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育児休業(育休)とは、産後休業(出産から8週間)の翌日〜子供が1歳になる前日まで取得できる休みのことです。
1歳に満たない子供を養育する男女労働者は、会社に申し出ることにより育休を取得できる権利があります。
育休ってどのくらいの期間取れるの?
育休期間中のお給料はどうなるの?
本記事では、上記のような育休に関する疑問をすべて解消します。
育休期間の計算方法をはじめ、気になるみんなの育休取得率や育休期間に受給できる手当についても、詳しく解説していますので、ぜひ確認しておいてくださいね。
無事に出産を終えて滞りなく仕事に復帰するためには、欠かせない知識ですので、しっかりと頭に入れておきましょう。
【育休の期間】
- 基本的には、子供が1歳になるまでの間で希望する期間を取得する
- 延長すれば1歳6か月まで、再度延長すれば2歳まで取得可能
- 育休開始予定日の1か月前までに会社に申し出を行う
まずは、育休の期間について確認していきましょう。
仕事の悩みや将来への不安を、ずるずる伸ばしてはいないでしょうか?
限界がくる前に、キャリアアドバイザーに無料相談しましょう。
1.育休期間はいつからいつまで?
育休期間は、産休(産前休業、産後休業)とあわせて理解するとわかりやすくなります。
(画像引用:厚生労働省あなたも取れる!産休&育休)
産休については労働基準法で、育休については育児・介護休業法で詳しくルールが決められています。
ここでは、以下の3つの項目に分けて、育休期間について解説します。
それでは、順に確認していきましょう。
育休の計算方法・早見表
育休の期間は、基本的には出産予定日を軸に計算します。
産前休業が予定日の42日前(6週間前)から、産後休業が予定日の翌日から56日(8週間)までと決まっているため、育休はその翌日から始まる計算になります。
厚生労働省委託の母性健康管理サイト「妊娠・出産をサポートする 女性にやさしい職場づくりナビ」では、産前・産後休業、育児休業の自動計算が可能です。
出産予定日か、希望する育児休業開始日のどちらかを入力するだけで、以下の4つの項目が自動的に算出されます。
- 産前休業期間
- 産後休業期間
- 育児休業の申出時期
- 育児休業期間
また、月ごとの産前産後期間をチェックしたい方は、「全国保険協会|産前産後期間早見表」を確認してみましょう。
育休開始日は、表内に記されている産後休業終了日の翌日となります。
育休は短縮・延長が可能
育休は、延長と短縮どちらも可能です。
子供が1歳になるまでに保育園に入園できた場合は、育休を短縮することが可能です。
延長については、下記のような理由がある場合、申請することで1歳までの育休を1歳6ヶ月まで延ばすことができます(申請は1歳までに済ませる)。
- 認可保育園に入園できなかった場合
- 配偶者が死亡した、怪我や病気をした場合
(参考:厚生労働省委託 母性健康管理サイト)
1歳6ヶ月までに上記の問題が解決しなかった場合は、最大2歳まで再延長することができます(申請は1歳6ヶ月までに済ませる)。
なお、育児休業の期間を延長したいからといって、「保育園に入る気がないのに入所を申し込み、断られたような場合」は育児休業を延ばすことはできません。
男性の育休
女性の育休は産後休業を含めた1年間ですが、男性の育児休業は、基本的に1年間の取得が可能です。
また、配偶者が専業主婦の場合であっても、育休は取得できます。
育休の申出は、休みたい日の1か月前までに、必要事項を書いた書面などを会社に提出して行いましょう。
男性の育児休業には、以下のような特徴があります。
【男性の育休】
- 男性の育児休業取得率は低い
- パパ・ママ育休プラス
⇒ 夫婦で取得すると1歳2か月まで休業可能 - パパ休暇
⇒ 妻の産休中に夫が休業した場合、夫は2度目も取得可能
男性の育児休業取得率は低い
厚生労働省が行った「平成30年度雇用均等基本調査」では、女性の育休取得率が82.2%であったのに対し、男性は6.16%という結果でした。
(画像引用:令和元年厚生労働省「男性の育児休業の取得状況と 取得促進のための取組についてP2」)
男性の育休取得率は、6年連続で上昇しているとは言え、まだまだ男性が育休を取りやすい環境が整っているとは言えないようです。
取得率の低さの背景には、育休を取りたくても職場に取りにくい雰囲気があったり、収入や昇進に関して不利になるという懸念もあることが考えられます。
男性の育休にはメリットがある!
男性の育休には、子どもと過ごす時間を持つことで家族の絆が深まったり、配偶者の復職時の最も大変な時期に父母が協力して子育てできるといったメリットもあります。
経済的な不安もあるかもしれませんが、育休中は育児休業給付金を受給出来たり、社会保険料が免除されるという経済的支援も受けられます。
「働き方改革」が叫ばれる中、男性の育児休業取得を後押しする流れも強くなっており、今後も男性の育休が取りやすい環境や制度がますます整っていくことが期待されるでしょう。
※ 育休中の手当・給付金については、記事の後半で詳しく解説しています。
パパ・ママ育休プラス
「パパ・ママ育休プラス」は、 夫婦(事実婚(法律上は結婚してない)でもOK)で育休を取得することで育児休業の対象となる子の年齢が、原則「1歳に満たない子」から「1歳2か月に満たない子」に延長される制度です。
(画像引用:令和元年厚生労働省「男性の育児休業の取得状況と 取得促進のための取組についてP5」)
共働きの方の場合は、以下4つの条件をすべて満たす必要があります。
【パパ・ママ育休プラスの必要条件】
- パパかママが子どもの1歳の誕生日の前に育児休業を取得している
- 育児休業の開始予定日を、子どもの1歳の誕生日前に設定している
- 育児休業の開始予定日を、パパかママが取得した育児休業の初日以降に設定している
(参考:厚生労働省パパママ育休プラス)
「パパ・ママ育休プラス」取得の具体例としては、以下のようなパターンが挙げられます。
【パパ・ママ育休プラスの取得パターン】
- ママが1歳まで育休を取り、パパが1歳から1歳2か月まで育休を取る
- パパとママの育休がある期間重なるように育休を取る
⇒ 両親の育休期間が重複することは可能 - 祖父母などに面倒を見てもらう期間を設けてその間はパパママ共に働く
⇒ 両親の育休期間が連続している必要は無い
また、 パパの育児休業開始予定日が、子の1歳の誕生日より後である場合や、ママの育児休業開始予定日がパパより先である場合などは、「パパ・ママ育休プラス」の対象外となりますので注意が必要です。
詳しくは、厚生労働省の育児休業制度に関するページをご覧下さいね。
上司に育休の承認をもらいました。
本当は #パパ休暇 を取りたかったけど、いろいろ考慮して年休と特別休暇を利用した、いわゆる #隠れ育休 を出産予定月に1ヶ月取り、区切りのいい来年4月から #パパママ育休プラス を利用して8ヶ月取ることにしました!#男の育休 #育休— へびくいわし@男の育休7ヶ月間(予定) (@secretarydad) June 15, 2019
パパ休暇
育休の申出は、特別の事情がない限り1人の子につき1回であり、申し出ることのできる休業は「連続したひとまとまりの期間の休業」です。
ただし、子の出生後8週間以内の期間であれば、特別な事情がなくても再度の取得が可能になります。
その育児休業の再度取得の特例が「パパ休暇」と呼ばれる制度です。
(画像引用:厚生労働省パパママ育休プラス)
産後休業(生後8週間まで)の間に一度目の育休を終える必要がありますが、期間内であれば、再度取得できるのが特徴です。
女性の産後ケア、職場復帰のサポートにぜひ活用することをおすすめします。
2.育休の取得条件
育休は、 1歳に満たない子供を養育する労働者であれば、男女問わず取得することが可能です。
育休には、以下の取得条件が定められています。
【育休の取得条件】
- 勤続年数が1年以上である
(日雇い・自営業・フリーランスは不可) - 子供が1歳未満である
- 子供が1歳6か月になるまでに契約が満了しない
(参考:厚生労働省|あなたも取れる!産休&育休)
パート・派遣・契約社員でも育休は取れる
上記の条件に当てはまれば、パートやアルバイト、派遣社員、契約社員でも育休を取ることが可能です。
会社が、育児休業の取得を理由として契約を更新しなかったり、休業を終了する日を超えての休業を強要することは、法律で禁止されています。
そのため、雇用形態に関わらず安心して育休を取れるのです。
「育休」と「産休」の違い
育休 | 産休 | |
---|---|---|
取得条件 | 条件を満たせば取得可能 | 労働者であれば誰でも取得可能 |
性別 | 女性・男性 | 女性のみ |
期間 | 産後休業終了日の翌日~子供が1歳になるまでの間で希望する期間 | 出産予定日の6週間前~出産翌日から8週間 |
申出期限 | 育休開始予定日の1か月前まで ⇒産前休業に入る前や産前休業中に行うこと |
出産予定日の6週間前から請求可能 (※手続きに関しては会社の規定に従うこと) |
(参考:厚生労働省|あなたも取れる!産休&育休)
従業員の産休や育休の取得にあたり、会社側としては人員や仕事の調整などの準備が必要です。
産休を取ることが分かった時点で、産後の育児休業はどうするか、復帰の意思や復帰後の働き方などを上司とよく相談しておきましょう。
※ 産休中には基本的に給料は支払われませんが、様々な手当を受け取ることが可能です。
詳しく知りたい方は、産休中は給料がもらえない!知らないと損する産休・育休中の手当や給付金も併せてご覧下さいね。
さて、8週間の産後休業も含めた1年の間に取得できる育休ですが、実際みんなはどのくらいの育休を取っているのでしょうか?
3.【実態】女性の育休取得率は?育休期間はどのくらい?
厚生労働省が公表している「平成30年度雇用均等基本調査」では、女性の育休取得率は82.2%です。
また、パート・アルバイトなどの有期契約の方の育児休業取得率(女性)は、69.6%と少なめの数値となっています。
女性の育休期間は「10か月~12か月未満」が最も多い
厚生労働省が調査した、育児休業後に復職した女性の育休取得期間は以下の通りです。
比較のために男性の割合も紹介しておきます。
(参考:厚生労働省 平成30年度雇用均等基本調査)
女性で取得期間の割合が高いのは、「10か月~12か月」の31.3%、「12か月~18か月」の29.8%です。
育休は、1歳6か月までの延長や、2歳までの再延長が可能になっていますが、やはり本来の「子が1歳になるまで」の育休を取る場合が一番多いようですね。
一方、男性は5日未満が最多で、女性のように10〜12ヶ月休む男性は1%未満でした。
女性に比べると、男性の育休はまだ一般的になっているとは言えない状況です。
復職は早い方がいい!?
キャリア形成の観点からは、休業が長期間に及ぶことが労働者本人にとって望ましくない場合もあります。
出来るだけ長く休みたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、復帰を考えているのならば、なるべく育休の延長は避けることをおすすめします。
しかし、育児の大変さや、産まれた子の性格や家庭の状況など、子供が産まれてからしか分からないこともあります。
復帰したくても叶わないという事態も想定し、臨機応変に育休を延長したり、育休中に退職を考えたりということも必要になるでしょう。
どのような場合であっても、家族が幸せでいられるライフプランを考えてくださいね。
産後に育休とって時短勤務で職場復帰ができるホワイトな職場って、やっぱり少ないんだろうな·····😭 https://t.co/8Xy76r3s4o
— ぽちゃねこ🐱名古屋の金ギャ❤💚💜🍑 (@reokura000) March 9, 2020
私は育休1年取得で、それは自分で納得して決めたことだけど、ツイッタランドは4月復帰のママさんが多くて本当にすごいなぁって思う。
キャリア形成のため、お金のためとか前向きな理由の人ばかりではなく、4月入園じゃないと保活詰むからっていう社会的な問題で決めた人も多いよね…切ねえな😢— ちゃむちゃ®@👦🏻4y♂&👶🏻3m♂ (@chum_ppp) February 10, 2020
公務員は最大3年間の取得が可能
公務員の場合、 無条件で最大3年間の育休取得が可能となっています。
(参考:地方公務員の育児休業等に関する法律・国家公務員の育児休業等に関する法律)
育休手当に関しては民間と同様、原則1年ですが、保育園に入れられない場合などの条件付きで最長2年の受給が可能です。
手当は出なくても、3歳まで育児にじっくり取り組みたいという方にとっては嬉しい制度と言えるでしょう。
育休中の保育士です。公務員なので3年取れます。ただし最初の1年しか給付金は出ません。それを覚悟の上で
2年の申請を出しています。子どもは先日1歳になったばかりなのでここから先は貯金を切り崩す生活になります。でもこの時間は子どものためだけじゃなく保育士としても大切な時間だと思っています— ち~ (@mille_automnes) May 29, 2019
公務員をしていたときは、1回の育休を3年とる人もいたし、産休・育休が続いて、ほぼ10年出勤していないような人もいた。
時短勤務もできるし、時短も使っている人がいっぱいいた。
希望するキャリアはそれぞれだけど、出世したい人はフル+残業をしていた。
家庭内の問題もあるし、難しいよね。
— ろん💰1000万貯金主婦 (@ronlog11) November 27, 2019
4.育休期間中に貰える手当て
出産にはお金がかかりますし、仕事を休むので収入も減ります。
給料は無くなっちゃうし、出費は多くなるしだと、不安になってしまいますよね。
そんな出産時の不安を少しでも減らすために、国では出産手当金や育児給付金などのサポート制度を用意しています。
【育休中にもらえる手当・給付金】
手当・給付金 | 貰える金額の目安 |
---|---|
出産手当金 | 日給の3/2×産休で休んだ日数(※出産42日前~出産56日後) |
育児休業給付金 | 月給の50~67%×育休で休んだ月数 |
児童手当 | 5,000~15,000円/月 (※所得や子どもの年齢による) |
出産手当金と育児休業給付金を自分で計算するのが面倒な方は、「社会保険労務士法人アールワン」が提供している自動計算ツールを使うのがおすすめです。
それぞれの手当・給付金について解説していく中で計算方法についても紹介するので、そちらも参考にしてください。
出産手当金
「出産手当金」とは、産休中に会社からの給料をもらえない人に対して健康保険から支給される手当です。
産前42日前〜産後56日までの範囲で、1日あたり日給の3分の2相当額が支給されます。
(参考:全国健康保険協会)
出産手当金は産後に申請し、その申請が受理されてから約1〜2カ月後に受け取ることになります。
受理されるのにも時間がかかりますので、実際に出産手当金を受け取るのは産後3~4か月の育休中です。
出産手当金の受け取り条件はひとつです。
- 勤務先の健康保険に加入している
つまり、会社員であれば、正社員や派遣やパートなど勤務形態に関係なく受給出来ます。
いくらもらえる?出産手当計算式
では、実際に出産手当金はいくらもらえるのでしょうか?
計算式は、以下の通りです。
出産手当金
= 日給 × 2/3 × 産休で休んだ日数
日給とは、支給開始日(一番最初に支給が開始された日)以前の連続した12か月間の平均報酬金額を30日で割った金額です。
【例】月収30万円の人が産休で98日休んだ場合の出産手当金
日給1万円 × 2/3 × 98日 = 65万3,333円
育児休業給付金
「育児休業給付金」とは、育児休業が終わったら職場復帰する人を対象にした給付金です。
育休中に会社から給料をもらえない人に対して雇用保険から支給されます。
育児休業給付金は、会社を通して申請手続きをすることができ、育休開始日から4か月後までの間に申請をします。
ただし、提出が遅れると、受け取る時期も遅れてしまうことがあるため注意しましょう。
育児休業給付金を取得するには、以下の条件が必要です。
【育児休業給付金の受給条件】
- 雇用保険に加入していること
- 育休中に、休業前の給料の8割以上が支払われていないこと
- 育休前の2年間で、1か月に11日以上働いた月が12か月以上あること
- 育児休業中の就業時間が1か月10日以下(80時間以下)であること
(参考:厚生労働省Q&A~育児休業給付~)
支給額の計算方法は以下のとおりです。
支給額の原則は 育休開始から180日目までは67%、181日目からは50%になります。
- 育休開始から180日目まで
育児休業給付金
= 標準報酬月額の67% × 育休月数 - 育休開始から181日目以降
育児休業給付金
= 標準報酬月額の50% × 育休月数
最大2年までの延長や、パパ・ママ育休プラスの制度での延長をしても、その期間の育児休業給付金は給付されることが分かりますね。
下記は、支給額の一例です。
【例】月収30万円の人が育休で12か月休んだ場合の育児休業給付金
- 育休開始から180日目まで
30万円 × 67/100 × 6か月 = 120万6,000円 - 育休開始から181日目以降
30万円 × 50/100 × 6か月 = 90万円
この場合の育児休業給付金の合計は、120万6,000円 + 90万円 = 210万6,000円です。
2か月分がまとめて支給されるため、1回の振込額は、40万2,000円(~6か月)、30万円(7か月~)となります。
公務員の場合は「育児休業手当」
公務員が育児休業の間に受け取る手当は、「育児休業手当金」と呼ばれます。
(参考:地方職員共済組合)
共済組合から支給される育児休業手当金は、所属によって異なるため、前もって確認しておきましょう。
給与・給料が貰える場合
育児休業給付金(育児休業手当金)が支給される場合、給与や給料はもらえません。
反対に、育休中でも給料が8割以上支払われる場合は、育児休業給付金は受け取れません。
後者の方が良いとは思いますが、なかなか育休中に給料を通常通り支払うというケースは少ないでしょう。
育休中に退職した場合はどうなる?
もし、育休期間中に止むを得ず退職することになった場合でも、一度受け取った手当を返金する必要はありません。
(参考:厚生労働省Q&A~育児休業給付~Q16)
ただし、2か月ごとに振り込まれる育休手当は、退職日の前月分までの支給になるため、退職のタイミングには注意が必要です。
育休中に退職し、再就職を考えた時に活用して欲しいのが、女性の就職・転職に注力した転職エージェント「type女性の転職エージェント」です。
転職エージェントは、確実に転職する場合でなく退職・転職を検討している段階での相談も可能ですし、転職のプロならではの視点で有益なアドバイスをしてくれるはずですよ。
女性の転職相談なら『type女性の転職エージェント』がおすすめ
(引用:type女性の転職エージェント)
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---|---|
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児童手当
「児童手当」とは、国と自治体が子育て世帯に対して支給している手当です。
支給額は、子どもの年齢や出生順、保護者の所得額によって異なりますが、0歳から15歳になった年度の3月まで支給されます。
【児童手当支給額】
支給対象年齢 | 支給額(1か月分) |
0~3歳未満 | 15,000円 |
3歳~小学校卒業まで |
|
中学生 | 10,000円 |
(内閣府:児童手当Q&A)
ただし、児童手当には「所得制限限度額」と言って、子供を養育している方の所得が下記の金額以上の場合は、1ヶ月分の児童手当の支給額は年齢に関係なく5,000円になります。
扶養親族等の数 | 所得額(単位:万円) | 収入額(単位:万円) |
---|---|---|
0人 | 622万円 | 833.3万円 |
1人 | 660万円 | 875.6万円 |
2人 | 698万円 | 917.8万円 |
3人 | 736万円 | 960万円 |
4人 | 774万円 | 1002.1万円 |
5人 | 812万円 | 1042.1万円 |
(内閣府:児童手当Q&A)
児童手当は毎年2月、6月、10月に支給され、4か月分がまとめて口座に振り込まれます。
手続きは、出生後15日以内に、お住まいの市町村の役所で行いましょう。
5.【Q&A】育休に関する気になる疑問を解決!
Q1.育休期間中の社会保険料は免除される?
◆ 被保険者・扶養の場合(社会保険)
被保険者・事業主は、厚生年金と健康保険の免除が可能です。
免除となる期間は、育休が開始された月から終了する月の前月(子どもが3歳に達するまで)までなので覚えておきましょう。
(参考:日本年金機構)
【社会保険料免除期間の一例】
育休を1月18日~11月21日まで取った場合の免除期間
⇒ 1月~10月まで
被扶養者の場合も、産休・育休中の社会保険料の変更はありません。
育児休業給付金を受け取らない人でも、育休中に支給された給料や賞与分も社会保険料は免除されますが、雇用保険料は発生するので注意が必要です。
◆ 国民健康保険・国民年金加入の場合
2019年4月1日から、国民年金加入者でも、産前産後期間中は「国民年金保険料が免除」されるようになりました。
次世代育成のためという理由で、扱いが変わったからです。
免除される期間は以下の通りです。
- 出産予定日(出産日)が属する月の前月から4ヶ月間
- 多胎妊娠(双子など)の場合は出産予定日(出産日)が属する月の3ヶ月前から6ヶ月間
(参考:国民年金機構)
例えば2020年5月が出産予定日(出産日)の場合、免除期間は出産予定日が属する月の前月から4ヶ月なので、2020年の4月、5月、6月、7月の間は国民年金保険料が免除されます。
なお、産休中に免除されている間は「納付したものとみなされる」ので、将来受け取る年金額が減ることはありませんので、安心してくださいね。
Q2.育休期間中でも働くことが出来るって本当?
まず結論から言うと、育休期間中でも働くことはできます。
育児休業を取得しながら、通常より短い時間働くことを「半育休」と呼び、男女ともに利用することが可能です。
勤務した分の給与の支払いを受け取りつつ、育休給付金も給付されるこの働き方には、以下の条件があります。
育児と平行しながら仕事をするのは大変かもしれませんが、この方法なら、1年の育休を取ることにためらっている方も育休を取りやすくなるのではないでしょうか。
ただし、雇用保険料の納付は必要なので注意してくださいね。
Q3.育休期間中に保育園・慣らし保育に入れた場合はどうなる?
子供を保育園に預ける場合、育児休業を終了して職場復帰あるいは再就職という扱いになるため、育児休業給付金の受給はできなくなります。
ただし、慣らし保育の間だけは、特別に日割で育休手当が支給されることがあるため、自治体に確認してみるのが良いでしょう。
実際、Twitterでも慣らし保育中に給付金がもらえたという声も見つかりました。
とりあえず会社に確認したら最終的に慣らし保育も育休延長として、給付金対象になりました!
最初入園前までと言われたけどハローワークに確認したって言ったら大丈夫そうだった。え、言い返さないと延びなかった…?知らなかっただけ?— 明日は晴れる (@DtftJWuCMi45tnm) February 27, 2020
再度会社に電話したら、慣らし保育期間まで育休延長OKで給付金もちゃんともらえるとのこと。よかった!
さてどうするかな…3週間もらっちゃおうかな…— さえこ (@mk23231528) February 22, 2019
子供が1歳になる前に保育園に入所できた場合、育児休業給付金は復帰する日の前日まで支給されます。
保育園に入所の申し込みをする際に提出する就労証明書(職場に復帰・再就職を示す証明書)に記載されている復帰日は、必ず確認しておきましょう。
◆ 保育園の入園申請時期にも注意
ほとんどの保育園の入園は、年度初めの4月からとなっており、その時期でないと入園しづらいことが多いです。
そのため、子供が1歳になる前に保育園に入れたいのであれば、育休に入った段階、もしくは出産前から入園させたい保育園の目処を立てて準備をしましょう。
◆ 職場復帰は「慣らし保育」明けに設定する
保育園入園前には、1週間~1か月ほどの「慣らし保育」の期間があり、短時間しか子供を預かってもらえません。
そのため、職場復帰は慣らし保育明けに設定しましょう。
ただし、入園と同時に就労証明書が必要となる保育園もあるので、入園を検討している保育園に事前に確認するようにしてください。
まとめ
育休期間は原則「 産後8週間後の産休明けから子供が1歳になるまで」ですが、条件により1歳6か月までの延長と2歳までの再延長が可能です。
育休後の復職を目指すのであれば、育休に関する知識を頭に入れ、計画的に準備を進めましょう。
育休中に貰える手当や給付金などの申請も漏れの無いように行い、経済的な負担を出来るだけ軽減した上で、安心して出産に臨んでくださいね。
また、「パパ休暇」や「パパ・ママ育休プラス」などを活用して、夫婦で協力し合って子育てをするのも良いでしょう。
キャリアピックスでは、あなたが有意義な育児休業を迎えられることを心より願っています。
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