
中外製薬(ちゅうがいせいやく)の平均年収は1,017万円です。
日本では薬の価格が下げられる傾向にあり、販売会社は苦戦を強いられていますが、中外製薬は海外の製薬会社と提携するなど、順調に売上げを伸ばしています。
この記事では、中外製薬の年齢別平均年収や国内大手製薬メーカーとの年収の違いを紹介します。
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1.中外製薬の平均年収は1,017万円
2019年12月期の「有価証券報告書」によると、中外製薬の2019年の平均年収は、1,017万円です。
中外製薬は大正14年(1925年)に、医薬品の輸入代理店として創業し、100年近い歴史を持つ中外製薬は、医薬品業界の中でも大手です。
2002年にスイスに本拠地を持つヘルスケアカンパニー、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社と戦略的アライアンスを結びました。
nn戦略的アライアンスとは、企業間で協力関係を結ぶことです。
ロシュ社は世界100ヶ国以上でビジネスを展開しています。
このアライアンス契約により、中外製薬はロシュ社の製品を日本で独占販売することができるようになり、同時に中外製薬で開発した薬を海外のルートで販売が可能となりました。
新薬の研究開発が必要とされる医薬品業界ですが、ロシュ社と協力関係にあることで、世界水準の開発研究体制が整っている中外製薬は、さらなる飛躍が期待される会社です。
中外製薬の年収推移
(参考:中外製薬|有価証券報告書)
中外製薬の年収は、売上高とともに年々上昇しています。
売上高6,682億円に達した2019年には、平均年収が1,000万円を突破しました。
ちなみに、平均年齢と従業員数は以下のように推移しています。
年(12月期) | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
2015年 | 935万円 | 41歳10ヶ月 | 単体4,990人 連結7,169人 |
2016年 | 954万円 | 42歳3ヶ月 | 単体4,950人 連結7,245人 |
2017年 | 953万円 | 42歳7ヶ月 | 単体4,979人 連結7,372人 |
2018年 | 984万円 | 43歳 | 単体5,037人 連結7,432人 |
2019年 | 1,017万円 | 43歳1ヶ月 | 単体4,848人 連結7,393人 |
(参考:中外製薬|有価証券報告書)
中外製薬の年齢別年収
日本最大級の口コミサイト「転職会議」によると、中外製薬の年代別年収は以下の通りです。
この金額は契約社員も含む年収のため、正社員のみの金額はもっと大きくなります。
年代 | 平均年収 | 年収(最低〜最高) |
20代 | 495万円 | 400〜600万円 |
30代 | 650万円 | 550〜800万円 |
40代 | 800万円 | 740〜950万円 |
50代 | 1,050万円 | 900〜1,125万円 |
(引用:転職会議)
(※回答者のみの平均年収なので、実際の年収とは異なります)
(※非正規社員の年収も含んだ金額です)
中外製薬では、年齢とCL(キャリアレベル)で年収が決まってきます。
キャリアレベルが高ければ、若くして高年収を狙うこともできるでしょう。
一方、55歳以上になると実力があっても年収を増やすのは難しいという声もありました。
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会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。(詳しく知りたい方は「転職会議の解説記事」をご覧ください)
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2.大手製薬会社の年収ランキング
医薬品業界は、中外製薬以外にも多くの会社があります。
その中で、中外製薬の年収はどのレベルにあるのか、平均年収を比較してみましょう。
製薬会社の中でも大手と言われている5社と比較して紹介します。
- 第一三共(平均年収1,098万円)
- アステラス製薬(平均年収1,072万円)
- エーザイ(平均年収1,045万円)
- 武田薬品工業(平均年収1,038万円)
- 大塚製薬(平均年収1,032万円)
- 中外製薬(平均年収1,017万円)
(参考:各企業の2018〜2019年有価証券報告書より)
第1位:第一三共(平均年収1,098万円)
国内製薬メーカー大手5社のうちの一つ、第一三共の平均年収は1,098万円です。
2005年に三共株式会社と、第一製薬株式会社が経営統合してできた企業で、抗がん剤の開発を中心におこなっています。
イギリスの製薬会社・アストラゼネカと業務提携を結び、抗がん剤の研究開発をおこなうなど、新たな取り組みを始めています。
第一三共の年収については「第一三共の平均年収は1,097万円!年齢・学歴別の給料を公開」をご覧ください。
第2位:アステラス製薬(平均年収1,072万円)
国内最大規模の営業体制を持つアステラス製薬の平均年収は、1,072万円です。
アステラス製薬は、2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併してできた製薬会社です。
主力商品は前立腺ガン治療薬の「XTANDI」(イクスタンジ)で米国でも広く販売されています。
第3位:エーザイ(平均年収1,045万円)
昭和16年(1941年)創業のエーザイの平均年収は、1,045万円です。
販売している商品のほとんどが自社製品であり、製品販売に関わる全ての部門を自社、もしくは子会社でおこなっています。
また世界各地に生産工場や販売店があり、全世界に薬を販売しています。
第4位:武田薬品工業(平均年収1,038万円)
大阪と東京に本社があり、創業は大正ですが薬の取り扱いの歴史は江戸時代からとなる武田薬品工業の平均年収は、1,094万円です。
医薬品に加え、ジェネリック医薬品や一般医薬品などを広く取り扱っています。
海外の企業との積極的な合併、買収もおこなっています。
第5位:大塚製薬(平均年収1,032万円)
昭和39年(1964年)創業の大塚製薬の平均年収は、1,032万円です。
医薬品や食料品などを取り扱っており、国内2位の売上げを誇っています。
主力となっているのは医薬品で、気管拡張剤などのほか、向精神薬のレキサルティ、また栄養剤などもあります。
第6位:中外製薬(平均年収1,017万円)
中外製薬の平均年収1,017万円は、国内の製薬会社の中では少し低めの年収です。
ただし製薬会社は新薬の開発によって売上げが左右されるため、今後の研究開発によっては順位の入れ替わりも予想されます。
年収も大切ですが、働きやすい会社環境なのか、また福利厚生なども重要なポイントです。
次では、中外製薬で実際に働いている人による口コミをご紹介します。
3.中外製薬社員は福利厚生が充実
中外製薬では、以下のような福利厚生を用意しています。
- 制度:住宅貸付、一般貸付、財形貯蓄、社員持株会、ウエルネットクラブ(共済会)
- 施設:独身寮、社宅、テニスコート、グラウンド、全国各地のリゾート施設に契約加入
(参考:募集要項)
社員からも、福利厚生に満足しているという声が多かったです。
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(引用:doda)
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まとめ
中外製薬の平均年収は、1,017万円です。
下記に、この記事で紹介した内容をまとめました。
- 30代で550〜800万円
- 年齢とCL(キャリアレベル)で年収が決まるため、20代でも高年収が期待できる
- MRの推測年収は800〜900万円
- ほかの製薬会社と比べるとやや低めの年収
- 福利厚生に対する社員の満足度が高い
中外製薬は実力主義を採用しているため、若くして高年収を狙うことも不可能ではありません。
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