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三菱電機の平均年収は、約817万円です。
大手の総合電機メーカーである三菱電機は、三菱電機グループとして多くの子会社を持ち、事業内容も多岐に渡ります。
本記事では、三菱電機やその子会社の平均年収等について解説します。
本記事に目を通していただければ、三菱電機の年収だけではなく、会社についてさまざまな角度から理解できるでしょう。
1.三菱電機の平均年収は約817万円
2019年3月時点の三菱電機の平均年収は、8,169,232円です。(参考:有価証券報告書)
もちろん、学歴・職種などによっても年収は異なりますが、日本の平均より高めの年収と言えるでしょう。
この章では、そんな三菱電機の年収推移や学歴別の初任給、ボーナスなどについて紹介します。
近年の年収推移
三菱電機の平均年収は、ここ数年、800万円近くの水準をキープしている状態です。
年 | 平均年収 | 従業員数(連結) | 平均年齢 |
---|---|---|---|
2015年 | 778.3万円 | 129,249名 | 40.3歳 |
2016年 | 798.2万円 | 135,160名 | 40.2歳 |
2017年 | 795.7万円 | 138,700名 | 40.2歳 |
2018年 | 792.4万円 | 142,340名 | 40.2歳 |
2019年 | 816.9万円 | 145,817名 | 40.4歳 |
(参考:有価証券報告書)
これまで700万円台でしたが、2019年には、800万円台に到達しました。
また三菱電機は、従業員数を増やしながら年収アップを成功させていることが分かります。
学歴別の初任給は?
三菱電機の初任給は、学歴によって異なります。
大学を卒業した「学部卒」と大学院の修士課程に進み修了した「修士了」の初任給は、次の通りです。
学歴 | 三菱電機の初任給(2019年度実績) | 日本全体の初任給平均水準(2019年度) |
---|---|---|
修士 | 236,500円 | 226,376円 |
大学 | 212,500円 | 208,826円 |
(参考:「待遇と勤務」「2019年度 決定初任給調査の結果」)
このように三菱電機の初任給は、どちらも日本の2019年度初任給平均水準よりも高い傾向にあります。
ボーナス・賞与は?
三菱電機のボーナス・賞与は、年2回(6月・12月)支給されます。(参考:採用情報|三菱電機)
夏季と冬季に支給される形なので、ボーナス回数についてはごく一般的と言えるでしょう。
契約社員・パートの時給は?
三菱電機の契約社員は、製作所などでは時給でのパート契約が多く、時給1,300円程度~が多くなっています。(参考:タウンワーク)
日本全体の最低賃金を大きく上回っているため、「稼ぎやすい」と言えるでしょう。(参考:厚生労働省)
2.電機業界大手8社との年収比較
三菱電機の年収についてより理解を深めるために、電機業界大手8社の年収と比較してみましょう。
会社名 | 平均年収 | 従業員数 |
---|---|---|
ソニー | 1,051万円 | 114,400名 |
東芝 | 915万円 | 128,697名 |
日立製作所 | 894万円 | 295,941名 |
三菱電機 | 817万円 | 145,817名 |
NEC | 798万円 | 110,595名 |
富士通 | 798万円 | 132,138名 |
キャノン | 778万円 | 188,181名 |
パナソニック | 774万円 | 271,869名 |
(参考:各社有価証券報告書)
三菱電機は、電機業界大手8社の中で中盤ぐらいに位置しています。
日立製作所は売上高9兆円以上、ソニーも8兆円以上の売上高があり、三菱電機の4兆円以上を上回っている状態です。
その他の企業の年収について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
3.三菱電機の年収は昇給・昇進でどのくらい上がる?
基本給はボーナスを計算するときの基準になるため、昇給の際に基本給がどれくらい上がるかは重要です。
また、年収を順調に上げていくには、昇給に加えて、役職がつくことによる役職手当ても欲しいところです。
この章では、三菱電機の毎年の昇給や役職につくことでどのくらい年収が増えるのかについて解説します。
基本給に加算される住宅手当などの各種手当も大切ですので、そういった福利厚生の充実度についても取り上げます。
※上記はインターネット上の口コミを参考としているため、実情とは異なる可能性があります。
昇給は年功序列でゆるやか
三菱電機の昇給はゆるやかではありますが、年に1回昇給するので、勤務年数が多くなれば年収も順調に伸びていくようです。
また、定期昇給と等級アップのタイミングが重なれば、大幅に基本給が上がることもあるようです。
管理職以上で年収1,000万円超え
三菱電機では、管理職につけば年収1,000万円を超えられる可能性もあるようです。
課長・部長と昇進するにつれ、年収アップに期待できるでしょう。
福利厚生は手厚い
三菱電機の福利厚生は手厚く、主に次の4つについて手当・休暇などの制度が設けられています。
- 住宅:住宅手当、住宅融資 など
- レジャー:保養所、旅行費用補助、特別休暇制度 など
- 育児:産前産後休業、育児休職、配偶者出産休暇 など
- 介護:介護休職、介護サービス利用料補助 など
参考:「福利厚生・各種制度」
他にも、託児所を設置するなどの取り組みがされているため、働きやすさを実感できるでしょう。
有給休暇は取りにくいという評判も
有給休暇については「取りにくい」という声が見受けられました。
配属された部署にもよりますが、有休を申請すると理由を聞かれるなど、一部にまだ有給休暇が取りにくいという昔ながらの雰囲気が残っているようです。
こうした口コミもありますが、近年は政府の働き方改革を受けて、有休消化率アップのための対策が行われるようになり、最低限取得しなければいけない有休日数を設定するなどの取り組みが進んでいます。
4.三菱電機の子会社の年収は?
三菱電機にはたくさんの子会社があり、三菱電機を中心にして三菱電機グループを形成しています。
そんな三菱電機の子会社に入社した場合には、どのくらいの年収になるのでしょうか?
この章では、特に人気のある「三菱エンジニアリング」や「三菱電機FA産業機器」の年収について詳しく紹介します。
三菱エンジニアリング
三菱エンジニアリングの年収は、子会社のなかでも高い方だと言われています。
経験者採用であれば、年収400~700万円を目指せるでしょう。(参考:経験者採用情報|三菱エンジニアリング)
また初任給は、次のようになり、親会社の三菱電機とほぼ変わらない額になっています。
学歴 | 初任給(2019年度基本給) |
---|---|
高専卒 | 201,000円 |
大卒 | 212,500円 |
大学院卒 | 236,500円 |
(参考:採用情報|三菱エンジニアリング)
新卒では総合職を、中途採用では技術職を募集していますので、興味のある人は「採用情報」をチェックしましょう。
三菱電機FA産業機器
三菱電機FA産業機器は、業務用ホイストやギヤードモータを作る会社です。
初任給は、以下のように設定されています。
- 大学院卒:月給21万3700円
- 大学卒:月給20万0000円
- 高専卒:月給17万4500円
(参考:リクナビ2021)
技術力を武器にしている会社であるため、技術系の仕事の年収は他の職種よりも高い傾向にあります。
5.高年収な三菱電機の女性活躍・働きやすさは?
最近では、女性も定年まで仕事をしたり、一線で活躍して役職につくことを目指す人が多くなりました。
三菱電機は女性の活躍推進を掲げていますが、総合職での就職や管理職になれるチャンスはどのくらいあるのでしょうか?
また、女性が長く働くための制度がどのくらい整っているのかも気になるところです。
ここからは、三菱電機の女性の管理職登用についてや、女性が働きやすい環境なのかについて解説します。
総合職や技術職も活躍中
三菱電機では、女性の総合職や技術職での採用を行っています。
技術系新卒採用の女性比率は、2016年度は9%でしたが、2019年度には10%に達成し、将来的には20%を目指しています。(参考:技術系新卒採用に占める女性比率の推移(三菱電機単体))
また総合職の女性社員数は、次の通り、右肩上がりとなっています。
(画像引用元:基本データ(三菱電機単体))
まだまだ男性の方が多いのが現状ですが、やる気さえあれば、女性にも活躍の場が十分にあると考えられます。
女性管理職の比率は?
三菱電機では、新任管理職研修や女性社員向けのキャリアフォーラムなどを行い、積極的に女性のキャリアアップを支援しています。
そのため、課長以上の女性役職者数は毎年増えている状況です。
(画像引用元:基本データ(三菱電機単体))
今後さらに女性役職者数が増えていく可能性も大いにあると考えられるでしょう。
結婚や出産後も働ける
三菱電機の女性の平均勤続年数は長いため、女性が長期的に働ける会社であることがわかります。
その背景には、次にあげるような、子育てをしながら仕事を続けられる制度の充実があります。
- 妊娠短時間勤務:妊娠中は勤務時間を短縮できる
- 出産のための休業:出産の前後4ヶ月を有休で休むことができる
- 育児休職:子どもが1歳になった後の最初の3月末まで休職できる
- 育児時短勤務:最長で子どもが小学校を卒業するまでの期間、勤務時間を短縮することができる
- 在宅勤務:必要に応じて、一部の業務を在宅で行うことができる など
参考:「女性の活躍推進」
この他にも、育児や配偶者の転勤などのために退職した人を再雇用する制度があります。
育児休職の制度は男性の取得者も含まれ、2016年度には12名でしたが、2018年度には38名と増えていることも特徴です。(参考:育児・介護関連実績推移(三菱電機単体))
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転職を希望する際には業界の知識や仕事内容を具体的に知る必要があります。
「そんなこと言っても、情報を集める時間がない…」
そんなときは、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
(引用:三菱電機)
転職エージェントを利用すれば、求人の紹介や面接対策、条件交渉の代行など、幅広いサービスを受けることができます。
三菱電機の転職には「doda」をおすすめします。
「doda」では、企業の「平均年収」や「社員のリアルな口コミ」も掲載しているので、ぜひ参考してくださいね。
(参考:企業情報・会社概要検索|doda)
自分の現状を客観的に確認した上で、今より年収の高い求人を探し、ぜひ理想の転職先を見つけてください。
(参考:三菱電機の転職・求人検索結果|doda)
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まとめ
三菱電機の平均年収は、約817万円です。
年収など給与全般に関する特徴は、次の通りです。
- ここ数年は平均年収800万円近くの水準をキープしている
- 初任給は日本全体の初任給平均水準よりも高め
- 管理職につけば平均年収1,000万円以上も可能
- 子会社・三菱エンジニアリングは年収400~700万円を目指せる
高年収を望める三菱電機に転職したい人は、転職をしっかりとサポートしてくれる「doda」を利用しましょう。
20代後半
技能工(整備・メカニック)
(前略)年に一回昇給のタイミングがあり、年内に等級が上がるとそのタイミングでも給料は上がる。
4月に年一回の昇給、9月に等級が上がることによる昇給が起こった時はかなり基本給があがる。
(後略)