年収が下がる転職なのに大満足？口コミから分かった意外な理由を解説！

転職によって年収が低くなる場合、「生活していけるのか…」「後悔しないか…」など、さまざまな不安が浮かびますよね。

しかし実際のところ、年収が下がっても満足できる転職をした人はたくさんいます。

年収アップだけが成功の形とは限らず、経験を得ることや働きやすさを重視することで、結果的に満足できている人も少なく無いのです。

本記事では、SNSなどの口コミをもとに「年収ダウンでも後悔しない転職にするポイント」をご紹介します。

ぜひ、転職活動の軸を定める参考としてご確認ください。

１．口コミから分かった「年収が下がっても後悔しない転職」とは？

年収が下がる転職をしても、後悔していない人が多くいます。

転職の軸は人それぞれであり、「年収」以外を軸に定めることで、満足のいく転職を叶えている人はたくさんいるのです。

では、年収を下げる転職を受け入れている人は、他のどんなポイントを重視して転職活動を行っているのでしょうか？

この章では、SNSなどの口コミをもとに6つの成功例をご紹介します。

成功例１．やりがいのある仕事に挑戦

やりがいのある仕事に転職した人は、年収が下がっても満足していることが多いです。

以下のように、年収が下がってもやりがいのある仕事に挑戦して、結果的に満足している方々のツイートも見られました。

スタートアップ転職は年収は下がる分メリットがある（裁量/経験/SOなど）って言ったりするけど、まず大前提としてめちゃくちゃ楽しいんですよね。本当にそこにしか無い喜びがある。だから他のメリットとバーターではないし、トレードオフを気にしすぎて機会損失してる人は本当にもったいないと思うなー

— Koichi Tsunoda | CFO @Yappli (@KoichiTsunoda) December 29, 2019

うちの経営陣はほぼ全員が、年収100-200万下がる転職を1回は経験している。「その時バリューの高い仕事」にしがみつかず、自分の頭で考え、「これからバリューが上がる仕事」に飛び込み、成果を出す。口で言うのは簡単だけど、当時怖かっただろうな。。600万→400万という人もいて震えた。

— 世一英仁キュービックCEO/Founder (@41hide) June 12, 2020

 自分が成長できて、先駆的なサービスを提供するなどの仕事に転職した人は、年収が下がっても満足しやすいと言えるでしょう。

成功例２．自分に合った職種への転職

年収が下がっても、自分に合った職種に転職できると満足する場合が多いです。

以下のように、未経験の職種に年収ダウンで転職でした方々のツイートも見られました。

前の転職
クリエイター→エンジニア
年収50万位下がる

今回の転職
エンジニア→エンジニア
年収150万位上がる

— 十六茶 (@halevy_9th) March 31, 2016

転職と年収のはなし。

20代は特に年収よりも経験を重視すべき。

僕は年収一時ダウンで大手の超安泰企業のエンジニア→ベンチャーのコンサルに移ったけど、結果的には28才で前職の同期の1.5倍くらい稼げるようになった。

これからも自分が不安を覚える道を常に選んでいきたい。

— ryu【凡人のキャリア戦略】 (@ryu_career) June 4, 2020

このように、年収が下がっても自分に合う職種に転職できると、経験を積んだ後には、前職より年収が上がる可能性も高いです。

やりたい仕事を見つけたい方、未経験の職種に転職したい方におすすめの記事を以下に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

成功例３．憧れの企業への転職

企業理念に深く共感するなど、憧れている企業への転職をすると年収ダウンが気になりにくいです。

以下のように、憧れの会社に転職して満足した方々のツイートも見られました。

前の転職は、どんな仕事をしたいかまだ分からない状態での転職。

でも今は、たくさんの業務経験を通して、本当にやりたい事はこれだと分かった。

そして会社を選ぶときにしたことは、自分の考え方と企業理念のマッチ度。

こういう選び方も悪くないじゃないかなって思う(^^)

— 一助@独立に向けて勉強中 (@itisukee) April 25, 2019

アパレルに転職が決まってから
なんだかもの凄くウキウキしてて

可愛い人とかお洒落な人とか
見るのが大好きだったから、

憧れとか羨ましいと思ってた世界に
思い切って飛び込んで、今度は精一杯
自分の人生楽しんでやろうと思う。

— (@KA85838120) July 14, 2020

このように、本当にやりたかった仕事に転職できた場合には、年収が下がったとしても活き活きと勤められるでしょう。

成功例４．労働環境がいい企業への転職

労働環境がいい会社に転職ができた場合、年収が下がっても転職成功と感じる人が多いです。

以下のように、年収ダウンしたが年間休日が増えた、という内容のツイートも見られました。

体が一番ですよね、僕も転職して年収200万円ダウンしたけど有給フル消化できるようになったので年間休日は120→140日くらいになりましたよ☺️

— 痔リーマンせどり大家 (@kebobo_mojao) March 14, 2020

休む時間が少ない会社に居続けると、体調を崩しかねません。

病気療養で働けなくなるリスクが高い会社で働き続けるより、年収ダウンしてでも労働環境がよい会社に転職するほうが、経済的にも安心と言えるでしょう。

成功例５．プライベートを優先できる職場への転職

年収が下がってもプライべートの時間が増える転職は、成功と感じる場合が多いです。

以下のような、年収ダウンでも休みが増えたおかげで健康的に暮らせる、という内容のツイート見られました。

しかし良い転機にも恵まれ、細々と続けていた転職活動が実り晴れて内定が取れました。キャリアチェンジなので多少の年収ダウンはしますが、カレンダー通りの健康的且つ婚活のしやすい生活になります。
憧れの習い事や金曜の開放感やサザエさん症候群を味わえることになりうれしみ！うれしざわ！(違う

— すんちゃん婚活中 (@sunchan201809) December 6, 2018

人によって大事なものは、仕事、趣味、家族などそれぞれ異なります。

一番大事なものを優先できようになると、転職に満足する可能性が高いでしょう。

成功例６．自由に働ける職場への転職

現在、高年収の職場で息苦しさを感じているのなら、年収が下がる転職でも満足できる可能性が高いです。

以下のような、あえて年収を下げる転職をする、という内容のツイートも見られました。

特殊な考えであるという自覚はあるのですが、自分は年収が上がりすぎるとあえて下げる方向に転身する癖があります。身の丈以上に年収が上がりすぎると自由がなくなるからです。

…で、年収半分になっても新しいこと学べる環境の方を選ぶのですが、そうするとまた勝手に前の年収を超えているのです。

— えとみほ（江藤美帆） (@etomiho) June 3, 2020

このように、身の丈に合う年収で働くことで、「高い年収をもらっているから！」という余計なプレッシャーなく自由に業務をこなすことができます。

結果的に、自由でのびのびした発想や行動が業績につながり、年収が上がりやすいと言えます。

２．転職で年収が下がる場合の注意点

年収が下がる転職をする場合に、注意してほしい点があります。

「こんなはずでは！」と後悔して、また転職することがないように、ぜひ確認してください。

年収が下がっても心のゆとりを保てそうか考える

下がる年収は10%程度でおさめるとよいでしょう。

なぜなら、極端に年収が下がってしまうと心のゆとりがなくなってしまうからです。

また、次の見出しでも伝えているように、年収が大幅に下がると前年の住民税で生活が苦しくなる場合もあります。

以下のような、将来がある仕事なら1割ダウンまで許容範囲、という内容のツイートも見られました。

収入やキャリアパスの意味で将来が明るければ1割ダウン〜ステイでも許容範囲かなーって思います。あと年収アップのカラクリが残業代なら以下省略＼(^o^)／#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/zvLDgJi4fM

— ゆーかり (@eucaly_p) March 30, 2019

年収ダウンの転職活動を行うにしても、あらかじめ許容範囲を決めておくことは、後悔のない転職につながるため重要です。

転職した年は住民税の負担が大きくなる

年収が下がる転職をした年は、住民税の負担が大きくなるので注意しましょう。

なぜなら、住民税は前年の高い年収をベースにして計算されるからです。

以下のように、転職して年収が下がると次年度の手取りが激減する、という内容のツイートも見られました。

住民税も前年度年収から算出されるから、転職して年収下がると次年度手取り激減するよね

— Mieko (@mimiekko) October 15, 2017

年収が下がる上に、高い住民税が天引きされるため、予想以上に手取り額が少なくなる場合があります。

しかし、だからといって「年収が下がる転職は無理かな…」と、あきらめる必要はありません。

次章では、年収ダウンのダメージを減らす方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

３．年収ダウンのダメージを減らす３つの方法

年収ダウンのダメージを減らす方法があるなら、ぜひ知りたいですよね。

この章では、年収が下がってもそれを補う方法を3つご紹介します。

ダウン分を補えると知ることで、さらに転職先の幅が広がる可能性もあるため、ぜひチェックしてみましょう。

方法１．出費を減らす

出費を減らして、年収が下がるダメージを減らしましょう。

以下のように、年収が下がる転職をして出費を減らした方々のツイートも見られました。

今日から3月〜(*´꒳`*)
健康診断を受けに行ってくるんだけど、お昼挟むからお弁当持ってきたこれだけでも節約になると思う！転職したら年収下がるから（今までが貰いすぎていただけだけど笑）
晴れててよかった〜☀️

— saori ❤︎❤︎❤︎ (@_x_SAORI_x_) March 1, 2017

年収ダウンを怖れるな

転職して年収100万円下がったけど

スマホの通信費や保険の見直しなどして乗り切った

さらに

・部活遠征費などの月1万円以上の自腹がなくなる

・教員飲み会もない

・残業代がでる

・ストレスでの暴飲暴食がなくなる

実は以前と同じ水準で生活できます#教師からの転職

— さとる@教師からの転職 (@SatoruTeacher) May 24, 2020

 このように、転職後の職場環境によっては、無理なく出費を減らせる場合もあります。

逆に、出費が多そうな職場に転職するときは、年収ダウンの許容範囲を小さくしたり、節約を心がけるようにするとよいでしょう。

方法２．副業をして収入を増やす

転職をしてプライベートの時間が増えた場合には、空いた時間で副業をすると年収ダウンのダメージを減らせます。

ずっとずっと働きたかった業務の求人を発見し、昨日応募しました。人生初の転職活動です。

年収300-400万ほど下がるけど、副業で稼いでるので気になりません。
2年前の自分なら絶対に応募できなかった。

ブログを始めて本当に良かった。

— らいと (@kame3r) November 16, 2018

このように、転職前から副業をして、応募先の幅を広げたパターンもあります。

副業のスキルが新たな仕事につながる可能性もあるため、ぜひ副業を始めることを検討してみてください。

ただし、もちろん「新しい経験を積むために年収ダウンを受け入れたのに、副業で本業が疎かになってしまった」といった本末転倒な事態は避けなければなりません。

方法３．雇用保険の手当をもらう

年収ダウンのダメージを減らすために、雇用保険の手当をもらう方法があります。

以下に、雇用保険でもらえる手当をまとめました。

詳細を知りたい方は、ハローワークの「再就職手当のご案内（PDF）」を確認してみてください。

以下のような、雇用保険の手当金がオススメ、という内容のツイートも見られました。

自分みたいに、他業種へのチャレンジ転職で年収下がる覚悟で飛び込むような人には、特にオススメしたい手当でした。

気になる人は、「再就職手当」とか
「職業促進定着手当」のキーワードで調べてみてください！

山ほど記事は出てきます❗️
（人生の先輩方に感謝を❗️）

— なおと＠放射線技師→エンジニア (@190131start) August 22, 2019

新卒1年で会社辞めて、
退職から1ヶ月後にエンジニア転職してドタバタだったけど、ちゃんとハロワ行こう。

1ヶ月後に転職でも37万もらえるぞ。
雇用保険払ってるんだ。
堂々と取りに行こう☺️ pic.twitter.com/2LvQhZHFnQ

— なおと＠放射線技師→エンジニア (@190131start) August 21, 2019

このように、40万円近くの手当が給付される場合もあるため、積極的に利用するとよいでしょう。

４．年収ダウンの転職で多い失敗とは？

年収が下がる転職に、失敗してしまう場合があります。

この章では、3つのパターンをご紹介します。

ぜひ参考にして、同じような失敗がないようにしましょう。

失敗１．家族に反対された

年収ダウンの転職を家族に反対されて失敗する場合があります。

転職に対する家族の反対について転職サイト「enミドル」が調査した結果によると、反対理由の第1位は「年収が下がるから」。

家族の反対によって内定辞退をした人は、全体の半数以上でした。

【家族に転職を反対された理由】

【家族の反対を理由に内定を辞退した割合】

『引用：ミドルの転職｜ユーザーアンケート』

このように、家族がいる方が年収ダウンの転職をする場合には、よく話し合いをする必要があると言えます。

「将来的に年収が上がりやすい」「今の職場では体調を崩してしまう」など、家族が納得しやすい説明をするとよいでしょう。

失敗２．謙虚になりすぎて失敗

転職活動の際に、謙虚になりすぎて失敗することがあります。

以下のような、希望年収を低く伝えたらポテンシャルが低いと思われた、という内容のツイートも見られました。

転職の希望年収伝えるの難しくない？今の年収考えると高望みはしないけど、求人表記の年収より低く伝えたのは不味かった気がする。。。ああいうのって、ヤル気とそれだけのコスト割いてもらえるポテンシャル伝えなきゃいけなかったところだよね。条件結構良かったのに失敗したわ。。。

— おみそ (@ooomso) February 26, 2020

このように、高望みしない謙虚な気持ちが裏目に出てしまうことがあります。

「業務内容にとても魅力を感じているので、低い年収スタートであっても仕事をしたい」など、熱意と合わせて謙虚さを伝える必要があると言えるでしょう。

失敗３．情報収集不足で失敗

転職先の会社の情報収集不足で転職に失敗することがあります。

以下のように、ママに優しいと聞いていたのに入社後にマタハラを受けた、というツイートも見られました。

転職前より給料下がるけど、ママに優しい会社だって聞いて内定もらってた他社より300万給料少なくても選んだ会社が、妊娠発覚した途端年収100万以上ダウンからのアシスタントに降格というマタハラを受けたので、福利厚生が活用されているか働いている人の情報しっかり取ってからが良いと思います

— 阿部 いづみ(井戸) (@matsu20ta14ke09) July 1, 2020

上記のように、求人情報からだけでは、企業の内情までは分かりません。

そのため、気になる会社がある場合は、社員のリアルな声を集めた口コミサイト、転職会議やキャリコネで情報収集するとよいでしょう。

特に「キャリコネ」では、社員の給与明細が見られるので、実際の給与額を事前に知ることができます。

ぜひ積極的に活用しましょう。

さらに、年収の下がりそうな転職を満足度の高い転職をするためには、給与交渉もしてくれる「転職エージェント」の活用がおすすめです。

５．転職活動を始めるならば、まず転職エージェントに登録しよう

これから転職活動を始めるならば、転職エージェントの活用がおすすめです。

応募先の会社に対して、キャリアアドバイザーが年収の交渉をしてくれるため、年収ダウンを抑えられる可能性も高まります。。

この章では、特におすすめの転職エージェントを3つ紹介しますので、ぜひ無料登録を済ませておきましょう。

豊富な求人から選べる「リクルートエージェント」

(引用：リクルートエージェント)

リクルートエージェントは業界最大数の求人を誇る転職エージェントです。

そのため、あなたが希望する年収と業務内容がマッチする求人が見つかりやすいでしょう。

豊富な転職支援の実績をもとにした、丁寧なサポートも求職者に好評です。

転職を考えている方に、まず登録をおすすめしたい転職エージェントです。

運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	約176,100件（2022年4月時点）
非公開求人数	約226,400件（2022年4月時点）
対応地域	全国+海外
料金	無料
公式サイト	https://www.r-agent.com/
詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの？気になる評判と利用前の全注意点」

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中小企業やベンチャー企業の求人も多い「マイナビエージェント」

マイナビエージェントは、やりがいある仕事に転職したい方におすすめの転職エージェントです。

なぜなら、中小企業やベンチャー企業の求人も多く扱っているからです。

任される仕事の範囲が大きい企業で、自分のスキルを試したい方は登録するとよいでしょう。

運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	非公開
非公開求人数	非公開
対応地域	全国+海外
料金	無料
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認！マイナビエージェントの気になる評判と全注意点」

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求人検索だけの利用も可能！気軽に登録するなら「doda」

dodaは、経験者採用や専門職転職に強みを持つ、業界最大手転職エージェントです。

エージェントサービスなしの転職サイトとして利用できたり、スカウトメールによるオファーが待てたりなど、非常に使い勝手の良いサービスと言えます。

まだ自分のペースで求人探しを行いたい…と考えているならば、dodaを優先的に登録しておくのがおすすめです。

運営会社	パーソルキャリア株式会社
公開求人数	約130,200件（2022年4月時点）
非公開求人数	約36,200件（2022年4月時点）
おすすめ年代	20代,30代
対応地域	全国+海外
料金	無料
公式サイト	https://doda.jp/
詳しい解説は以下を確認してください。 「doda（デューダ）って実際どうなの？気になる評判と利用前の注意点｜口コミ一覧あり」

＼スマホで簡単！3分以内で無料登録！／

まとめ

年収ダウンの転職をする場合は、自分が何を一番優先したいか知ることが成功の秘訣です。

以下に、ポイントをまとめました。

転職先の会社の詳しい情報を知りたい、年収ダウンをなるべく避けたい、という方は転職エージェントを活用するとよいでしょう。

おすすめの転職エージェントは以下の3つです。

転職エージェント	特徴
リクルートエージェント	豊富な求人から選べる
マイナビエージェント	中小企業やベンチャー企業の求人も多い
doda	転職サイトとエージェントの2つの機能を持つ

ぜひ、本記事を参考にして、年収ダウンでも満足する転職を成功させてください。