MRの年収は高い?年収額の理由や企業別売上・MR人口の推移も解説

MRの年収 平均年収

dodaの調査によると、過去6年間のMRの年収は600~700万円の間で推移しています

「Medhical Representative=医薬品情報担当者」として専門性の高い仕事に従事するMRは、600万円以上の高年収と言えるでしょう。

ただ無資格からでも転職は可能ですが、一般的には「MR認定証」が必要になり、さらに転職後も常に勉強し続ける姿勢も求められます。

本記事では、そんなMRの詳しい年収や高収入の理由について解説します。

MRになる方法についてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

※後半では「自分の推定年収を測定できるサービス」も紹介しています。MRの平均年収に自分の推定年収は達しているのか、ぜひ確認してみてくださいね。

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1.MRの年収は658万円

MRは、メディカル・リプレゼンタティブの頭文字をとった言葉。

製薬会社に勤め、自社の医薬品情報を医者をはじめとした医療従事者へ提供します。

MRの年収は、一般的に「高い」といわれています

平均年収は658万円

超大手人材派遣会社パーソルキャリア運営のdodaの調査によると、2019年度のMRの年収は658万円です。

国税庁調査による日本人の平均年収は440.7万円なので、 MRの年収は平均より高いといえます。

また、2018年以前は700万円以上とのデータもあるため、MRは常に安定して高年収をキープしているようです。

同じdodaの調査での、過去の平均年収額は以下の通り。

2014年版 703万円
2015年版 731万円
2016年版 710万円
2017年版 ※データなし
2018年版 709万円
2019年版 658万円

(参考:doda|平均年収ランキング

  • 年齢別年収一覧

    2014年度のdodaデータ」や「MR Biz」等の転職サイトのデータ、そして独自調査を元に、MR年齢別の平均年収を算出し以下でまとめました。

    20代 500~550万円
    30代前半 600~700万円
    30代後半 700~800万円
    40代前半 900~950万円
    40代後半以降 1,000万円以上

    MRの年収は業績に左右される性質があるため一概に年収を予測することは難しいですが、 40代となると役職につく人の割合が多くなることから、平均年収が上昇していると考えられます。

    また、大きな売上がある大企業では平均年収が800万円を超え、役職に就けば1,000万円以上を狙うことも夢ではないでしょう。

    逆にdodaでの調査やMR Bizの調査で「40代以降」が最高齢となっていることから、50代以降の絶対数が少ないとも予想されます。

    女性の平均年収は低めだが満足度は高い

    男性MRの平均年収が682万円程度であるのに対し、女性MRの平均年収は566万円ほどで低めです。

    ただし、「男性だから」「女性だから」といって年収が大きく変わるわけではありません。

    女性は男性と比較して、 時短勤務などで働いている人の割合が高いため、平均年収が低くなっていると考えられます

    成果主義でインセンティブが得られることも多いMRは、女性でも実績を出せば高収入を得ることが可能。

    実際に「女性の「仕事内容の満足度」職種ランキング2019」で1位に輝く等、女性に人気の職であるとわかりますね。

  • 2.企業別ランキング

    ほか職業と比較して年収が高いMRですが、企業によって差があります。

    しかし、MRの年収は個々の業績に左右されるため、企業別の平均年収を割り出すのは困難です。

    そこで本記事では各企業の決算資料等をもとに、 企業の売上ランキングTOP5を作成しました。

    MRの年収は売上に影響されると考えられるので、大体の目安としてご活用ください。

    国内企業ランキング

    2019年3月期の国内企業(内資系企業)の売上ランキングは、以下の通りです。

    1. 武田薬品工業:約2兆972億円
    2. アステラス製薬:約1兆3,063億円
    3. 大塚ホールディングス:約1兆2,919億円
    4. 第一三共:約9,297億円
    5. エーザイ:約6,428億円

    (参考:AnswerNewsおよび各決算報告書)

  • 外資系企業ランキング

    2018年12月期の外資系企業の売上ランキングは、以下の通りです。

    1. ロシュ:約579億ドル(約6兆4,000億円)
    2. ファイザー:約536億ドル(約5兆9,250億円)
    3. ノバルディスク:約519億ドル(約5兆7,370億円)
    4. メルク:約422億ドル(約4兆4,660億円)
    5. GSK:約413億円ドル(約4兆5,670億円)

    (参考:AnswerNews

    売上が高いのは外資系企業

    ランキングを見てわかるとおり、売上が高いのは圧倒的に外資系企業です。

    MRの給与も国内企業と比較すると外資系のほうが高い傾向にありますが、一概に「外資系の方が高い」とは言い切れません

    というのも、先ほどもお伝えしたとおりMRは成果主義の職業。

    外資系はとくに成果を重視する傾向にあるため、実績をあげなければ給与も上がらないのです。

    国内企業・外資系企業、どちらを選んでも「年収に大きな影響を及ぼすのは成果である」ことを覚えておきましょう。

  • 3.MRの年収が高い理由

    MRになるために特別な資格は必要ありませんが、実際には「MR認定証」や「薬剤師」の資格があると有利です。

    非常に専門性が高い仕事であること、そして「営業職」であることが、高年収の主な理由と言えます。

    さらに詳細な理由として、MRの年収が高い3つの理由について解説します。

    理由1.福利厚生が整っている

    製薬会社は、世間からのイメージが大切な業種であるため、 福利厚生はしっかり整っています

    おもな福利厚生・手当は以下の通りです。

    • 住居手当
    • 扶養手当
    • 外勤手当
    • 残業手当
    • 接待費
    • 医療費補助
    • 介護休暇
    • 産休・育休……など

    とくに、転勤が多いMRは 引っ越し手当・家賃補助など、住居に関する手当がとても手厚い傾向にあります。

    また、医療業界であるため、健康を意識した手当・補助も多めです。

    理由2.インセンティブが大きい

    企業によっては、個人の売上・業績に対してインセンティブ報酬を支給しています。

    他業種の営業でもインセンティブを支給している企業は多いですが、 MRのインセンティブは他業種よりも多め

    業績によっては、年間で100万円以上のインセンティブが支給されることもあるようです。

    また、外資系企業では、通常のボーナスのほかに業績ボーナスを支給するところもあります。

    理由3.プライベートを犠牲にすることも多い

    MRは、プライベートを犠牲にすることも多いです。

    医者との接待が多く、 深夜に帰宅することが多かったり、接待ゴルフで休日が潰れてしまうことも少なくありません

    また、転勤が多いこともMRの特徴。

    家族が一緒に転勤先に引っ越せない場合は、一人単身赴任を余儀なくされることも多いです。

    業務だけでなく、ときにプライベートを犠牲にしなければならないMR。

    激務であるため、資格がなくとも年収が高めなのです。

    4.MRになる方法

    この章では、 MRになる方法について解説します。

    MRになるまでの一般的なステップは、以下の通りです。

    ステップ1.大学を卒業する

    MRに特別な資格は必要ありませんが、「大卒以上」を条件としています。

    また、大学の学部はあまり採用に影響しないケースが多く、 薬学系や理系でなくともMRを目指すことが可能です

    実際に働いているMRも、64,135人中26,989人と、文系学部卒業者が約4割を占めています。(出典元:2016年MR白書

    また、人と関わることが多いMRの採用は、出身学部よりも「コミュニケーション能力」や「提案力」を重視している企業が多いです。

    ただし、MRは医薬品分野という特性上、薬学部を出ていると有利に働くでしょう。

    ステップ2.求人を探す

    大学卒業後は、転職サイトやエージェント、企業への直接応募等で求人に応募します。

    多くはありませんが、中途採用もしている大手企業もあります。

    中途採用は「MR認定証」を求められることも多いですが、企業が資格取得をバックアップしてくれることも多いため、コントラクトMRであれば未経験でも狙えます。

    企業の独自サイトをチェックもひとつの手段ですが、転職支援を行ってくれる転職エージェントの利用がおすすめです。

    MRへの転職を狙う場合は、CareerPicksの「MRへの転職は未経験で可能?転職方法や有利な条件・MR認定証を解説」もぜひご覧ください。

    5.MR人口推移と数十年先もMRとして活躍する方法

    MRの人口は、年々減少傾向にあります。

    この章では、 MRが減り続ける現代で今後も活躍する方法をお伝えします。

    MRの人口は減少しつつある

    公益財団法人MR認定センターの「MR白書」の調査結果を見ると、MRの人口は年々減少しています。

    実際の過去5年間で「MR業務に就いている人」の推移を以下でまとめました。

    2015年3月31日時点 64,657人
    2016年3月31日時点 64,135人
    2017年3月31日時点 63,185人
    2018年3月31日時点 62,433人
    2019年3月31日時点 59,900人

    (参考:公益財団法人MR認定センター|MR白書

    創薬する力を持つ製薬会社に勤める

    MRが減少している背景には、新薬を開発する製薬会社が減っていることが影響しています。

    安いジェネリック医薬品(後発薬)が普及にするにつれ、莫大な研究開発費がかかる新薬を開発する製薬会社が減少。

    MRの仕事は、新薬の情報を医者等に伝えることであるため、新薬を開発しない企業ではMRの仕事がなくなっているのです。

    また、薬価引き下げ、新卒採用数の減少等も、MR総数に影響していると考えられます。

    そのため、将来的にMRとして活躍するためには「新薬を開発する力を持つ製薬会社に勤める」ことが重要。

    新薬開発に前向きであり、なおかつ研究開発費をかけられる大手製薬会社に勤めることが大切です。

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    大手製薬メーカーに転職する

    もし今の会社に満足していないなら、大手製薬メーカーに転職するという方法もあります。

    年収をアップさせたい、キャリアアップしたいというのであれば、転職エージェントの「JACリクルートメント」を使うのがおすすめです。

    JACリクルートメント

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    求人票だけではわからない企業の情報を教えてくれるので、情報が少なくて不安という悩みを解消してくれます。

    JACリクルートメントは大手製薬メーカーなどのハイキャリア求人が豊富なので、年収をアップさせたい方やスキルアップしたい方に向いています。

    とりあえず登録しておけば企業からオファーメールを受け取れるので、少しでも転職を考え始めたら登録してみてくださいね。

    6.ちなみに、あなたの”推定年収”はいくら?

    少しだけ話がそれますが、あなたは自分自身の「推定年収」がいくらなのか気になりませんか?

    転職エージェント「doda」の年収査定サービスを利用すると、186万人の年収と転職実績データを元に、自身の推定年収を測定することができます。

    dodaは年収診断できる

    約20の質問に答えていくだけで、「◯◯万円」という形で自分が本来貰うべき年収を打ち出してくれるので、試してみると面白いはずです。

    なお、推定年収の測定は、「doda」の登録を進めると表示される「適正年収を診断する」というボタンから行えます。

    診断は3分ほどで完了しますので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。

    dodaで年収診断を行う方法年収診断を行う流れ

    ちなみに、dodaではキャリアアドバイザーへの転職相談も行えます

    年収アップを狙える求人を紹介してもらったり、実際に転職活動を行う場合は、書類作成などのサポートを受けることが可能です。

    キャリアアドバイザーの相談は一切お金がかかりません。

    対面・電話のどちらでも気軽に相談できますし、今の仕事に少しでも不安を感じているならば、今後のキャリアを真剣に考えるきっかけになるはずです。

    転職活動を考えている人はもちろん、まだ転職に現実味がない人も、ぜひ年収診断と合わせて転職相談を活用してみてください。

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    doda」は、人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。

    業界トップクラスの求人数や丁寧な転職サポートが評判で、「転職者満足度No.1」にも選ばれています。

    自分で求人を探したり、担当者に求人を紹介してもらったり、無料で様々なサービスを受けられるので、登録だけでも済ませておくのがおすすめです。

    まとめ

    MRの年収は658万円。

    過去の推移も合わせると、大体600~700万円と考えられます。

    接待なども多い MRはハードな仕事ですが、その分年収も高めです。

    「やりがいのある仕事がしたい」「人と関わるのが好き」という方は、ぜひMRを目指してみてはいかがでしょうか?

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