019年3月期 | 569.9万円 |
(参考:有価証券報告書)
2017年3月期~2018年3月期には、年収が一旦下がりましたが、2019年3月期には569.9万円と30万円程度アップしています。
業績を見ると、2017年秋はアルミや銅製品の品質データ改ざん問題の影響か、経常損益は赤字になっています。
年収にもこの赤字の影響が出た可能性が高いです。
(引用元:財務ハイライト)
決算年月(全て3月) | 売上高(百万) |
経常損益(百万)
|
---|---|---|
2015年 | 1,886,894 | 101,688 |
2016年 | 1,822,805 | 28,927 |
2017年 | 1,695,864 | -19,103 |
2018年 | 1,881,158 | 71,149 |
2019年 | 1,971,869 | 34,629 |
しかし、その後は経常損益が黒字化し、売上高も伸びています。
学歴別
学歴別の平均年収は、新卒採用ページに記載されている「初任給」を参考にします。
- 大学院(博士)270,500円(2019年4月実績)
- 大学院(修士)240,000円(2019年4月実績)
- 大卒218,060円(2019年4月実績)
- 高専卒192,490円(2019年4月実績)
引用元:「募集要項」
日本全体の2019年度の初任給の平均水準は、大学卒で208,826円、大学院卒で22万円以上でした。
(参考:2019年度 決定初任給調査の結果)
そのため、神戸製鋼の初任給は、水準よりも高いです。
また神戸製鋼の大卒推定年収は、500万円を軽く超えることが予想されています。
職業別
神戸製鋼の年収は、職種によって差があります。
事務・受付・秘書 | 453万円 |
---|---|
経営管理 | 593万円 |
機械関連 | 541万円 |
(参考:転職会議)
神戸製鋼の中途採用ページでは、推定年収は400〜700万円と記載されている職種が多いです。(参考:募集職種一覧)
なので、年数や役職、能力によっても年収額は変わってくるでしょう。
年齢別
神戸製鋼の年収は、年齢によっても大きく異なります。
以下の表は、口コミサイトを参考にして在籍年数と年収をまとめたものです。
年齢 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 350万円 |
30代 | 500万円 |
40代 | 700万円 |
50代 | 810万円 |
『引用:「転職会議」』
また、キャリア採用の「技術系総合職(オープンポジション)」では、以下のようなモデル年収が提示されています。
モデル年収:
25歳 390万円
30歳 530万円
36歳 700万円
※いずれも月例給+賞与のみ(残業代は別途支給)『引用:「技術系総合職(オープンポジション)」』
職種などによって影響される可能性もありますが、上記数値から、年を重ねるたびに年収がアップしていくと予想できるでしょう。
役職別
神戸製鋼は役職によっても、平均年収が違います。
つまり、キャリアアップすれば、1,000万円以上も夢ではありません。
ボーナスについて
神戸製鋼のボーナスは年2回支給されます。
その金額は、口コミによると以下の通りです。
ちなみに2019年3月期の平均年収にも、賞与・ボーナスは含まれています。
退職金はいくら?
神戸製鋼は、退職金制度を整えていますが、給付されるタイミングや金額には注意が必要です。
退職金がいくらなのか公表されていませんが、勤続年数によっては、それほどの金額をもらえないと認識しておきましょう。
2.神戸製鋼の業界年収ランキング
神戸製鋼の年収は、日本の平均年収より高いだけではなく、鉄鋼・非鉄金属業界でもトップクラスの高さを誇ります。
住友電気工業 | 約808万円 |
---|---|
古川電気工業 | 約735万円 |
日本製鉄 | 約613万円 |
神戸製鋼 | 約569万円 |
上位になっている会社は、神戸製鋼よりも、高い営業利益率になっている傾向にあります。
営業利益の高さが年収にも影響されていると考えられるでしょう。
増益・減益や昨今の業績などによって、平均年収に関係すると認識しておくことをおすすめします。
3.神戸製鋼の採用情報
神戸製鋼への転職を検討している人は、事前に採用情報を知りたいですよね。
採用情報を把握しておけば、自分に合っている会社なのか、経験・スキルを活かせる仕事があるのかわかります。
この章では、神戸製鋼の転職事情やスムーズに転職を進める方法を紹介します。
就職・転職難易度
職種や雇用形態にもよりますが、神戸製鋼の転職難易度は高い傾向にあります。
キャリア採用では、書類選考や2~3回の面接だけではなく、筆記試験・作文試験も行われ、簡単に入社できる選考プロセスではありません。(参考:選考プロセス)
また、東京大学や京都大学といった国内の名門大学だけではなく、海外の大学出身者も採用しているほど、幅広いキャリアの人材が働いています。(参考:マイナビ2020)
内定するためには、企業・業界研究や面接対策など、しっかりと事前対策しなければなりません。
求める人物像
100年以上の歴史を持つ神戸製鋼は、さらなる成長と進化を目指し、次のような「求める人物像」を提示しています。
(略)
はたらく一人ひとりが仕事を通じて、
達成感と人間としての成長を経験し、
大切な人に胸を張って語れるような会社でありたい。そのために、固定観念にとらわれない新しい「力」が必要です。
ともに未来を創り出すみなさんとお会いできる日を、
心から楽しみにしています。引用元:「人事メッセージ」
素材事業や機械事業で世界トップクラスのシェアを誇っていますが、革新的な企業に与えられる「グローバル・イノベーター」も連続受賞し、技術開発を推進しています。
「挑戦を歓迎する」という風土もあるため、チャレンジ精神を持った人であれば、活躍しやすい企業だと言えるでしょう。
募集している職種
神戸製鋼のキャリア採用では、技術系の仕事だけではなく、営業系や管理系など、幅広い職種を募集しています。
分野 | 職種 |
---|---|
設計 |
|
生産技術 |
|
研究・開発 |
|
エンジニア |
|
品質管理・検査 |
|
営業 |
|
管理・スタッフ |
|
(参考:募集職種一覧)
多岐に渡る職種を募集している中でも、研究・開発職がもっとも多い傾向にあります。
それぞれ応募資格は異なりますので、気になる職種がある人は、必ず事前に確認しておきましょう。
待遇・福利厚生
神戸製鋼には寮制度があり、築3年の独身寮は、エアコンも完備されています。
また、年間8.5万円分のポイントが付与され、さまざまな費用に充当できる「カフェテリアプラン」も整えています。
その他の待遇・福利厚生は、次の通りです。
休日休暇 |
|
---|---|
福利厚生 |
|
教育制度 |
|
(参考:雇用条件/福利厚生)
他にも女性社員へのサポートとして、キャリアアッププランの導入やメンター制度、在宅勤務制度なども取り入れています。
全体的に、他の大手企業並みに待遇・福利厚生は充実していると言えるでしょう。
転職には「リクルートエージェント」を利用しよう
「できるだけ転職を有利に進めたい」「初めて転職するから不安」という人は、転職エージェントの「リクルートエージェント」を利用してみませんか。
転職エージェントは、「転職の専門家」からアドバイスを受けて、スムーズに転職を進められるサービスです。
具体的には、求人紹介や面接対策、給与交渉などを行ってくれます。
これまでに多くの転職成功実績があるので、神戸製鋼への転職もしっかりと支援してくれるでしょう。
また、多数の実績があるからこそ、それだけ経験を持った転職・キャリアアドバイザーから適確なアドバイスをもらえます。
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4.神戸製鋼の口コミ・評判
神戸製鋼への転職を本格的に検討している人は、社員の口コミを知りたいですよね。
口コミ・評判をチェックすることで、社内の雰囲気や年収の実態などについて、より深く理解できます。
この章では、神戸製鋼の口コミ・評判を、良い面・悪い面両方を取り上げます。
悪い口コミ・評判も知ることで、神戸製鋼についてより多角的に理解できるでしょう。
良い口コミ・評判
自分のやりたいことを主張すれば上司がサポートして何かしらの形で実行ができる。決まったやり方が無いので、チームプレイも個人プレイもどちらも可能。また、失敗した場合も罰則などが無いのでチャレンジ精神のある人には良いと思う。(後略)
引用元:「転職会議」
とにかく休みが取りやすいところがホワイト企業だと思います。人間関係良好で、多少仕事に飽きている人もいるが、基本的には皆真面目に働いています。
引用元:「カンパニー通信」
「若手にも一定の裁量を与える風土がある」「人間関係は悪くない」といった良い口コミが目立ちます。
「やらせてみよう」という社風なので、自分の考えで仕事を進めたいという人にとっては居心地の良い会社です。
悪い口コミ・評判
(前略)古い会社なので年功序列であったり、企業体質が多少古いと思うところはあります(後略)
引用元:「カンパニー通信」
「古い社風」といった口コミも散見されます。
女性の活躍をサポートする制度は整っていますが、まだ男性社会の傾向にあり、女性の採用実績も男性より低いパーセンテージです。
- 17年:事務系37%、技術系11%
- 18年:事務系42%、技術系8%
- 19年:事務系31%、技術系8%
引用元:「Recruit Info」
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まとめ
神戸製鋼の平均年収は569.9万円と業界トップクラスです。
売上も好調のため、年収が著しく下がることは考えにくいでしょう。
そんな神戸製鋼の年収の特徴は、以下の通りです。
- ここ数年500万円台をキープ
- 大卒の推定年収は500万円をオーバー
- 30代以上になれば平均年収500万円以上
- 部長クラスは1,000万円以上も目指せる
こうした給与になっている神戸製鋼に転職したい人は、募集職種や求める人物像、社員の口コミ・評判などをチェックしておきましょう。
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20代
研究開発
(前略)30代後半ぐらいで課長クラスになれれば1千万円を超えてきます。(後略)