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各種データや口コミサイト等の情報によると、土地家屋調査士の平均年収は400~500万円程度です。
土地家屋調査士は、依頼を受けて土地や建物がどのようにあるかを測量し、図面や書類を作成して不動産に関わる登記の申請手続きなどを行うのが主な仕事です。
難関の国家資格を取得してはじめてなれる職業ですが、年収は個々による差が大きい傾向にあります。
この記事では、土地家屋調査士の詳しい年収や収入事情について解説します。
1.土地家屋調査士の年収は400~500万円程度
各種データや口コミサイト等の情報によると、土地家屋調査士の平均年収は400~500万円程度です。
参考として、各求人サービスが算出したデータを以下にまとめました。
媒体(参考元) | 平均年収 | 平均月給 |
---|---|---|
indeed | − | 293,129円 |
求人ボックス | 379万円 | − |
スタディサプリ (リクナビNEXTの新規登録者のデータ) |
486.8万円 | − |
(※2020年12月15日時点)
土地家屋調査士は独立開業している人も多く、個々による年収の差が大きい傾向にあります。
そのため、上記は一つの目安として参考にしてください。
2.土地家屋調査士の収入事情
この章では、土地家屋調査士の収入事情を解説していきます。
資格手当が支給される
土地家屋調査士の資格を持っている場合は、資格手当が支給されることが多いです。
相場は1~3万円程度と言われていますが、中には50,000円の手当を支給している企業もあります。
(引用:LEGAL JOB BOARD|2020年12月時点)
手当の金額は企業によって異なるため、転職を考えている場合はしっかり確認しておきましょう。
初任給は他職業とほぼ同水準?
士業専門の転職メディア「LEGAL JOB MAGAZINE」によると、仕事を始めてから1年目の年収は300万円程度です。
ボーナスを除いた月収は20万円前後と考えられるため、初任給は以下にまとめた日本の平均と概ね同等程度と言えるでしょう。
<日本の平均初任給>
大学卒 | 21万円 |
---|---|
高専・短大卒 | 18.3万円 |
高校卒 | 16.7万円 |
(参考:令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況|厚生労働省)
個々によって年収差がある
冒頭でもお伝えしたとおり、土地家屋調査士は個々による年収の差が大きい職業です。
特に独立開業している場合は年収差が大きく、年収300万円以下の人もいれば、年収800万円を超える人もいます。
また企業に勤めている場合は安定して給与を得られますが、独立した場合は請ける仕事の規模や量によって収入が大きく変動します。
独立を考えている場合は、上記の点も十分に考慮しておきましょう。
3.土地家屋調査士になるには?資格取得の難易度は高め?
土地家屋調査士は、不動産の測量や登記に関する専門職です。
この章では、土地家屋調査士になるための方法を解説します。
ステップ1.国家試験に合格する
土地家屋調査士になるためには、まず国家試験に合格する必要があります。
土地家屋調査士試験の概要は、次の通りです。
資格名称 | 土地家屋調査士試験 |
---|---|
受験資格 | 制限はなく誰でも受験可能 |
合格率 | 8〜9% |
受験料 | 8,300円 |
出願方法 | 受験申込書を法務局まで持参または郵送 |
試験内容 |
|
(参考:土地家屋調査士試験|法務省)
なお、2020年度の試験の合格率は約10.4%でした。(参考:令和2年度土地家屋調査士試験の最終結果について|法務省)
土地家屋調査士試験の合格率は例年8~10%程度と低く、難易度が高いです。
ステップ2.土地家屋調査士会に登録する
試験に合格した後は、土地家屋調査士法第8条に基づき「日本土地家屋調査士会連合会」の土地家屋調査士名簿に登録します。
登録するために必要な手数料とその内訳は、次の通りです。
手数料 | 25,000円 |
---|---|
内訳 |
|
(参考:土地家屋調査士を目指す方へ|日本土地家屋調査士会連合会)
登録が完了し実務研修などを受けると、晴れて土地家屋調査士として活動することができます。
ステップ3.実務経験を積む
独立を目指して資格を取得する人も多いですが、資格取得後にいきなり独立するのはあまり現実的ではありません。
建設会社や測量会社とのつながりを作るためにも、まずは企業に勤めて実務経験を積むことをおすすめします。
なお求人を探す際は、大手転職サービス「doda」の利用がおすすめです。
(引用:doda)
「doda」では自分で求人を探すだけでなく、転職に詳しいアドバイザーに相談することもできます。
「未経験歓迎」の求人も多いので、実務経験を積みたい方はぜひ登録してみてください。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約130,200件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
約36,200件(2022年4月時点) |
おすすめ年代 | 20代,30代 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「doda(デューダ)って実際どうなの?気になる評判と利用前の注意点|口コミ一覧あり」 |
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4.土地家屋調査士が年収1,000万円を目指す方法
土地家屋調査士は個々による年収の差が大きい職業であり、中には1,000万円近い年収を得ている人もいます。
この章では、土地家屋調査士が年収1,000万円を目指すための方法を紹介します。
方法1.独立・開業する
土地家屋調査士として高年収を得られる可能性が高いのが、独立開業です。
独立すれば自分の裁量で仕事を請けられるため、請ける仕事の規模や量によっては1,000万円近い年収を得られる可能性があります。
ただし、機材や設備の購入費が数百万円かかるといわれているので、独立前に資金を確保しておく必要があります。
また建築会社などのクライアントから仕事をもらえるように、人脈を築いておくことも必要です。
独立開業での年収アップを考えている場合は、行き当たりばったりにならないよう、しっかりと事業計画を練りましょう。
方法2.大手企業でキャリアアップを目指す
独立せずに高年収を狙いたい場合は、大手企業に勤務してキャリアアップを目指すことも手段のひとつです。
年収1,000万円を目指すのは簡単ではありませんが、大手の事務所や企業では以下のように高年収を提示している場合もあります。
(引用:LEGAL JOB BOARD|2020年12月時点)
全国に拠点を持つグループや、都市部を中心に業務を行う大手企業は比較的年収が高い傾向にあるので、求人をチェックしてみることをおすすめします。
【補足】土地家屋調査士と関連がある職業とは
土地家屋調査士として高い収入を得ている人は、関連する国家資格を取得し、複数のライセンスを活かして兼業を行っているケースも多いです。
ここでは、土地家屋調査士と関連のある職業を紹介します。
※行政書士・司法書士は、土地家屋調査士と同様に個々による年収の差が大きい職業であるため、平均年収は一つの目安として参考にしてください。
測量士・測量士補
測量士・測量士補は、公的調査や地図の作成など法務局への登記以外を目的とした測量を行うのが主な仕事です。
測量士・測量士補になるためには、次の表にある国家試験に合格するか、専門の教育を受けた上で数年の実務経験を積み、国土地理院に登録される必要があります。
資格名称 | 測量士・測量士補試験 |
---|---|
受験資格 | 制限はなく誰でも受験可能 |
受験料 |
|
出願方法 | 受験申込書を国土地理院へ郵送 |
なお「令和元年度賃金構造基本統計調査」によると、測量士(測量技術者)の平均年収は469万円となっています。
行政書士
行政書士は、会社設立や店舗の営業許可といった官公署への申請手続きや書類作成を代行するのが主な仕事です。
行政書士のライセンスを取得するためには、行政書士試験に合格する必要があります。
資格名称 | 行政書士試験 |
---|---|
受験資格 | 制限はなく誰でも受験可能 |
受験料 | 7,000円 |
出願方法 | 郵送またはインターネット |
(参考:一般財団法人行政書士試験研究センター)
行政書士と土地家屋調査士は業務の前後で関連することが多く、ダブルライセンスを取得すれば、受注できる仕事の幅が増える可能性があります。
なお「求人ボックス(2020年12月15日時点)」が算出した情報によると、行政書士の平均年収は385万円となっています。
司法書士
司法書士は、不動産登記や裁判事務といった法律に関する手続きの代行や書類作成を行うのが主な仕事です。
司法書士になるためには、司法書士試験に合格し、全国にあるいずれかの司法書士会に登録する必要があります。
資格名称 | 司法書士試験 |
---|---|
受験資格 | 制限はなく誰でも受験可能 |
受験料 | 8,000円 |
出願方法 | 受験申込書を法務局まで持参または郵送 |
(参考:司法書士試験|法務省)
司法書士と土地家屋調査士は、いずれも不動登記業務と密接な関わりがあるため、ダブルライセンスを持つことで仕事の幅を広げられる可能性があります。
なお「求人ボックス(2020年12月15日時点)」が算出した情報によると、司法書士の平均年収は451万円となっています。
5.転職で年収を上げるなら『doda』を利用しよう
(引用:doda)
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(参考:doda)
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(引用:doda)
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(引用:リクルートエージェント)
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詳しい解説は以下を確認してください。 「リクルートエージェントって実際どうなの?気になる評判と利用前の全注意点」 |
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まとめ
土地家屋調査士は、個々による年収の差が大きい職業です。
平均年収は400~500万円程度ですが、独立開業したり役職に就けば1,000万円近い年収を得られる可能性もあります。
なお転職で年収アップを狙う場合は、以下のような転職エージェントの活用がおすすめです。
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