アズビルの年収は764万円！給料の詳細やホワイト企業の評判も徹底調査

アズビルの平均年収は764万円です。

2012年4月に、「山武」から「アズビル」に商号が変更されました。

健康で幸せな職場作りに力を入れており、ホワイト企業を目指しています。

そんなアズビルの実態はどうなのか、と気になる方は多いと思います。

そこでこの記事では、職種別の年収、社員の口コミから、アズビルが本当にホワイト企業なのか調査しました。

１．アズビルの平均年収は764万円

「2019年3月期の有価証券報告書」によると、アズビルの平均年収は764万円です。

製造業の平均年収は519万円なので、アズビルの年収は、平均よりも200万円以上高くなっています。

（参考：国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査」）

また、日本の平均年収は441万円で、全国平均よりも300万円以上高く、アズビルに転職すれば高年収を目指せるでしょう。

ここでは、平均年収の推移など、アズビルの年収について様々な角度から解説していきます。

平均年収の推移

年度	平均年収	平均年齢
2010年	715万円	42.7歳
2011年	720万円	43.2歳
2012年	720万円	43.3歳
2013年	716万円	43.6歳
2014年	722万円	44.1歳
2015年	744万円	44.4歳
2016年	752万円	44.3歳
2017年	756万円	44.8歳
2018年	765万円	45.1歳
2019年	764万円	45.4歳

(引用：有価証券報告書)

上記の表を見ると、アズビルの年収は右肩上がりで伸びていることが分かります。

アズビルは、国内のみならず海外にもグループ企業を展開しており、現在もなお事業を拡大し続けています。

また、2016年2月には『一般財団法人 アズビル山武財団』を設立し、人々の「安心、快適、達成感」を実現すべく、新たなプロジェクトも始動。

今後も更なる事業展開が続き、成功につながれば、今まで以上の年収が見込めると考えられるでしょう。

職種別の年収

口コミサイトの評判によると、職種別年収は以下の通りです。

職種	平均年収
事務・受付・秘書	442万円
機械関連	548万円

(参考：転職会議｜2020年12月) 

また、営業職では、以下のような想定年収を提示しています。

●30歳主任クラス：
月例基本給27万円、想定年収約560万円（残業込）
●40歳課長代理クラス：
月例基本給37万円、想定年収約800万円（残業込）

（引用：募集職種詳細）

職種によって年収は異なりますが、「事務・受付・秘書」という仕事において、平均年収442万円は低いとはいえません。

もっと詳しく年収情報およびその口コミをチェックしたい方は、「転職会議」をご覧ください。

役職別の年収

アズビルでは、部長や課長レベルになれば、年収1,000万円以上も目指せます。

役職	想定年収
部長クラス	1,200万円以上
課長クラス	900万円～1,000万円
係長クラス	700万円～800万円
主任クラス	500〜600万円

（参考：中途採用募集要項）

厚生労働省の「平成30年度賃金構造基本統計調査」によると、部長級(男性)の平均年収は792万円、課長級(男性)は644万円、係長級(男性)は481万円となっています。

アズビルでは、どの役職でも全国平均の年収額を上回っているので、かなりの高年収であると言えそうです。

ボーナス額

アズビルの賞与は年2回、6月と12月に支給されます。

賞与額は業績や職種によって異なりますが、4～6ヶ月分支給されることが多いようです。(参考：アズビル 中途採用募集要項)

以下にボーナス金額例をまとめたので参考にしてみてください。

２．新卒採用・中途採用の募集職種と平均年収

ここでは、アズビルの新卒採用と中途採用の、募集職種と平均年収についてみていきます。

【新卒採用】学歴別年収を比較

アズビルの新卒採用では、現在、研究開発・製品開発・システムエンジニア・セールスエンジニアなど9職種で募集しています。

新卒採用では、学歴によって下記のように初任給の金額が決められています。

最終学歴	初任給	手当
修士了	24万0,590円	※共通
学部卒	22万0,090円	※共通
高専卒	19万6,590円	※共通

(参考：『アズビル2020年新卒者募集要項』)

※共通：家族手当・勤務地手当・時間外手当(全額支給)

一般的に、新入社員に対しての賞与は「寸志」という形で数万円程度支給することが多いです。

産労総合研究所『2019年度決定初任給調査の結果』では、大学卒の夏季賞与は87,636円とあります。

それを踏まえて考えると、新卒入社の想定年収は230万円～300万円程度であると言えるでしょう。

【中途採用】職種別年収を比較

続いては、中途採用の職種別年収をみていきましょう。

2020年2月時点で、中途作用で募集している職種は以下の通りです。

(参考：アズビル中途採用募集要項)

アズビルの中途採用募集要項を見ると、学歴を問わず、どの職種も基本的に月給20万6,000円以上と設定されています。

しかし、これはあくまでも最低支給額で、経験や能力等を考慮したうえで月給金額が決定するので年収も異なるでしょう。

そこで、下記に、アズビルがこれまで行った中途採用の求人募集の情報をもとに、大体の年収目安をまとめたのでぜひ参考にしてみてください。

職種	月給	賞与	年収目安
営業事務	17万円	68万円	272万円～
建築設備の営業	20万6,000円	82万4,000円	329万円～
アフターサービスの提案営業	25万円以上	100万円	400万円～
施工管理	27万円	108万円	432万円～
人事	32万円	128万円	512万円～

3．電気機器業界の平均年収ランキング

企業名	平均年収	従業員数
三浦工業	635万円	3,171名
富士通ゼネラル	699万円	1,644名
荏原	736万円	4,020名
アズビル	764万円	5,332名
ホシザキ	765万円	1,178名
富士電機	765万円	10,664名
栗田工業	883万円	1,622名

(参考：「四季報」)

上記は、電気設備機器業界の中で、アズビルのライバル企業と年収を比較した表です。

比較してみると、アズビルは4位という結果になりました。

また、上記のライバル企業のほか、電気機器業界の企業は200社以上ありますが、その中でアズビルの年収は大体40位程度です。

アズビルは、電気設備機器業界の中ではトップクラスの年収とは言えませんが、700万円以上を超えているので、一般的には十分高収入であると言えるでしょう。

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４．アズビルの採用情報

転職を考える際は、年収以外に、採用に関する全体の情報も目を通しておくことが大切です。

そこでここでは、アズビルの採用情報についてお伝えしていきます。

求める人材

アズビルでは、「チームワーク」「チャレンジ」「国際感覚」の3つのキーワードを念頭に置き、以下のような人材を求めています。

上記の「求める人材」は、新卒採用だけでなく中途採用でも同じです。

アズビルには、互いを尊重でき、何事にも前向きに取り組める志のある人に向いている会社であると言えるでしょう。

待遇・福利厚生

アズビルは年収だけでなく、待遇や福利厚生、社員の教育制度もすごく充実している環境です。

また実際に働いている社員からは、「休暇が取りやすい」「残業が少ない」「将来性がある」といった口コミも多く、ワークライフバランスが実現できるホワイト企業であると言えます。

下記にアズビルの福利厚生・待遇をまとめたので参考にしてみてください。

休日・休暇	週休2日制、祝日(年間休日129日 ※2019年度) 春季・夏季長期連続休暇、年末年始、有給休暇、特別休暇、育児休暇など
福利厚生	社会保険各種完備、社員持株制度、社員株式給付制度、独身寮、財形貯蓄制度、各種共済、医療保険諸制度、他
教育制度	新人研修、2・3・４年時フォローアップ研修、階層別研修、テーマ別教育(グローバル人材育成計画に基づく語学、異文化コミュニケーション等の教育)、資格取得支援制度有、社内検定制度(技術プロフェッショナル)有

【アズビル社員の口コミ】

アズビルの待遇・福利厚生の特徴としては、社員の教育体制に力を入れている点が大きなポイントと言えます。

アズビルには社員一人ひとりの成長をサポートする「アズビル・アカデミー」という研修センターがあり、入社後、社員の成長をバックアップするため、上記のような各種研修制度を揃えています。

このように、アズビルでは待遇・福利厚生面・教育体制面が充実しているので、安心して腰を据えて働いていくことができるでしょう。

残業時間は職種によって差がある

アズビルでは、将来にわたって安心して働ける環境づくりに力を入れており、会社全体としても残業時間の削減に努力しています。

しかしながら、部署や職種(特に現場系の職種)によっては、残業や休日出勤などが発生する場合が多いです。

特に施工管理職は、納期までに現場を納めなくてはいけないので、工事の進捗状況によって長時間の残業がある可能性も考えられます。

そのため、内勤(事務系)と外勤(営業系・現場系)では、残業時間に差があると言えるでしょう。

残業時間は職種によって異なりますが、アズビルでは、残業を行った際には時間外手当を全額支給しています。

実際にアズビルで働く社員からは、勤務時間に関して以下のような口コミがあります。

上記の口コミから、業務時間を削減するために様々な取り組みがなされていることが分かります。

社員の健康を考えた職場づくりに力を入れているアズビルは、十分ホワイト企業の基準を満たしていると言えるでしょう。

将来性はある？

アズビルは1906年の設立から、設立114年になります。

設立当初から変わることのない「計測」と「制御」の高い技術力を武器に、今もなお事業を拡大し続けており、最近では業績も右肩上がりです。

これまでアズビルの年収や待遇・福利厚生についてお伝えしてきましたが、それを踏まえて、アズビルは非常に将来性があり、安定性も十分にある企業であると言えるでしょう。

５．アズビルに転職するなら「doda」の利用がおすすめ！

転職を希望する際には業界の知識や仕事内容を具体的に知る必要があります。

「そんなこと言っても、情報を集める時間がない…」

そんなときは、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

（引用：アズビル）

転職エージェントを利用すれば、求人の紹介や面接対策、条件交渉の代行など、幅広いサービスを受けることができます。

アズビルの転職には「doda」をおすすめします。

「doda」では、企業の「平均年収」や「社員のリアルな口コミ」も掲載しているので、ぜひ参考してくださいね。

（参考：企業情報・会社概要検索｜doda）

自分の現状を客観的に確認した上で、今より年収の高い求人を探し、ぜひ理想の転職先を見つけてください。

2020年12月14日時点で、アズビル関連の求人を68件掲載しているので、掲載が終了する前に登録しておきましょう。

（参考：アズビルの転職・求人検索結果｜doda）

転職を少しでも考えているのであれば、まず「doda」に登録してみることをおすすめします！

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まとめ

アズビルの平均年収は764万円です。

役職がつけば年収1,000万円以上も目指せる企業です。

そんなアズビルの会社の特徴を以下にまとめてみました。

アズビルは、電気設備機器業界の大手企業に入る一社です。

年収や待遇・福利厚生など、様々な観点からみても基盤の整った企業なので、転職するにはおすすめできます。

転職したい場合は「doda」を利用すればスムーズに転職活動が勧められますよ。

ぜひ、アズビルをあなたの転職先の候補に入れてみてはいかがでしょうか？