「詰問(きつもん)」の意味は?使い方と例文や類語も解説

詰問の意味とは ビジネス用語

会社員

友人が「詰問された…パワハラだ…」と言っていたけど。どうして「詰問」がパワハラになるんだろう?

「詰問」とは「きつもん」と読み、「 相手を責めて厳しく問いただすこと」を意味します。

「詰問」をただの「質問」と思っていたらどうしてパワハラになるのかがわかりませんよね。

ですが「詰問」は「質問」とは異なり、パワハラとなる可能性があるので、もし会社で詰問を受けているなら誰かに相談してみましょう。

本記事では「詰問」の意味や使い方、例文や類語、さらには英語表現やどうして「詰問」がパワハラになるのかなどを解説していきます。

本記事を読んでいただければ、上司からの「質問」が「詰問」なのかどうか判断できるようになりますよ。

ぜひ、最後までご覧ください。

1.「詰問」の意味

意味は「相手を責めて厳しく問いただすこと」

詰問

読み:きつもん

相手を責めて厳しく問いただすこと。

「詰問」とは「 相手を責めて厳しく問いただすこと」を意味し、「きつもん」と読みます。

「詰問」の「詰」は、「なにかを詰める」という意味の他に、「詰る(なじる)」という意味もあります。

「詰る(なじる)」とは、「 悪い点や不満がある点をことさらに責めて問い詰める」という意味です。

つまり「詰問」の「詰」は「詰る(なじる)」に由来しているのです。

「詰る(なじる)」は、例えば以下のように使います。

<例文>

  • ボールを取り損ねてしまい、彼が詰るような目でこちらを見ていた。
  • 彼女は、大事な約束を破られてしまったことについて彼を詰った
  • 先生は規則違反には厳しく、規則を破った彼を詰った
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  • 2.「詰問」の使い方と例文

    「詰問」は「する」をつけて「詰問する」という形で使います。

    ビジネスシーンでも、誰かの失敗や裏切りを責めるように問い詰める場合に「詰問する」と使うのです。

    また「詰問された」「詰問されていた」とし、受け身、第三者目線で「詰問」を受けた・受けている様を表します。

    「詰問」の具体的な例文

    <例文>

    • 彼は入社して早々大きな失敗をしてしまい、上司の詰問に耐えきれず辞めてしまった。
    • 彼女は大きな失敗をしたが、悪意はなかった。私は詰問したくなる気持ちを抑えて問いただした。
    • 同僚から詰問されると、彼は逆に怒ってしまい、同僚の失敗について詰問し始めた。
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  • 「詰問口調」は「責めて問いただすような話し方」

    また、「詰問」は時として「詰問口調」と表現されることがあります。

    「詰問口調」とは「 詰問するような話し方の調子」ということです。

    話の内容自体は普通の質問であるように見えても、口調がキツかったり、責めるような感じだったりすると、「詰問口調」になります。

    例えば以下のように使われます。

    <例文>

    • 「なぜ報告しなかった?」と詰問口調で問われ、彼女は泣いてしまった。
    • 上司に詰問口調で「なぜできないんだ?」と言われ、なにも返すことができなかった。
    • 上司の表情は平静を装っていたが、話し方が徐々に怒りを帯び、やがて詰問口調になった。

    3.「詰問」はパワハラになる可能性がある

    「詰問」は、話している内容だけ聞くとただの「質問」に聞こえますが、 職場ではパワハラになります。

    パワハラとはパワーハラスメントのことで、 立場の上下関係を利用した嫌がらせのことです。

    会社であれば上司や社長、役員といった立場に当たる人が、部下や社員に対して身体的、精神的に嫌がらせを行うことです。

    そのため、会社で自分より上の立場にある人から「詰問」されたと感じたらパワハラに当たる可能性があるので、信頼できる人に相談しましょう。

    ただし、上司から厳しく叱責されたからといって、すぐにパワハラだと決めつけるのも考えものです。

    部下が失敗したら厳しく叱責したり注意したりするのも上司の仕事なので、一度詰問をしただけで、ただちにパワハラになるわけではありません。

    パワハラに当たるかどうかは、以下の3つの基準を参考にしてください。

    1. 何度もしつこく詰問してくるかどうか
    2. 長時間にわたって詰問してくるかどうか
    3. 過去の失敗を蒸し返して詰問してくるかどうか

    これら3つの基準のどれかに当てはまればパワハラとなる可能性が高いです。

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  • 「質問」と「詰問」の違いは威圧感やキツさ

    「質問」と「詰問」はどう違うのか、話している内容だけ聞いているとわかりにくいです。

    上司が「なぜそうなるの?」と聞いてきた時、 表情や声の調子によって「質問」なのか「詰問」なのかが変わります。

    上司の表情や声の調子に威圧感があったり、こちらを責めるようなキツさがあったりすれば、「詰問」である可能性があります。

    もちろん、上司には「詰問」をしているつもりがない場合もあるので、すぐに決めつけず、相手の様子をしっかり確認しましょう。

    「詰問」であるかどうか判断する場合、 「質問」または「詰問」を受ける側が恐怖を感じるかどうかも基準になります。

    4.「詰問」の類語

    「詰問」には以下の3つの類語があります。

    1. 糾明(きゅうめい)
      意味:犯罪や悪事などを問いただし、悪い点を追求して明らかにすること
    2. 難詰(なんきつ)
      意味:欠点をあげ、相手を厳しく避難する
    3. 尋問(じんもん)
      意味:取り調べや裁判で相手を問いただす

    それぞれ見ていきましょう。

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  • 類語1.糾明(きゅうめい)

    「糾明(きゅうめい)」とは、「 犯罪や悪事などを問いただし、悪い点を追求して明らかにすること」を意味します。

    「糾明」は「悪いことをした相手に対して厳しく追及する」という意味で「詰問」と同じです。

    ただ「詰問」には「糾明」のような「事実を明らかにする」という目的は含まれていないので、その点が異なります。

    例えば以下のように使われます。

    <例文>

    • 東京地検特捜部が政治家の汚職事件を糾明する。
    • 医療過誤を起こした病院に訴訟を提起することで、真相を糾明する。
    • 賄賂を受け取って学位取得をさせた学長を徹底的に糾明する。

    類語2.難詰(なんきつ)

    「難詰(なんきつ)」とは、「 欠点をあげ、相手を厳しく避難する」という意味です。

    「難詰」は「相手を厳しく責める」という意味で「詰問」類語として扱われます。

    しかし「詰問」はあくまでも「相手に対して質問する」という形を取っているのに対して、「難詰」はただの「非難」であるので、ただの「非難」の問い詰めのときは「難詰」を使いましょう。

    例えば以下のように使われます。

    <例文>

    • 何度もおさらを割ってしまった彼女を難詰した。
    • あれほど注意しろと言ったのに話を聞いていなかったため、彼は難詰された。
    • 何度も難詰されても、彼はめげずに仕事を続けた。
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  • 類語3.尋問(じんもん)

    「尋問(じんもん)」とは、「 取り調べや裁判で相手を問いただす」という意味です。

    「尋問」は「相手を問いただす」という意味では「詰問」と同じです。

    しかし「尋問」は「警察の取り調べや裁判所の証拠調べ」の意味で限定的に使われるので、「詰問」はその点で異なります。

    例えば以下のように使われます。

    <例文>

    • 刑事が取調室で犯人を尋問した。
    • 法廷で証人尋問が行われた。
    • 民事訴訟で弁護士が反対尋問を行なった。

    5.「詰問」の英語表現

    「question closely」「demand」

    「詰問」の英語表現は以下の2通りがあります。

    1. question closely
    2. demand

    「question closely」は直訳すると「 近寄って質問する」という意味になります。

    それに対して「demand」は「 要求する」という意味です。

    相手に対して詰めよる場合は「question closely」、相手に対して何かを要求する場合は「demand」を使うようにしましょう。

    それぞれの例文をご紹介します。

    <例文>

    1. I questioned closely the reasons for resignation.
      (私は辞職の理由を詰問した)
    2. The policeman demanded their names and address.
      (警察官は彼らの住所氏名を要求した)

    まとめ

    「詰問」とは「 相手を責めて厳しく問いただすこと」を意味し、「きつもん」と読みます。

    「詰問」はただちにパワハラになるわけではありませんが、長時間の詰問や、何度も繰り返し行う詰問はパワハラになります。

    もし上司から詰問を受けたと感じるなら、パワハラになる可能性があるので、信頼できる人に相談するといいでしょう。

    ただし、上司が部下を叱責することも仕事のうちなので、すぐに詰問だと決めつけるのも考えものです。

    まずは自分がやってしまった失敗について反省してから、本当に「詰問」にあたるのかどうかよく考えましょう。

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