保育士の資格を取るには?受験資格や効率の良い勉強方法を徹底解説

資格

「保育士の資格が欲しいけど、どうやって取ればいいかわからない」とお悩みではありませんか?

保育士不足が叫ばれる中、資格があることは就職や転職の大きな強みとなります

今回は、保育士の資格の取り方や、勉強方法について解説します。

最後まで読めば、資格を取るまでの最短ルートを知ることができますよ。

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1.保育士になるには資格が必要

保育士になるためには、資格が必須

保育園などの施設で子どもを保育するためには、「保育士」の資格を取得しなければいけません。

1‐1.保育士は国家資格のひとつ

保育士は、 児童福祉法で定められている国家資格

資格を取得することで「保育士」と名乗ることが可能となり、以下の業務を行うことができるようになります。

  • 子どもの保育
  • 子どもの保護者に対しての、保育に関する指導

正式名称は「保育士資格」

保育士の資格の正式名称は、そのまま「 保育士資格」です。

履歴書には、以下のように記載しましょう。

  • 平成〇年〇月 保育士資格 取得

「保育資格」などと間違いないよう、注意してくださいね。

幼稚園教諭免許とはまったくの別物

保育士資格と幼稚園教諭免許は、まったくの別物

保育園と幼稚園には、以下のように明確な違いがあります。

  管轄 子どもの対象年齢 育時間

保育園

(児童福祉施設)

厚生労働省

0歳~就学前

8時間

幼稚園

(教育施設)

文部科学省

満3歳~就学前

4時間

※保育時間に関しては、保育園・幼稚園ともに延長保育を実施しているケースもあります。

また、幼稚園教諭免許には「一種」「二種」「専修免許状」の3種類がありますが、保育士になるための資格は「保育士資格」の1種類のみです。

違いをしっかりと把握した上で、どちらを目指すのか考えましょう。

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  • 1‐2.保育士資格を活かせる仕事

    保育士資格は保育園のほか、以下のような場所で活かすことができます。

    • 学童保育所
    • 託児所
    • 病次保育室
    • 院内保育室
    • 乳児院

    保育士資格を取得すれば、子どもを保育するさまざまな場所で働くことが可能。

    資格を持っていることが、就職や転職に役立つことも多いです。

    1‐3.「保育補助」は資格なしでもできる

    保育士には資格が必須とお伝えしましたが、 保育士のサポートをする「保育補助」としてなら資格なしでも働くことが可能です。

    保育補助は、基本的に保育士の指示のもと働きます。

    子どもの世話をしたり保育士と同じような業務を行いますが、資格を持つ正規の保育士よりも賃金は低め。

    「保育を仕事にしたい」と考えるのであれば、保育士資格を取得することをおすすめします。

    では、保育士資格はどのように取得するのでしょうか?

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  • 2.保育士資格の取り方

    保育士資格の取り方としては、以下2つの方法が挙げられます。

    それぞれの方法について、詳しくチェックしていきましょう。

    2‐1.専門学校や大学を卒業する

    厚生労働大臣指定の大学・短大・専門学校に入学し、所定の課程を修了すれば 卒業と同時に保育士資格を取得することが可能

    国家試験を受験する必要はありませんが、学校を卒業しなければいけないため、資格取得までには最低2年かかります。

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  • 2‐2.保育士試験に合格する

    厚生労働大臣が指定する学校を卒業していない場合は、保育士試験に合格することで資格を得ることが可能です。

    受験資格さえ満たしていれば誰でも試験を受けることができますよ

    高卒で試験を受けるには実務経験が必須

    平成3年3月31日までに高校を卒業している場合は無条件で受験資格がありますが、平成3年4月1日以降に高校を卒業した場合、 実務経験が必要

    児童福祉施設で2年以上の勤務かつ2,880時間以上、児童の保護に従事しなければいけません。

    児童の保護を行う児童福祉施設としては、以下が挙げられます。

    • 保育所(定員20名以上)
    • 認定こども園
    • 幼稚園
    • 助産施設
    • 乳児院
    • 障害児入所施設など

    また、前の章で解説した「保育補助」として働いた場合も、受験資格を得ることができますよ。

    2‐3.資格取得の最短ルートは「保育士試験合格」

    最短で資格取得を目指すのであれば、保育士試験の合格を目指しましょう。

    効率良く勉強すれば、 3ヶ月~半年程度で資格を取得できるケースも多いです。

    では、保育士試験とはいったいどのようなものなのでしょうか?

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  • 3.保育士試験について

    厚生労働大臣が指定する学校を卒業していない方が、保育士資格を取得するには 国家試験である「保育士試験」に合格する必要があります

    3‐1.受験資格

    試験を受けるための条件は、以下の通りです。

    • 大学に2年以上在学して62単位以上修得した者
    • 高等専門学校を卒業した者
    • 大学に1年以上在学しており、年度中に62単位以上修得することが見込まれる者
    • 高等専門学校および短期大学の最終学年に在学しており、年度中に卒業することが見込まれる者
    • 高等学校の専攻科または特別支援学校の専攻科を卒業した者
    • 高等学校の専攻科または特別支援学校の専攻科の最終学年に在学しており、年度中に卒業することが見込まれる者
    • 外国において、学校教育における14年以上の課程を修了した者
    •  高等学校・中等教育学校を卒業(同等の資格でも可)しており、児童福祉施設において2年以上の勤務かつ2,880時間以上、児童の保護に従事した者

    上記のほかにも、経過措置により受験資格が得られる可能性があります。

    詳しくは、以下のサイトを確認しましょう。

    一般社団法人全国保育士養成協議会

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  • 3‐2.試験内容

    保育士試験には 「筆記試験」 「実技試験」があります。

    筆記試験

    筆記試験の科目は、以下の通りです。

    1. 保育原理
    2. 教育原理及び社会的養護
    3. 児童家庭福祉
    4. 社会福祉
    5. 保育の心理学
    6. 子どもの保健
    7. 子どもの食と栄養
    8. 保育実習理論

    筆記試験は各科目、 60%以上の正答率で合格となります。

    実技試験

    実技試験では、以下3つの科目から2つを選択します。

    1. 音楽表現(ピアノ・ギター等の弾き歌いを行う)
    2. 造形表現(情景や人物をイメージして絵画で表現する)
    3. 言語表現(子どもに向けた3分間のお話を行う)

    「ピアノが弾けないと保育士になれないのでは…」と不安になるケースも多いですが、 楽器が弾けない場合は「造形表現」「言語表現」を選択すれば問題ありません

    自分の得意な分野を2つ選択しましょう。

    3‐3.難易度・合格率

    保育士試験の合格率は、20%程度。

    意外と低くて驚いた方もいらっしゃいますよね。

    保育士試験の合格率が低いのには、筆記試験の合格基準が大きく関係しています。

    筆記試験では すべての科目で60%以上得点しなければならないため、1科目でも落とすと不合格となってしまうのです。

    ただし、60%以上得点した科目については3年間合格が有効となります。

    次回の試験では不合格になった科目のみ受験できるため、2~3年かけて合格を目指すこともひとつの手段。

    試験自体はそれほど難易度が高いわけではないので、しっかりと勉強すれば十分合格を狙えますよ。

    4.保育士国家試験の勉強方法

    保育士試験の勉強方法としては、以下が挙げられます。

    それぞれの方法について詳しくチェックしていきましょう。

    4‐1.通信教育で勉強する

    通信教育であれば、 講師からのサポートを受けながら学習できます

    通信教育を提供する会社の中には、担任制を設けているところも多いです。

    独学より費用はかかりますが、分からない点を講師に質問できることは大きなメリットです。

    <通信教育がおすすめな人>

    • 独学では不安な人
    • 効率良く勉強したい人
    • できるだけ早く資格を取得したい人

    4‐2.独学で勉強する

    独学は、 自分のペースで勉強することが可能

    最短で合格を目指すことも、2~3年かけてゆっくり合格を目指すこともできます。

    また、かかかる費用は自分で購入する参考書やテキスト代程度なので、経済的負担も少ないです。

    <独学がおすすめな人>

    • できるだけ費用をかけたくない人
    • わからない点を自分で解決できる人
    • 時間や期限に縛られず勉強したい人
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    5.資格取得のためのおすすめ通信講座3選

    仕事や、家事・育児をしながら資格を取得するのに欠かせないのが通信講座です。

    ここでは、 キャリアピックスおすすめの通信講座を3つご紹介します

    それぞれの通信講座の特徴を、順にご紹介します。

    ①事務系・美容や健康など女性向け資格なら「たのまな(ヒューマンアカデミー)」

    資格難易度 たのまな 資格難易度 たのまな

    たのまな」は、ヒューマンアカデミーが運営する通信講座です。

    『たのしい未来へ導く、学びサポーター』 というコンセプトから、「たのまな」という名前が付けられています。

    事務系はもちろん、女性ならではの美容系やフード系の講座も充実しています。

    「たのまな」の講座は、基本的にテキストとDVDが中心です。

    ただし、学習教材や学習方法は講座によって異なるため、まずは希望の講座ホームページを確認しましょう。

    また、同じ資格取得を目指す者同士のコミュニティがあったり、最寄の校舎でサポートを受けることの出来るコースがあるのも嬉しいポイントです。

    質問無制限、受講延長制度などのサポートも利用者からの評価が高い通信講座です。

     

    ②財務・法律系の国家試験に強い「クレアール」

    資格難易度 クレアール
     
    クレアール」は、1998年設立の資格教育機関です。
     
    公認会計士、税理士、司法書士といった財務・法律系に特に力を入れています。
     
    「クレアール」は、Webに特化した通信学習の専門スクールのため、忙しい方でも時間を効率的に使うことができます。
     
    また、独自の学習法である「非常識合格法」は、勉強時間を圧倒的に減らせるという点で注目されています。
     
    合格に必要な学習範囲だけを徹底的に習得することで、勉強時間は圧倒的に減らすことが可能になるのです。
     

    教員など公務員資格に強い「東京アカデミー」

    資格難易度 東京アカデミー 資格難易度 東京アカデミー

    東京アカデミー」は、全国に75拠点あり、25万人以上が受講している通学・通信講座最大手です。

    「東京アカデミー」では、公務員をはじめ、教員や看護師の採用・資格試験対策の講座を中心に行っています。

    DVDやWEB講義中心の通信講座が多い中、「生」講義にこだわっていることが大きな特徴のひとつです。

    大手ならではのノウハウと、資格に応じた対策と指導ができることが「東京アカデミー」の強味と言えるでしょう。

    まとめ

    保育士になるためには「保育士資格」が必要です。

    また、厚生労働大臣指定の学校等を卒業していない方が、資格を取得するためには 「保育士試験」に合格する必要があります

    試験の難易度はそれほど高くないため、通信教育や独学でも十分合格を目指すことが可能。

    「保育士になりたい」と考えているのであれば、ぜひ保育士資格の取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

  • 3分で分かる!転職サービス診断

    1. 希望の勤務地は?

    2. 現在の年収は?

    3. 転職サービス


    4. こだわり条件




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