看護師なるには?資格の取り方や試験の内容について徹底解説!

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資格

看護師になりたいし資格を取りたい。最短で取る方法ってあるのかな?

看護師になるためには、看護師資格が必要です。

看護師資格を取得する方法は、准看護師取得者向け、中卒者向け、高卒者向けと3つのルートがあります。

看護師になるのに年齢制限はなく、資格があれば就職や転職で困らないので、社会人が取得するのに向いている資格です。

そこで、本記事では 看護師資格の取得方法や難易度、資格の種類、社会人が最短で取得する方法などを解説していきます。

この記事を読んでいただければ、看護師資格の取得方法がわかり、看護師を目指せるはずです。

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1.看護師になる方法

看護師とは、医療機関で医師の診断を手伝い、患者の看護をする仕事です。

簡単に言えば 怪我や病気になった人を「治す」ことが仕事になります。

怪我や病気になった時、看護師のおかげで励まされ元気になろう、頑張ろうと思える人も多く、とてもやりがいのある仕事です。

そして、その看護師になるためにはどうすれば良いのかというと、「資格を取ること」しか道がありません。

1-1.看護師になるためには資格を取ること

看護師をになるためには資格を取得する必要があります。

そして、その資格を取得するには、 看護師国家試験に合格する必要があるのです。

しかし、看護師国家試験を受験するには以下の9つの受験資格のいずれかを満たしている必要があります。

  1. 文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学(短期大学を除く。以下「指定大学」という。)において看護師になるのに必要な学科を修めて卒業した者
  2. 文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校(以下「指定学校」という。)において3年以上看護師になるのに必要な学科を修めた者
  3. 文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、都道府県知事の指定した看護師養成所(以下「指定養成所」という。)を卒業した者
  4. 免許を得た後3年以上業務に従事している准看護師又は学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学校を卒業している准看護師であって、指定大学、指定学校又は指定養成所において2年以上修業したもの
  5. 保健師助産師看護師法第5条に規定する業務に関する学校若しくは養成所を卒業し、又は外国において看護師免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が①から③までに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの
  6. 経済上の連携に関する日本国とインドネシア共和国との間の協定に基づき、日本語の語学研修及び看護導入研修を受け、かつ、研修の終了後、病院において看護師の監督の下で国家資格取得を目的として就労している外国人看護師候補者で、厚生労働大臣が1.から3.までに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの
  7. 経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定に基づき、日本語の語学研修及び看護導入研修を受け、かつ、研修の終了後、病院において看護師の監督の下で国家資格取得を目的として就労している外国人看護師候補者で、厚生労働大臣が1.から3.までに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの
  8. 経済上の連携に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定及び看護師及び介護福祉士の入国及び一時的な滞在に関する日本国政府とベトナム社会主義共和国政府との間の交換公文に基づき、日本語の語学研修及び看護導入研修を受け、かつ、研修の終了後、病院において看護師の監督の下で国家資格取得を目的として就労している外国人看護師候補者で、厚生労働大臣が1.から3.までに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの
  9. 過去に6.7.又は8.により受験資格を認められた者
  10. 保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律(昭和26年法律第147号)附則第8項に規定する者

参考:e-Gov

そして、看護師資格の受験資格を得るためのルートは、以下の3つがあります。

  1. 高校卒業後に学校に通う
  2. 中学卒業後に学校に通う
  3. 准看護師免許取得後、学校に通う

このようにどのルートで看護師になるにせよ、学校に通う以外の方法はありません。

①の高校卒業後に学校に通う場合、以下の2つの方法があります。

  • 看護大学、総合カリキュラム校に4年間通う
  • 看護大学、短期大学に3年間通う

②の中学卒業後に高校に進学せず看護師を目指す場合は、5年一貫教育コースの学校に通うしかありません。

すでに准看護師資格を取得している③の場合、看護師国家試験の受験資格を得るには以下の3つの方法があります。

  1. 高卒者の場合、2年間の看護学校に通う
  2. 中卒者の場合、3年間の准看護師としての実務経験を積んだ後に進学する(高等学校専攻科や短期大学には進学できない)
  3. 7年間の准看護師の実務経験を積んだ後、2年間の通信制看護学校を終了する

自分に適したコースで、看護師資格の受験資格を得る必要があります。

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  • 1-2.社会人も学校通えば看護師になれる

    今社会人の人は看護師に転職できないのか?というと、できます。

    社会人も学校に通えば、看護師資格を取得することができ看護師になることです。

    もし社会人が最短で看護師資格を取得したい場合、以下のように 中卒者なのか高卒者または大卒者なのかで最短ルートは異なります。

    1. 中卒者:看護師養成課程校(5年制)に進学する
    2. 高卒者または大卒者:看護専門学校または看護短期大学(3年制)に進学する

    つまり、看護師になるための最短ルートでは、中卒者の場合は5年、高卒者又は大卒者であれば3年です。

    1-3.退院調整看護師に資格は必要ない

    ただ、看護師資格を取らなくても「退職調整看護師」にはなることができます。

    退院調整看護師は、 患者さんの退院支援を行う看護師のことです。

    患者さんが退院すると、入院前とは同じように日常生活を送れないことが多いため、退院した後の生活支援が必要になります。

    「退院調整看護師」は資格ではなく、あくまでも病院での役職です。

    そのため退院調整看護師の仕事をしたいなら、資格を取得するのではなく病院でキャリアを積む必要があります。

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  • 2.看護師資格の試験について

    では、ここからは看護師資格の試験について、以下の3つを見ていきましょう。

    1. 難易度
    2. 科目数
    3. 年齢制限

    それぞれ解説しますね。

    2-1.看護師資格の難易度:合格率は90%

    看護師資格の 合格率は90%です。

    この数字だけを見ると、法事に難易度の低い資格であるように思えます。

    しかし、注意していただきたいのは、 この合格率は新卒者と既卒者の合格率の合計であるということです。

    新卒者の合格率が90〜98%であるのに対して、 既卒者の合格率は20〜60%と大きくかけ離れています。

    既卒者とは、一度不合格になってしまった人や、何らかの理由で在学中に受験できなかった人が、再受験するということです。

    一度不合格になってしまう人だと、もう一度受験しても不合格になってしまうことが多いことを知っておきましょう。

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  • 2-2.試験科目は11科目

    看護師国家試験で出題されるのは、以下の11科目です。

    • 人体の構造と機能
    • 疾病の成り立ちと回復の促進
    • 健康支援と社会保障制度
    • 基礎看護学
    • 成人看護学
    • 老年看護学
    • 小児看護学
    • 母性看護学
    • 精神看護学
    • 在宅看護論
    • 看護の統合と実践

    どの科目も簡単ではなく、量も多いので、かなりの勉強量が必要になってきます。

    2-3.年齢制限はなし

    看護師資格を取得するのに年齢は関係ありません。

    なぜなら、 看護学校への入学や受験資格に年齢制限はないからです。

    看護師の就職や転職も年齢は関係ないので、40代、50代になって看護師を目指す方も少なくありません。

    そのため、看護師は年齢に関係なく目指すことができます。

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  • 3.看護師資格の種類は7つ

    看護師資格には種類があり、大きく分けると以下の7つあります。

    1. 正看護師
    2. 准看護師
    3. 助産師
    4. 保健師
    5. 専門看護師
    6. 認定看護師
    7. 認定看護管理者

    それぞれ見ていきましょう。

    3-1.正看護師

    まず「正看護師」という資格があります。

    一般に「看護師」と言われる場合は、正看護師のことを指しています。

    「看護師」をあえて「正看護師」と呼ぶのは、「准看護師」と対比する場合が多いです。

    正看護師は厚生労働省が認定する国家資格で、この点で都道府県知事免許である准看護師とは異なります。

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  • 3-2.准看護師

    准看護師は、正看護師のように国家資格ではなく、都道府県知事免許です。

    また、准看護師は正看護師よりも少ない年数で資格を取得することができます。

    准看護師は中卒者でも2年間で取得することができるので、学校に入学してから資格を取得するまでの期間は正看護師よりも1、2年早いです。

    ただ、病院によっては正看護師にはできて准看護師にはできない業務が決まっている場合があります。

    そのため、 准看護師は早く資格を取得できる代わりに、正看護師よりも収入などの待遇が低い場合が多いです。

    3-3.助産師

    助産師は、 妊娠、出産、産後ケア、新生児ケアなどを専門にする看護師のことです。

    助産師の資格を取得するには、まず看護師資格を取得する必要があります。

    看護師資格を取得することなく、助産師資格を取得することはできないので注意してください。

    3-4.保健師

    保健師は、 健康教育活動、保健指導などを通じて公衆衛生活動などを行う看護師のことです。

    保健師は公務員である場合と民間企業に就職する場合があり、保健師として働く形態には以下の3つに大別されます。

    1. 都道府県・市町村の保健所・保険センターで働く行政保健師
    2. 企業の産業保険スタッフとして働く産業保健師
    3. 学校で働く学校保健師(養護教諭)

    保健師資格は、看護師資格がないと取得することはできません。

    3-5.専門看護師

    専門看護師は、 より質の高い看護を提供するための知識や技術を備えた看護師のことです。

    専門看護師は、日本看護協会専門看護師認定試験に合格すると取得することができます。

    専門看護師は以下の11分野に分かれています。

    1. がん看護
    2. 精神看護
    3. 地域看護
    4. 老人看護
    5. 小児看護
    6. 母性看護
    7. 感染症看護
    8. 家族支援
    9. 在宅看護
    10. 慢性疾患看護
    11. 急性・重症患者看護

    3-6.認定看護師

    認定看護師は、 熟練した看護技術と知識を有することを認められた看護師のことです。

    認定看護師資格は、日本看護協会の認定看護師試験に合格すると取得することができます。

    認定看護師資格は以下の21分野に分かれています。

    1. 救急看護
    2. 緩和ケア
    3. 小児救急看護
    4. 新生児集中ケア
    5. がん放射線療法看護
    6. がん化学療法看護
    7. 慢性呼吸器疾患看護
    8. 摂食・嚥下障害看護
    9. 感染管理
    10. 透析看護
    11. 手術看護
    12. 糖尿病看護
    13. 集中ケア認定
    14. がん性疼痛看護
    15. 不妊症看護
    16. 慢性心不全看護
    17. 訪問看護
    18. 皮膚・排泄ケア
    19. 脳卒中リハビリテーション看護
    20. 乳がん看護認
    21. 認知症看護

    3-7.認定看護管理者

    認定看護管理者とは、 看護・介護などの医療・福祉施設の管理者になるための資格です。

    認定看護管理者資格は、日本看護協会の認定看護管理者審査に合格すると取得することができます。

    認定看護管理者は、病院や介護施設の副院長や看護部長、訪問看護ステーションの所長などの管理職的な立場で活躍しています。

    4.看護師がレベルアップできる資格

    看護師資格の他に関連する資格を持っていると、収入アップに繋がったり、就職先・転職先の選択肢を広げることができます。

    そこで、ここからは看護師資格を持っている人がさらにレベルアップできる資格として、以下の3つを紹介します。

    1. 診療放射線技師
    2. 遺体感染士
    3. 運動器看護師

    それぞれ見ていきましょう。

    4-1.診療放射線技師

    診療放射線技師は、 放射線を用いた検査や治療業務を行うための資格です。

    診療放射線技師は、一般的には「レントゲン技師」と呼ばれています。

    レントゲンを用いた検査は、診療放射線技師資格がないと行うことができません。

    そのため、 看護師が診療放射線技師資格を取得することで、仕事の幅を増やすことができます。

    診療放射線技師資格を取得する方法は診療放射線技師国家試験を受験することがです。

    診療放射線技師国家試験の受験資格を得るには、以下の3つのルートがあります。

    1. 大学(4年)診療放射線学科
    2. 短期大学(3年)診療放射線学科
    3. 診療放射線技師養成施設(3年)

    4-2.遺体感染管理士

    遺体感染管理士は、 病院や施設の感染を防ぐため、遺体の死後処置を行うための資格です。

    ちなみにこの資格は、看護師が遺体感染管理士の資格を取得することで、看護に限らず葬祭業にも仕事の範囲を広げることができます。

    遺体の腐敗を防止する「エンバーマー」とは異なるので、注意してください。

    遺体感染管理士の資格を取得できるのは、実務経験3年以上の看護師、助産師、介護士、助産師です。

    遺体感染管理士資格を取得するには、遺体感染管理士認定資格養成講座を受講し、試験に合格する必要があります。

    4-3.運動器看護師

    運動器看護師は、 運動器に障害が残ってしまった患者さんのケアを行うための資格です。

    運動器看護師資格を取得することで、事故による外傷や疾患による障害、高齢者の運動機能の維持など、より高水準の運動器看護を行えるようになります。

    運動器看護師資格は、特に整形外科、脳神経外科、脳神経内科、リハビリテーション科の看護師が対象です。

    運動器看護師資格を取得するには、日本運動器看護学会の講座を受講し、認定試験に合格する必要があります。

    5.資格取得のためのおすすめ通信講座3選

    仕事や、家事・育児をしながら資格を取得するのに欠かせないのが通信講座です。

    ここでは、 キャリアピックスおすすめの通信講座を3つご紹介します

    それぞれの通信講座の特徴を、順にご紹介します。

    ①事務系・美容や健康など女性向け資格なら「たのまな(ヒューマンアカデミー)」

    資格難易度 たのまな 資格難易度 たのまな

    たのまな」は、ヒューマンアカデミーが運営する通信講座です。

    『たのしい未来へ導く、学びサポーター』 というコンセプトから、「たのまな」という名前が付けられています。

    事務系はもちろん、女性ならではの美容系やフード系の講座も充実しています。

    「たのまな」の講座は、基本的にテキストとDVDが中心です。

    ただし、学習教材や学習方法は講座によって異なるため、まずは希望の講座ホームページを確認しましょう。

    また、同じ資格取得を目指す者同士のコミュニティがあったり、最寄の校舎でサポートを受けることの出来るコースがあるのも嬉しいポイントです。

    質問無制限、受講延長制度などのサポートも利用者からの評価が高い通信講座です。

     

    ②財務・法律系の国家試験に強い「クレアール」

    資格難易度 クレアール
     
    クレアール」は、1998年設立の資格教育機関です。
     
    公認会計士、税理士、司法書士といった財務・法律系に特に力を入れています。
     
    「クレアール」は、Webに特化した通信学習の専門スクールのため、忙しい方でも時間を効率的に使うことができます。
     
    また、独自の学習法である「非常識合格法」は、勉強時間を圧倒的に減らせるという点で注目されています。
     
    合格に必要な学習範囲だけを徹底的に習得することで、勉強時間は圧倒的に減らすことが可能になるのです。
     

    教員など公務員資格に強い「東京アカデミー」

    資格難易度 東京アカデミー 資格難易度 東京アカデミー

    東京アカデミー」は、全国に75拠点あり、25万人以上が受講している通学・通信講座最大手です。

    「東京アカデミー」では、公務員をはじめ、教員や看護師の採用・資格試験対策の講座を中心に行っています。

    DVDやWEB講義中心の通信講座が多い中、「生」講義にこだわっていることが大きな特徴のひとつです。

    大手ならではのノウハウと、資格に応じた対策と指導ができることが「東京アカデミー」の強味と言えるでしょう。

    まとめ

    看護師資格は、中卒者でも高卒者でも学校を卒業すれば取得できる資格です。

    そのため、看護師資格を持っていると、 特に女性にとっては将来のキャリアプランを立てやすいです。

    もし看護師資格に興味があるなら、ぜひ目指してみてくださいね。

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