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「年を取ってからの転職成功率は低そう…」「年齢的に転職はもう無理…」とあきらめていませんか。
20代〜30代はポテンシャルが高く転職しやすいですが、40代~50代ともなると転職は厳しいのが実情です。
しかし昨今では、中高年者の雇用促進が叫ばれており、40代~50代であっても働き盛りだと言えるでしょう。
この記事では、中高年の転職成功率や年代別の転職成功率と、転職成功の確率が高い業界・職種、転職成功のポイント・コツをご紹介します。
ぜひ参考にして、転職成功率を高めてくださいね。
1.転職成功率の前に!そもそも「転職成功」って?
転職が成功かどうかは本人の受け止め方次第です。
大事なことは転職の目的を明確にして転職先を決めることです。
転職の目的が不明瞭だと、転職先でも不満が残ります。
転職の目的としては以下のようなことがあります。
- やりたい仕事を探す
- ワークライフバランス実現
- 年収アップ
- 安定企業を探す
- やりたい仕事を探す
現在の仕事は自分に合っていないと仕事に不満を感じている方も多いと思います。
そんな方の転職の目的は、もちろん自分が本当にやりたい仕事を見つけることです。
- ワークライフバランス実現
残業が多く休日もほとんどないとストレスを感じている方もいらっしゃるでしょう。
もっと自分の時間を大切にできる勤務環境を求めて転職を目指しましょう。
- 年収アップ
頑張って転職成功させよ
年収アップさせたい— つじ (@nekoze_tsuji) June 30, 2020
仕事の割に給料が少ないと不満を感じている方も多いのではないでしょうか。
少しでも年収がUPする企業を見つけたいものですね。
- 安定企業を探す
現在の勤務先の業績がよくない、いつリストラされるか分からないと不安な方は、安定企業に転職したいですね。
以上のように転職の目的がはっきりしており、目的にあった企業を見つけることができれば転職が成功したと言えるでしょう。
2.転職成功率は年齢によって違う
転職成功率は年齢や年代によって違います。
まず年代別の転職成功率と、実際に転職成功者が何社くらいに応募したのかを見ておきましょう。
20代の成功率
20代は、将来の伸びやポテンシャルへの期待があり、転職の成功率は高いです。
(引用:doda:転職成功者の年齢調査(2019年上半期))
25~29歳は39.6%と転職成功者の約4割を占めており、24歳以下の10.1%を加えると、ほぼ半数が20代以下という結果になっています。
30代の成功率
30代は、一般に社会人としてそれなりの経験とスキルを身につけています。
ポテンシャルもまだまだありますが、それ以上に即戦力としての期待が大きく、転職の成功率は20代同様、あるいはそれ以上に高いと言えるでしょう。
先ほどのdodaの調査でも、30~34歳は23.1%、35~39歳以下が12.8%で、合わせると30代の転職成功者は35.9%と大きなウエイトを占めています。
40代の成功率
40代は、より高い経験・スキルを求められます。
転職成功者に占める40歳以上の割合は14%程度と大きくはありませんが、2019年上半期は14.4%と前期の13.8%から若干上昇しています。
転職はラクではありませんが、転職を成功させるチャンスは少なくはありません。
50代の成功率
50代になると、一般職への転職はかなり減るのが実態です。
【転職決定者データ:転職決定者の年齢】
(引用:リクルートエージェント|転職実績データ)
調査年度は2011年度とやや古いですが、転職決定者のうち7割近くが26~35歳で、41~50歳は5%、51歳以上は1%と低いです。
ただ、先ほどのdodaの調査では、2019年度上半期の転職成功者の平均年齢は31.7歳とこの10年間で1.5歳以上上昇しており、引き続き上昇傾向にあります。
以下のグラフは、中高年層の転職の機会が徐々に拡大していることを示すものです。
(引用:doda:転職成功者の年齢調査(2019年上半期))
下表の厚生労働省の2019年上半期の雇用動向調査からも、その状況が読み取れます。
【性・年齢階層別転職入職率】
年齢区分 | 男 | 女 | 女(一般) | 女(パート) |
30~34歳 | 6.2 | 7.7 | 6.3 | 11.2 |
35~39歳 | 5.0 | 7.4 | 5.6 | 10.4 |
40~44歳 | 3.6 | 7.7 | 5.9 | 10.2 |
45~49歳 | 3.7 | 6.0 | 5.0 | 7.1 |
50~54歳 | 2.9 | 6.9 | 4.2 | 10.3 |
55~59歳 | 2.7 | 4.5 | 2.9 | 6.2 |
(引用:2019年上半期雇用動向調査)
40代~50代の男性の転職入職率は2%後半~3%台と40歳未満よりは低いですが、一定数の転職入職者がいます。
特に、女性はパートへの転職が多く、男性よりも高い転職入職率を示しています。
40代~50代の転職成功率は高いとは言えませんが、少子高齢化が進む中で中高年層への期待は徐々に高まってきています。
平均応募社数は?
転職成功者は、実際に何社くらいに応募したのかも気になるところですね。
大手転職エージェント「リクルートエージェント」の調査では、9社未満が28%と1番多いですが、半数に近い46%の人は20社以上に応募しています。
【リクルートエージェントを通じて転職した人の応募社数】
※調査期間:2019年4月~2019年9月
(引用:リクルートエージェント|転職活動でみんな何社に応募してる?)
「dodaの転職成功者の平均応募社数」では20.1社、「マイナビ転職会員の調査」によると8.4社と、調査によってバラつきがありますが、10社~20社前後に応募していることが分かります。
3.転職成功率の高い業界・職種とは
できれば転職成功率の高い業界・職種を見つけて応募したいものですが、転職成功率が高い業界・職種は人それぞれで違います。
あなたにとって最も転職の成功の可能性が高いのは、自分の転職の目的を実現できる業界・職種です。
具体的に見ていきましょう。
やりたい仕事を探している人向け
やりたい仕事を探している人に向いているのは、次の2つです。
- 規模が大きく発展途上の業界
- 専門性の強い分野
まず、規模が大きく発展途上の業界であれば、選択肢が広いので、自分がやりたい仕事を見つける確率は高まります。
特に発展途上の業界は意欲の高い前向きな人材を求めているので、チャンスは大きいです。
また、専門性の高い分野は、一般的にスキルや経験豊富な人材が不足している傾向にあります。
自分の興味と合う専門分野なら転職成功の可能性は高まるでしょう。
ワークライフバランスを実現したい人向け
ワークライフバランスを実現したい人に向いているのは、次の2つです。
- ホワイトな業界
- 未経験でもよい業界
現在の仕事がきつい、勤務環境がよくないので転職したいと考えている方には、何よりもホワイトな業界を選ぶのがおすすめです。
入りやすいからと転職をしても、残業が多かったり勤務環境が悪かったら、また気落ちすることになります。
また、ワークライフバランスを実現できるのであれば、未経験の業界でも勤務環境が良好な業界を目指す方がよいです。
年収アップを狙いたい人向け
年収アップを狙いたい人向けには、もちろん平均年収が高い企業です。
- 平均年収が高い企業
年収が高いとされる業界としては、総合商社、コンサル、金融、医療、エンジニア職などがあります。
ただし、大手企業が年収upにつながるとは限りませんので注意も必要です。
安定を求めている人向け
安定を求めている人向けには次の2つがおすすめです。
- 勤続年数が長い
- 公務員
最近は変化が激しく、新しい企業や業態が増えていますが、安定を重視するのであれば社員の勤続年数が長い企業がおすすめです。
もちろん歴史が浅い新興の業界・企業の中にも安定性が高い企業も多いですが、競争が激しく淘汰のリスクもあります。
その点、勤続年数が長い業界は、一般的に業績も安定しており、社員を大切にする傾向が強いです。
もう1つ、公務員も安定した勤務先の有力な候補です。
国家公務員の中途採用・経験者採用や、地方公共団体の社会人経験者採用など、民間企業の勤務から公務員に転職する道は、近年門戸が広がっています。
【公務員の中途採用試験と受験可能な年齢】
種別 | 試験区分 | 対象 | 受験可能な年齢 |
地方公務員 |
社会人採用枠 |
職務経験者 |
自治体により異なるが 59歳まで受験可が多い |
国家公務員
|
中途採用試験 経験者採用試験 |
(社会人試験) 職務経験2年以上 |
40歳未満 年齢制限なし |
(参考:「 国家公務員試験採用NAVI」ほか)
公務員は変化が激しい民間企業に比べ安定しているだけでなく、仕事の範囲も広くやりがいのある仕事が見つかる可能性は高いです。
4.転職成功率を上げるコツ8選
それでは、転職成功率を上げるためには具体的にどうしたらよいのでしょうか。
ここで、転職成功率を上げるコツを8つご紹介します。
コツ1.転職の目的を明確にする
大事なことは転職の目的を明確にすることです。
転職の目的がはっきりしていないと、あれこれと迷ったり、自分の本意とは違う転職先を選んで後悔することもあります。
転職の考え方を間違ってる人が多いからもう一度伝えておくと、転職は目的ではなく手段です。転職が目的化してしまったなら、いったん転職活動をやめて落ち着いた方が良いです。
— たまにわ|人生賢く生きる🦎 (@tamaniwa_blog) August 2, 2020
転職することが目的ではなく、転職して何を実現したいのかが大切です。
その点を常に意識して行動しましょう。
コツ2.自分のスキル・経験を活かす
どの業界もスキルや経験が豊富な労働力は不足してきています。
スキル・経験に自信のある方は、スキルや経験をフルに活かせる企業を探してみましょう。
活かせるスキル・経験の例としては、以下のようなものがあります。
- チームの統率力
- コミュニケーション力
- 交渉調整力・クレーム対応力
- コスト管理能力
- 語学力(TOEIC、英検)
- PCスキル(Excel関数、PowerPoint活用)
専門的な技術力がなくても、仕事を通じて養ったポータブルなスキルや経験も重宝されます。
しっかりアピールしましょう。
コツ3.転職活動は退職せずに行う
転職活動中の生活費や転職活動費用は結構かかりますが、転職先はすぐに見つかるとは限りません。
退職してから転職先を探すとなると余裕がなくなり、希望とは違う転職先を選ばざるを得ないこともあります。
転職活動は退職せずに進めることが望ましいです。
コツ4.本当に行きたい企業に応募する
応募先はやみくもに広げればよいというものではありません。
応募社数が多過ぎると希望先以外でも準備に追われ過ぎ、本来の目標を見失いかねません。
本当に行きたい企業を何社か選んで応募するようにした方がよいです。
コツ5.スケジュールを管理する
書類作成の準備や応募までの段取りに加え、面接の日に休みをとれるように先を見通して計画しておきましょう。
内定後の退職・入社までの段取りもきちんと頭に入れておくことが、スムーズな転職の前提です。
転職活動期間はおおむね3カ月~6ヶ月と言われています。
スケジュールの目安として、一般的な例を以下に記載しておきます。
- 転職準備~応募書類作成:約2週間
- 求人応募~面接:約2カ月
- 内定~退職・転職:約1.5カ月
目的のゴール時期を決め、逆算して転職活動のスケジュールを立てましょう。
コツ6.後悔しないために調べる
応募先について、気になる点はあらかじめしっかり調べて確認しましょう。
確認を怠ると、入社後にこんなはずではなかったと後悔することにもなりかねません。
企業の風土、勤務環境、給与など気になることは残さずチェックしておくことが大事です。
コツ7.面接対策はしっかり行う
面接は転職の成否の最大のポイントです。
自己紹介などのマナーも大事ですが、採用側が関心があるのは、転職理由と志望動機です。
自信をもって面接に臨めるように面接の事前準備をしっかり行って誠実に対応しましょう。
コツ8.転職エージェントを使う
転職活動では、分からないこと、ひとりでは決めにくく相談したいことが多いものです。
トラブルなくスムーズに転職したい方は、転職エージェントの活用を考えましょう。
転職エージェントを使うメリットには、次のようなことが挙げられます。
- 自分の転職目的に合った求人先を提示してくれる
- 転職理由・志望動機の書き方など応募書類の作成をサポートしてくれる
- 面接などの日程調整を手際よくしてもらえる
- その他分からないこと、心配なことの相談にのりアドバイスをしてくれる
次章では、転職活動を成功に導いてくれるおすすめの転職エージェントをご紹介します。
5.転職成功に導くおすすめの転職エージェント
以下にあなたをサポートして転職成功に導いてくれるおすすめの転職エージェントを3つご紹介しておきます。
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転職の成功率は、若年層ほど高く、年齢を重ねるとともに厳しいのが実情です。
しかし、40~50代はまままだ働き盛りです。
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自分が本当にしたいことを実現するために目的に向かって前向きに行動を始めましょう。
【参考】
- doda|みんなは何歳で転職している?転職成功者の年齢調査(2019年上半期)
- リクルートエージェント|転職実績データ
- リクルートエージェント|転職活動でみんな何社に応募してる?応募数の目安と成功のポイントとは
- doda|転職成功者の「平均応募社数」
- マイナビ転職|【転職活動、何社応募した?】平均応募社数や、選考通過・内定の確率はどれくらい?