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日本では電波法が定められており、無線設備を扱うためには「総合無線通信士」などの資格が必要となるケースがほとんどです。
無線の資格にはさまざまな種類があり、取得することで仕事にや趣味に活かすことが可能です。
本記事では、無線の資格の種類や取得するメリットについて解説します。
1.無線の資格を取得するメリット
無線の資格は、おもに無線設備を操作するためのもの。
資格にはさまざまな種類がありますが、活用できる場は数多くあります。
就職や転職に役立つ
無線設備を操作するためには、資格がなければいけません。
タクシー会社や電気通信事業で無線操作を行う場合は、必ず無線の資格が必要です。
無線設備を扱えることが、一つのスキルとなるため就職や転職に役立ちます。
趣味に活かせる
無線の資格は、仕事だけでなく趣味に活かすことも可能です。
資格を取得することで、5.8GHz帯のドローンやアマチュア無線を楽しむことができます。
「趣味のために資格を取るなんて……」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、アマチュア無線の楽しみ方は外国の人との交信・無線機の自作など、とても幅広いです。
2.無線の資格一覧
以下は、これから紹介する資格の一覧です。
引き続き、それぞれの資格の概要や難易度についてチェックしていきましょう。
総合無線通信士
総合無線通信士は、海上・陸上・航空などさまざまな無線設備を扱うための資格です。
試験科目 |
【三級】
【二級・一級】
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役立つ仕事 |
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海上無線通信士
海上無線通信士は、船舶や海岸局の無線設備を操作するための資格です。
試験科目 |
【四級】
【三級】
【二級・一級】
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役立つ仕事 |
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海上特殊無線技士
海上特殊無線技士は、国際VHF波・無線電話などの設備を操作するための資格です。
試験科目 |
【レーダー級(船舶のレーダー操作限定)】
【三級】
【二級】
【一級】
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役立つ仕事 |
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陸上無線技術士
陸上無線技術士は、電波法に定められている放送局などの設備を操作するための資格です。
試験科目 |
【二級】
【一級】
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役立つ仕事 |
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陸上特殊無線技士
陸上特殊無線技士は、業務無線・衛星を使った通信システムなどを操作するための資格です。
試験科目 |
【三級】
【二級】
【一級】
【国内電信級(国内通信の操作限定)】
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役立つ仕事 |
|
航空無線通信士
航空無線通信士は、航空関係の無線設備を操作するための資格です。
試験科目 |
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役立つ仕事 |
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航空特殊無線技士
航空特殊無線技士は、農薬散布・自家用機などの無線設備を操作するための資格です。
試験科目 |
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役立つ仕事 |
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アマチュア無線技士
アマチュア無線技士は、アマチュア無線局の無線設備を操作するための資格です。
級によって、扱える周波数などの操作範囲が異なります。
試験科目 |
【四級】
【三級】
【二級】
【一級】
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役立つ仕事 |
|
【補足】無線・通信に関わるその他の資格
ここまでチェックした資格は、無線事業者としての資格でした。
しかし、無線・通信に関わる資格は他にも存在します。
資格 | 概要 |
電気通信設備工事担任者 |
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電気通信主任技術者 |
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取得する資格によって、できることが異なります。
無線や通信が関係している資格は数多くあるので、ぜひ複数の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
まとめ
無線の資格には、複数の種類が存在します。
種類によって内容が異なるので「 なにを目的として資格を取得するのか」を考えることが大切です。
無線の資格は自分自身のスキルとなるため、就職や転職にも役立つでしょう。
【参考】