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厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査(P17)」によると、不動産業界の平均年収は446万円です。
ただし、個々の平均年収は職種によっても大きく異なります。
そこで本記事では、職種別の平均年収や年収アップのポイントなどを解説します。
1.不動産業界の平均年収は約446万円
厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査(P17)」によると、不動産業界の平均年収は446万円です。
内ボーナスは52万円となっており、月収は約33万円と計算できます。
ただし上記は不動産業界全体の平均であり、職種に関しては考慮されていません。
個々の年収は職種によっても異なるため、ここでは「不動産業界の職種別の年収相場」について解説します。
※「不動産営業・仲介」「不動産管理」「不動産事務」の年収については、転職サイト等に掲載されている求人情報を参考にしています。
不動産営業・仲介:約400万円
不動産営業・仲介の年収相場は、約400万円です。
不動産業界と聞くと営業職をイメージされる方も多いでしょう。
仕事内容は、マンションの売買仲介や賃貸仲介、販売営業などです。
意外と年収が低いと感じるかもしれませんが、多くの営業職には基本給のほか販売・仲介した分のインセンティブが支払われるため、求人に提示されている給与より稼げるケースも多いです。
不動産営業・仲介は、実力があれば高年収を狙える職種と言えるでしょう。
不動産管理:約420万円
不動産管理の年収相場は、約420万円です。
管理の職種では、ビルやマンションの定期点検や維持、管理などを行います。
管理する物件でのトラブルが発生した際の対応や、修繕工事の企画なども仕事内容に含まれます。
大手不動産企業ではグループ会社に管理会社を有するところもあるため、知識や実績があれば活躍の幅を広げることも可能です。
不動産事務:約350万円
不動産事務の年収相場は、約350万円です。
採用や総務、法務関連の業務を行うのが主な仕事です。
基本的には裏方の仕事であり、営業職のようなインセンティブはつかないため、年収相場は低めの傾向にあります。
不動産鑑定士:約645万円
厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、国家資格である不動産鑑定士の平均年収は約645万円です。
独占業務である、不動産価値の鑑定評価が主な仕事です。
難易度が高い国家試験に合格する必要があり、有資格者にしかできない仕事を担うため、年収は高めの傾向にあります。
2.大手不動産企業の平均年収
ここでは、大手不動産業界の平均年収をご紹介します。
企業名 | 年収 |
---|---|
業界平均 | 446万円 |
ヒューリック | 1,530万円 |
日本商業開発 | 1,368万円 |
三菱所地 |
1,229万円 |
東急不動産HD | 1,194万円 |
三井不動産 | 1,112万円 |
(参考:プレジデントオンライン)
上記を見て分かるとおり、大手企業の年収は平均と比べてかなり高い傾向にあります。
不動産業界の年収は企業規模や売上利益によっても大きく異なるため、高年収を狙うのであれば大手企業への転職を狙うと良いでしょう。
3.不動産営業として働くメリットと注意点
不動産業界の中で求人数が多い傾向にあるのが「営業職」です。
インセンティブがあり実力次第で高年収を狙えるため、「転職したい」と考えている方も多いでしょう。
ここでは、不動産営業として働くメリットと押さえておきたい注意点について解説します。
メリット
不動産営業として働く主なメリットは、以下の通りです。
- 年齢関係なく実力があれば高年収を稼ぎやすい
- 自分の努力が給与に反映されやすい
- 成果が数字で見えるため、やりがいを感じやすい
- 生活に欠かせない「住」に関わることができる
生活に欠かせない「住まい」に関する営業を行うため、顧客からのプレッシャーを感じることもありますが、その分やりがいを感じやすい仕事です。
また年齢・学歴・経験年数などに関わらず、実力次第で高年収を狙える点も大きなメリットと言えるでしょう。
注意点
不動産営業として働く場合は、以下のような注意点を把握しておきましょう。
- 土日祝日に休めないことが多い
- 契約状況によっては休日も稼働する必要がある
- 取引金額が大きくなるほどプレッシャーを感じやすい
- 企業によってはノルマが課せられる場合もある
個人向けに販売や仲介を行っている不動産会社は、お客様の来店が多い土日も出勤となることが多いです。
そのため、家族や友人とスケジュールを合わせにくいと感じる可能性があるでしょう。
また企業によっては営業に対してノルマが課せられることもあり、負担に感じるケースも少なくありません。
不動産営業として転職したい場合はメリットだけでなく、上記の注意点もしっかりと踏まえておきましょう。
4.不動産業界で年収をUPする方法
不動産業界で長く働くなら、年収をアップさせたいですよね。
ここでは、年収をUPする方法3つをご紹介します。
実績を残す
まず、実績を残すということが重要です。
不動産業界の多くは実力主義のため、実績を残せば若くても給与に反映されます。
例えば、営業職で成果を出した場合、その分インセンティブとして歩合給が与えられるケースが多いです。
以下のような努力をして成果を出すことができれば、おのずと年収も上がっていくでしょう。
- 相手のニーズを的確に把握できるよう、観察力・ヒアリング力を身につける
- 顧客が親しみやすいよう、コミュニケーション能力を高める
- 鮮度の高い情報を提供できるよう、常に業界の動向を把握しておく
- 売れる営業トークを身につけられるよう、勉強する…など
資格取得
次に資格取得です。
不動産業界で働く上で、おすすめの国家資格が2つあります。
宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建士)は不動産業界で有名な資格です。
- 資格取得により、お客様に対して「重要事項の説明」等ができるようになる
- 宅地建物取引業者には事務所の規模・業務内容等を考慮して、一定数の専任の宅地建物取引士を設置するよう義務付けられているため、需要も大きい
- 試験の合格率は約15~17%
不動産鑑定士
不動産鑑定士の資格を取得すれば「不動産の価値を鑑定する」という独占業務ができるようになります。
- 不動産の適正な地価や価格を判断する専門家
- 試験の合格率は、一次試験の短答式が30~35%程度、二次試験の論文式が14~18%程度
- 資格を取得すれば不動産業界で活躍の幅が更に広がる
不動産業界で年収アップしたいなら、転職サービスの「ビズリーチ」の利用がおすすめです。
(引用:ビズリーチ)
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不動産に強い転職サイトとおすすめエージェント!転職成功のコツも解説
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(引用:doda)
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(参考:doda)
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年収診断を行う流れ
(参考:doda)
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(引用:doda)
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転職活動を考えている人はもちろん、まだ転職に現実味がない人も、ぜひdodaを活用してみてください。
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まとめ
不動産業界の年収事情について解説しました。
ポイントは、以下の通りです。
今回ご紹介した内容を参考にして、不動産業界への転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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