VBAの資格とは?資格の種類や難易度・勉強方法などを解説!

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資格

VBAの資格を取りたいけど、どんな種類があるんだろう?独学で資格を取るのは難しいのだろうか?

VBAの技能があることを証明できると、仕事をする上で有利になります。

しかし、VBAの資格は国家資格ではないため、どのような種類があるのか、どのくらい難しいのかがあまり知られていません。

そこで、今回はVBAの資格について、 資格の種類や資格を取得するメリット、試験内容、勉強方法などを解説していきます。

この記事を読んでいただければ、VBAの資格を取るメリットが知れて、資格取得のモチベーションへ繋がりますよ。

ぜひ、最後までご覧ください。

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1.VBAの資格とは?

VBAとは、 マイクロソフトのオフィス製品に搭載されているプログラミング言語のことです。

ここからはVBAの資格について、以下の3つを解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

VBAエキスパートはVBAの技能を認定する民間資格

VBAエキスパートは、 VBAの技能を認定する民間資格です。

認定団体はマイクロソフトではなく「株式会社オデッセイコミュニケーションズ」なので注意しましょう。

現時点では、 VBAエキスパート以外にVBAに関する資格はありません。

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VBAエキスパートの種類は2つ

VBAエキスパートは以下の2種類の資格に分かれています。

それぞれの特徴について解説していきます。

<Excel VBA(ベーシック・スタンダード)>

Excel VBAは、 オフィス製品であるエクセルの技能を認定する試験です。

Excel VBAの資格は、レベル別に以下の2つに分かれています。

  1. ベーシック
  2. スタンダード

ベーシックは EXcel VBAの基本的な文法や基礎的なマクロの記述・読解能力が問われます。

それに対して、スタンダードは ベーシックよりもさらに高度な能力が問われる試験です。

<Access VBA(ベーシック・スタンダード)>

Access VBAは、 オフィス製品であるアクセスの技能を認定する試験です。

Access VBAも、Excel VBAと同じように以下の2つのレベルに分かれています。

  1. ベーシック
  2. スタンダード

ベーシックは、Access VBAの 基本的な文法や、関数、オブジェクト操作、SQLなどの基本的な理解力が問われます。

スタンダードは、ベーシックよりも高度な知識に加えて、 配列やファイルの操作、ユーザフォームの利用についての知識も問われる試験です。

VBAエキスパートとMOSの違いは能力の差

VBAエキスパートとMOSの違いは、 プログラミング能力を問われるかどうかです。

VBAエキスパートとMOSはいずれもオフィス製品の技能を認定する資格であるという点で共通しています。

しかし、MOSの試験はあくまでもエクセルやワードなどのオフィス製品を使えるかどうかを判定するもので、プログラミングの技能は問われません。

それに対して、VBAエキスパートの試験は、オフィス製品搭載のプログラミング言語である「VBA」を扱えるかどうかが問われます。

2.VBAエキスパートを取得する3つのメリット

ここからはVBAエキスパートを取得するメリットについて、以下の3つを解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

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メリット1.就職・転職の書類審査や面接でアピールできる

VBAエキスパートの資格を取得することの第1のメリットは、 就職や転職の書類審査や面接でアピールできることです。

その理由として、ほとんどの会社ではマイクロソフトのオフィス製品を使用して事務作業を行なっていることが挙げられます。

特に、VBAエキスパートはプログラミングの技能に関する資格であるため、MOSよりもさらに高度な技能を持っていることをアピールできるのです。

メリット2.給料アップにつながる

VBAエキスパートの資格を取得することの第2のメリットは、 給料アップにつながることです。

その理由として、VBAエキスパートはMOSよりも高度が技能を証明できるため、事務作業を行う仕事で重宝されることが挙げられます。

また、他の部署に異動したい場合に、VBAエキスパートを持っていると希望が通りやすくなるということもあるのです。

メリット3.VBAを習得すると仕事の効率がアップする

VBAエキスパートの資格を取得することの第3のメリットは、 仕事の効率がアップすることです。

VBAの言語を習得すると、それまでエクセルやアクセスで手作業で行なっていたことを、コードを書くことで自動化することができます。

それまで手作業で行なっていたことを自動化できることで、作業時間を大幅に短縮し、仕事の効率アップにつながるのです。

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3.VBAエキスパートの試験について

ここからはVBAエキスパートの試験ついて、以下の2つを解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

試験概要

VBAエキスパートの「Excel VBA」の試験概要は以下の通りです。

  ベーシック スタンダード
問題数 40問前後 40問前後
出題形式 択一問題、複数選択式問題 択一問題、複数選択式問題、穴埋め式問題
試験方法 コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式
試験時間 50分 50分
合格基準 650~800点(1000点満点) 650~800点(1000点満点)
受験料(一般) 12,960円(12,000+消費税8%) 14,580円(13,500+消費税8%)
受験料(割引受験制度適用) 11,664円(10,800+消費税8%)  13,176円(12,200+消費税8%)
参考:「VBAエキスパート公式サイト

VBAエキスパートの「Access VBA」の試験概要は以下の通りです。

  ベーシック スタンダード
問題数 40問前後 40問前後
出題形式 択一問題、複数選択式問題 択一問題、複数選択式問題、穴埋め式問題
試験方法 コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式
試験時間 50分 60分
合格基準 650~800点(1000点満点) 650~800点(1000点満点)
受験料(一般) 12,960円(12,000+消費税8%) 14,580円(13,500+消費税8%)
受験料(割引受験制度適用) 11,664円(10,800+消費税8%)  13,176円(12,200+消費税8%)
参考:「VBAエキスパート公式サイト

試験科目

VBAエキスパートの「Excel VBA」の試験科目は、以下のようにベーシック・スタンダード共に10科目です。

ベーシック スタンダード
マクロとVBAの概念 プロシージャ
マクロ記録 イベント
VBAの構文 ステートメント
変数と定数 関数
セルの操作 エラーへの対処
ステートメント APIとOLEオートメーション
ブックの操作 変数と配列
シートの操作 レジストリの操作
デバッグの基礎 ファイルの操作
マクロの実行 ユーザーフォームとメニューの操作
参考:「VBAエキスパート公式サイト

VBAエキスパートの「Access VBA」の試験科目は、以下のようにベーシックは6科目、スタンダードは5科目です。

ベーシック スタンダード
データベース基礎 VBAエキスパート「Access VBA Basic」レベルの理解
SQL基礎 SQL応用
マクロとDoCmd プログラミングのトレース能力とデバッグ
フォームとレポート VBA応用テクニック
Visual Basic Editorの使い方 ADOやDAOによるデータベース操作
VBAの基礎知識と文法
参考:「VBAエキスパート公式サイト

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難易度:合格基準は得点率60〜80%

VBAエキスパートの合格基準は、1000点満点中650〜800点なので、 得点率は60〜80%です。

合格率は公表されていませんが、パソコンに関する資格ではMOSよりも難しいとされています。

4.VBAエキスパートの勉強方法と勉強期間

ここからはVBAエキスパートの学習方法や勉強期間について、以下の4つを解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

方法1.学習サイト

VBAエキスパートの第1の勉強方法は、 学習サイトを利用することです。

学習サイトのいいところとして、 テキストなどを購入する必要がないことと、自宅にいながら学習できることが挙げられます。

なるべく費用を安く抑えたい人や、学校などに通う時間がない社会人などにおすすめです。

VBAエキスパートの学習サイトとして有名な3つのサイトをご紹介します。

学習サイト 特徴
Excelエクセルマクロ・VBA塾 VBAの基礎から段階的に学習していくことができる
ドットインストール 1話3分前後の動画を見ながら学習することができる
mougu(モーグ) サンプルがダウンロード可能で、手元に置きながら学習できる

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方法2.テキスト・過去問を解く

VBAエキスパートの第2の勉強方法は、 テキスト・過去問を使って勉強することです。

テキスト・過去問を使用することで、よりレベルの高い問題を解いたり、本試験の過去問に挑戦することで習熟度を確認することができます。

「VBAエキスパート公式テキスト」という専用のテキストが販売されているので、このテキストを使って学習するのがオススメです。

方法3.学校へ通う

VBAエキスパートの第3の勉強方法は、 学校に通って勉強することです。

学校に通う場合、独学よりも費用はかかってしまうものの、わからないところがあったらすぐに質問できるというメリットがあります。

VBAエキスパートの資格講座がある学校として、以下の3つが有名です。

学校 特徴
ISAパソコンスクール 通学と通信を選ぶことができる
TACパソコンスクール 教室での少人数指導講座がある
AVIVAアビバ 個別カウンセリングで自分に合ったサポートを受けられる

勉強期間は2〜3週間

VBAエキスパートの 勉強期間は2〜3週間です。

もちろん、勉強にどのくらい時間がかかるかは個人差があるので一概には言えません。

しかし、おおまかな目安としては、 トータルの勉強時間では20時間前後、勉強期間として2〜3週間となっています。

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まとめ

VBAの資格はVBAエキスパートのみで、ExcelやAccessの技能を判定することができます。

VBAエキスパートの資格を取得することで、 就職や転職で有利になるだけでなく、仕事の効率化を図ることにも繋がります。

もしVBAに興味があるなら、ぜひ資格を取得してVBAのエキスパートとして活躍してください!

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