リクルートエージェントで一次面接を辞退する方法と注意点を徹底解説

「リクルートエージェントでは一次面接を辞退できるのかな…」と不安に思っていませんか？

リクルートエージェントでは、一次面接の辞退を認めているので、心配しなくても大丈夫です。

とはいえ、辞退のやり方によってはトラブルになってしまうこともあるため、注意が必要です。

この記事では、一次面接を辞退する具体的な方法と、その際の注意点を解説します。

最後まで読めば、問題を起こすことなく、リクルートエージェントを通して一次面接を辞退できるようになるでしょう。

１．リクルートエージェントでの一次面接は辞退できる！

リクルートエージェントを通じて応募した企業の一次面接は、問題なく辞退できます。

そうは言っても、一次面接を辞退すると応募した企業に負担をかけることになるので、それなりの気遣いが必要です。

まずは、面接などの選考の辞退について、基本的な知識を確認しておきましょう。

それでは、順にご紹介します。

転職活動では面接の辞退はよくあること

転職活動を進めるうえで、面接の辞退をすることは珍しいことではありません。

実際、転職活動をした人のうち、7割近くが面接を辞退した経験があるという調査結果もあります。

（引用：d’s JOURNAL｜面接辞退に関する調査）

この結果からも、一次面接に限らず、選考を途中で辞退された経験のある企業は少なくないと言えるでしょう。

ですから、面接を辞退することを必要以上に深刻に考える必要ありません。

筆者自身も面接を辞退した経験がありますが、特に問題になることもなく、とてもスムーズでした。

「面接の辞退はこんなに簡単なんだ」と、拍子抜けするほどだったので、心配しなくても大丈夫です。

本当に面接の辞退が必要なのであれば、遠慮なく辞退しましょう。

面接を辞退する方法はキャリアアドバイザーへの連絡

リクルートエージェントを通じて応募した企業にであれば、担当のキャリアアドバイザーを通じて辞退の意思を伝える必要があります。

一方、自分で直接応募した企業であれば、企業の担当者に面接のキャンセルの連絡をしましょう。

複数の企業の選考を同時に進めていると、自分で応募したのか、リクルートエージェントを通じて応募したのか、混乱してしまいがちです。

面接を辞退する方法を間違えないように、十分に気をつけましょう。

企業の選考を辞退するタイミング

一次面接の辞退の他にも、選考を辞退するタイミングは色々あります。

基本的にはいつでも辞退できるのですが、上記の中では「内定受諾後の辞退」だけは避けた方が良いでしょう。

そのタイミングで辞退すると、周囲のすべての人から信用を失うことになるので、他の企業の選考にも悪影響が及ぶかもしれません。

内定が得られた場合は、辞退することがないように、慎重に考えてから受諾することが大切です。

２．リクルートエージェントでの一次面接を辞退するときの伝え方

企業だけでなく担当のキャリアアドバイザーにとっても、面接をキャンセルされることは、望ましいことではありません。

言いにくいことだからこそ、キャリアアドバイザーに面接の辞退を伝えるときには、伝え方に工夫が必要です。

また、辞退を伝える際の連絡手段にはメールと電話を選べるので、状況に応じて使い分けましょう。

それでは、順にご紹介します。

メールで面接の辞退を伝える

面接の辞退を伝える場合、面接予定日の数日前までであれば、メールでかまいません。

キャリアアドバイザーはメールを確認して、当日か翌日には「承知しました」という返信をくれるはずです。

返信がない場合には、キャリアアドバイザーがメールを見落としている可能性があります。

すると企業にも面接の辞退が伝わらないので、大きなトラブルに発展しかねません。

キャリアアドバイザーにもう一度メールを送るか電話をして、面接を断る意思を確実に伝えましょう。

面接の辞退を伝えるメールの例文

メールで面接の辞退を伝える際に、どのようなメールを送ればいいのかわからずに、困ってしまうかもしれません。

そこで、メールの例文を紹介します。

キャリアアドバイザーは複数の転職者を担当しつ、たくさんの面接の予定を管理しています。

そのため、「○月○日に予定されていた△△社の面接」というように、他の面接と間違えないように伝えることが大切です。

辞退する理由についても、長文にならない程度に説明しておきましょう。

キャリアアドバイザーにとっても、せっかく予定を組んだ面接が辞退されるのは残念なことなので、「申し訳ない」という気持ちを表す一文を入れると良いです。

電話で面接の辞退を伝える

面接予定日の前日などの直前の場合や、メールに返信がない場合は、電話で面接の辞退を伝えましょう。

電話ならその場ですぐに辞退の意思が伝わりますし、メールのように見落とされる心配もありません。

辞退することが心苦しいと感じていると、連絡をメールで済ませたくなるかもしれませんが、状況に合わせて電話も活用することが大切です。

電話をかけるときは、深夜や早朝の時間は避けて、できるだけキャリアアドバイザーの勤務時間中にかけるようにしましょう。

面接の辞退を伝える電話のやり取りの例

電話をかけるとなると、メールでの連絡よりも緊張するかと思います。

キャリアアドバイザーの携帯電話にかける際のやり取りの例を紹介するので、事前に会話内容をイメージしておきましょう。

メールと同様、他の面接と勘違いされないように、面接の予定日と会社名を丁寧に伝えることが大切です。

辞退の理由は詳しく聞かれる可能性もあるので、質問された場合はきちんと答えるようにしてください。

電話だとメールよりも感情が伝わりやすいです。

「せっかく予定してくれた面接を断ってしまって申し訳ない」という気持ちを込めて、話をしましょう。

３．リクルートエージェントでの一次面接を辞退するときの注意点

リクルートエージェントでの一次面接を辞退することには、特に問題はありません。

ただし、辞退のやり方を間違えると、社会人としての常識を疑われ、企業の担当者やキャリアアドバイザーからの信頼を失ってしまいます。

そうなることを避けるためにも、注意点を押さえておきましょう。

それでは、順にご紹介します。

注意点１．企業に直接伝えてはいけない

面接の辞退を伝えるときには、必ず担当者のキャリアアドバイザーを通しましょう。

企業に直接連絡してはいけません。

これはリクルートエージェントに限らず、他の転職エージェントを利用する場合も同じです。

面接の辞退であれ、他の連絡事項であれ、企業との連絡はキャリアアドバイザーを通じて行うことが原則です。

注意点２．辞退する理由は正直に伝える

面接を辞退する理由は、正直に伝えましょう。

例えば、「親族の葬式のため、面接に行けなくなった」などと嘘をつくと、キャリアアドバイザーに「では、どの日であれば大丈夫ですか？」と聞かれて、困ることになります。

いったん嘘をつくと、その嘘のつじつまを合わせるためにまた嘘をつかないといけなくなり、どんどん苦しくなるでしょう。

そもそも、キャリアアドバイザーは経験豊富なので、つまらない嘘は簡単に見抜いてしまいます。

嘘をつかずに辞退する理由を正直に伝えれば、キャリアアドバイザーはあなたの希望や性格をより理解できるので、それまで以上に的確なサポートをしてくれることが期待できます。

転職活動をスムーズに進めるためにも、辞退する理由は正直に伝えましょう。

注意点３．なるべく早く連絡する

面接の辞退そのものは仕方がないことですが、企業側の負担を減らすために、なるべく早く連絡することを心がけましょう。

企業は採用活動に多くの手間と時間をかけており、一人を面接するために、面接官や会場の確保で無理をしている場合もあります。

企業側にしてみれば、どうせ面接を断られるのでれば、タイミングは早ければ早いほど助かります。

面接を辞退することを決めたら、すぐにキャリアアドバイザーを通して企業に知らせましょう。

４．面接の辞退を認めてもらえなかったときの対処法

まれにではありますが、キャリアアドバイザーに面接の辞退を認めてもらえない場合があります。

リクルートエージェントなどの転職エージェントは成果報酬で、転職が成功した場合のみ報酬が支払われる仕組みになっているため、面談の辞退を引き止められてしまうこともあるのです。

残念ながら、転職先を早く確定させて報酬を得るために、キャリアアドバイザーが無理やり面接を受けさせようとすることも起こりえます。

いざというときに困らないように、こうした場合の対処法を知っておきましょう。

それでは、順にご紹介します。

対処法１．担当のキャリアアドバイザーを変更する

キャリアアドバイザーは、転職者の意思を尊重するのが原則です。

面接を辞退したいと伝えたにも関わらず、面接を無理やり受けさせるようなキャリアアドバイザーなのであれば、担当を変更してもらいましょう。

ただ、担当のキャリアアドバイザーに直接「別の人に替わってほしい」と伝えると、お互いに嫌な気分になってしまうことが多いです。

伝える相手としては、担当のキャリアアドバイザーのマネージャーが最適です。

私の場合、担当のキャリアアドバイザーとの最初の面談の後に、そのマネージャーからメールが届きました。

そのメールでは「ご事情によっては、他のキャリアアドバイザーに担当を変更させていただくことも可能です。ご遠慮なさらずにおっしゃってください」と書かれていました。

似たようなメールは、誰にでも面談後に送られているかと思います。

キャリアアドバイザーを変更してほしい場合には、そのメールの返信として、以下のような文面を送るといいでしょう。

その後、別のキャリアアドバイザーとの面談の場が設けられるため、面談後に「今後はあなたに担当をお願いしたい」と伝えれば、無事に担当が変更になります。

なお、変更を申し出づらい場合は「doda」など、別の転職エージェントを利用することも手段です。

対処法２．他の転職エージェントに切り替える

担当のキャリアアドバイザーを変更しても状況が変わらないのであれば、リクルートエージェントの利用自体をやめるという手もあります。

リクルートエージェント以外にも転職エージェントはたくさんあるので、ひとつにこだわる必要はありません。

また、最初から複数の転職エージェントを利用していれば、リクルートエージェント1社の利用をやめたとしても、転職活動を中断することなく進められます。

転職エージェントの併用については、次の章で詳しく説明します。

５．リクルートエージェント以外の転職エージェントも併用しよう

求人が豊富でサポートも充実しているリクルートエージェントは、おすすめの転職エージェントです。

とはいえ、転職の可能性を広げるためには、複数の転職エージェントを併用することをおすすめします。

ここでは、転職エージェントを複数利用するべき理由と、リクルートエージェント以外のおすすめの転職エージェントを紹介します。

それでは、順にご紹介します。

転職エージェントを複数利用するメリット

利用する転職エージェントは、ひとつに絞る必要はありません。

なぜならば、複数の転職エージェントを同時に利用することで、良い求人や担当者に出会うチャンスを広げられるからです。

一方で、利用する転職エージェントを増やすと、担当者のやり取りが増えたり、スケジュール管理が難しくなるといったデメリットもあります。

とはいえ、大変なのは最初だけです。

3社、4社に登録した場合でも、求人の質や担当者の対応などを比較すれば、最終的に利用するエージェントは1つに絞られてきます。

利用しなくなったエージェントは、すぐに退会しても問題ありません。

自分に処理できるやり取りの数やスケジュール管理の範囲を見極めつつ、リクルートエージェント以外の転職エージェントの利用も検討してみましょう。

おすすめの転職エージェント3選

リクルートエージェント以外におすすめできる転職エージェントは、以下の3社です。

自分の転職活動の状況に合いそうかどうかを考えつつ、ぜひ参考にしてみてください。

どれも無料で利用できるので、とりあえず全部に登録をして、合わなければすぐに退会するというやり方をするのも良いでしょう。

ぜひ色々と試してみつつ、自分に合った転職エージェントを見つけてください。

求人数も転職実績も豊富な「doda」

(引用：doda)

dodaは、人材業界大手の「パーソルキャリア」が運営する転職エージェントです。

リクルートエージェントに次いで求人数が多く、実績も豊富です。

非公開求人の割合が高いので、登録して求人をチェックするだけでも利用する価値があります。

企業からの面接確約オファーが届く場合もあり、書類選考で落とされる心配をすることなく、安心して選考を受けられます。

運営会社	パーソルキャリア株式会社
公開求人数	約130,200件（2022年4月時点）
非公開求人数	約36,200件（2022年4月時点）
おすすめ年代	20代,30代
対応地域	全国+海外
料金	無料
公式サイト	https://doda.jp/
詳しい解説は以下を確認してください。 「doda（デューダ）って実際どうなの？気になる評判と利用前の注意点｜口コミ一覧あり」

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20代の転職支援に注力「マイナビエージェント」

(引用：マイナビエージェント)

マイナビエージェントは、20代・第二新卒などの若手の転職に強みを持つ転職エージェントです。

各業界の転職市場に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているので、転職経験がない若手でも安心して利用できます。

企業の営業を担当するリクルーティングアドバイザーが企業情報を念入りに収集しており、中小企業やベンチャー企業の求人が充実していることも特徴です。

運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	非公開
非公開求人数	非公開
対応地域	全国+海外
料金	無料
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認！マイナビエージェントの気になる評判と全注意点」

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ハイクラス転職を目指すなら「ビズリーチ」

(引用：ビズリーチ)

ビズリーチは、国内最大規模のヘッドハンティング型の転職サービスです。

経歴を登録しておくと、ヘッドハンターが自分の希望条件にマッチする求人を提案してくれます。

受け身で転職活動を進められるので、忙しい人もぴったりです。

求人は年収800万円以上のハイキャリア求人が多く、キャリアアップを目指す人に向いています。

運営会社	株式会社ビズリーチ
公開求人数	約72,400件（2022年4月時点）
非公開求人数	非公開
対応地域	全国+海外
料金	登録無料（一部有料3,278円〜5,478円）
公式サイト	https://www.bizreach.jp/
詳しい解説は以下を確認してください。 「ビズリーチって実際どう？気になる評判と注意点を解説」

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６．【Q&A】リクルートエージェントの気になる疑問を解消！

最後に、リクルートエージェントに関するよくある疑問をこちらにまとめておきます。

順番に回答していきますので、不安を解消しておきましょう。

Q１．対象年齢はある？

リクルートエージェントの対象年齢は16歳以上です。

「16歳以上」という対象年齢は労働基準法で定められていることなので、他の転職エージェントでも16歳未満の人は利用できません。

リクルートエージェントには他に年齢制限にはないので、50代以上の人でも利用できます。

とはいえ、リクルートエージェントの利用者は20〜30代が中心です。

その他の年代向けの求人は比較的少ないので、状況によっては求人が紹介されない場合もあります。

キャリアのある40代の場合は、ハイクラスな求人を保有している「ビズリーチ」を利用することも手段です。

Q２．費用はかかる？

リクルートエージェントでは、費用は一切かかりません。

すべてのサポートを無料で受けられます。

ただし、面談や面接の会場に行く際の交通費などは必要なので、まったくお金をかけずに転職活動ができる訳ではない点には注意しましょう。

Q３．就業経験のないフリーターでも使える？

就業経験のないフリーターでも、リクルートエージェントを利用できます。

ただし、就業経験がないと、十分な求人紹介を受けられない可能性が高いです。

「ハタラクティブ」など、フリーターの就業支援に特化した転職エージェントもありますので、そちらを利用することをおすすめします。

Q４．利用期間に制限はある？

リクルートエージェントの利用期間は、約3ヶ月が目安となっています。

短いのではないかと不安に感じるかもしれませんが、リクルートエージェントの公式サイトには「利用者の多くは約3ヶ月で転職先を決定している」と明記されています。

たとえ3ヶ月が経ったとしても、自動的にサポートが終了する訳ではありません。

リクルートエージェントでは一人ひとりの状況に合わせたサポートをしてもらえるので、状況次第では延長も可能です。

そのため、利用期間については心配し過すぎる必要はないでしょう。

また「無期限にこだわりたい」という場合は、サポート期間に期限がない「マイナビエージェント」との併用もおすすめです。

Q５．リクナビNEXTとは違うの？

リクナビNEXTは、あくまで「転職サイト」ですから、求人探し、応募書類の作成、面接対策、日程調整などを、すべて自分で行うことになります。

一方、リクルートエージェントは、転職支援を行なう「転職エージェント」です。

キャリアアドバイザーから様々なサポートを受けられる点が、リクナビNEXTとは違います。

また、リクルートエージェントであれば、一般には公開されていない非公開求人にも応募できる点も大きな違いです。

Q６．簡単に退会できる？

リクルートエージェントを退会するのは、とても簡単です。

公式サイトの退会フォームを利用して退会の希望の旨を伝えるか、担当のキャリアアドバイザーに直接伝えるだけで、退会の手続きを進められます。

尚、退会の際には、リクルートエージェントに個人情報が残らないようにすると安心です。

個人情報を削除するには、担当のキャリアアドバイザーに伝えるか、お問い合わせフォームから依頼しましょう。

まとめ

リクルートエージェントでの一次面接は辞退できるので、心配しなくても大丈夫です。

面接の辞退は、キャリアアドバイザーを通して企業に連絡されますが、「申し訳ない」という気持ちを忘れず、理由も正直に伝えましょう。

メールと電話のどちらでも構わないので、なるべく早く連絡することが大切です。

必要に応じて一次面接などの選考を断りつつ、転職活動を進めていきましょう。

また、転職の可能性を広げるためには、リクルートエージェント以外の転職エージェントを併用することもおすすめです。

本記事でご紹介した転職エージェントも一緒に活用し、転職活動を成功させてくださいね。

エージェント名	特徴
リクルートエージェント	すべての人におすすめ 取り扱い求人数業界最多
doda	幅広い年代・職種の人におすすめ 豊富な支援実績と手厚いサポート
マイナビエージェント	20代・第二新卒の人におすすめ 親身なサポートを受けられる
ビズリーチ	年収800万円以上のハイキャリア求人が多い ヘッドハンティング型としては国内最大規模