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「携(たずさ)わる」は「あることに関係する・従事する」という意味です。
ビジネスメールや志望動機で「仕事に携わる」といった形で用います。
社会人は使う機会が多い言葉なので、しっかり習得しておきましょう。
本記事は「携わる」の正しい意味と使い方をわかりやすく解説します。
1.「携わる」の意味
「携わる」の意味は以下の通りです。
携わる(たずさわる)とは、事業や事業計画に関与する、参画する、従事する、という意味で用いられる表現。「関わる」よりは積極的な参加のニュアンスがあり、「手掛ける」というほど支配的な意味合いはない。
「携」という字は「手に持つ」という意味と「手を取り合う」という意味があります。
このように「携わる」という言葉は、単純に関わっているのではなく「(手を取り合いながら)関わっていく」というニュアンスを含んでいます。
2.「携わる」の使い方・例文
「携わる」の使い方と例文を見ていきましょう。
例:これからも介護関係の仕事に携わっていきたいと思います
この例文は「これからも介護関係の仕事に関係していきたいと思う」という意味を表します。
「携わる」は「自分が何かの役割を担ってその物事に関わっている」という意味を含んだ言葉です。
そのため「携わる」という言葉は、自分一人でしかしていない作業の時には使用しません。
「携わる」を目上の人に使う場合
「携わる」を目上の人に使う場合「携わられる」という尊敬語で使用することができます。
例文を見ていきましょう。
この例文は「その案件は部長が関わりを持っておられます」という尊敬語の表現になります。
目上の人に「携わる」を使用する場合は、尊敬語の「携わられる」を使いましょう。
「携わる」と「関わる」の違い
「関わる」は「物事や組織、人などと何らかの関係を持つ」という意味があります。
「携わる」と「関わる」の違いは「携わるの方がより関わり合いが深い」という点です。
「関わる」は「ある物事に一回でも関係したことがある場合」でも使用されます。
その点「携わる」は「ある物事に仕事として関係している」という意味を含むため「関わる」に比べ、より関わり合いが深い言葉です。
いくつか例文を見ていきましょう。
例1:新入社員として、先輩の元、新たなプロジェクトに関わった
例2:企画部長として、私も新たなプロジェクトに携わった
この例文の場合「携わる」の方が「その仕事に対してより関係している」という意味を表します。
つまり、例1の人より例2の人の方がその仕事により関わっている、という事です。
「関わり合いが深い」仕事には「関わる」ではなく「携わる」を使いましょう。
履歴書で使える!「携わる」の例文集
「携わる」は、志望動機によく用いる言葉です。
履歴書で使える例文をいくつか見ていきましょう。
例1:アルバイトで4年間接客業をしておりました。この経験を活かし、御社に入社したら営業の仕事に携わりたいと思っています
例2:これまで英語関係の仕事に携わっておりました。海外勤務もある御社で、これまで培ってきた英語の経験を活かしたいと考えています
例3:自分の病気をきっかけに、医療に携わりたいと思うようになりました
志望動機で「携わる」を使用する場合は「どうして携わりたいのか」という事を聞かれます。
理由と合わせて「携わる」を使用するようにしましょう。
また、これまで自分が経験を積んできた事に対しても「携わる」を使うことができます。
自分の経験や強みをアピールする場合は「今まで○○に携わっていたので、○○には自信があります」のように使いましょう。
3.「携わる」の類義語
「携わる」の類義語は以下の通りです。
関与する
「関与する」は「関係をもち、そのことにあずかること」という意味です。
つまり、「ある物事に関係する」という意味です。(引用:マイナビニュース)
例:彼女は政治に関与していた
⇔彼女は政治に携わっていた
この例文は「彼女は政治に関わりを持っていた」という意味を表します。
「関与」は「人や組織がある物事」に対して用いる言葉です。
「携わる」は何かの役割を担って関係していますが、「関与」は役割がない場合でも使用できます。
まとめ
「携わる」は「あることに関係する・従事する」という意味です。
志望動機で使う場合は「どうしてその仕事に携わりたいのか」理由までしっかり記載するようにしてください。
「携わる」はビジネスシーンや志望動機でよく使われる言葉です。
ぜひ習得してくださいね。