
『CAREER PICKS』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や支払いの有無が影響を及ぼすことはございません。 また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。
英語で日付を書こうとした時に、「どんな書き方だったっけ」と迷ったことはありませんか?
日付を英語での表記には、例えば2018年10月12日だと「October 12th, 2018」や、「10/12/2018」などいくつもの種類があります。
序数詞や前置詞、定冠詞を使うのかどうかといった表記方法は統一されていないので、場面に応じて使い分けることが大切です。
本記事では誕生日メッセージ、契約書、ビジネスシーンの3つの場合に日付を英語で表記する方法を解説します。
この記事を読んでいただければ、日付を英語で表記する時に場面に合わせて使い分けることができるようになるはずです。
ぜひ、最後までご覧ください。
1.日付を英語で表記する時の書き方
まず、日本における日付の定義を確認しておきましょう。
日付とは文書などを作成する時に、その時の年月日を記したもののことで、「2018年1月1日」のように書かれます。
しかし、「2018年1月1日」と書いたり、「2018.1.1」と書いたりする場合もあり、日本語で書く時も表記方法は統一されていません。
英語で表記する時にも書き方は統一されておらず、大きく分けると以下の2つがあります。
- 英語と序数詞を使った書き方
- 英語のみを使った書き方
それぞれの書き方について、解説していきます。
1-1.英語と序数詞を使った書き方
英語で日付を書くときは、 主に「序数」を使っていきます。
そもそも序数詞とはどのような数字なのでしょうか。
英語の数字には基数と序数がありますが、基数とは「one two three four…」のことで、序数とは「first second third fourth…」のことです。
序数詞を使って日付を書く時は、「1st 2nd 3rd 4th…」のように、数字の後に英単語の最後の2文字を付け足していくのです。
例えば、 2018年5月15日であれば、「May 15th, 2018」と表記します。
1-2.英語のみを使った書き方
序数詞を使わずに英語のみを使って日付を書くと、 2018年5月15日であれば「May 15, 2018」と表記します。
これは、わざわざ序数詞を使わなくても日付だとわかることから、序数詞を表す部分英単語の最後の2文字の部分が省略されているのです。
序数詞を使って日付を書くよりも簡単な表記になります。
そのため、丁寧に日付を表したいときや、日付であることを強調したいときは、「序数詞」を使った日付の書き方をすると良いです。
反対に、簡単に日付を表記したい場合は、英語のみの書き方で良いでしょう。
場合によって使い分けるのがおすすめです。
2.日付を英語で書く順番はアメリカ式とイギリス式で異なる
実は、日付を英語で書く時には「順番」が決まっているのです。
適当に書けるわけではありません。
その順番には以下の2通りがあります。
- アメリカ式
- イギリス式
それぞれ解説していきます。
2-1.アメリカ式
アメリカ式では「 月、日、年」の順番で表記します。
例えば2018年10月12日であれば、以下のように表記することができます。
- October 12th, 2018
- October 12, 2018
- 10/12/2018
アメリカ式では、日と年の間に「カンマ(,)」を付けるので、忘れないようにしましょう。
2-2.イギリス式
イギリス式では「 日、月、年」の順番で表記します。
例えば2018年10月12日であれば、以下のような表記することができます。
- 12th October 2018
- 12 October 2018
- 12/10/2018
イギリス式では「カンマ(,)」が必要ではなく、この点でアメリカ式とは異なっているので区別しましょう。
3.日付を英語で表記する時のポイントは?
日付を英語で表記する時に迷いやすいポイントがあります。
ここでは日付を英語で表記する時のポイントとして、以下の3つについて解説します。
- 前置詞はonとatのどちらを使うか
- 序数詞の一覧
- 定冠詞「the」は必要なのかどうか
それぞれ見ていきましょう。
3-1.前置詞はonとatのどちらを使う?
日付を英語で表記する時に「on」と「at」のどちらを使うのか迷ってしまうことがありますが、必ず「on」の方を使います。
なぜなら、「at」は、「9時10分」といった時計で表すことのできる時間を表記する時に使う前置詞だからです。
そのため、日付は「on」を使って以下のように表記していきます。
- on June 18(6月18日に)
- on Friday(金曜日に)
- on Children’s day(こどもの日に)
ちなみに「at」を使った時間表記は以下のようになります。
at 12:00(12時に)
at 13 o’clock(13時ちょうどに)
時間を指定する時は「at」、曜日と日にちまでの指定であれば「on」のように使い分けましょう。
3-2.日付を英語で表記する時の序数詞一覧
前述したように、日にちを英語で書く時は序数詞を使います。
日本語で「1日(ついたち)」を英語に直す時は、「one」ではなく「first」の方を使うのです。
そして日付で表記する時は、「first」ではなく「1st」と英単語の最後の2文字を数字に付け足します。
しかし、「first」から始まる序数詞はどこまで覚えられているのか不安になってしまうことがあります。
そんなときに覚えて欲しいのが、 序数詞は「13」以降は最後に「th」を付けるだけだということです。
「13」は英語で「thirteen」ですが、最後に「th」をつければいいだけなので、「13th」表記になります。
それ以降は数字だけ覚えられていればいいです。
つまり序数詞で覚えるべきなのは1から12までの12個のみだということになります。
以下が1から12までの12個の序数詞一覧になるので、できれば覚えてしまいましょう。
<序数詞の英単語(日付を書く時の表記)>
- first(1st)
- second(2nd)
- third(3rd)
- fourth(4th)
- fifth(5th)
- sixth(6th)
- seventh(7th)
- eighth(8th)
- ninth(9th)
- tenth(10th)
- eleventh(11th)
- twelfth(12th)
3-3.日付を英語で表記する時に定冠詞「the」は必要?
日付を英語で表記する時に、 定冠詞の「the」を付ける場合もあれば、つけない場合もあり、どちらもでも間違いではありません。
また、どのような場合に「the」をつけるのか、場面による使い分けも特にありません。
「the」を使って日付を表記する場合は、以下のようになります。
- September the fiftheenth(9月15日)
- the fourteenth August(8月14日)
- Thursday, July the eleventh(7月11日水曜日)
書類で表記する時は、「the」をつけない方が一般的なので、迷ったら「the」はつけない方が無難だと覚えておきましょう。
4.様々な場面で日付を英語で表記する方法
日付を英語にする場面には様々なシーンがあります。
それぞれによって適切な書き方があるので、以下の3つのシーンごとに紹介していきます
- 誕生日
- 契約書
- ビジネス
それぞれみていきましょう
4-1.誕生日メッセージ
誰かの誕生日を祝う時に、誕生日ケーキやメッセージカードなどに英語で日付を書くことがあります。
誕生日メッセージの表記方法には特別な決まりはありませんが、 定冠詞の「the」は使わず、省略した書き方をするのが一般的です。
そんなときは、以下のように表記しましょう。
- Happy Birthday, ○○!August 1st.(誕生日おめでとう、○○(名前)! 8月1日)
- August 1st Happy Birthday!(8月1日 誕生日おめでとう!)
4-2.契約書
契約書に英語で日付を書く時は、「公文書式」と呼ばれる表記方法を使います。
公文書式では「 the(this)の後に日、月、年」の順番で表記するという決まりがあり、例えば以下のように書きます。
the(this) 2nd day of April, 2018(2018年4月日)
4-3.ビジネスシーン
ビジネスシーンで書類などを作る時には、アメリカ式かイギリス式の表記方法を使います。
アメリカ式であれば以下のように 「月、日、年」の順番で表記します。
<アメリカ式>
- March 10, 2018
- 3/10/18
- Mar/10/19
イギリス式であれば以下のように 「日、月、年」の順番で表記します。
<イギリス式>
- 10 March, 2018
- 10/3/18
- 10/Mar/18
まとめ
日付を英語で書く時は、序数詞や定冠詞を使う方法と使わない方法、アメリカ式やイギリス式などいくつもの方法があります。
誕生日メッセージや契約書、ビジネスメールなど日付を英語で書く機会は少なくないので、こういった表記があるということを頭に入れておくと便利です。
今回ご紹介した表記方法は、 誕生日などのプライベートな場合なのか、ビジネスシーンのようなパブリックな場合なのかによって使い分けましょう。
日付を英語で書く機会があれば、ぜひ今回ご紹介した表記方法を試してみてください。