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旭硝子株式会社(AGC)の平均年収は808万円です。
国内大手ガラスメーカーというだけあって平均年収は800万円を超えており、転職をきっかけに年収アップが期待できそうな企業です。
そんな旭硝子株式会社(AGC)の有価証券報告書からうかがえる近年の平均年収推移・業界内年収ランキング・グループ会社の平均年収などを解説します。
1.旭硝子(AGC)の平均年収は約808万円
旭硝子(AGC)の2019年度の平均年収は、「有価証券報告書」によると808万円です。
国税庁が毎年発表している「民間給与実態統計調査結果」をみると、1年を通じて勤務した給与所得者の年間の平均給与は441万円ですので、旭硝子(AGC)は国の平均よりも367万円高いことがわかります。
なお、本文では広く知られていることもあり「旭硝子」と記載していますが、2018年7月に社名を「AGC株式会社」に変更していることを認識しておいてください。
旭硝子(AGC)の平均年収の推移
年(12月期) | 平均年収 | 従業員数 | 平均年齢 |
---|---|---|---|
2015年 | 793万円 | 5,973人 | 41.9歳 |
2016年 | 808万円 | 6,024人 | 42.5歳 |
2017年 | 858万円 | 6,401人 | 42.5歳 |
2018年 | 817万円 | 6,659人 | 43.3歳 |
2019年 | 808万円 | 6,998人 | 43.2歳 |
(参考:有価証券報告書)
過去5年間の平均年収は、2017年までは右肩上がりで成長していますが、その後は減少傾向にあります。
ただし、平均年収は800万円前後の高水準をキープし続けていることがわかります。
これだけ高年収であれば、「給与を上げたい!」という転職希望者にとっては魅力ある企業といえるでしょう。
ガラスメーカー業界の年収ランキングでは第2位
順位 | 会社名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | HOYA | 845万円 |
2位 | 旭硝子(AGC) | 808万円 |
3位 | 日本板硝子 | 777万円 |
4位 | 日本電気硝子 | 764万円 |
5位 | セントラル硝子 | 641万円 |
6位 | オハラ | 629万円 |
7位 | 日本山村硝子 | 606万円 |
8位 | 石塚硝子 | 548万円 |
9位 | 倉元製作所 | 303万円 |
(※平均年収は、各社の最新の有価証券報告書を参考にしています。)
上場・未上場含めるとガラスメーカーの企業は全国に580社ほどあるのですが、その業界内の平均年収ランキングで旭硝子(AGC)は堂々の第2位にランクインしています。
表をみると、平均年収が800万円を超えているガラスメーカーは旭硝子(AGC)とHOYAだけであることが分かります。
同じガラスメーカーといえど、給与の面で旭硝子(AGC)は頭ひとつ抜けていると断言できるのではないでしょうか。
旭硝子(AGC)の推定生涯年収:3億4,744万円
平均年収をもとに22歳から65歳まで働いたと仮定すると、 推定生涯年収は約3億4,744万円万円になります。
計算式は「808万円 × 43年 = 3億4,744万円」です。
なお、平成29年度の大卒社員の推定生涯年収は、約2億円と言われています。
2.旭硝子(AGC)の年代別の平均年収
年代 | 平均年収 | 最高年収 | 最低年収 |
---|---|---|---|
20代 | 440万円 | 550万円 | 350万円 |
30代 | 555万円 | 700万円 | 500万円 |
40代 | 800万円 | 1,000万円 | 600万円 |
50代 | 1,000万円 | 1,200万円 | 950万円 |
(参考:転職会議|2020年確認時点)
上記は、企業の口コミサイト「転職会議」に寄せられたデータをもとに作成した、年代別の平均年収です。
増加幅は、20代から30代にかけて約100万円、30代以降は約200万円ずつ増えています。
40代を過ぎると年収1,000万円を超える人も出てくるようです。
旭硝子(AGC)の初任給
こちらは、旭硝子(AGC)の初任給と国平均をまとめた表です。
最終学歴 | 旭硝子(AGC)月給 | 初任給の平均 |
---|---|---|
博士了 | 295,000円 | ― |
修士了 | 245,000円 | 238,900円 |
学部卒 | 220,000円 | 210,200円 |
(参考:AGC募集要項|採用情報、厚生労働省|令和元年(2019)賃金構造基本統計調査結果)
旭硝子(AGC)の初任給は、学部卒・修士了共に、国の平均よりも約1万円ほど高い結果となりました。
また、基本給の他にも「残業代」や「年間最大12万円のリフレッシュ手当て」などの諸手当が追加されます。
20代の平均年収は約350~550万円
旭硝子(AGC)の20代の平均年収は約350~550万円です。
人事制度は評価制度が採用されており、20代のうちは同期間の平均年収にあまり差が開かないようです。
若いうちは差がつかない人事体系になります。若手に仕事をやらせる割には評価はされません。みんな横並びです。
(引用:転職会議)
同期間での評価の開きは若い間は殆どなく、入社15年前後から次第に差が出始める。
(一部引用:転職会議)
30代の平均年収は約500~700万円
旭硝子(AGC)の30代の平均年収は約500~700万円です。
30代に入ると、チームの責任者として管理を任される人も出てきます。
管理職に上がるまでは年収に大きな差が見られませんが、管理職に昇格すると年収が一気に上がるようです。
年収は、管理職に上がると年収が一気に増える。メーカーの中ではトップクラスの給与水準だと思う。
評価に関しては、管理職に上がるまでは、基本的にワンランクずつアップしていき同期とも差がほとんど出ない。総合職の場合、大半が管理職に昇格する。
管理職後は、実力勝負であるが、その時の状況やポジションの空き具合にも大きく左右される為、昇格については運要素も強い。
(引用:転職会議)
40代の平均年収は約600~1,000万円
旭硝子(AGC)の40代の平均年収は約600~1,000万円です。
40代になると大半の人が役職に就くようになり、年収1,000万円を超える人が増えてきます。
メーカの中では総合職、技能職、事務職いづれも給与水準は高い。総合職のほとんどは30代半ばに管理職となり40代になるころには年収は1000万円を超えることが多い。
ただし、それ以上となると上位のポジションは数が限られてくるため難しい。特に上の世代の人間がたくさんいるため組織としての硬直感がある。評価制度はMBOを取り入れている。
(引用:転職会議)
メーカにしては、給料がよく、メーカートップクラスと聞いています。 上場企業メーカーの年収データをみても、そのとおりになっています。 40歳大卒で、主幹(課長)クラスであれば、1000万円は超えるのではないでしょうか。
(一部引用:転職会議)
50代の平均年収は約950~1,200万円
旭硝子(AGC)の50代の平均年収は950~1,200万円です。
50代に入ると、多くの社員が平均年収1,000万円を超えているようです。
ただし、年功序列で役職に就く傾向があるため、上位ポジションに空きがないと昇格するのが難しいと言われています。
比較的従業員の平均年齢が高く、年功で管理職になるケースがほとんどのため上が詰まっているため昇進は難しそうです。
(一部引用:転職会議)
3.旭硝子(AGC)のグループ会社の平均年収
旭硝子(AGC)は日本のみならず、アジア・北米・ヨーロッパ・中東やアフリカなど世界各国に多数のグループ会社をもっています。
会社概要より売上高の比率を確認すると、「日本・アジアが約66%」「ヨーロッパが約22%」「北米が約11%」です。
そんな数多くのグループ会社のなかから、ここでは下記の国内グループ会社3社の平均年収や事業内容を解説します。
AGCロジスティクスの平均年収
「エン転職」の求人情報によると、AGCロジスティクスの平均年収は約300~500万円であることが予想されます。
「doda z」で公開されているモデル年収は、「26歳で390〜430万円」「30歳で430〜470万円」「35歳で600万円〜」「管理職で770万円〜」です。
AGCロジスティクスでは、親会社である旭硝子(AGC)を支える「自動車運送取扱事業」「倉庫業」「国際海上、航空貨物取扱事業」などを展開しています。
AGC硝子建材の平均年収
「indeed」に、AGC硝子建材の建築設計で年収445万円というデータがあります。
AGC硝子建材は資本金4億5,000万円、売上高346億円(2018年)、従業員数736名(2018年12月時点)の会社です。
「住宅建材」や「リフォーム」「建築用ガラス製品の製造・販売」「商業施設建材」などの事業を展開しています。
AGCグラスプロダクツの平均年収
AGCグラスプロダクツの平均年収は約300~500万円です。
このデータは、会社の口コミサイト「転職会議」の情報を参考にしています。
AGCグラスプロダクツは資本金12億8,700万円で、国内建築加工ガラス事業として「機能ガラス」「板ガラス切断品」「住宅建材商品」「内装ガラス」などを取り扱っている会社です。
4.年収・働き方・将来性に関する社員の口コミ
旭硝子(AGC)への転職・就職を検討している場合、社員の口コミが気になりますよね。
そこでここでは、以下の3点に関する口コミをご紹介したいと思います。
年収に関する口コミ
まずは、年収に関する口コミからご紹介します。
社員の口コミからも、旭硝子(AGC)の年収が同業他社と比べて高く、社内で経験を積めば順調にキャリアをステップアップできることがわかります。
年収は、管理職に上がると年収が一気に増える。メーカーの中ではトップクラスの給与水準だと思う。
(引用:転職会議)
給与は若いうちは他社メーカーと同等、または少々高い程度。賞与は年2回で約5カ月分。上司の評価によって賞与には査定額が上乗せされるが基本的には微々たるもの。
また、年に1回、昇給があり、基本的には上司の評価によって決定される。8~10年でほぼ全員が役職者になる。毎年の評価は評価シートがありそれに記入していくがほとんど上司の主観により決まる。
(引用:転職会議)
働き方に関する口コミ
つづいて、労働時間に関する口コミをご紹介します。
口コミからは、旭硝子(AGC)の労働時間や休暇制度がクリーンであることがうかがえます。
有給は比較的取りやすいため、必要な用事があれば都度上司の許可を得て取得が可能。不要な残業は避けるよう空気があるため、仕事がなければ周りを気にせず帰れる雰囲気。
ワークライフバランスに対しては、特徴的な取り組みはない。少数ではあるが、男性でも育児休暇をとっている人もみられ、制度として機能はしていると思われる。
(引用:転職会議)
フレックス制度が導入されているため、前日が残業等で遅くなっても、翌日は出勤時間を遅らせての出勤が可能で、多くの人が利用している。
日によっては、始業開始時間の9時に出勤している人のほうが少ないときもあるほどで、自分のペースで働くことができるのはありがたい。また、プライベートの用事で早く帰ることも可能で満足できた制度だった。
(引用:転職会議)
仕事のやりがいに関する口コミ
最後に、仕事のやりがいに関する口コミをご紹介します。
「20代で海外での仕事に携わることができた」「最先端技術を取り合う使うことができる」などの、大手企業だからこそ経験できる仕事に、やりがいを持つ人が多く見られました。
若いうちからチャンスを与えられ、20代前半で海外にて設備立ち上げの経験もさせてもらいました。
(一部引用:転職会議)
世界に誇れるメーカーであり、技術力が高い。 開発・研究所メンバーには、有能な人が多いと思われる。最先端の技術力で、大手企業と対等に商売ができる傾向にあり、 非常にやりがいがある。
文系であっても、営業マンとして、 顧客と一緒になってモノづくりに携わりたいと思うのであれば、 おすすめの企業ではないかと思う。
(引用:転職会議)
さらに詳しく年収の口コミを知りたい方は「転職会議」に登録してみてください。
会員登録すれば、さらに詳しい情報をチェックすることができます。(転職会議について詳しく知りたい方は「転職会議の解説記事」をご覧ください)
5.【補足】旭硝子(AGC)の求めている人材・採用情報
そんな旭硝子(AGC)では、どのような人材を求めているのでしょうか。
ここでは、現在会社のHPに記載されている旭硝子(AGC)が求めている人材と中途採用情報についてご説明したいと思います。
求めている人材
以下は旭硝子(AGC)で浸透している行動の基本精神です。
「情熱」当事者意識を持ち、情熱と覚悟を持って取り組むことができる人財
「チャレンジ」壁にぶつかっても諦めずに最後までやり遂げる人財
「革新」枠にとらわれず自ら変化を起こすことができる人財
「インテグリティ」他者から学び、誠実な行動により、信頼してもらえる人財
「巻き込む力」主体性を持って周りを巻き込んでいける人財
(引用:AGC新卒採用サイト|求める人物像)
旭硝子(AGC)では「易きになじまず難きにつく」という創業の精神を持っており、若くして一人ひとりが責任ある仕事を担うため、自ら考えて意見・行動し、挑戦できる人を求めています。
中途採用情報
旭硝子(AGC)では、技術系の職種を中心とした中途採用を行っています。
募集職種と内容の詳細は、以下の通りです。
募集職種 | 内容 |
---|---|
技術系 | 研究開発、製造エンジニア・生産技術(一部、プロセス開発も含む)、設備設計開発・プラントエンジニア、情報システム、知的財産、技術営業、環境安全 |
事務系 | 営業、人事・総務、経理・財務、購買・物流、法務 |
キャリア登録 | キャリア登録(現在募集していない職種において応募される方) |
(参考:AGC採用情報)
中途採用情報について詳しく知りたい方は、旭硝子(AGC)の「採用情報」からご確認いただけます。
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(引用:doda)
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(参考:doda)
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まとめ
旭硝子(AGC)の平均年収は808万円です。
同業であるガラスメーカー業界(国内)の平均年収ランキングでは第2位に位置しています。
22〜65歳まで継続して勤務したと仮定した場合、推定生涯年収は3億4,744万円になります。
旭硝子(AGC)では「若くして一人ひとりが責任ある仕事を担うため、自ら考えて意見・行動し、挑戦できる人」を求めています。
※賃金構造基本調査の「賃金」とは、6月分の所定内給与(残業代などを含まない給与)のことを指します。
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