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薬剤師は需要が高く、比較的転職しやすい職業ですが「年収が上がらない…」「業務量の多さに対し、年収が低い…」と不満を感じる人も少なくありません。
せっかく転職するのであれば「年収アップを実現したい」「高収入の職場へ転職したい」と思いますよね。
薬剤師が転職して高収入を実現するには、いくつかのコツを掴んで転職活動を進める必要があります。
そこで本記事では、高収入の転職を実現するのに最適な方法、年収アップのポイント、おすすめの転職サイトなどをご紹介します。
ポイントを把握して転職活動を進めることで、希望の年収を実現できるはずですよ。
薬剤師の免許を活かせる副業7選!兼業禁止の薬剤師やダブルワークで稼ぐコツを解説
1.高収入転職を実現するには自分に最適な方法を選ぶことが重要
「転職して高収入を実現したい」という強い思いのある方は多いですよね。
しかし、やみくもに転職活動をしても、高年収を実現することはできません。
効率良く年収アップを狙うためには、工夫して転職活動を進める必要があります。
また、「薬剤師としての経歴がどのくらいなのか「キャリアがあるのか」「譲れない条件は何なのか…」等によって最適な方法は異なります。
この記事では高収入を狙う方法を3つ紹介するので、自分に合う方法をチェックしてみてください。
【高収入を狙う方法①】平均年収が高い職場に転職する
薬剤師の転職先としては薬局・ドラッグストア・企業などがありますが、平均年収には大きな差があります。
そのため、平均年収が高い業種・職場に転職すれば、効率的に年収をアップできます。
年収が高い職場について、チェックしていきましょう。
<この方法がおすすめな人>
- 長期間勤務する予定のある人
- 異業種へ転職する意思がある人
ドラッグストアは比較的高収入
高収入を狙うには、ドラッグストアへの転職がおすすめです。
日本のドラッグストアは外国人観光客からの人気が高く、年々店舗が増加しています。
そのため、ドラッグストアでは、薬剤師の需要が高まっており、調剤薬局よりも平均年収が高い傾向があるのです。
以下は、転職サイト「マイナビ薬剤師」が保有している求人の平均年収を比較した表です。
ドラッグストア | 512.5万円 |
---|---|
調剤薬局 | 488.3万円 |
(出典:薬剤師の平均年収(給料)はいくらぐらいですか? |マイナビ薬剤師)
「第一類医薬品を販売するのに薬剤師が必須となるので、年収を上げてでも薬剤師を確保したい…」というドラッグストアも少なくありません。
高年収を狙う場合、業種選びに悩む方も多いですが、できるだけ高収入を狙いたいのであれば、ドラッグストアを選ぶことをおすすめします。
調剤薬局は初任給は高いが頭打ちになりやすい
調剤薬局は初任給が高いので魅力的に感じる方が多いですが、頭打ちになるやすいので注意が必要です。
管理薬剤師などにキャリアアップすれば、年収が上がりますが、そうでない場合は、初任給からほとんど年収が上がらないというケースもあります。
調剤薬局では、「年収が上がらずに、不満に感じる…」という薬剤師も少なくありません。
長期間勤務する予定がある場合は、年収アップ率についても考慮する必要があるでしょう。
企業は転職の難易度が高いが年収が上がりやすい
製薬会社などの企業は他業種よりも年収が高い傾向にあり、「マイナビ薬剤師」が保有する求人では、平均543.2万円となっています。(出典:薬剤師の平均年収(給料)はいくらぐらいですか? |マイナビ薬剤師)
特に、製薬企業の営業職であるMR、研究職は高収入を実現できる可能性が高いです。
ただし、研究職に関しては、転職の難易度が高いので注意が必要。
「転職の難易度は高くても、高収入を狙いたい!」という場合は、企業への転職にチャレンジしてみると良いでしょう。
【注意】病院はやりがいがあるが年収は低め
病院は、年収が低めなので、年収重視の人にはおすすめできません。
以下は、転職サイト「マイナビ薬剤師」が保有している求人の平均年収を比較した表です。
ドラッグストア | 512.5万円 |
---|---|
調剤薬局 | 488.3万円 |
病院 | 434.万円 |
(出典:薬剤師の平均年収(給料)はいくらぐらいですか? |マイナビ薬剤師)
病院は、最先端の医療を学ぶことができますし、他職種とのチーム医療の中で、やりがいを見いだすこともできます。
しかし「夜勤があるなど、体力的にきついにも関わらず年収が低い…」「業務量に対し、年収が割に合わない…」と不満を持つ薬剤師も少なくありません。
病院は専門的な資格を取得したい場合や、やりがい重視の方は満足できますが、年収にこだわる場合は不満に感じがちです。
【高収入を狙う方法②】勤務地や働き方を変える
薬剤師の年収は、勤務地や働き方によって大きく変わります。
そのため、平均年収が高い勤務地に転職、もしくは働き方を変えることで、効率的に年収をアップできます。
<この方法がおすすめな人>
- 引っ越しを伴う転職を視野に入れられる人
- 即戦力として働けるスキルがある人
- 正社員以外の雇用形態を視野に入れられる人
薬剤師不足の地方に転職する
薬剤師不足の地方では、年収が高くなる傾向にあります。
というのも、薬剤師不足の地方は、年収を高くしてでも薬剤師を確保したい職場が多いのです。
「地方に転職したら、住宅手当を全額支給してもらえた…」「地方に転職したら年収が大幅にアップした…」というケースも多いです。
「働く場所にこだわりはないけれど、年収をアップさせたい」という場合は、地方への転職を検討してみましょう。
以下は、都道府県別にみた薬局・医療施設に従事する人口10万対薬剤師数のデータです。
(引用:平成28年医師・歯科医師・薬剤師調査の概況|厚生労働省)
上記で全国平均を下回っている都道府県は、薬剤師の人口が少なめ。
薬剤師が不足している可能性がある地域です。
高時給の派遣薬剤師として働く
派遣薬剤師は、効率的に稼ぎたい方におすすめです。
地域や繁忙期などの条件によっても異なりますが、一般的に派遣薬剤師の時給は高額なケースが多くなっています。
派遣求人は、基本的に「年収を高くしてでも、今すぐ薬剤師が必要」という職場が多く、派遣先が高時給を提示する傾向があるためです。
(引用:薬剤師の高額・高収入派遣|ファルマスタッフ|2020年7月時点)
ただし、忙しい職場が多く、即戦力を求められる可能性があることに関しては注意が必要。
忙しい職場であっても、年収を最重視したいという場合は、派遣薬剤師として働くことを検討しましょう。
派遣薬剤師については、以下の記事も参考にしてみてください。
【高収入を狙う方法③】キャリアアップできる職場を選ぶ
薬剤師は年収が頭打ちになりやすいといわれていますが、キャリアアップすると、大幅な年収アップが期待できます。
そのため、経験が多くスキルが身についているのであれば、キャリアアップを狙うのがおすすめです。
<この方法がおすすめな人>
- キャリアアップを目指したい人
- 年収アップ率にこだわりたい人
- スキルを身につけたい人
管理薬剤師候補の求人を探す
管理薬剤師候補の求人は、年収を上げたい方におすすめです。
調剤薬局薬剤師の年収は大幅にアップするケースが少ないですが、管理薬剤師としてキャリアアップすると、年収が上がりやすいためです。
管理薬剤師になることで、資格手当が付き、給与が月数万円上がるので、年収アップにつながります。
▼管理薬剤師の求人例
▼一般薬剤師の求人例
(※ファルマスタッフの求人情報を一部抜粋|2020年10月時点)
キャリアアップしてスムーズに高年収を狙いたい場合は、管理薬剤師候補の求人を狙ってみましょう。
かかりつけ薬剤師の育成に力を入れている職場を探す
高年収を狙いたい場合は、かかりつけ薬剤師になるのを検討するのがおすすめです。
薬局側としては、かかりつけ薬剤師が増えると「かかりつけ薬剤師指導料」を算定できるので、売り上げアップにつながります。
そのため、その他の薬剤師よりかかりつけ薬剤師の給与を高く設定している薬局が多いのです。
▼かかりつけ薬剤師の求人例
▼一般薬剤師の求人例
(※ファルマスタッフの求人情報を一部抜粋|2020年10月時点)
さらに、かかりつけ薬剤師になると、薬剤師としてのスキルアップにもつながります。
薬剤師としてのスキルを活かし、高年収を目指したい場合は、かかりつけ薬剤師として勤務することを検討してみましょう。
かかりつけ薬剤師については、以下の記事も参考にしてみてください。
2.薬剤師が高収入を実現するためのポイント
せっかく転職するのであれば、効率的に高収入を実現したいですよね。
薬剤師が高収入を得るためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、「薬剤師が高収入を実現するためのポイント」をご紹介します。
ポイント1.目先の年収ではなく年収アップ率を確認する
薬剤師が高収入を実現する場合、目先の年収よりも将来を考慮した年収アップ率が重要になります。
採用されるタイミングでの年収が高かったとしても、その後年収がアップしなければ、高収入を実現するのは難しいためです。
「年収の高さに惹かれて調剤薬局に転職したけれど、その後全然年収が上がらない…」という失敗も少なくありません。
将来的な年収にもこだわりたいのであれば、年収アップ率に着目しましょう。
<年収アップ率が高い職場に転職したいなら…>
年収アップ率が高い職場に転職したい場合、「評価制度」や「昇給制度」について確認しておくことが大切です。
評価や昇給の事情については求人票だけでは把握しきれないケースが多いので、一度転職サイトに相談してみることをおすすめします。
転職サイトのアドバイザーは求人票に記載されていない職場の内部事情にも精通しているので、評価や昇給の事情を踏まえた上で、あなたに合う求人を紹介してくれるはずです。
記事後半「3.転職して高収入を実現したい方におすすめの転職サイト」では、おすすめの転職サイトを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ポイント2.働く時間や場所にこだわりすぎない
働く時間や場所を柔軟に対応できる方は、高収入を実現しやすいです。
薬剤師が不足している地域や働ける薬剤師が少ない時間帯は、人員確保のため、年収を高く設定している傾向があるのです。
「ドラッグストアで、深夜勤務をしたら、年収が大幅にアップした」「地方へ転職したら、年収が上がった」というケースは多くあります。
働く時間や場所を許容してでも年収を上げたいという場合は、「転勤はどこへでも可能です」「遅い時間でも勤務できます」などと、アピールすると良いでしょう。
ポイント3.転職サイトを利用して年収交渉を依頼する
年収を上げるには、転職サイトの利用が効果的です。
転職で年収をアップさせるためには、年収交渉をするのが効率的ですが、個人ではうまく交渉できなかったり、抵抗を感じることも少なくありません。
そんな場合の強い味方となってくれるのが、転職サイトです。
転職サイトを利用すれば、アドバイザーが求職者に代わり、企業と年収交渉を行ってくれます。
「プロのアドバイザーに年収交渉してもらって、年収が40万円アップした」というケースもあります。
好条件・好待遇で転職したい場合は、転職サイトを利用して年収交渉をしてもらいましょう。
3.転職して高収入を実現したい方におすすめの転職サイト
転職して高収入を実現するには、転職サイトを利用することをおすすめします。
効率的に高収入を実現するためには、「質の高い転職サイト」を利用し、求人探しや年収交渉をサポートしてもらうことが大切です。
ここでは、サポートが手厚いと評判の3社を厳選して紹介するので、ぜひ活用してみてください。
本記事で紹介する3社は「薬剤師転職サイトおすすめランキング!職場別・雇用形態別」から、さらに厳選した転職サイトです。
そのほかの転職サイトもチェックしたい方は、ぜひ上記の記事もご覧になってみてください。
個別面談で年収に関する相談をじっくりしたいなら「ファルマスタッフ」
(引用:ファルマスタッフ)
ファルマスタッフは、「日本調剤グループ企業」が運営している転職サイトです。
じっくり相談にのってもらえるので、年収アップを含め、譲れない条件のある方におすすめです。
さらにコンサルタントは積極的に紹介先を訪問しており、職場の内部情報を把握しているので、募集要項だけでは分からない情報も把握でき、転職先のミスマッチを防ぐことができます。
個別面談で年収に関する相談をじっくりしたいのであれば、ぜひファルマスタッフを利用してみてください。
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
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対象地域 | 全国 |
公開求人数 | 約61,000件 (2020年10月時点) |
公式サイト | https://www.38-8931.com/ |
詳しくは「ファルマスタッフの解説記事」をご覧ください |
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アドバイザーの質を重視するなら「マイナビ薬剤師」
(引用:マイナビ薬剤師)
マイナビ薬剤師は、大手人材会社「マイナビ」グループが運営している転職サイト。
アドバイザーの質が高いことで定評があり、的確に転職全般のアドバイスをしてくれます。
さらに、大手人材会社ならではの転職ノウハウを活かして、実践的なサポートを受けられます。
「高収入の求人を狙いたいけれど、内定がもらえるか不安…」「絶対に高収入を実現したい…」という方におすすめです。
アドバイザーの質を重視するのであれば、ぜひマイナビ薬剤師を利用してみてください。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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対象地域 | 全国 |
公開求人数 | 約63,000件 (2020年10月時点) |
公式サイト | https://pharma.mynavi.jp/ |
詳しくは「マイナビ薬剤師の解説記事」をご覧ください |
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年収の希望をしっかり満たして転職したいなら「ファーマキャリア」
(引用:ファーマキャリア)
ファーマキャリアは、オーダーメイド求人にこだわりのある転職サイト。
単に求人を紹介するだけでなく、条件交渉をして、求職者の希望にベストマッチする求人をつくりあげてくれます。
「年収交渉をして、高収入を叶えたい…」と強い希望のある方におすすめです。
また、コンサルタントの教育を徹底しており、ヒアリング力や交渉力は一流です。
年収の希望をしっかり満たして転職したいのであれば、ぜひファーマキャリアを利用してみてください。
運営会社 | エニーキャリア株式会社 |
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対象地域 | 全国 |
公開求人数 | 約36,000件 (2020年10月時点) |
公式サイト | https://pharmacareer.jp/ |
詳しくは「ファーマキャリアの解説記事」をご覧ください |
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4.薬剤師が高収入の職場へ転職する際の注意点
最後に、薬剤師が高収入の職場へ転職する際の注意点をご紹介します。
転職後に後悔しないためにも、しっかりと確認しておきましょう。
注意点1.即戦力を求められる可能性がある
高収入の求人は魅力的ですが、忙しい職場であることを覚悟しておく必要があります。
高収入の求人を出している企業は、「年収を上げてでもすぐに薬剤師を確保したい」「薬剤師が少なくて業務がまわらない」という切実な悩みを抱えているケースが多いためです。
「スキルと見合わない職場に転職した結果、年収は高いけれど、調剤業務が煩雑で体力的にきつい…」「現場が忙しくて、未経験なのにほとんど教育してもらえない…」と悩む人も多いです。
高収入の職場へ転職する場合は、業務内容をあらかじめ確認し、対応できるかを判断するようにしましょう。
注意点2.残業や有給休暇取得などの労働条件の確認が必須
高収入の職場の場合、労働条件が悪い可能性があるので注意が必要です。
高収入の職場へ転職したとしても、長続きしなければ意味がありません。
労働条件の確認が不十分だったせいで「有給休暇をほとんど取得できない…」「薬剤師の人数が少なくて、毎日残業が多い…」と悩むケースも少なくありません。
働きやすい職場に転職するためにも、転職前に労働条件をしっかりと確認しておきましょう。
また、求人票では分かららない職場の環境について知りたい方は、転職サイトのアドバイザーに相談してみてください。
まとめ
高年収を実現するためには、自分に合う方法を選ぶことが大切です。
そのうえで以下のポイントを意識すると、効率良く年収アップを実現できます。
- 目先の年収ではなく年収アップ率を確認する
- 働く時間や場所にこだわりすぎない
- 転職サイトを利用して年収交渉を依頼する
また、質の高いアドバイザーに年収交渉を代行してもらうことで、効率的に高収入の転職を実現できます。
以下の3社は、質の高いアドバイザーが在籍していると評判なので、ぜひ利用してみてください。
サイト名 | おすすめの人 |
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