『CAREER PICKS』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や支払いの有無が影響を及ぼすことはございません。 また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。
2019年3月31日時点のスズキの平均年収は約681万円です。
スズキは軽自動車に強く、『ジムニー』『スペーシア』や『ワゴンR』などの人気車種を販売しています。
この記事ではスズキの年収について、ここ数年の年収推移や年齢別・職種別年収などを紹介します。
福利厚生や手当についても紹介するので、スズキへ就職・転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
1.スズキの平均年収
有価証券報告書によると、2019年3月31日時点のスズキの平均年収は約681万円です。
国税庁が行っている民間給与実態統計調査によると同年の日本の平均年収は436万円であるため、スズキの年収は平均より高いと言えます。
この章ではスズキの年収について、さまざま角度から詳しく紹介していきます。
平均年収の推移と業績推移
スズキの平均年収の推移と、純利益を見てみましょう。
年 | 年収 | 純利益 | 平均年齢 | 平均勤続年数 |
2015年 | 626万円 | 969億円 | 39歳 | 16年6ヶ月 |
2016年 | 625万円 | 1,167億円 | 39歳3ヶ月 | 16年9ヶ月 |
2017年 | 643万円 | 1,600億円 | 39歳5ヶ月 | 16年11ヶ月 |
2018年 | 657万円 | 2,157億円 | 39歳9ヶ月 | 17年3ヶ月 |
2019年 | 681万円 | 1,788億円 | 40歳 | 17年7ヶ月 |
2020年 | 691万円 | 1,342億円 | 40.4歳 | 17年10ヶ月 |
(参考:有価証券報告書|スズキ)
スズキの平均年収は650万円前後を推移しています。
2019年の決算で利益が減っているのは、完成検査での不正発覚によるリコールの影響と考えられます。
この問題により、200万台がリコール対象となり、スズキは特損800億円を計上しています。
2020年の平均年収に影響は見られませんが、今後の動向には注意したほうが良いでしょう。
なお、従業員数は連結従業員数が増えていますが、正社員数に大きな変化はありません。
(参考:有価証券報告書|スズキ)
ボーナスは年2回
ボーナスの支給は年に2回。
夏季と年末に予定されています。(参考:中途採用情報|スズキ)
社員の口コミによると、ボーナスは基本給の5〜6ヶ月分が平均のようです。
(前略)ボーナスは6か月程度。部署によってはプラスで0.5〜1ヶ月多くもらえる。 (後略)
(引用:転職会議)
(前略)自動車メーカーのため、景気が回復すればすぐにボーナスへ反映される。 基本的には5ヶ月分のボーナスがもらえるのはありがたい。
評価次第だから、毎年最低5000円以上は基本給かあがっていくのがよい。(後略)
(引用:転職会議)
ただ、ベースとなる基本給が安いため「ボーナスが思ったほど高くない」という声もありました。
【良い点】 ボーナスは春闘によって決まるため、3月頃に年間分が確定するのはよい。また、リストラをしないと会社が謳っているのはよい。
【気になること・改善したほうがいい点】 基本給が同業他社と比較して、それほど高くないため、ボーナスが思ったほど高くない。(後略)
(引用:転職会議)
推定生涯年収は約3億円
平均年収をベースに、スズキに勤める社員の生涯年収を推測してみましょう。
ここでは、22歳で働き始めて65歳で退職したと仮定します。
681万円(年収)×43年(勤続年数)=約2億9,283万円
同様の計算で日本の推定生涯年収を計算すると約1.9億円であるため、スズキの生涯年収はかなり高いと言えるでしょう。
2.スズキの年代別年収
日本最大級の口コミサイト「転職会議」によると、スズキ社員の年代別平均年収は以下の通りです。
年代 | 平均年収 | 年収(最低〜最高) |
20代 | 400万円 | 300〜450万円 |
30代 | 500万円 | 420〜550万円 |
40代 | 600万円 | 515〜700万円 |
50代 | 780万円 | 675〜875万円 |
(引用:転職会議|2020年時点)
※回答者の投稿データから算出しているため、実情とは異なる可能性があります。
スズキは年功序列の傾向があり、年齢が上がるごとに年収が高くなるようです。
口コミでは、「30代以降は年1万円前後の昇給がある」という声も見受けられました。
【良い点】 年収は30代以降年1万前後昇給がある。 同業他社と比較すると低いが、それなりに貰っている方だと自覚している。
【気になること・改善したほうがいい点】 年功序列が強くのこっている。残業を多くする人、量産開発に追われている人が評価される傾向にある。 個人の評価ではなく、チーム、課として査定は入るため、真面目にやっていてもいなくても、結果は大きく変わらない。
(引用:転職会議)
さらに詳しく年齢別の年収を知りたい方は「転職会議」に登録してみてください。
会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。(詳しく知りたい方は「転職会議の解説記事」をご覧ください)
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
3.スズキの職種別年収
口コミサイト「転職会議」の回答者のデータを参考に、職種別年収を紹介します。
職種 | 平均年収 | 月平均残業時間 |
機械関連 | 543万円 | 33時間 |
電気・電子関連 | 518万円 | 28時間 |
ネットワーク・サーバ・通信インフラ系 | 486万円 | 28時間 |
経営管理 | 486万円 | 5時間 |
マーケティング・企画 | 604万円 | 35時間 |
(参考:転職会議|2020年時点)
※回答者の投稿データから算出しているため、実情とは異なる可能性があります。
平均年収が高めであるマーケティング・企画職・機械関連職では「残業時間が多い」という声が多く見受けられました。
残業の量は年収やワークライフバランスに影響するため、事前に情報を調査しておくことをおすすめします。
なお「転職会議」には、様々な職種の口コミが掲載されているので、ぜひ確認してみてください。
4.スズキの初任給は18〜25万円
スズキの2019年度の初任給実績は、以下の通りです。
【技術職・事務職】
- 博士了:月給25万2,500円
- 修士了:月給23万3,500円
- 学部卒:月給21万1,500円
【営業職・サービス技術】
- 修士了:月給23万3,500円
- 学部卒:月給21万1,500円
【一般事務】
- 学部卒:月給18万6,500円
(参考:2021年度新卒者採用情報 | スズキ)
厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査結果によると、日本の大学卒の平均初任給は約21万円、修士修了は約23.9万円であるため、スズキの初任給は平均と同等程度と言えるでしょう。
なお口コミによると、ここから毎年4月に5,000〜7,000円ほど昇給していくようです。
【良い点】 新卒時の基本月収は23万-24万ほどで、そこから毎年5000〜7000円ほど昇給する。
会社のある浜松で普通に生活するには十分な給料だと思います。
昇給額はここ数年で上昇しつつある。 わずかだが、特許を取得すると特許のランクに応じて報償金が貰える。(後略)
(引用:転職会議)
5.スズキの労働環境
この章では、 スズキの労働環境について解説します。
休日は年間121日
スズキの2021年度の休日は、年末年始・夏季休暇・GW等を含み、年間121日となっています。(参考:中途採用情報|スズキ)
平成31年就労条件総合調査(厚生労働省)によると、企業規模が1,000人を超える企業の労働者1人あたりの年間休日数の平均は119.1日となっているので、休日の数に関しては平均的です。
なお、休暇に関しては結婚休暇や慶弔休暇も設けられています。
福利厚生
スズキでは、おもに以下のような福利厚生を設けています。
- 独身寮
- 準社宅
- 体育施設
- 社員食堂…など
(参考:福利厚生・諸制度 |スズキ)
住宅関係の福利厚生が整っているため、遠方から就職する場合も安心です。
6.国産自動車メーカー年収ランキング
スズキの年収は大手国産自動車メーカー8社中5位でちょうど中間くらいでした。
社名 | 売上高(兆円) |
1位:トヨタ | 30兆2,257億円 |
2位:ホンダ | 15兆8,886億円 |
3位:日産自動車 | 11兆5,742億円 |
4位:三菱自動車 | 2兆5,146億円 |
5位:スズキ | 3兆5,718億円 |
6位:マツダ | 3兆5,647億円 |
7位:SUBARU | 3兆1,605億円 |
8位:ダイハツ工業 | 1兆451億円 |
(参考:各企業の2018年度有価証券報告書)
(※ダイハツの年収は有価証券報告書の記載がないため、過去の有価証券報告書の年収を参考に推測した金額です)
年収トップのトヨタは、売り上げも断トツ1位で30兆円を超えています。
スズキは5位となっており、1位のトヨタとは200万円近い差があります。
これだけ見ると「スズキの年収は低い」と感じてしまうかもしれませんが、スズキの平均年収は日本の平均をゆうに超えています。
大手自動車メーカーと比較すると確かに平均年収は低めですが、日本全体で考えればむしろ高いといえるでしょう。
7.スズキに転職するなら「ビズリーチ」を利用しよう
(引用:ビズリーチ)
スズキへの転職をお考えならば、転職サービス「ビズリーチ」の利用がおすすめです。
ビズリーチはハイキャリア・高年収領域の転職支援に特化した、スカウト型の転職サービス。
あなたの情報を登録しておけば、ヘッドハンターや企業がそれを見て直接スカウトしてくれます。
会員になれば詳しい求人情報を見ることができるので、興味のある求人に直接応募することも可能です。
利用は一部有料ですが、会員登録だけなら無料で行えるので、ぜひ気軽に登録してみてください。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
---|---|
公開求人数 | 約72,400件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 登録無料(一部有料3,278円〜5,478円) |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「ビズリーチって実際どう?気になる評判と注意点を解説」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
8.転職で年収を上げるなら『doda』を利用しよう
(引用:doda)
「今の会社じゃ年収アップを見込めない…」と、転職を考えていませんか?
もし転職活動をこれから始めるならば、ぜひ「doda」を活用してみてください。
dodaは、人材サービスの中でもトップクラスの求人数を保有する転職エージェントです。
たくさんの求人を比較検討できるため、多くの転職者がdodaで転職活動を始めています。
dodaでしか確認できない独占求人も多いので、求人だけでも確認してみることをおすすめします。
dodaなら自分の「推定年収」を測定できる
「doda」をおすすめする理由の一つでもありますが、dodaには186万人の年収データを元に、自身の推定年収を測定できる機能があります。
(参考:doda)
約20の質問に答えていくだけで、「◯◯万円」という形で自分が本来貰うべき年収を打ち出してくれるので、試してみると面白いはずです。
転職活動を始めるならば、まずはdodaで年収診断で市場価値を把握して、それから求人を探してみるのがおすすめです。
自分の現状を客観的に確認した上で、今より年収の高い求人を探し、ぜひ理想の転職先を見つけてください。
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
転職エージェント「doda」とは
「doda」は、人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
自分1人で求人を探したり、必要あればアドバイザーにサポートしてもらい、書類作成や求人探しを手伝ってもらうことも可能です。
(引用:doda)
なお、キャリアアドバイザーの相談は一切お金がかかりません。
対面・電話のどちらでも気軽に相談できますし、今の仕事に少しでも不安を感じているならば、今後のキャリアを真剣に考えるきっかけになるはずです。
転職活動を考えている人はもちろん、まだ転職に現実味がない人も、ぜひdodaを活用してみてください。
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
まとめ
スズキの平均年収は、約681万円です。
<本記事の要点まとめ>
- 2015〜2019年の年収推移は650万円前後を推移
- ボーナスは基本給の5〜6ヶ月分くらい
- 生涯年収は約3億円
- 年功序列の傾向がある
- 平均年収は大手国産自動車メーカー8社中5位
「スズキの車が好き」「自動車業界に携わりたい」という方は、スズキへの就職・転職を検討してみてはいかがでしょうか。