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Webディレクターの年収は約442万円で、手取りは月29万円ほどです。
Webディレクターとは、プログラマーやコーダー、Webデザイナーやライターといった専門家を取りまとめ、Web制作チームを総括する指揮者のこと。
この記事では、そんなWebディレクターの平均年収や給料事情、会社規模による相場といった、お金にまつわるデータを紹介します。
これからWebディレクターとして活躍したい人はもちろん、現在現場で活躍している人も、ぜひ参考にしてください。
1.Webディレクターの平均年収
平均年収
442万円
Webディレクターとは、Web制作に携わるさまざまな分野の専門家を取りまとめ、チームを指揮する監督のこと。
責任ある立場のため、その分給与にも期待できると言われていますが、実際はどうなのでしょうか。
この章では、Webディレクターの平均年収や額面月収、手取りや生涯年収について解説します。
※本章の年収は、dodaによる「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」の平均年収をもとに作成しています。(2020年12月7日時点)
Webディレクターの平均年収は442万円
Webディレクターの平均年収は、約442万円です。
国税庁が行った「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均年収は436万円とのこと。
Webディレクターの平均年収は約442万円なので、日本人全体の平均より6万円上回ります。
Webディレクターの月収は37万円
Webディレクターの平均年収を単純に12で割ると、額面月収は約37万円です。
企業や事務所によっては年俸制で給与を支払う場合も多く、賞与やインセンティブが予め給与に含まれている場合もあります。
またWebディレクターは業務の性質上、働く時間や配分を本人にゆだねる必要があるため、「専門業務型裁量労働制」という制度の対象に含まれるケースもあります。
そのため、実際の労働時間ではなく規定の時間を働いたことにして、固定の残業代をあらかじめ支給する、「みなし残業(固定残業)」制度を設けている会社が多く見受けられます。
Webディレクターの手取りは29万円
Webディレクターの手取り月収は、約29万円です。
手取りとは、給料の総支給金額(額面)から社会保険や税金などを引いた後の、手元に残るお金のことをいいます。
【給与から控除されるお金の例】
- 健康保険料
- 介護保険料
- 厚生年金保険
- 雇用保険
- 所得税
- 住民税
一般的に手取りは額面の75%〜85%といわれているので、額面月収に0.8をかけることで、おおよその手取り金額を算出できます。(参考:手取りの意味と月給・年収の額面から手取りを計算する方法|doda)
Webディレクターの推定生涯年収は1億9,448万円
Webディレクターとして、新卒から定年まで継続して勤めあげた場合、推定生涯年収は約1億9,448万円です。
【Webディレクターの生涯年収】
年収442万円×44年=1億9,448万円
※22〜65歳まで継続して勤務したと仮定
日本人の平均的な生涯年収を、前述した平均年収から求めると、以下の結果になります。
【日本人の平均的な生涯年収】
年収(436万円)×44年=1億9,184万円
※22〜65歳まで継続して勤務したと仮定
Webディレクターと日本人の平均生涯年収を比べると、Webディレクターの方が約264万円上回る結果となりました。
【年代別】Webディレクターの平均年収
Webディレクターといっても、経験の浅い20代から業界歴が長いミドル世代まで、さまざまな年代の人が活躍しています。
この章では、Webディレクターの年代別の平均年収をまとめました。
※本章の内容は、dodaによる「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」(2020年12月7日時点)と、転職会議による「WEBプロデューサー・WEBディレクターの年収まとめ (給料/平均年収/企業名などを集計)」をもとに作成しています(2021年4月11日時点)
※口コミによるデータのため、実際の年収とは異なります。推定年収として参考にしてください。
20代前半の平均年収は337万円
20代前半のWebディレクターの平均年収は約337万円です。
国税庁による「令和元年分 民間給与実態統計調査」では、20~24歳の国内平均給与は、264万円。
Web・IT企業は給与水準が良い傾向にあり、若手のディレクターに対しても相応の報酬が支払われます。
20代後半の平均年収は421万円
20代後半のWebディレクターの平均年収は約421万円です。
国税庁による「令和元年分 民間給与実態統計調査」では、25~29歳の国内平均給与は、369万円でした。
30代の平均年収は462万円
30代のWebディレクターの平均年収は約462万円です。
国税庁による「令和元年分 民間給与実態統計調査」では、30代の国内平均給与は、410~445万円。
年齢や責任に比例して業務量が増えてくるものの、人事評価や査定の機会も多く、給与アップに期待ができる年代といえるでしょう。
40代の平均年収は527万円
40代のWebディレクターの平均年収は約527万円です。
国税庁による「令和元年分 民間給与実態統計調査」では、40代の国内平均給与は、476~499万円でした。
50代以上の平均年収は542万円
50代のWebディレクターの平均年収は約542万円です。
国税庁による「令和元年分 民間給与実態統計調査」では、50代の国内平均給与は、518~525万円。
黎明期からWeb・IT業界に携わっている「大御所」といえるWebディレクターや、第二の人生を歩もうと異業種からこの業界に転職してきた人が混在するため、年収にバラつきがあるのが特徴と言えるでしょう。
【男女別】Webディレクターの平均年収
WebやIT業界は風通しが良く、一般的に男女の垣根なく業務にあたれると考えられていますが、実態はどうなのでしょうか。
この章では、男女別のWebディレクターの平均年収を紹介します。
※本章の内容は、dodaによる「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」(2020年12月7日時点)と、マイナビエージェントによる「平均年収ランキング」の平均年収をもとに作成しています。(2021年4月11日時点)
男性Webディレクターの平均年収は473万円
男性Webディレクターの平均年収は、約473万円です。
「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人男性全体の平均年収は540万円との結果が発表されました。
一般男性の平均と比べれば、67万円の差が開きます。
女性Webディレクターの平均年収は441万円
女性Webディレクターの平均年収は、約441万円です。
「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人女性全体の平均年収は296万円なので、145万円ほど上回る結果となりました。
しかし男性Webディレクターと比較すると年収に32万円の差が開きます。
2.Webディレクターと類似職種の平均年収を比較
Webディレクターに近い仕事には、WebプランナーやWeb編集者、Webデザイナー、Webエンジニアなどがあります。
この章では、Webディレクターの平均年収と、各々の職業の平均を比較しました。
※本章の内容は、dodaによる「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」(2020年12月7日時点)と、マイナビエージェントによる「平均年収ランキング」の平均年収をもとに作成しています。(2021年4月11日時点)
Webプランナーと平均年収を比較
Webプランナーの平均年収は、約445万円です。
Webプランナーとは、Webサイトを制作するための設計を行い、クライアントの要望に合わせてコンテンツの企画を取りまとめる仕事です。
Webディレクターの平均は約442万円なので、年収には3万円の開きがありますが、ディレクターと同様にプロジェクトの中核を担う仕事なので、年収が近しいといえるでしょう。
Web編集者と平均年収を比較
Web編集者の平均年収は、約352万円です。
Web編集者とは、ディレクターやプランナーが立てた企画を取りまとめ、詳細な企画や取材、編集を行う仕事のことをいいます。
Webディレクターの平均年収より90万円下回りますが、Webコンテンツの質を左右する、やりがいが大きい業務といえるでしょう。
Webデザイナーと平均年収を比較
Webデザイナーの平均年収は、約363万円です。
Webデザイナーとはその名の通り、Webサイトの見た目を制作するクリエイターのことをいいます。
Webディレクターとの年収差は79万円の開きがありますが、将来的にWebディレクターとして活躍する人も多く見受けられるので、下積み期間の給与と捉えられるでしょう。
Webエンジニアと平均年収を比較
Webエンジニアの平均年収は、約419万円です。
Webエンジニアとは、WebやECサイトで使用されるシステムの設計や、開発・運用、保守を行う仕事です。
Webディレクターと比べると、年収には23万円の開きがありますが、扱える言語や技術レベルによって、年収アップが見込める職種ともいえます。
3.Webディレクターで年収を上げるために身につけたいスキル
Webディレクターの年収は、所属する企業や業種、スキルレベルによって大きな開きがあることが特徴です。
この章では、Webディレクターが年収を上げるために身につけたいスキルについて解説します。
トラブルを迅速に解決するスキル
制作チームを率いるWebディレクターは、日々さまざまな課題の発見と、問題の解決を行う必要があります。
クライアントの売上目標の達成するためには、アクセス解析のスキルや知識が必要ですし、統計学の分析知識も必要になるでしょう。
また、制作側から上ってくる問題を解決するために、Webの総合的な知識も求められます。
市場を理解するスキル
制作・公開したWebサイトにアクセスしてもらい、コンテンツをじっくり読んでもらうためには、集客するためのマーケティングスキルが不可欠です。
SEOや各種広告、SNS運用やプレスリリースの活用などを通して、ユーザーに注目されるコンテンツを企画するかがポイントといえるでしょう。
目的やターゲットユーザーにあわせて企画・運用を行うことが、Webディレクターに求められる能力のひとつです。
リスクマネジメントのスキル
Webサイトの制作や運用にはトラブルが付き物で、それらを未然に防いで業務を円滑に進めることが、Webディレクターに求められます。
クライアントとの契約問題や、著作権や商標権の問題、コミュニケーション不足による制作チームとの齟齬など、トラブルの原因は多岐にわたります。
これらを防ぐために事前準備をしっかり行い、チームを統括するためのヒューマンスキルも合わせて求められるでしょう。
4.Webディレクターで年収をアップさせる方法
Webディレクターの年収は、日本人の平均年収とほぼ同じと言えますが、責任が大きい仕事のため、より高い年収を求める人も多いはず。
この章では、Webディレクターとして年収をアップさせる方法を紹介します。
①経験を積みスキルを上げる
Webディレクターは、プロジェクトを指揮する立場のため、広く深い関連分野の知識やスキルが求められます。
マーケティングや情報管理といった知識の他に、Webデザインのスキルやフロントエンド・バックエンド言語のスキルを習得すれば、こなせる業務の範囲も広がり、自ずと年収アップにも繋がるでしょう。
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(引用:テックアカデミー)
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- Webアプリケーションコース
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②キャリアチェンジする
Webディレクターとして業務経験や実績がある人は、関連分野の職種へキャリアチェンジすることも視野に入れましょう。
【Webディレクターのキャリアチェンジ例】
- Webプロデューサー
- プロジェクトマネジャー
- 企業・独立
- 事業責任者のポジション など
Webディレクターからは上位職のWebプロデューサーに転職したり、独立や起業を目指すことが年収アップに繋がります。
③副業する
堅実に年収アップを目指したい人は、スキマ時間や休日に副業をしてみましょう。
Webサイトの立ち上げから保守・運営まで、取り扱っている業務の種類はさまざま。
上に紹介したサイトでは、経験が浅いWebディレクターでも取り組める案件や、経験豊富なディレクター向けの高単価案件もあるので、副業を考えている人は目を通してみてください。
④給与条件の良い会社に転職する
Webディレクターとして年収をアップしたい人は、転職を検討しましょう。
すでにディレクターとして実績がある人には、企業側が即戦力として期待するため、今より良い条件で転職できる事例が多く見受けられます。
Webディレクターはマネージメント職かつ技術職なので、企業側と年収交渉を行う際も、求職者にとって有利に働くことが多いようです。
5.Webディレクターに転職するなら「レバテックキャリア」を利用しよう
(引用:レバテックキャリア)
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【補足】dodaなら自分の「推定年収」を測定できる
(引用:doda)
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(参考:doda)
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(引用:doda)
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まとめ
Webディレクターとは、Web制作チームを総括する指揮者のこと。
この記事では、Webディレクターの平均年収や給料事情といったお金にまつわるデータや、年収アップの方法について紹介しました。
【Webディレクターの年収について】
- 平均年収:約442万円
- 平均月収:約37万円
- 平均手取り:約29万円
- 生涯年収:1億9,448万円
Webディレクターとして専門分野の知識を深めたい人は、次のようなスクールを活用しましょう。
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