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「相違」とは 「二つの間に違いがあること」という意味です。
「相違」という言葉は、「相違点」「相違ない」などの使い方があります。
特に「相違ない」という表現は、ビジネスシーンでよく使用する言葉なので、意味を知らない人はこの機会に覚えておきましょう。
この記事では「相違」の意味や使い方をわかりやすく解説します。
1.「相違」の意味
相違の意味は「二つの間に違いがあること」
「相」は「互いに」という意味があり、相互や相似などと同じ意味が含まれます。
「違」は「一致しない」という意味があり、二つの事項を対照して一致しないという意味です。
「相違」は、二つのものを見比べて「明らかに一致しない場合」や「確実に違いがある」場合に使用する言葉です。
2.「相違」の使い方
「相違」の使い方と例文を見ていきましょう。
「相違ない」という否定文としての使い方をするケースが多いです。
例:彼女の証言は、彼が話してくれた内容と相違ない。
この例文は「彼女の証言は、彼がはなしてくれた内容と同じ」という意味を表します。
「相違」が使われている言葉
「相違」の使い方として、以下の言葉もよく使われます。
- 相違点
- 相違ない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
相違点
「相違点」は 「複数の事柄について、互いに異なっている性質や値」(引用:weblio辞書)という意味です。
例:それぞれの一致点と相違点を調べてみよう
この例文は「それぞれ一致している部分と異なっている部分を調べてみよう」という意味です。
一致点は「二つ以上の意見や立場などがぴったり合うところ」という意味を表します。
相違ない
「相違ない」は「まちがいがない。確実である」(引用:weblio辞書)という意味です。
例:以下内容で相違ないかご確認のうえご連絡ください。
この例文は「以下に記載した内容で問題ないか確認して連絡してください」という意味を表します。
「相違ない」は「違いがないことが確実である時」に使用する言葉です。
そのため「違いありません」という表現よりも「確実」で、強い表現になります。
「相違ありません」と「相違ございません」の使い分け
「相違ありません」と「相違ございません」の違いは、 「敬語表現かどうか」です。
使い分けとしては、目上の人や自分より立場が上の相手に対して「相違ございません」を使うようにしましょう。
この例文は「この商品で違いない」という意味を表します。
「相違ありません」は「相違ない」を丁寧語にした表現です。
そのため、同僚から上司まで幅広く使用することができます。
ただ、お客様や取引先など、ビジネスシーンやフォーマルな場面では少し軽い印象を与えてしまうかもしれません。
自分より立場が上の相手やお客様、取引先の相手に対しては「相違ございません」を使うようにしましょう。
3.「相違」の類義語
「相違」の類義語は以下の通りです。
- 差異(さい)
差異
「差異」は 「他のものと異なる点。ものとものの違い。差」(引用:weblio辞書)という意味です。
<例文>
- 原画と複製とでは色調に微妙な差異がある。
- 価格差異とは実際の仕入れ価格と標準価格の差を意味する。
上記の例文は「原画と複製では色使いに違いがある」「実際の仕入れ価格と標準価格の差を価格差異と呼ぶ」という意味を表します。
「相違」は「違い」を表すのに対し、「差異」は「差」を表す言葉です。
何かを比較した際に「差が生じた」場合は、「差異」を使用しましょう。
例1:同じ場所で育てられたスイカでも、スイカによって甘さが異なる(差異)
例2:みかんが入った段ボールの中にりんごが混じっていた(相違)
4.「相違」の対義語
「相違」の対義語は以下の通りです。
- 一致(いっち)
一致
「一致」は 「二つ以上のものがぴったり一つになること。くいちがいなく同じであること。合致」(引用:weblio辞書)という意味です。
例:現場に残されたDNAと一致した
「相違」は「二つの間に違いがある」という意味なので、「違いがなく同じ」という意味を表す「一致」とは対義語になります。
まとめ
「相違」は 「二つの間に違いがあること」という意味です。
主にビジネスシーンなどで使われ、違いがない事が確実な場合に「相違ない」と言います。
また、相手に合わせて「相違ありません」「相違ございません」を使い分けることも大切です。
使う相手や状況に合わせて、類語や対義語も使いこなせるようにしておきましょう。