会社の飲み会に行きたくない時はどうする？うまく断る対処法を紹介

「会社の飲み会が苦手」という人は意外と多いです。

しかし上司や同僚から誘われると、断るのも難しいですよね。

今回は、会社の飲み会にどんな意味があるのか、なぜ飲み会が嫌なのか再確認しましょう。

そのうえで、会社の飲み会に参加する意義が感じられない時の対処法を紹介します。

角を立てない飲み会の断り方も紹介するので、人間関係を壊さずに飲み会を欠席する方法も分かりますよ。

１．会社の飲み会にはどんな目的があるの？なぜ飲み会があるのか理由を紹介！

歓送迎会や忘年会など、はっきりとした理由がある飲み会は参加しやすいでしょう。

しかし目的がないのに頻繁に会社の飲み会が行われると、なぜ参加しなければならないのか、疑問を感じてしまいますよね。

一見目的がないように見える飲み会に、どのような目的・メリットがあるのか再認識してみましょう。

社員同士の親睦を深めて結束を高める

社員同士の親睦を深めるために、頻繁に飲み会を行っているケースが考えられます。

チームワークを高めて、業務をよりスムーズに行おうとする狙いがあります。

また、飲み会であれば自分のライン以外の人や他部署の人などとも、話すきっかけを作りやすいです。

しかし集団行動やお酒の席で話をするのが苦手な人は、結束力を高めるために会社の飲み会に参加するのが苦痛に感じる可能性が高いです。

職場ではしにくい相談ができる

忙しいときは世間話をしたり、ゆっくり話をしながらランチをとったりするのが難しいですよね。

そのため、同僚や先輩に相談したいことがあっても、職場で話すきっかけをつかめない人が多いです。

会社の飲み会ではお酒や食事を楽しみながら、フランクな雰囲気でプライベートの話をする時間をとることができます。

みんなリラックスしているので、自分が抱えている悩みも打ち明けやすいですよ。

お酒を飲むことで、ストレス解消になる

大人数でにぎやかにお酒を飲むことが好きな人にとって、会社の飲み会は楽しみなイベントの１つでしょう。

飲み会好きの人からしたら、楽しくお酒を飲めれば、ストレス解消になります。

しかし、社会人でもアルコールが苦手な人はいます。

またアルコールは大丈夫でも、２～３人の少人数で静かにお酒を飲むのが好きな人もいますよね。

人によっては、頻繁に開催される飲み会がストレスになってしまうこともあります。

２．みんな感じている？よくある飲み会に行きたくない理由

「社会人になったら飲みニケーションをして当たり前」と自分に言い聞かせ、無理して会社の飲み会に参加していませんか？

意外にも、「飲み会に行きたくない」という悩みを抱えている社会人はたくさんいます。

どのような理由で会社の飲み会に参加したくないか、口コミを交えながら紹介します。

飲み会代が高い

会社の飲み会なんて
高い金払って、お酒飲めないので、食べるしかないけど、
ろくに食べ物出てこなかったり、
上司よいしょしたりするのめんどくさかったりで、
行きたくない。
この前、仕事休みだから欠席にしてたら、上司に出勤にされて飲み会も出させられたし・・・。
いいことなんて全くないよ！

— 山母子⛅きっと、お腹すいてるんだよ、それ。 (@yamahahako1211) November 9, 2019

参加費用が高くて、会社の飲み会に行きたくないと感じている人は多いです。

飲み会の内容によって異なりますが、１次会で3,000～5,000円程度の参加費用がかかります。

年に数回であれば許容できる出費かもしれませんが、月に数回、自腹となると負担が大きいですよね。

また、たくさん飲食をする人に比べて、お酒を飲まない人や小食な人は、同じ会費を支払っているのに損をした気持ちになってしまいます。

このように、経済的負担の大きさを理由に、飲み会を敬遠する人は多いです。

お酒が飲めない

会社の忘年会というか飲み会自体行きたくない
お酒飲まないし飲めないし飲みたくないから無理矢理連れてかれて無理矢理飲まされるとか勘弁

— きょん (@anisuki0223) December 11, 2019

アルコールが苦手で、会社の飲み会が楽しめないという人はたくさんいます。

周りのみんなが気持ちよく酔っぱらって盛り上がっているのに、自分だけ素面の状態では楽しくありません。

先輩や上司から苦手なお酒を飲むよう強要されるなど、いやな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

また、飲み会の場でお酒が飲めないことに申し訳なさを感じてしまい、会社の飲み会に参加したくないと感じている人もいるようです。

上司や先輩から説教されるのが嫌

アルコールがないと言えない仕事の話と説教と自慢話の会社の飲み会は、いくら経費でも行きたくないけど、仕方なしに行ってきた
早く帰って旦那とポケモンしたかった！！！！

— さくら (@cc_sakura_saku) January 10, 2020

お酒が入りリラックスした飲み会の場でも、会社の上司や先輩であることは変わりがありません

飲み会の場で、仕事の説教をされてしまい、会社の飲み会が苦手になってしまうことがあります。

業務時間外に、わざわざお説教されたいと思う人はいませんよね。

また、上司の自慢話を延々と聞かされるのを苦痛に感じるケースも多いようです。

プライベートの時間が削られるのが嫌

仲良い友達なら全然いいんだけど、正直行きたくない会社の飲み会とかで「いつなら空いてる？」って聞かれるの苦痛。
時間は空いていてもお前に割いてやってもいいプライベート時間はない。

— くじら (@tobikujira) November 9, 2018

会社の飲み会は、一般的に終業後に開催されます。

強制参加だとしても残業手当がつくことはなく、プライベートの時間が削られます。

週末に飲み会を行う会社もありますが、休日は家族や恋人と過ごしたいと思う人も多いでしょう。

個人が自由に使えるはずの時間を、飲み会とはいえ仕事の仲間と過ごさなければならないことにストレスを感じる人は少なくありません。

二次会に行きたくない

酒好きの友人は多いが、そんな彼らが「会社の飲み会だけは行きたくない」「忘年会とかダルい」「一次会だけ。二次会は絶対に行かない」と言ってるのを見ると、忘年会とかもはや誰得イベントなんだろうかと…
文字通り、行きたい人だけが行くのが当たり前の文化になってほしいね。

— プンチョ・インキーマン (@Reflet_F_puncho) December 16, 2019

二次会まで付き合わされるのが嫌で、会社の飲み会に行きたくない場合もあります。

二次会まで参加すると帰るのが遅くなり、終電を逃してしまうこともありますよね。

また、一次会まではお酒と食事がメインでも、二次会はカラオケやバーになることも多いです。

二次会、三次会まで参加すると、費用もかさむため「二次会に参加したくないから会社の飲み会に行きたくない」という人も少なくありません。

男性社員にお酌をしなければならない

年末の会社の飲み会、絶対行きたくない〜　古臭い会社で女性が隣に付いてひたすらお酌するとかなにその地獄絵図。上司のおじさん達が男だけで固まってたらつまんないからって女性隣につけるらしいけど、なんでそんな事で使われなきゃいけないわけ？そうゆう会社だからとか、女は気を配ってお酌するのが

— 延命 (@t6LCaXgxxjaxbyI) November 18, 2019

最近では少なくなりましたが、女性社員が男性社員にお酌をしなければならない社風の会社は、まだ残っています。

他にも、空いたグラスにお酒を注いだり大皿料理を取り分けたりといった、細かな雑務を女性社員に押し付けている会社も存在します。

「雑用を求められる会社の飲み会に行きたくない」と感じてしまうのは、仕方がないと言えるでしょう。

３．飲み会に行きたくない時の角が立たない断り方

会社の飲み会は強制参加でないことが多いので、断ることも可能です。

しかし断ったら、会社の上司や先輩から、どのような評価を受けるのか気になりますよね。

飲み会に行きたくない時は、角が立たない断り方をあらかじめ用意しておきましょう。

また、あなた自身は会社の飲み会が好きではなくても、飲み会を楽しみにしている人がいるのも事実です。

先ほど紹介したように、飲み会を通してコミュニケーションを深める目的もあるので、飲み会を否定せず、波風立たないように誘いを断れるようにしておきましょう。

体調が悪いと告げる

体調不良は、飲み会の誘いを断る時に使いやすい理由です。

会社を休むほど悪くはないけど、できれば早く帰って休みたいことは誰にでもあります。

人数分予約が必要な飲み会の時は、早めに幹事に欠席する旨を伝えて、迷惑をかけないように配慮しましょう。

病院の予約を取ったことを理由に、何日か前から欠席を伝えることも可能です。

お金が無くて厳しいと伝える

金欠も飲み会を断りやすい理由の1つです。

詳しい経済事情は先輩や上司でも尋ねにくいでしょう。

しかし、「お金がないから参加できない」というのは周囲に悪い印象を与えてしまいそうですよね。

次のような理由であれば周囲に悪い印象を与えることなく、飲み会が断りやすいですよ。

ただし、前々から計画されている忘年会などで金欠を理由に断ると「予測できる出費の用意もできない」と思われてしまう可能性があるので要注意です。

普段から夜の飲み会は参加しづらいことを伝えておく

家庭の事情などで飲み会に参加できない人は、日頃から周囲に伝えておくことをおすすめします。

プライベートの事情まで伝えておけば、同僚や上司も遠慮して、無理にあなたを誘うことはしないでしょう。

具体的な断り方を3つ紹介します。

小さな子供がいる

小さな子供がいる場合、1人で留守番させられないので、気軽に家を空けるわけにはいきません。

最近では共働きの夫婦が増え、父親・母親両方が交代で幼稚園や保育園のお迎えに行く家庭も増えてきました。

また、シングルで子育てをしながら働いている人もいます。

子供の面倒を見てくれる人がいないので、飲み会に参加するのが難しいことを伝えておきましょう。

夫や義両親に遠慮している

家庭によっては、パートナーに遠慮して飲み会に参加できないことがあります。

また、義両親と同居している人などは、飲み会に参加して夜遅くに帰宅するのが気まずいことがありますよね。

自分は行きたくても「家族に申し訳ないから参加できない」と伝えれば、周囲の人も納得してくれる可能性が高いでしょう。

家が遠い

飲酒すると自動車の運転ができなくなるため、電車やバスで移動する人が増えます。

家が遠く、終電の時間が早いと、飲み会の途中で帰らなければならなくなる可能性も考えられます。

家が遠いので参加が難しい、という事情であれば周囲も納得しやすいでしょう。

４．飲み会に行きたくない時の対処法

飲み会の断り方について紹介しましたが、どうしても断れない飲み会も中にはあります。

飲み会の誘いをすべて断っていると、人間関係がギクシャクしてしまうかもしれません。

断る以外に、飲み会に行きたくない時の対処法を紹介します。

飲み会も仕事のうちだと割り切って参加する

最初に説明したように、飲み会はただお酒を飲んで楽しむだけではなく、社内のコミュニケーションを増やす目的もあります。

ときには飲み会も仕事の1つだと、割り切ることも大切です。

理由なくすべての飲み会を断っていると、社内の人間関係に支障が出てしまう可能性もあります。

「忘年会」「送別会」など、節目の飲み会は前向きに参加を検討してみてはいかがでしょうか？

上司や先輩に「飲み会が嫌だ」と相談する

断れない飲み会の頻度が多すぎて負担が大きいと感じるのであれば、直属の上司や先輩など話しやすい人に相談してみましょう。

その場合は、飲み会に行きたくない理由を、はっきりと伝えることをおすすめします。

ただし、会社の飲み会を楽しみにしている人もいるので、飲み会を否定するのはやめましょう。

「頻度を減らして欲しい」「断りやすい雰囲気を作ってほしい」など周囲にも配慮したお願いをする方が、うまくいきやすいです。

一方的に「飲み会が嫌だ」と言っているだけでは、ただの愚痴だととらえられてしまうこともあります。

「社員同士のコミュニケーションができない人」という印象を与えてしまう可能性もあるので、慎重に相談するようにしましょう。

飲み会の負担が大きい場合は転職を検討する

「飲み会がつらい」「なかなか断れない」そんな方は、転職をするのも1つの手段です。

最近では、飲み会をしない企業が増えているため、転職によって働きやすい環境を手に入れることができるかもしれません。

「まだ転職するべきか決めかねている」という方でも、希望の求人を見逃さないために、早めに求人をチェックしておきましょう。

まとめ

理由は人によって様々ですが、会社の飲み会に行きたくない、という悩みを抱えている社会人は意外とたくさんいます。

飲み会に行きたくない時に使える、角の立たない断り方をあらかじめいくつか考えておくと、気持ちが少し楽になりますよ。

と言っても、すべての飲み会を断るのはなかなか難しいことですよね。

上記のように、会社の飲み会がどうしても負担になるのであれば転職などで労働環境を変えてみることをおすすめします。

飲み会の頻度や内容は社風によって大きく異なるので、あなたにぴったりの会社を見つけてくださいね。

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