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「辛辣」は「言葉や表現が非常に厳しいさまを表す言葉」です。
辛辣な意見など、批判やクレームなどの際に耳にする機会が多いため、覚えておいた方が良いでしょう。
今回は、そんな「辛辣」の意味や使い方について解説していきます。
1.「辛辣」の意味
意味は「言葉や表現が非常に厳しい」
辛辣
読み:しんらつ
意味:
主に批評や批判において、言い方や言葉の調子がきつい様子を指す言い方。
おおむね、言われた側は少なからず動揺したり傷ついたりするような否定的で手厳しい物言いを、遠慮なく容赦なしに言ってのける、といった状況を形容する意味で用いられる。
(引用:weblio辞書)
「辛辣(しんらつ)」は主に、 他人に対して発言や行動が非常に厳しいさまを意味する言葉です。
また、字そのものの意味として、「辛い」という意味もあります。
辛辣という語は、字義としては「非常にからい」 「大いに舌を刺激するような辛さ」という味覚を指す。
今日では味覚を形容する語としての用法は半ば廃れ、もっぱら意見や批評の手厳しさを形容する表現として用いられているといえる。
(引用:weblio辞書)
2.「辛辣」の使い方と例文
「辛辣」は、 他人の言動や性格に対して、非常に厳しくするということを表現するときに使用します。
「辛辣」の後ろに「な」を付けることで、形容詞として使うことができます。
また、後にくる名詞には「意見」や「態度」など、言動を表す言葉がくることが多いです。
ここでは、代表的な以下の3つのフレーズについて、説明します。
辛辣な意見
「辛辣な意見」とは、 相手に対する意見が非常に厳しいことを意味しています。
ここでいう非常に厳しい意見とは、相手のためを思って厳しいアドバイスをすることを指します。
悪口や中傷のように相手を否定する意見ではないため、使用する際にはその意見がどのような内容であるのかに注意する必要があります。
<例文>
- 彼女は部下に対して、辛辣な意見を放った。
- 職場を良くするために、あえて辛辣な意見を放った。
辛辣な態度
「辛辣な態度」とは、 相手に取る態度が非常に厳しいものであることを意味しています。
そのため、相手に対する態度がきついというニュアンスを表すときに用いられます。
<例文>
- そのクレーマーは、店長に辛辣な態度を取ってきた。
- 彼女がみんなから煙たがられているのは、辛辣な態度のせいだ。
辛辣な批評
「辛辣な批評」とは、 ある物事の事象に対して厳しく指摘することを意味しています。
<例文>
- 評論家による辛辣な批評が世間を騒がせた。
- 投稿欄には辛辣な批評が寄せられている。
3.「辛辣」の類語
「辛辣」の類語には、以下のような言葉があります。
類語1.痛烈(つうれつ)
「痛烈」には、以下のような意味があります。
「辛辣」が他人の言動に対して非常に厳しいさまを表すことから、同じ意味を持つ「痛烈」は類語になります。
<例文>
- 上司は部下の意見を痛烈に批判した。
- 上司から痛烈な言葉を浴びせられて、同僚はここ1週間ずっと落ち込んでいる。
類語2.苛辣(からつ)
「苛辣」には、以下のような意味があります。
「苛辣」は相手に対して、敵意や厳しさを表す言葉です。
そのため、似たようなニュアンスを持つ「辛辣」の類語になります。
<例文>
- あなたは彼に、苛辣な発言は控えるよう注意すべきである。
- ブラック企業で、彼は苛辣な扱いを受けている。
4.「辛辣」の対義語
「辛辣」の対義語には、「柔和」があります。
では、意味を見ていきましょう。
対義語.柔和(にゅうわ)
「柔和」には、以下のような意味があります。
相手に対して厳しい言葉や態度を示す「辛辣」とは、全く反対の意味になります。
したがって、「柔和」は「辛辣」の対義語です。
<例文>
- 彼の表情は、柔和な印象を与える。
- 上司が柔和な態度で接してくれるので、話しやすい。
まとめ
「辛辣」とは、 「言葉や表現が非常に厳しいさま」を意味する言葉です。
また、「辛辣な言葉」とは、「厳しい言葉」という意味になります。
近しい表現である類語表現もいくつかあるため、使い分けできると良いですね。
相手から厳しいことを言われたというニュアンスを表現するときに使用すると良いでしょう。