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ワインが好きでよく飲むという方の中には、「資格にチャレンジしてみたい」と思っている方もいますよね。
資格を取得することで、ワインについての知識を持っていることをアピールすることができます。
知識を得ることで、さらにワインを楽しんで飲めるようになるかもしれません。
本記事では、ワインの資格の種類や、どのような試験をするのか、試験に合格したらどのようなメリットがあるのかなどを紹介します。
1.ワインの資格の種類
ワインに関する資格としておさえておきたいのは、主に以下の6つです。
中でも、日本で特に認知度が高いものは、日本ソムリエ協会認定のワインエキスパートです。
知名度が高く、ワイン業界で働いている多くの方々が目指す資格です。一般的に言う「ソムリエ」は日本ソムリエ協会の資格のことを表しています。
それでは、各資格を簡単に確認していきましょう。
日本ソムリエ協会(JSA)主催のワイン検定
日本ソムリエ協会(JSA)主催のワイン検定は、ワインのプロ向けの資格です。
検定のレベルは、ブロンズクラスとシルバークラスに分かれています。
ブロンズクラスは、入門編として最適な資格です。家庭でワインを楽しむための知識を習得します。
シルバークラスは、ブロンズクラス合格者が受験可能です。
レストランやワインショップで、アドバイスをもらいつつ、好みのワインを選ぶための知識を習得します。
試験レベル | ブロンズクラス、シルバークラス |
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受験資格 | 20歳以上であれば誰でも受験可能 |
試験時期 | 年3回程度 |
受験料 |
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公式サイト | https://www.winekentei.com/ |
全日本ソムリエ連盟(ANSA)主催のワイン検定
全日本ソムリエ連盟(ANSA)主催のワイン検定は、消費者がよりワインを楽しめることを目的とした資格です。
検定のレベルは、1~3級に分かれています。
1級のみ、2級に合格していないと受験できませんが、その他の級は20歳以上であれば受験可能です。
各級に求められる知識・経験は以下の通りです。
- 3級:ワインや関連知識についての基礎知識を習得していることを求められる
- 2級:3級以上にワイン等の関連知識を習得していることが求められる
- 1級:ワインの法律や地理、特徴と魅力の理解が必要。 ワインのあらゆる知識に精通している必要がある。
どれもテイスティングはありませんので、お酒が苦手という方でも、安心して受験可能です。
試験レベル | 1~3級 |
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受験資格 | 20歳以上であれば誰でも受験可能 |
試験時期 | 会場によっては、ほぼ毎月開催 |
受験料 |
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公式サイト | https://ansa-w.com/ |
ワインエキスパート
ワインエキスパートは、日本ソムリエ協会が主催するワイン愛好家向けのワイン資格です。
ワインエキスパートは、20歳以上であれば誰でも受験することができます。
実務経験が必要ありませんが難易度が高いため、準備して臨む必要があります。
試験レベル | ワインエキスパートのみ |
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受験資格 | 20歳以上であれば誰でも受験可能 |
試験時期 | 1年に一度開催(8月) |
受験料 | 17,210円~(協会会員かどうかによって変動) |
公式サイト | https://www.sommelier.jp/exam/ |
ソムリエ
職業名にもなっている「ソムリエ」には、日本ソムリエ協会が主催しているものと、全日本ソムリエ連盟が主催しているものがあります。
そもそもソムリエとは、レストラン等の飲食店で、ワインに関する給仕をおこなう人のことです。
専門知識を活かして、お客さんの要望や食事に合ったワインを選ぶのが仕事になります。
日本ソムリエ協会が主催しているものは、3年以上のアルコール関連業界での職務経験が必要です。
レストランやバーでの勤務証明の提出が求められます。
一方、全日本ソムリエ連盟が主催しているものは、職務経験の規定がなく、20歳以上であれば受験することができます。
日本ソムリエ協会が主催しているものがプロ向け、全日本ソムリエ連盟主催のものは愛好家向けと考えられているようです。
日本ソムリエ協会主催のソムリエ | 全日本ソムリエ連盟主催のソムリエ | |
受験資格 | 20歳以上で3年以上の実務経験がある者 | 20歳以上であれば誰でも受験可能 |
試験時期 | 1年に一度開催(8月) | 会場によっては、ほぼ毎月開催 |
受験料 | 17,210円~(協会会員かどうかによって変動) | 47,200円~(学習方法によって変動) |
公式サイト | https://www.sommelier.jp/exam/ | https://ansa-w.com/ |
ワインコーディネーター
ワインコーディネーターは、全日本ソムリエ連盟が主催するワイン資格です。
受験時に「ワインコーディネーター」か、「ソムリエ」を選ぶことができます。
ソムリエがワインに特化したアドバイスをおこなうのに対し、ワインコーディネーターは飲み方の違いやワインに合う料理をおすすめする力も必要です。
試験内容は、ワインコーディネーターもソムリエも同じです。どちらを選ぶかは自分で選択することができます。
受験後に変更はできませんので、よく考えてから申し込みをしましょう。
試験レベル | ワインコーディネーター |
---|---|
受験資格 | 20歳以上であれば誰でも受験可能 |
試験時期 | 会場によっては、ほぼ毎月開催 |
受験料 | 47,200円~(学習方法によって変動) |
公式サイト | https://ansa-w.com/ |
WSET(Wine & Spirit Education Trust)
WSET(Wine & Spirit Education Trust)は、ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関が認定する資格です。
認定資格はLevel1~Level4まで分かれており、合格後に修了コースであるDiplomaを取得することができます。
各レベルとも、当該講座の受講が必要です。受講することで、初めて受験資格を得ることができます。
日本ソムリエ協会主催の検定と、全日本ソムリエ連盟主催の検定は、どちらも日本国内のみの資格です。
一方でWSETは、世界中で開催されている国際的な資格です。そのためLevel4は、英語での受験が必須とされています。
国際的な資格ですので、海外でも活用できる資格ですが、レベルも高いので、日本国内の資格を取得してから目指してみるのもおすすめです。
試験レベル | Level1~4 |
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受験資格 | 各レベルの講座受講者 |
試験時期 | 年2回(4月、10月) |
受験料 |
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公式サイト | https://jpsk.jp/examination/wset_wine.html |
2.ワインの知識を深めるなら「ワイン検定」がおすすめ
ワインの入門的に資格を受けるのであれば、「ワイン検定」がおすすめです。
ワイン検定は日本国内での認知度も高く、ワイン好きであれば知っている人が多い資格。
受験料の負担もそこまでではなく、資格取得を目指していく過程でワインを学ぶことが出来ます。
「ワイン検定」には、日本ソムリエ協会主催のものと、全日本ソムリエ連盟主催のものがあるので、れぞれの特徴をご紹介しましょう。
日本ソムリエ協会(JSA)のワイン検定の特徴
日本ソムリエ協会(JSA)のワイン検定には、ブロンズクラスとシルバークラスの2つのランクがあります。
先ほどもご紹介したように、ブロンズクラスは家庭でワインを楽しむための知識が習得可能です。
シルバークラスは、アドバイスをもらいつつ、好みのワインを選ぶための知識を習得します。
20歳以上であれば受けることが出来ますが、シルバークラスはブロンズクラスに合格していないと受けることができません。
難易度は高くなく、申し込み後に送付されるテキストの内容を把握しておけば、合格できるレベルと思っておきましょう。
受験料は、テキスト代と認定料を含めて、ブロンズクラスが11,000円、シルバークラスが15,000円です。
両クラスとも一年に一度の開催です。詳しい日程は年により異なりますが、秋頃開催されています。
日本ソムリエ協会のワイン検定の試験内容
日本ソムリエ協会のワイン検定の試験内容は、ブロンズ、シルバー両クラスとも筆記試験のみです。
ブロンズクラスは、自分好みのワインを選んだり、食事や気分に合うワインを選んだりといったように、家庭でワインを楽しむための基本的な知識を問われます。
シルバークラスは、ソムリエやワインアドバイザーと相談して、ワインを選ぶようになるための内容です。
日本ソムリエ協会のワイン検定の合格率
日本ソムリエ協会のワイン検定の合格率は発表されていないため、詳しい合格率は不明です。
ブロンズクラスは基本的な内容が中心であるため、合格率は高い傾向にあります。
一方、シルバークラスは難易度が高く、しっかりと勉強しておくことが必要です。
日本ソムリエ協会のワイン検定の勉強方法
日本ソムリエ協会のワイン検定は、両クラスとも認定試験の直前に講習会が開催されています。 その講習会の内容をしっかりと覚えておくことが、合格への近道です。
講習会の費用は、受験料に含まれています。
試験当日に開催される講習会は、受講が必須です。
講習会では最重要項目を伝えられます。
事前にテキストを確認し、その場で初めて知ることがないよう、予習しておきましょう。
全日本ソムリエ連盟(ANSA)のワイン検定の特徴
全日本ソムリエ連盟(ANSA)のワイン検定は、1~3級までのランクがあり、20歳以上であれば誰でも受験することができます。
ただし、1級を受ける場合は、2級の合格が必要です。
筆記試験は各級ともマークシートによりおこなわれ、基本的な内容が多いため、試験レベルは高くありません。
受験料は、1級が4,700円、2級が4,200円、3級が3,650円です。
試験は年に1度開催しており、年により異なりますが、だいたい秋頃に開催されています。
全日本ソムリエ連盟のワイン検定の試験内容
全日本ソムリエ連盟のワイン検定の内容は、ワインの歴史や文化、製法などから飲酒のモラルやマナーまで多岐にわたります。
全日本ソムリエ連盟によると、合格するためには以下の基準を満たす必要があります。
- 1級:ワインとソムリエおよびワインの周辺知識のあらゆることに精通している者
- 2級:ワインに関する法律と地理、またその特徴と魅力を理解する者。また、第3者に提供できる者。また、ワインの周辺知識の基礎知識を習得している者
- 3級:ワインおよび周辺知識に関する、基礎知識を習得している者
引用:(全日本ソムリエ連盟公式サイト)
つまり、3級はワインについて興味を持ち始めたばかりの人向け。一方で、1級はワインについて幅広い知識を持っているベテラン向けの資格になります。
まずは下位級から受験し、徐々にランクを上げていくとスムーズです。
全日本ソムリエ連盟のワイン検定の合格ライン
全日本ソムリエ連盟のワイン検定では、合格率は公表されていませんが、3級は基本的な内容において70点以上で合格です。
しかし1級は85点以上獲得しなければならず、総合的な知識が必要とされています。
全日本ソムリエ連盟のワイン検定の勉強方法
全日本ソムリエ連盟のワイン検定は、 すべてマークシートでの出題となるため、固有名詞を覚えるよりは、しっかりと内容を整理して覚えることが大切です。
産地の位置関係など基本的な内容をしっかりと覚えておけば、十分に合格することができます。
全日本ソムリエ連盟のサイトから「ワインの基」というテキストが購入可能です。
資格取得を考えているのなら、手に持ってくと良いでしょう。
3.ワイン検定合格後にできること
最後に、日本ソムリエ協会と全日本ソムリエ連盟、それぞれのワイン検定合格後にできることをご紹介します。
全日本ソムリエ協会のブロンズクラスに合格すると、認定カードと認定バッジを受け取ることができます。
シルバークラスに合格すると、認定カードと認定バッジ、またシルバークラスの呼称が書かれた名刺を使用することも可能です。
全日本ソムリエ連盟のワイン検定の場合は、合格すると、各級に合わせた認定カードと認定証を受け取ることが可能。
認定カードや認定証を持っていることで「ワインの知識がある」という客観的な証明になります。
ワインの知識や選び方は、常に知識を更新していかなければいけません。
ワインを楽しみつつ、資格を活用できるような仕事やイベントを探してみるのも良いですね。
4.資格取得のためのおすすめ通信講座3選
以下で紹介する通信講座は、インテリアコーディネーターやウイスキープロフェッショナル検定などといった資格取得が目指せます。
ワインの資格は取り扱っていませんが、趣味を活かせる様々な資格を取ることが可能です。
プロの講座を受けられたり、自宅で受験が可能なものもあり、簡単に取れる資格もあるため、ぜひ使ってみてください。
ここでは、資格探しにおすすめの通信講座を3つ紹介していきます。
おすすめ資格サイト | 特徴 |
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ユーキャン |
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たのまな |
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STUDYing |
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講座数150以上!取りたい資格が見つかる「ユーキャン」
「ユーキャン」は、25万人以上が受講している通信講座最大手の資格サイトです。
医療事務といったスキルアップに繋がる資格、愛犬飼育スペシャリストなど趣味を仕事に繋げられる資格まで幅広く取り揃っています。
講座数が150以上あるため、取りたい資格を見つけやすいです。
「独学では不安」という人はユーキャンから始めてみてはいかがでしょう。
テキストとDVDで勉強を進めていくので、自分のペースで勉強をしたい人には特におすすめです。
運営会社 | 株式会社ユーキャン |
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資格講座数 | 約150個(2020年7月現在) |
受けられる講座 |
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公式サイト | https://www.u-can.co.jp/ |
\まずは無料で資料請求!/
事務系・美容や健康など女性向け資格なら「たのまな(ヒューマンアカデミー)」
「たのまな」は、ヒューマンアカデミーが運営する通信講座です。
インテリアコーディネータの他、事務系や美容系やフード系の講座など、女性ならではの資格が充実しています。
「たのまな」の講座は、オンライン講座やテキスト・DVD講座と学習スタイルを選べるので、無理のないペースで勉強が可能です。
また、同じ資格取得を目指す者同士のコミュニティがあったり、最寄の校舎でサポートを受けることの出来るコースがあるのもおすすめポイント。
質問無制限、受講延長制度などのサポートも利用者からの評価が高い通信講座です。
運営会社 | ヒューマンアカデミー |
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資格講座数 | 約250個(2020年7月現在) |
受けられる講座 |
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公式サイト | https://www.tanomana.com/ |
\まずは無料で資料請求!/
財務や法律系、ビジネス向け資格に強い「STUDYing」
「STUDYing」は、税理士や弁理士、司法書士といった財務・法律系の資格から、FPや中小企業診断士のビジネスに強い資格を取り扱う資格サイトです。
動画で講義を受けることができるため、テキストだけでは理解しにくい部分も解説を聞きながら効率よく勉強ができます。
また、動画講義はもちろん、WEBでみられるテキストや問題集は、スマホでもタブレットでも視聴可能です。
そのため、外出時にはスマートフォンやタブレット、自宅ではPCで…と、勉強する場所を選びません。
通勤途中でも勉強ができるため、社会人には特におすすめの通信資格サイトです。
運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
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資格講座数 | 約26個(2020年7月現在) |
受けられる講座 |
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公式サイト | https://studying.jp/ |
\まずは無料で資料請求!/
まとめ
今回は、初心者の方でも取得できるワインの資格をご紹介しました。
ワインの深い知識を身につけて、ワインをより一層楽しみましょう。
他にも趣味が活かせる資格を探してみたい!と思ったら、下記の通信講座をみるのもオススメです。
おすすめ資格サイト | 特徴 |
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ユーキャン |
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たのまな |
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STUDYing |
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