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大日本印刷の年収は744万円です。
大日本印刷は印刷に関する事業だけでなく、精密機械や清涼飲料の製造など幅広い分野で事業を行っています。
この記事では、平均年収の推移や年代別の平均年収などを紹介します。
1.大日本印刷の平均年収は744万円
「2020年3月期有価証券報告書」によると、大日本印刷の平均年収は744万円です。
国税庁が行っている「民間給与実態統計調査」によると同年の日本の平均年収は433万円であるため、大日本印刷の年収は平均より高いと言えます。
大日本印刷の平均年収推移
年 | 平均年収 | 従業員数 | 平均年齢 |
---|---|---|---|
2016年 | 705万円 | 10,676人 | 40.4歳 |
2017年 | 707万円 | 10,800人 | 41.0歳 |
2018年 | 712万円 | 10,775人 | 41.6歳 |
2019年 | 726万円 | 10,757人 | 42.2歳 |
2020年 | 744万円 | 10,499人 | 42.6歳 |
(参考:有価証券報告書|大日本印刷)
平均年収は、右肩上がりで伸びています。
大日本印刷は歴史のある大手企業であるため、安定性があると言えるでしょう。
「大日本印刷」と「凸版印刷」の年収比較
平均年収 | 従業員数 | |
大日本印刷 | 744万円 | 10,499人 |
凸版印刷 | 681万円 | 10,330人 |
(参考:有価証券報告書|大日本印刷,
有価証券報告書|凸版印刷)
凸版印刷は、大日本印刷と同様に印刷業界で高いシェアを誇っている企業です。
大日本印刷と凸版印刷の平均年収を比較すると、2020年度では大日本印刷のほうがやや年収が高いようです。
なお、従業員数に大差はありません。
2.大日本印刷の年代別年収と初任給
日本最大級の口コミサイト「転職会議」に掲載されている口コミによると、大日本印刷の年代別年収は以下の通りです。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 300~450万円 |
30代 | 400~550万円 |
40代 | 550~800万円 |
50代 | 600~900万円 |
(参考:転職会議|2020年時点)
※回答者の投稿データをもとにしているため、実情とは異なる可能性があります。
年代が上がるに連れて、平均年収が100万円程度アップしています。
口コミによると、昇給は年功序列の傾向があるようです。
学歴別初任給
大日本印刷では大卒以上を対象に採用を行っています。
2019年度の初任給実績は、以下の通りです。
最終学歴 | 初任給 | 初任給の平均 |
---|---|---|
2019年 修士了実績 |
238,000円 | 238,900 |
2019年 大卒実績 |
218,000円 | 210,200 |
(参考:採用情報|大日本印刷,
令和元年賃金構造基本統計調査結果|厚生労働省)
金額は日本の平均初任給とほぼ同等であるため、大日本印刷の初任給水準は平均的と言えるでしょう。
3.大日本印刷の年収に関する口コミ
ここでは、大日本印刷の年収に関する良い口コミ・悪い口コミをそれぞれご紹介します。
悪い口コミ
日本女性の平均年収で見れば平均以上かもしれませんが、製造業のメーカーで比較すると低いのが実態です。また、年功序列のため昇給スピードも遅く、若手の給料は中々上がっていきません。(後略)
(引用:カンパニー通信)
(前略)結局のところ年功序列です。
且つ、ある程度の所まで進むと上が閊えているという理由で昇給スピードが鈍化するケースも多く見られます。(後略)
(引用:転職会議)
昇給は年功序列の傾向があり、「実績が評価されにくい」という口コミが見受けられました。
またポストに空きがない場合も多く、昇進して給与が上がるまでに時間がかかることもあるようです。
良い口コミ
(前略)業界内では高く、キャリアを積んでいけば少しずつだが昇給する。安定している会社であるので、ボーナスを支給してもらえる。(後略)
(引用:転職会議)
(前略)給与、賞与は、不景気でも赤字に転落しにくい業態であるため景気の影響はそんなに受けることがない。(後略)
(引用:転職会議)
安定性に関する良い口コミが多く挙がっています。
また、勤務年数に応じて着実に年収が上がる年功序列に良い印象を持っている人も見受けられました。
年功序列にはデメリットだけでなくメリットもあるため、賛否両論の意見があるようです。
4.大日本印刷の事業とキャリアアップ制度
大日本印刷では、主力となる印刷事業のほかにも、様々な事業を行っています。
ここでは、大日本印刷の4つの事業について詳しくご紹介します。
※この章は、大日本印刷の「公式サイト(2020年時点)」を参考にしています。
大日本印刷の4つの事業
情報コミュニケーション部門
出版関連事業 | 印刷・製本、デジタル出版物、総合書店「honto」運営 |
---|---|
マーケティング事業 | マーケティング分析、WEBサイト・アプリの開発や運用、販促物の企画や制作 |
情報セキュリティ事業 | ICカードの製造・発行、電子マネー・決済プラットフォーム、企業の業務の委託請負事業 |
イメージングコミュニケーション事業 | 画像印刷サービスと情報サービスの融合 |
生活・産業部門
包装事業 | 食品、飲料、日用品、医療品のパッケージの開発・製造 |
---|---|
生活空間事業 | 住宅やオフィス、車や鉄道車両などの内装・外装材の開発・製造 |
産業資材事業 | リチウムイオン電池用バッテリーパウチの製造、太陽電池用部材の開発 |
エレクトロニクス部門
ディスプレイ関連製品事業 | 液晶ディスプレイ用カラーフィルター、タッチパネル用センサーなどの開発 |
---|---|
電子デバイス事業 | 半導体製品用フォトマスクなど電子デバイスの小型化、軽量化に関わる技術開発 |
光学フィルム事業 | 液晶ディスプレイ、有機ELパネル、タッチパネル用の光学フィルムの開発 |
清涼飲料事業
北海道コカ・コーラボトリング株式会社で、清涼飲料事業を展開しています。
また北海道の水を守るプロジェクトなど地域に根ざした取り組みも行っています。
大日本印刷の3つのキャリアアップ制度
大日本印刷では、社員一人一人に合わせたキャリアアップ制度を設置し、支援活動を行っています。
キャリアデザイン
仕事における成長をバックアップする制度です。
人事制度 | 社内人材公募制度 | 製品開発や技術開発などを実現できる人材を社内で公募し、社員の職場選択を積極的に勧めます。 |
---|---|---|
社内FA制度 | 一定の経験やスキルをアピールして、希望する職種や部門へ異動可能です。 | |
自己申告制度 | キャリアアップのための自己啓発や異動の希望を申告する制度です。 | |
社内留学制度 | 社員の意志で、他部門にいって経験を積むことができる制度です。 | |
グローバル研修制度 | 早期に若手社員に海外業務経験を積んでもらい、今後の海外業務に生かす制度です。 | |
研修制度 | 研修プログラム | 1年目、3年目のフォローアップ教育を始めとした研修制度です。ビジネススキルや外国語のコミュニケーションスキル研修などがあります。 |
ネットワークラーニング | 全社員、もしくは特定の部門で必要となる知識を、自席のパソコンで受講できます。 | |
通信教育講座 | 自己啓発支援として250を超える講座を受講できます。修了者には、受講料の半額が奨励金として援助されます。 |
ダイバーシティ
多様な働き方を実現するための制度が設けられています。
勤務制度 | フレックス勤務制・裁量労働制・短時間勤務制など社員に合わせた働き方の選択が可能です。 |
「働き方の変革」活動の推進 | 残業を減らす、ワークバランスの改善などに社員一人一人が取り組んでいます。 |
部下のキャリア形成支援研修 | 部下を育成するためのスキル研修、部下との「キャリア面談」の実施などを行っています。 |
ダイバーシティ推進リーダー育成研修 | 社員一人一人の能力が発揮できる職場を作るためのリーダーの育成をおこなう研修を行っています。 |
メンター制度 | 若手社員の悩みや課題を、メンターが経験や知識を生かして情報提供やアドバイスをおこない、自ら解決できるようサポートします。 |
若手女性キャリア研修 | 若手女性社員を対象とした研修をおこない、キャリアプランづくりを支援します。 |
次世代女性リーダー育成研修 | 将来指導的立場に立つ女性社員を対象に、幹部候補として育成をおこないます。 |
ライフサポート
社員の生活や人生を支えるための様々な制度があります。
休暇制度 | 年次休暇のほか、育児休業やライフサポート特別休暇があります。 |
育児休業 | 子どもが2歳になるまでの期間に取得が可能です。 |
育児休業からの復帰プログラム | スムーズな職場復帰、仕事と家庭の両立ができるような環境作りをおこないます。 |
介護休業 | 介護をするために、介護対象者一人366日を上限12回分割して休業することができる制度です。 |
再雇用制度 | やむなく退職した後、再度働きたいと希望する元社員の再雇用を行っています。 |
【補足】大日本印刷の採用情報
大日本印刷の採用情報について紹介します。
<採用対象>
- 応募資格:国内または海外の大学、大学院を卒業および卒業見込みであること
- 採用学部学科:不問
- 募集職種:事務系総合職、技術系総合職、デザイン系総合職
勤務時間や休日については、以下の通りです。
- 勤務時間:フレックス勤務制
- 休日:完全週休二日制、夏季休暇や年末年始休暇で、1年の休日数は126日(2017年実績)
- 有給休暇:1年目が10日、毎年増えて5年目が16日、最高20日取得可能
なお上記は2020年時点の情報であるため、最新の情報については「採用情報|大日本印刷」をご覧ください。
5.大日本印刷に転職するなら「JACリクルートメント」を利用しよう
大日本印刷への転職をスムーズに進めたい人は、転職エージェント「JACリクルートメント」を利用しましょう。
転職エージェントには転職のプロであるアドバイザーが在籍しており、求人紹介や年収交渉など、転職に関する様々なことをサポートしてくれます。
(引用:JACリクルートメント)
JACリクルートメントでは一般に公開していない非公開も保有しているため、公式サイトには掲載されていないレア求人を見つけられる可能性もあります。
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運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
---|---|
公開求人数 | 約8,600件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | http://www.jac-recruitment.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!JACリクルートメントの気になる評判と全注意点」 |
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6.転職で年収を上げるなら『doda』を利用しよう
(引用:doda)
「今の会社じゃ年収アップを見込めない…」と、転職を考えていませんか?
もし転職活動をこれから始めるならば、ぜひ「doda」を活用してみてください。
dodaは、人材サービスの中でもトップクラスの求人数を保有する転職エージェントです。
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dodaなら自分の「推定年収」を測定できる
「doda」をおすすめする理由の一つでもありますが、dodaには186万人の年収データを元に、自身の推定年収を測定できる機能があります。
(参考:doda)
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転職エージェント「doda」とは
「doda」は、人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
自分1人で求人を探したり、必要あればアドバイザーにサポートしてもらい、書類作成や求人探しを手伝ってもらうことも可能です。
(引用:doda)
なお、キャリアアドバイザーの相談は一切お金がかかりません。
対面・電話のどちらでも気軽に相談できますし、今の仕事に少しでも不安を感じているならば、今後のキャリアを真剣に考えるきっかけになるはずです。
転職活動を考えている人はもちろん、まだ転職に現実味がない人も、ぜひdodaを活用してみてください。
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まとめ
大日本印刷の平均年収は744万円です。
ここ数年の平均年収に大きな変動はなく安定しているので、安心して働ける会社と言えるでしょう。
大日本印刷に興味がある方は、ぜひ本記事で紹介した情報を参考にしてみてください。