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「だから」の英語表現は「because」や「therefore」「so」などがあり、それぞれ文脈によって使い方が変わります。
それぞれの意味をきちんと理解しないと使い分けも難しいですよね。
そこで本記事ではだからの英語について、意味や使い方とともに例文まで紹介。
また「だから」以外でも文章を接続する言葉も紹介します。
この記事をよめば、様々なだからの英語表現について理解できるようになりますよ。
参考にしてください。
1.理由を示す接続表現
「だから」には、何かの理由を説明する際に使う場合があります。
英語では、「because」と「since」を理由を示す接続表現として使います。
「because」と「since」には、若干の使い方のちがいがあるので、それぞれ見ていきましょう。
because
because
意味:~だから、~なので
「~だから」「~なので」という意味を持ちます。
文法の違いから、日本語に訳す場合文章の順序が入れ替わります。
「説明したい文章+Because+理由となる文章」となるように使われることがほとんどです。
例文
- I can not go today, because I am busy.
「忙しいから、今日はお伺いできません」 - He was late for the meeting because he overslept.
「彼は寝坊したから、会議に遅れた」 - He can not come today because he has overtime.
「彼は残業があるから、今日は来れません」
このように「because」は理由を説明する文章で使うことが出来ます。
否定文 because ~
否定文 because ~
意味:~だからといって、~というわけで
becauseには文法的に注意が必要な場合があります。
「否定文+because+理由となる文章」の場合で「~だからといって」と訳すことができるのです。
例えば、「She didn’t marry him because he was CEO」という文章は、「彼女は、彼が最高責任者というわけで結婚したのではない」と訳すことがきます。
この場合には” marry him because he was CEO “を否定するということになります、上記の訳になるのです。
例文
- He did not join this company because he was paid high.
「彼は給料が高いからといってこの会社に入社したわけではない」 - She was not refused because she was American.
「彼女はアメリカ人だからといって断られたのではない」 - I did not come back just because I was told something that bothered me.
「私は気に障ることを言われたからといって帰ったのではありません」
「否定文 because」の場合には「~だからといって」という意味に代わります。
訳が変わってくるので把握しておきましょう。
since
意味:~だから、~なので
「since」も理由を解説する際の「~だから」と同じ意味です。
「since」を使った場合、話してや書き手はその理由となることを知っている、という前提で使われます。
「Since he is sick, He cannot come today’s meeting(彼は病気なので、今日の会議には出席できません)」と使った場合に、「Since he is sick(彼は病気)」ということを知っている、という意味を含みます。
また「Since」は後述する例文のように、初めに使う用法が一般的です。
英語では基本的に情報が新しい分を右に持っていくからです。
例文
- Since it is such a beautiful day, why don’t we go to the park?
「こんなにいい天気だから、公園にいきませんか」 - Since we don’t have much time, we should give up.
「私たちには時間がないから、あきらめましょう」 - Since today is sunday,he don’t go to the school.
「今日は日曜日だから、彼は学校へ行きません」
「since」は「because」と「~だから」という意味は同じです。
ただ「since」の場合には、理由を知っているという前提で使われるという違いがあります。
文脈によって「because」と「since」をうまく使い分けて会話や文章を作れるようになりましょう。
2.結果を示す接続表現
「~だから」には、何かの結果を説明する際に使うことが可能です。
英語では下記7つの接続表現で「結果」を示す文章を述べることが出来ます。
これらの単語にもそれぞれ若干意味の違いや使い方に違いがあるので、解説していきます。
therefore
therefore
意味:なので、したがって
「therefore」は「なので」という意味であるが、「したがって」「それ故に」という意味合いが強いです。
「therefore」の場合には、「なぜ」「どのような理由で」「どうして」という理由を述べるような場合に使います。
副詞であるため、二つの文章を文法的につなげることはできず、原因となる文章はいったん区切らなければ使えません。
例文
- The door has broken. Therefore, I have to fix it.
「ドアが壊れてしまいました。だから治す必要があります。」 - She can’t do any housework. Therefore she won’t be able to marry.
「彼女は家事を一切できません。だから彼女は結婚することが出来ないのです。」 - The Euro has gone up against the yen. Therefore the trip to Japan is less expensive for European.
「ユーロは円に対して上昇しています。だから欧州人にとって日本旅行は安くなっています」
「therefore」は因果関係を表すような場合に使うということを覚えておきましょう。
hence
hence
意味:~なので、~に起因して(thereforeより少し硬い表現)
「hence」も「なので」という意味ですが、「therefore」より少し硬い表現です。
「hence」の場合には、「どんな点で」「どこで」「このことから」といった、理由がどこから来たのかを説明する文章が続くようなときに使います。
また「hence」を使うと、文章に文語的な意味を持つのです。
例文
- He was hence unable to agree.
「だから、彼は同意することができませんでした。」 - Interest rates were higher than now. Hence, I was able to build this much asset.
「金利は今よりも高かったのです。だから、私はこれだけの資産を築くことができました。」 - The earth is round. Hence, the amount of UV can not fall equally in all places on the earth.
「地球は丸いのです。だから、紫外線は地球上のすべての場所で等しく落ちることはありません。」
「therefore」と「hence」は意味合い的にはほとんど同じではあるが、「hence」の方が文語的ということを覚えておきましょう。
thus
thus
意味:~だから、そういうわけで
「thus」も「hence」と同様「therefore」より少し硬い表現ですが、意味合いはほとんど同じ「~なので」という意味です。
「thus」の場合には、「どのようにして」「どんな方法で」「どのくらい」といった文章を説明するときに使います。
また、「hence」と同様に、文章に文語的な意味が含まれます。
例文
- This liquor has too high alcohol content, and thus you will need to add some water to it.
「このお酒はアルコール度数が高すぎるから、水を加える必要があります。」 - It is thus especially vulnerable to the effects of climate change.
「だから、気候変動の影響を特に受けやすいのです」 - It was thus a legal and social phenomenon, and not economic.
「それは、法的および社会的現象だからであり、経済的なものではありません」
今見てきた「hence」と「thus」の違いに関しては、とても難しい表現の違いでもあります。
ここでは「hence」と「thus」は「therefore」より少し硬い表現で文語的である、ということを把握しておきましょう。
as a result of
as a result of
意味:~だから、~の結果として
「as a result of」は「~なので」「~の結果として」という意味です。
この場合には強い因果関係がある場合に使われます。
例文
- People are suffering as a result of the recent rise in prices.
「物価上昇の結果、人々は苦しんでいます」 - As a result, the sea looks red.
「だから(結果として)、海は赤く見える」 - The profitability of this company improved as a result of the additional restructuring.
「このリストラの結果、この会社の収益は向上しました」
このような、因果関係が強く「~の結果として」というような場合には「as a result of」を使います。
accordingly
accordingly
意味:応じて、したがって、だから
「accordingly」は日本語では「~に応じて」という訳が当てはまります。
「accord」という単語の意味は「調和」なので、「前の文章と調和している」という意味を持ちます。
その日本語訳でぴったりある意味が「~に応じて」です。
例文
- It started raining hard, accordingly, the game was canceled.
「雨が強く降り始めたから、その試合は中止になりました。」 - He suggested her. Accordingly, we offered her the job.
「彼は彼女を推薦してくれました。だから、我々は彼女を採用しました。」 - She was told to speak briefly. Accordingly, she cut short his remarks.
「彼女は手短に話すようにいわれたから、話を短く切り上げた。」
「therefore」などのように、強い論理的な因果関係ではなく、「応じて」や「従って」のように「調和」の意味を含む表現で使われます。
thereby
thereby
意味:だから、それによって、その方法により
「thereby」は前述の「thus」に近い表現です。
「thereby」の「だから」は「この方法により」という意味を含んでいます。
説明をしたい文章の、具体的な原因となる出来事を説明するような場合に使います。
例文
- He knocked over the whisky, thereby ruining the table cloth.
「彼はウイスキーをひっくり返してしまったから、テーブルクロスをダメにしてしまいました」 - The fuel tank became empty thereby the engine stopped.
「燃料タンクがからになったから、エンジンが停止してしまいました」 - The problem is solved thereby.
「この方法により、問題は解決されます」
「thereby」は例文で上げたように、具体的な原因を示すような文章で使われることが分かります。
so
so
意味:だから、なので、そういうことなので
「so」は上記で解説した中では、一番カジュアルに使える接続表現です。
「~だから」「~なので」「~ということなので」という意味で使われます。
文法的には、前の文章を受け結果そうなる、といった「帰結」の意味です。
例文
- It’s raining, so please bring an umbrella.
「雨が降っているから、傘をもっていってください」 - I missed the last train, so I walked back home.
「終電を逃してしまったから、歩いて家に帰りました」 - He can expect no help from others, so he must do it himself.
「誰も手助けしてくれないから、彼は自分でやらなければなりません」
「so」はとても使いやすくカジュアルな接続表現で、何かの結果を表す文章で使えます。
3.同列の文章を接続する表現
「~だから」には文章同士がそれほど因果関係の強くないものでも、繋げて表現する場合があります。
それを「and」で文章を接続すると、因果関係がなくても二つの文章が自然と繋がる表現ができるのです。
and
and
意味:~だから、~ので
ほとんどの方は「and」は「~と~」という結合の意味を最初に思いつくでしょう。
しかし、上述で説明してきた他の接続表現のように「~だから」という意味でも使えます。
同列の文章を接続するため、因果関係のような強いニュアンスはありません。
他の表現と比べると因果関係は薄く、あくまで同列の文章をつなげます。
例文
- He was very tired, and he couldn’t fall asleep.
「彼はとても疲れていたから眠れませんでした」 - She spoke, and the room fell still.
「彼女が発言したから部屋は静まり返った」 - It is raining today, and the road is wet.
「今日は雨が降ってから、道路は濡れています」
例文のように、文章同士にそこまで強い因果関係がない場合に使われる接続表現です。
上述した「so」のように、とてもカジュアルな表現になります。
4.「だから」以外の同列の文章を接続する表現
「~だから」を意味する接続表現以外についても見ていきましょう。
「~だから」以外にも、「そして」「それに加えて」のように、同列の文章をつなぐ表現は文章や会話などで多く使われます。
それぞれ見ていきましょう。
in addition
in addition
意味:そして、加えて
「in addition」は「そして」や「加えて」の意味です。
「addition」は追加という意味を持ちますので、同列の文章を接続する意味を持ちます。
独立して使う場合には「In adittion,」のように使い、名刺を伴う場合には「in addition to 名詞」として使います。
例文
- In addition, the company is very near to our hotel.
「それに、その会社はホテルのすぐ近くにあります」 - In addition to English, he speaks French.
「彼は英語に加え、フランス語を話します」 - He’s got another job in addition to her current job.
「彼は現在の仕事に加えて別の仕事をしています」
このように因果関係などはなく、同列の文章を追加して述べる場合に使います。
moreover
moreover
意味:さらに、それに加え
「moreover」は「さらに」や「それに加え」という意味です。
直前に行った文章に、新たな情報をつけ足すときに使われます。
比較的にフォーマルな表現で、文語的です。
例文
- He was cool, and moreover he was single.
「彼はかっこよいし、さらに独身である」 - Moreover, they are also good at soccer.
「しかも、彼らはサッカーも上手です」 - The bag was big, and moreover, it was heavy.
「その日は寒く、おまけに雨まで降ってきた」
上述の「in addition」とほとんど同じですが、「moreover」は少し硬くフォーマルな表現なのでうまく使い分けましょう。
5.「だから」以外で反対の意味を示す接続表現
「しかし」のように、反対の意味の文章をつなぐ接続表現も見ていきましょう。
上述したように、文章や会話では様々な文章をつなぐため、接続表現を多用します。
様々な接続表現を知ることで、表現力が増します。
反対の文章をつなぐ接続表現も「~なので」を使うためにも知っておく必要があるのです。
but
but
意味:しかし、なのに
「but」は「しかし」や「~なのに」という意味です。
「but」も2つの文章をつなげる接続表現ですが、反対の意味を持たせることが出来ます。
例えば「I was tired(私は疲れていた)」「I have to go to the airport(私は空港にいかなければならない)」というような文章をつないだ場合、「私はつかれていたのに空港に行かねばならない」という意味になります。
一つ一つの文章だけを見ると、あまり意味が分かりませんが「but」でつなげることで意味が分かりやすくなるのです。
例文
- I went to America, but I didn’t go to Texas.
「アメリカにいきましたが、テキサスにはいきませんでした」 - I have a car, but it’s not in good shape.
「車を持っています、しかし、状態は良くないです」 - Starbucks coffee is expensive, but McDonald’s coffee is cheap.
「スターバックスのコーヒーは高い、しかし、マクドナルドのコーヒーは安いです」
文章を接続する表現はたくさんありますが、「but」は反対の意味を持たせる代表的な接続語です。
although
although
意味:けれども、であるが
「although」は「but」のように「けれども」「であるが」という反対の接続表現です。
「although」は基本的には文章の先頭に使うことが多い表現です。
例文
- Although the weather is fine, the waves are high.
「天候は快晴であるが、波は高い」 - Athough she studied very hard, she didn’t score well.
「彼女は一生懸命勉強したが、良い点数を取れませんでした」 - Although it’s raining, I didn’t bring my umbrella.
「雨は降っているけど、傘は持ってこなかった」
次に解説する「though」より少し文語的とされていますが、現在ではほとんど違いがありません。
though
意味:けれども、であるが
「although」とおなじく「けれども」「であるが」という反対の意味を持たせる接続表現です。
「although」との違いは、「though」は文章の最後に使えることです。
また、「though」は「although」より若干口語的な表現です。
例文
- It was raining. I went to the park though.
「雨が降っていました、公園にはいったのですがね」 - Though she is poor, she is happy.
「彼女は貧乏であるが幸せだ」 - He kept working though he was tired.
「彼は疲れていたのに働き続けました」
今見てきた「though」と「although」の違いはほとんどありません。
少し「though」の方が口語的であることと「although」が文末で使えないことが違いであることを覚えましょう。
on the other hand
意味:他方で、その反面
「on the other hand」は一つの物事を違う視点から見て対照的な面を表現する言葉です。
一つの物事が同時に対照的な面を持つというニュアンスを含めることが出来ます。
例文
- He likes math. On the other hand, She likes English.
「彼は数学が好きである、一方、彼女は英語がすきである」 - On the one hand he is kind, on the other hand he is lazy.
「彼は親切である一方、怠惰でもある」 - He praised my report, but on the other hand he criticized it.
「彼は私の報告書をほめる一方で批判もした」
例文にもあるように、「on the other hand」は「on the hand」とついとして使うこともあります。
「on the hand」は省略しても使えますが、「On the hand ~, on the other hand」をセットで覚えておきましょう。
in contrast、in contrast to
in contrast、in contrast to
意味:対照的に、と対照して
「in contrast」は「対照的に」「~と対照して」という意味です。
「on the other hand」とは違い、「Aとは対照的にBは~である」といった表現をするときに「in contrast」は使います。
例文
- In contrast to the diligent bee, the butterfly seems to fly around without a clear purpose.
「働きバチと対照的に、蝶は目的がなく飛んでいるようだ」 - In contrast to her, her husband didn’t seem to be enjoying the shopping.
「夫は妻とは対照的にショッピングを楽しんでいないようだ」 - In contrast, slow and peaceful pieces also exist.
「逆に静かでゆっくりした曲も存在する」
「on the other hand」とは日本語の訳はほとんど同じですが、「in contrast」の方は対照的であるということを意識して使いましょう。
nevertheless
nevertheless
意味:にもかかわらず
「nevertheless」は「にもかかわらず」という意味です。
「それとは関係なく」という意味を含む接続詞で、「Aとは関係なくBである」という表現をするときに使います。
例文
- Her work was very carefully done but nevertheless wrong.
「彼は注意深く仕事をしたにもかかわらず間違いがありました」 - He was very tired, nevertheless he went on walking.
「彼はとても疲れていたにもかかわらず歩き続けた」 - He’s very naughty, but I like him nevertheless.
「彼はとてもわんぱくだが、それでもやっぱり好きである」
6.まとめ
「だから」の英語表現は「because」や「therefore」「so」などがあり、それぞれ少し使い方や意味が異なります。
英語も日本語も、同じ表現を繰り返し使うことはあまりよしとされません。
言葉の意味や用法の違いを把握して、適切な表現を選んで使えるようになると表現力が増します。
「だから」以外にも文章をつなげる表現を把握して、英語でのコミュニケーション能力を上げましょう。
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