
学校や介護施設などでメニューの作成や栄養管理を行う「栄養士」の平均年収は約373万円。
それほど高年収ではありませんが、教育・スポーツなど多くの業界で必要とされる上に2002年に制定された「健康増進法」による後押しもあり、今後も安定した求人需要があると考えられる仕事です。
本記事では、栄養士の手取り・推定生涯年収など収入面の基本的な情報を紹介する他、栄養士の平均年収を年代・性別・地域などあらゆる視点から解説します。
さらに後半では、収入をアップさせる方法にも言及します。
最後までお読みいただけば、栄養士の年収情報に詳しくなれる他、キャリアアップする方法や年収を上げる方法も分かるでしょう。
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1.栄養士の平均年収
栄養士の平均年収は約373万円です。
本章では、栄養士の月収・手取り額・推定生涯年収なども併せて紹介します。
※本章の平均年収・平均年齢は、厚生労働省の「職業詳細|栄養士」(2021年6月10日時点)を参考に作成
※本章の給料とボーナスは「賃金構造基本調査|栄養士(女)」(2020年9月15日時点)の「所定内給与額」「年間賞与その他特別給与額」を参考に作成
栄養士の平均年収は約373万円
栄養士の平均年収は約373万円であり、平均年齢は36.9歳。
国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると日本の平均年収は約436万円のため、栄養士の平均年収は低めです。
しかし求人を見ると「復職支援制度」がある企業や「復職している人が活躍している」と書かれている求人が散見されるため、ライフイベントの変化があっても長く働ける業界であると考えられます。
【復職した主婦(主夫)が職場で多数活躍中と謳う求人(例)】
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たとえ年収1,000万円を超える仕事に就いていたとしても、退職することで収入が一気に減ってしまったり、再び正社員になれなかったりする可能性があります。
しかし栄養士の場合、平均年収はそれほど高くはないものの、一度退職や休職をしたとしても、復職して再度キャリアを積むことができる業界である点が魅力です。
栄養士の月収は約31万円
栄養士の平均月収は約31万円です。
【計算式】
年収373万円÷12ヶ月=約31万円
2019年の国税庁「民間給与実態統計調査」によると日本人の平均月収は約36万円のため、栄養士の月収はやや低めといえます。
栄養士の給料は約23万円
栄養士の給料は23万円です。
なぜ「月収」と比べて金額が小さくなるかというと、「月収」と「給料」は似ているようですが意味が異なるからです。
【月収と給料の違い】
- 給料(基本給)…「給与」から残業代や各種手当などを差し引いたものを意味する。つまり、正規の勤務時間に対する報酬部分を指して、「給料」と呼ぶ
- 月収…1カ月のいわゆる額面給与。基本手当+固定手当+変動手当(残業手当、皆勤手当や家族手当、通勤手当、賞与)なども含まれる
(参考:給料と給与の違いって何? 自分の『給与』を知るためにも、覚えておきたい違いとは?|type)
(参考:Q.「月給」「月収」とは?意味に違いはあるの?|doda)
このように給料よりも、月収のほうが額面が大きくなります。
栄養士の手取りは約25万円
栄養士の手取りは、約25万円です。
月収からは、以下のように税金・保険料などが差し引かれるため、満額が支給されるわけではありません。
【給与から差し引かれる保険料・税金の例】
- 健康保険料:健康保険に加入
- 厚生年金保険:厚生年金に加入
- 介護保険料:介護保険制度の財源として利用(40歳以上64歳以下)
- 雇用保険:雇用保険に加入
- 所得税:所得のある人が納付
- 住民税:都道府県や市区町村に支払う など
一般的に手取りは総支給金額の75~85%になるといわれており、だいたいの手取り額を知りたい場合は額面に0.75~0.85を掛ければ算出できます。
0.75~0.85の中間である0.8で算出した場合、栄養士のおおよその手取り額は下記のとおりです。
【計算式】
年収約373万円×0.8÷12ヶ月=約25万円
2020年統計の総務省「家計調査」によると、1世帯当たりの1ヶ月の消費支出平均は233,568円のため、手取り月収が約25万円あれば、標準的な生活が可能だと考えられます。
ボーナスは約61万円
栄養士の年間平均賞与額は約61万円であり、夏季と冬季の2回に分けて支給されると仮定した場合はそれぞれ約30.5万円です。
なお厚生労働省「毎月勤労統計調査(賞与の支給状況調査)」(令和2年分)によると、 日本の平均賞与額は夏季・冬季それぞれ約38万円。
そのため栄養士の賞与額はやや低めといえます。
栄養士の推定生涯年収は約1億6,412万円
厚生労働省の「令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果」によると、9割以上の企業が65歳まで雇用確保措置を取っています。
新卒の22歳から65歳までの44年間を栄養士として働いた場合の、推定生涯年収を計算してみましょう。
【計算式】
年収約373万円×44年=約1億6,412万円
このように、栄養士の推定生涯年収は約1億6,412万円です。
なお独立行政法人労働政策研究・研修機構による「ユースフル労働統計2020 ―労働統計加工指標集―」によると、学歴などによる平均生涯賃金(退職金を含めない)は下記のとおりです。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
中学卒 | 2億円 | 1億5,000万円 |
高校卒 | 2億1,000万円 | 1億5,000万円 |
高専・短大卒 | 2億2,000万円 | 1億8,000万円 |
大学・大学院卒 | 2億7,000万円 | 2億2,000万円 |
(参考:ユースフル労働統計2020 ―労働統計加工指標集―|独立行政法人労働政策研究・研修機構)
相対的に、栄養士の推定生涯年収は若干低めであるといえます。
※補足※
2020年12月7日時点の「doda」によると、栄養士・管理栄養士の推定生涯賃金は1億6,213万円でした。
【年代別】栄養士の平均年収
日本のサラリーマンは年功序列で徐々に賃金が上がっていくイメージですが、栄養士はどうなのでしょうか。
本章では、栄養士の初任給と年代別の平均年収を見ていきましょう。
※本章では、栄養士の初任給は「求人ボックス」(2021年5月26日時点)、栄養士の年代別平均年収はdodaの「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」(2020年12月7日時点)、全体の年代別平均年収はdodaの「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」(2020年12月7日時点)を参考に作成
新卒の初任給はどれくらい?
栄養士の初任給は約20万円です。
なお厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)」によると、学歴別の平均初任給は下記のとおりです。
- 修士了…23万8,900円
- 大学卒…21万200円
- 高専・短大卒…18万3,900円
- 高校卒…16万7,400円
なお栄養士の資格を取得するためには専門学校・短大・大学のいずれかを卒業しなければなりません。(参考:管理栄養士・栄養士とは|公益社団法人 日本栄養士会)
そのため大学卒と高専・短大卒の平均初任給と照らし合わせた場合、栄養士の初任給は概ね平均的といえます。
20代の平均年収は約282万円
栄養士の20代の平均年収は約282万円。
対して日本の20代全体の平均年収は348万円です。
20代は入社して間もない人が多いため、栄養士に限らず全体的にそれほど年収が高くありません。
30代の平均年収は約336万円
栄養士の30代の平均年収は約336万円です。
それに対して30代全体の平均年収は444万。
30代の栄養士は20代より54万円平均年収が上ですが、全体の平均値と比較すると108万円の差がでています。
40代の平均年収は約352万円
全体の40代の平均年収は510万円です。
しかし栄養士の40代の平均年収は約352万円であり、30代と比較をすると16万円しか数値が上がっていません。
伸び代が小さい理由は、30~40代は結婚・出産・育児など女性特有のライフイベントが重なりやすい年齢層だからだと予想できます。
栄養士は女性の比率が多いため、出産などの節目をきっかけに一度退職したり時短勤務に切り替える人も多いです。
以上の理由により、栄養士の30代~40代はそれほど平均年収が高くない上に、伸び代も少ないと考えられます。
50代以上の平均年収は約443万円
「ベテラン」層である50代以上の栄養士の平均年収は約443万円です。
40代の頃と比べると、91万円年収値がアップしていますが、50代全体の平均年収は613万円のため、約170万円の差があることになります。
しかし「50代全体の女性の平均年収」に絞った場合は431万円であり、栄養士の平均年収のほうが10万円高いです。
そのため、女性が生涯働いて一定水準以上の年収を稼ぎたい場合、栄養士の資格を持っておくのも良いでしょう。
男女別の平均年収については、次章「【男女別】栄養士の平均年収」で詳しく解説します。
【男女別】栄養士の平均年収
栄養士は、性別による年収差はあるのか気になりますね。
本章では栄養士の男女別の平均年収を紹介します。
※本章は、2020年12月7日時点のdoda「技術系(メディカル/化学/食品)の平均年収」を参考に作成
男性の平均年収は約324万円
男性栄養士の平均年収は約324万円です。
「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人男性全体の平均年収は540万円のため、男性栄養士の年収は低めです。
平均年収並みに稼ぐためには、副業をするか、本業の年収をアップさせる工夫が必要と考えられます。
栄養士の年収をアップさせる方法は「栄養士で年収をアップさせるには」で解説します。
女性の平均年収は約292万円
「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人女性全体の平均年収は296万円。
それに対して、女性栄養士の平均年収は292万円なので、平均的な年収値といえます。
【企業規模別】栄養士の平均年収
一般的に企業規模が大きいほど待遇や年収が良いイメージがありますが、女性の割合が圧倒的に多い栄養士の仕事も同様なのか、気になるところですね。(参考:データで見る栄養士・管理栄養士|はたらこねっと)
本章では、栄養士の平均年収を企業規模別に見ていきましょう。
※本章は「賃金構造基本調査|栄養士(女)」(2020年9月15日時点)を参考に作成
※女性のみのデータであるため、実際の年収と異なる可能性があります
※賃金構造基本調査の「きまって支給する現金給与額」を12ヶ月分で換算した上で「年間賞与その他特別給与額」を加算した額を、年収として記載しております
1,000人以上の平均年収は約367万円
従業員数1,000人以上の会社で働く栄養士の平均年収は約367万円です。
先述のように日本の給与所得者の平均年収は436万円のため、大企業で働く栄養士も年収は低めといえます。
1,000人未満の平均年収は約356万円
従業員数100人以上1,000人未満の会社で働く栄養士の平均年収は約356万円。
1,000人以上の企業と比較すると、11万円年収値が低いです。
100人未満の平均年収は約349万円
従業員数99人以下の小規模な企業で働く栄養士の年収は約349万円でした。
ここまで見てきたところ栄養士の平均年収は企業規模が大きいほどに高かったですが、差はわずか20万円未満でした。
ちなみに2019年の厚生労働省「賃金構造基本統計調査」による、すべての業界の企業規模別平均年収は下記のとおりです。
大企業 | 中企業 | 小企業 | |
---|---|---|---|
男性 | 約380万円 | 約323万円 | 約297万円 |
女性 | 約271万円 | 約248万円 | 約229万円 |
(参考:厚生労働省|賃金構造基本統計調査)
このように大企業と小企業とでは42~83万円の差がでています。
そのため栄養士は、企業規模による年収差が他の業界より少ないといえるでしょう。
【活躍場所別】管理栄養士の平均年収
国家資格という点は共通していても「管理栄養士」と「栄養士」は役割などに違いがあります。
- 栄養士…都道府県知事から免許を受ける。栄養バランスの取れた献立の作成・調理方法の改善などを行う。
- 管理栄養士…厚生労働省大臣から免許を受ける。より高度な専門知識をもち、特に病院で傷病者の療養や健康の保持増進のための栄養指導を行う。
本章では、専門性の高い管理栄養士に着目し、平均年収を就業場所ごとに紹介していきます。
※本章は「マイナビコメディカル」(2021年2月24日時点)、「リクナビNEXTジャーナル」(2016年1月1日)を参考に作成
病院・クリニックで働く管理栄養士の年収
医療機関で働く管理栄養士の平均年収は約300万~400万円。
後述の介護施設や民間企業などに勤める管理栄養士と比較すると高水準です。
高年収である反面、他の就業場所より病気などの感染リスクも高いため、日ごろから自己の衛生・健康管理を人一倍心がけておくことが大切です。
介護福祉施設で働く管理栄養士の年収
福祉施設で働く栄養管理士の平均年収は約260万~390万円ほど。
医療機関で働く管理栄養士の年収よりやや低いです。
しかし高齢化社会が進むにつれ求人数もさらに増えていくと考えられるため、「近所で働きたい」「時短で働きたい」といった要望を持つ管理栄養士も、仕事に就きやすいでしょう。
レストラン・飲食店で働く管理栄養士の年収
レストラン・飲食店の管理栄養士の平均年収は284.9万円ですが、店長クラスになると300~500万円程にアップします。
また小さな飲食店の場合、管理栄養士が調理以外の接客や雑務を兼任するケースもあります。
食品メーカーで働く管理栄養士の年収
管理栄養士は、食品メーカーなどの企業内で製品開発やメニュー開発などの仕事に就く場合も多く、平均年収は約250万~330万円。
新入社員の頃は年収が低くても、経験を積んで役職に就くなどすれば、年収も上がっていくと考えられます。
品質管理を行う管理栄養士の年収
品質管理の仕事では平均351.6万円程度です。
品質管理の業務は、食品製品が規格通りに製造されているかを確かめるために栄養成分を調べたり、細菌が混入していないかを確認するための検査を行うなど多岐にわたります。
専門性が高いため、医療機関についで平均年収が高い現場です。
食品販売を行う管理栄養士の年収
食品販売業での平均年収は281.5万円程であり、他の現場と比較するとやや低めです。
しかし職場で「食品衛生責任者」というやりがいのある仕事に就かせてもらえる上、重宝される可能性があります。
なぜなら、食品を扱う営業をする場合は、施設ごとに最低1名「食品衛生責任者」が必要だからです。
栄養士(管理栄養士も含む)の資格があれば、指定の講習を受けずとも食品衛生責任者となることができるため、飲食業や食品を販売する現場では重宝されるでしょう。(参考:食品衛生責任者とは…|東京都福祉保険局)
【都道府県別】栄養士の平均年収ランキング
栄養士の平均年収を高い順から都道府県別のランキングにすると下記のとおりです。
都道府県名 | 平均年収 |
---|---|
東京都 | 333万円 |
埼玉県 | 330万円 |
神奈川県 | 320万円 |
大阪府 | 315万円 |
千葉県 | 313万円 |
茨城県 | 307万円 |
愛知県 | 306万円 |
兵庫県・三重県 | 304万円 |
長野県・奈良県 | 300万円 |
京都府 | 299万円 |
山梨県・和歌山県 | 298万円 |
北海道 | 296万円 |
群馬県 | 294万円 |
岩手県・福島県・滋賀県・広島県 | 293万円 |
静岡県 | 292万円 |
香川県 | 287万円 |
愛媛県 | 286万円 |
栃木県 | 285万円 |
富山県・福岡県 | 282万円 |
山形県 | 281万円 |
島根県・岡山県 | 279万円 |
岐阜県・沖縄県 | 278万円 |
宮城県・徳島県 | 277万円 |
新潟県 | 276万円 |
石川県・鳥取県・山口県・佐賀県 | 272万円 |
福井県・高知県 | 270万円 |
鹿児島県 | 269万円 |
秋田県 | 268万円 |
宮崎県 | 267万円 |
熊本県 | 265万円 |
大分県 | 262万円 |
青森県・長崎県 | 251万円 |
(参考:求人ボックス|2021年5月26日)
※求人情報から計算した数値のため、実際の年収とは異なります
このように東京都が一番高い結果となりました。
東京都の年収が高い理由とは?
東京の人口密度は高く、企業からすると利用者が多いということになります。
それだけ仕事があるということなので、儲けも多く出ます。
また東京は人口密度の高さに比例して、医療機関・福祉施設・食品メーカーなど、栄養士が必要とされる現場の数も多いです。
さらに専属の栄養士を希望する有名アスリートや芸能人の在住人数も他県より多いと考えられます。
つまり、それだけ求人の種類や数も多いということです。
求人が多いと、給料を高めに設定しないと、応募者が集まりません。
以上の理由から、東京の年収は高いと考えられます。
2.栄養士で年収をアップさせるには
栄養士の平均年収はそれほど高くはありませんが、収入をアップさせることは可能です。
本章では、栄養士の年収を上げる方法を紹介します。
①管理栄養士の資格を取得する
栄養士の資格しか持っていない場合は、管理栄養士の資格を取ると年収アップの可能性があります。
専門的な栄養指導や給食管理など管理栄養士にしかできない仕事もあるため、仕事の幅や就業先の選択肢が広がるからです。
また求人の中には、管理栄養士を求めており、なおかつ高年収(500万円など)を掲示している企業も存在します。
【管理栄養士の資格を生かして働ける高収入の求人(例)】
(▼クリックして拡大)
このように、年収アップを目指す場合は管理栄養士の資格の取得を検討すると良いでしょう。
②キャリアを積む
「日本栄養士会」によると、管理栄養士・栄養士のキャリアアップを支援するための様々な制度が存在します。
- 認定管理栄養士・認定栄養士の認定制度…各分野において「栄養の指導」を責任を持って実践できるレベルに到達した事を認める制度
- 特定分野別認定制度…「特定保健指導担当管理栄養士」「公認スポーツ栄養士」など、特定分野における実践活動で優れた成果を生める管理栄養士を認定する制度
- 専門分野別認定制度…「がん病態栄養専門管理栄養士」「腎臓病病態栄養専門管理栄養士」など、より卓越した技術・知識をもって、複雑な栄養の問題を有する個人・集団に応じた栄養管理を実施できる上、専門性を教育・研究スキルにも発揮できる管理栄養士を認定する制度 など
ある分野における専門の栄養士・管理栄養士であると認定されることで、自分のブランド価値を高めることができます。
そのため会社に給与交渉をしたり、フリーランスの仕事も取ることで年収を上げられる可能性が出てくるでしょう。
③待遇の良い職場へ転職する
このまま栄養士として働き続けたいけど、今の職場では努力しても収入アップが見込めないという状況もありますよね。
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また、言いにくい給料交渉もスムーズに進めてくれるため、自分だけの力で内定をした場合より初任給が高くなる可能性もあります。
結論ですが、高待遇な栄養士の勤務先を見つけるためには、一人で転職活動をするのではなく、転職エージェントの力を借りることをおすすめします。
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まとめ
栄養士の年収の特徴は下記のとおりです。
- 平均年収は約373万円
- 平均月収は約31万円
- 平均給料は約23.3万円
- 平均賞与額は約61万円
- 推定生涯年収は約1億6,412万円
- 入社したばかりの20代の平均年収は約282万円
- ベテランといわれる50代の平均年収は約443万円
- 男性の平均年収は約324万円
- 女性の平均年収は約292万円
- 企業規模による年収差が他の業界より少ない
栄養士として年収をアップさせるためには下記の対策を取ると良いでしょう。
- 管理栄養士の資格を取得する
- キャリアを積む
- 待遇の良い職場に転職する
なお、転職をする際は転職エージェントの力を借りると心強いです。
この記事が、栄養士の年収情報に興味がある方の参考になれば幸いです。