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ビル管理に必要な資格一覧は、様々な種類があります。
電気やガス、空調など、ビル管理をするには様々な分野の知識が必要になるからです。
本記事では ビル管理に必要な資格の難易度や試験内容、資格講座がある学校などを紹介していきます。
取りたい資格が決まっていないときは、まずは資格探しから始めてみましょう。
通信講座「STUDYing」には、幅広い資格講座が用意されています。
STUDYingはスマホで気軽に講義を受けられるので、自分に合った資格がないか、ぜひチェックしてみてください。
1.ビル管理に必要な資格一覧
ビル管理に必要な資格は1つではなく、様々な分野の資格が必要になります。
そこで、ここからはビル管理に必要な各分野の資格と、特にどの資格を取得すればいいのかについて、以下の6つを解説していきます。
それぞれ見ていきましょう。
ビルメンテナンスに関する資格
第一にビル管理に必要な資格は、ビルメンテナンスに関する資格です。
ビルメンテナンスに関する資格は、 ビルの維持管理についての仕事をするために必要になります。
以下がビルメンテナンスに関する資格一覧です。
- 建築物環境衛生統括管理者
- 建築物環境衛生管理技術者
- 建築物清掃管理評価資格者
- 廃棄物管理責任者
- ビルクリーニング技能士
- 衛生管理者
- 空気環境測定従事者
- 清掃作業監督者
電気・ガス関係の資格
第二にビル管理に必要な資格は、電気・ガス関係の資格です。
電気・ガス関係の資格は、 ビルの電気設備の維持や運用、工事、保安を行うために必要になります。
以下が電気・ガス関係の資格一覧です。
- 電気主任技術者
- 電気工事士
- 1級電気施工管理技士
- ボイラー技士
- ガス溶接技能者
- エネルギー管理士
給排水・空調関係の資格
第三にビル管理に必要な資格は、給排水・空調関係の資格です。
給排水・空調関係の資格は、 ビルの給排水装置や空調設備の工事をしたり、保安を行うために必要になります。
以下が給排水・空調関係の資格一覧です。
- 冷凍機械責任者
- 管工事施工管理技士
- 排水設備工事責任技術者
- 給水装置工事主任技術者
ビル管理資格4点セット(ビルメン4点セット)とは
ビル管理の資格について、どれから取得すればいいのかわからなければ、「ビル管理資格4点セット(ビルメン4点セット)」を先に取得しましょう。
「ビル管理資格4点セット(ビルメン4点セット)」とは、ビル管理をするのに必要となる基本的な資格のことで、以下の4つを指しています。
- 第2種電気工事士
- 第三種冷凍機械責任者
- 2級ボイラー技士
- 危険物取扱者乙種4類
2.【ビルメンテナンスに関する資格】建築物環境衛生管理技術者
建築物環境衛生管理技術者とは、 建築物の環境衛生に関する維持管理がなされているか、指導・監督するための資格です。
面積が3,000㎡以上(学校は8,000㎡以上)の建築物では、建築物環境衛生管理技術者を配置しなければならないと「建築物衛生法」に定められています。
ここからは、ビルメンテナンスに関する資格である「建築物環境衛生管理技術者」について、以下の4つを解説していきます。
それぞれ見ていきましょう。
建築物環境衛生管理技術者の受験資格
建築物環境衛生管理技術者は誰でも受験できるわけではなく、 受験資格が定められています。
受験資格は、以下の用途に供される建築物の当該用途部分で、 環境衛生上の維持管理に関する実務に2年以上従事した人です。
- 興行場(映画館、劇場など)・百貨店・集会場(公民館、結婚式場、市民ホールなど)・図書館・博物館・美術館・遊技場(ボーリング場など)
- 店舗・事務所
- 学校(研修所も含む)
- 旅館・ホテル
- その他①〜④までの用途に類する用途
また、建築物の用途に関しては、以下で示すように、 受験資格に該当する用途と、該当しない用途があるので注意してください。
- 受験資格に該当する用途:共同住宅、保養所、寄宿舎、保育所、老人ホーム、病院
- 受験資格に該当しない用途:倉庫、駐車場、工場(浄水場、下水処理場、清掃工場、製造工場など)
「建築物における環境衛生上の維持管理に関する実務」とは、以下の7つのような事務のことです。
- 空気調和設備管理
- 給水・給油設備管理
- 背水設備管理
- ボイラー設備管理
- 電気設備管理
- 清掃及び廃棄物処理
- ねずみ、昆虫等の駆除
建築物環境衛生管理技術者の試験科目は7つ
建築物環境衛生管理技術者の試験科目は以下の7つです。
- 建築物衛生行政概論
- 建築物の構造概論
- 建築物の環境衛生
- 空気環境の調整
- 給水及び排水の管理
- 清掃
- ねずみ、昆虫の駆除
建築物環境衛生管理技術者の資格講座がある学校は「SAT」がおすすめ
建築物環境衛生管理技術者の資格講座がある学校として有名なのは「SAT」です。
「SAT」では通学するのではなく、 WEBで講義動画を見ながら学習することができます。
社会人だと毎日仕事で忙しく、学校に通学する時間が取れない人がほとんどなので、通学が難しいケースも多いです。
「SAT」は自宅で動画を見るだけで学習できるので、仕事で忙しい社会人にもおすすめです。
3.【電気関係の資格】第2種電気工事士
第2種電気工事士の資格は、 建物や施設の電気工事作業を行うために必要となります。
電気工事士には第1種電気工事士と第2種電気工事士があり、2つの資格の違いは、電気工事を行うことができる 建築物の規模や電圧の大きさです。
第1種電気工事士は制限がなく、どのような建築物や電圧であっても工事を行うことができます。
第2種電気工事士は、一般住宅や店舗など、規模が大きくない建物にある 600V以下の電気設備の工事を行うことができます。
ここからは第2種電気工事士について、以下の4つを解説していきます。
それぞれ見ていきましょう。
第2種電気工事士の受験資格
第2種電気工事士には 受験資格がありません。
そのため、年齢、性別、国籍、学歴、職歴に関係なく誰でも受験することができます。
第2種電気工事士の試験内容
第2種電気工事士試験の筆記試験と美脳試験の科目は以下の通りです。
筆記試験
- 電気に関する基礎理論
- 配電理論及び配線設計
- 電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
- 電気工事の施工方法
- 一般用電気工作物の検査方法
- 配線図
- 一般用電気工作物の保安に関する法令
技能試験
- 電線の接続
- 配線工事
- 電気機器及び配線器具の設置
- 電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
- コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
- 接地工事
- 電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
- 一般用電気工作物の検査
- 一般用電気工作物の故障箇所の修理
第2種電気工事士の資格講座がある学校はユーキャンがおすすめ
第2種電気工事士試験の資格講座がある学校で有名なのは、ユーキャンです。
ユーキャンは通学ではなく通信講座のみで学習するので、仕事で忙しい社会人におすすめできます。
しかし、ユーキャンは通信講座のみといっても、 添削指導をしてくれたり、こちらからメールや郵便で質問することができるのです。
そのため、ユーキャンは独学だと不安がある人にもおすすめできます。
4.【給排水・空調関係の資格】第3種冷凍機械責任者
第3種冷凍機械責任者は、 冷凍に関わる高圧ガスを製造する施設で、保安を行うための資格です。
冷凍機械責任者の資格は第1種から第3種まであり、それぞれ以下のように扱える冷凍設備の制限が異なります。
- 第1種:全ての製造施設における製造にかかわる保安
- 第2種:1日の冷凍能力が300t未満の製造施設における製造にかかわる保安
- 第3種:1日の冷凍能力が100t未満の製造施設における製造にかかわる保安
ビル管理の仕事をする場合は、第3種冷凍機械責任者の資格を取得していれば十分だとされています。
一定規模以上の冷凍設備を有する事業所は、冷凍機械責任者の資格を取得した人の中から冷凍保安責任者を選任し、都道府県知事に届け出なければならないと法律で定められています。
ここからは、第3種冷凍機械責任者資格について以下の4つを解説していきます。
それぞれ見ていきましょう。
第3種冷凍機械責任者の受験資格
第3種冷凍機械責任者には 受験資格がありません。
そのため、年齢、性別、国籍、学歴などに関係なく誰でも受験することができます。
第3種冷凍機械責任者の試験科目は2つ
第3種冷凍機械責任者の試験科目は以下の2つです。
- 高圧ガス保安法に係る法令
- 冷凍のための高圧ガスの製造に必要な初歩的な保安管理の技術
第3種冷凍機械責任者の資格講座がある学校は「JATEX」がおすすめ
第3種冷凍機械責任者の資格講座がある学校で有名なのは「JTEX」です。
「JTEX」は、技能・技術系の資格に専門特化した学校で、通学ではなく通信講座しかないのが特徴となっています。
通信講座といっても、受講者には質問券が配布され、 質問券の回数分だけ質問できるようになっています。
独学だと、わからないところがあると挫折してしまいますが、「JTEX」では質問できることで疑問点を解消しながら学習を進めることができます。
5.【ガス関係の資格】2級ボイラー技士
2級ボイラー技士は、 空調や温水ボイラーの操作・点検を行うための資格です。
ボイラー技士には特級、1級、2級の3種類があり、扱えるボイラー設備の伝熱面積の違いがあります。
2級ボイラー技士は、伝熱面積が25㎡のボイラー設備を取り扱うことができます。
ここからは2級ボイラー技士資格について、以下の4つを解説していきます。
それぞれ見ていきましょう。
2級ボイラー技士には受験資格がない
2級ボイラー技士試験は 受験資格がありません。
そのため、年齢、性別、学歴、職歴に関係なく誰でも受験することができます。
2級ボイラー技士の試験科目は4つ
2級ボイラー技士の試験科目は以下の通りです。
- ボイラーの構造に関する知識
- ボイラーの取扱いに関する知識
- 燃料及び燃焼に関する知識
- 関係法令
6.資格取得のためのおすすめ通信講座3選
ビル管理に関する資格や、その他の資格取得にチャレンジしたいと思った人は、通信講座を利用すると効率よく取得を目指すことが可能です。
ここでは、 おすすめの通信講座を3つご紹介します。
おすすめ資格サイト | 特徴 |
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STUDYing |
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ユーキャン |
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たのまな |
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財務や法律系、ビジネス向け資格に強い「STUDYing」
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また、動画講義はもちろん、WEBでみられるテキストや問題集は、スマホでもタブレットでも視聴可能です。
そのため、外出時にはスマートフォンやタブレット、自宅ではPCで…と、勉強する場所を選びません。
通勤途中でも勉強ができるため、社会人には特におすすめの通信資格サイトです。
運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
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資格講座数 | 約26個(2020年7月現在) |
受けられる講座 |
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公式サイト | https://studying.jp/ |
\まずは無料で資料請求!/
講座数150以上!取りたい資格が見つかる「ユーキャン」
「ユーキャン」は、25万人以上が受講している通信講座最大手の資格サイトです。
日商簿記や医療事務といったスキルアップに繋がる資格から、愛犬飼育スペシャリストなど趣味を仕事に繋げられる資格まで幅広く取り揃っています。
講座数が150以上あるため、取りたい資格を見つけやすいです。
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テキストとDVDで勉強を進めていくので、自分のペースで勉強をしたい人には特におすすめです。
運営会社 | 株式会社ユーキャン |
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資格講座数 | 約150個(2020年7月現在) |
受けられる講座 |
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公式サイト | https://www.u-can.co.jp/ |
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事務系・美容や健康など女性向け資格なら「たのまな(ヒューマンアカデミー)」
「たのまな」は、ヒューマンアカデミーが運営する通信講座です。
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質問無制限、受講延長制度などのサポートも利用者からの評価が高い通信講座です。
運営会社 | ヒューマンアカデミー |
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資格講座数 | 約250個(2020年7月現在) |
受けられる講座 |
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公式サイト | https://www.tanomana.com/ |
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まとめ
ビル管理に必要な資格の分野は幅広く、全ての資格を取得するのは非常に大変です。
そのため、 まずは 難易度のあまり高くない2級ボイラー技士から順番に取得していくことをおすすめします。
ビル管理の仕事に興味があるなら、ぜひ今回ご紹介した資格を取得してみてくださいね。
もし、他の資格にもチャレンジしたみたいと思ったら、次の資格サイトで受講するのもおすすめです。
おすすめ資格サイト | 特徴 |
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STUDYing |
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ユーキャン |
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