「益々のご活躍をお祈り申し上げます」の使い方!場面別テンプレ付き

益々のご活躍をお祈り申し上げますの意味とは ビジネス用語

「益々のご活躍をお祈り申し上げます」は、「今後さらにめざましい活動をされることを祈ります」という意味で、年賀状を始めとして改まった文面に多く使われます。

ビジネスでも使われることは多いのですが、目上や上司に対しても使って大丈夫なのかどうか、自信がないということはないでしょうか。

そこで今回は、「益々のご活躍をお祈り申し上げます」の正しい使い方を、年賀状やスピーチなどの場面別にテンプレ付きで紹介します。

1.「益々のご活躍をお祈り申し上げます」の意味

益々ご活躍をお祈り申し上げます

読み方:ますますのごかつやくをおいのりもうしあげます

意味:前よりももっとめざましい活動を相手がし、成果が上げられることを祈る、励ましの言葉。

意味は「仕事の活動や成果が上げられるよう祈っています」

「益々のご活躍をお祈り申し上げます」とは、「今より一層めざましい活躍をされ成果が上げられることを祈ります」と相手にかける励ましの言葉です。

ビジネスシーンや普段のお付き合いの場などで広く使われます。

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  • 「益々」の意味は「前より一層」「もっと」

    「益々」は、「前よりも一層」「前よりも発展、進歩する」という意味です。

    対象が以前にも増して何かをし、発展していることを表現します。

    「ご活躍」は個人に対して使い、企業や団体には「ご発展」を使う

    「益々のご活躍をお祈り申し上げます」に使われている「ご活躍」は、個人に対して使う励ましの言葉です。

    企業や団体に対して、「あなたの会社がこれからもっと活躍されることを祈る」場合は、「ご発展」を使います。

    「ご発展」は「どんどん良くなっていく」「良い方向へ進む」という意味で、縁起がよい言葉として使われています。

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  • 「ご活躍」は目上にも目下にも使うことができる

    「ご活躍」は「活躍」に「ご」をつけた尊敬語です。

    尊敬語は相手の立場を高める敬語なので、目上や上司に対しても使うことができます。

    「ご活躍を期待しております」は目上から目下にのみ使える表現

    「ご活躍」は幅広く使うことができる尊敬語ですが、「期待しております」をつけて使う場合には、目上や上司には失礼な表現となります

    「期待している」は、「当てにして心待ちにしている」という意味なので、目上から目下に対して使う表現です。

    また、「楽しみにしております」も「期待している」と同じ意味なので使わないよう注意しましょう。

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  • 2.【テンプレあり】「益々のご活躍をお祈り申し上げます」のシーン別使い方

    「益々のご活躍をお祈り申し上げます」は、色々な場面で使うことができる表現です。

    ここでは実際の例文と共に、どういった流れで使うのかをご紹介します。

    「益々のご活躍をお祈り申し上げます」を6つのシーンで見てみましょう。

    1. 年賀状
    2. スピーチ
    3. 異動・転勤
    4. 昇進・着任
    5. 退職
    6. 就活

    2-1.年賀状

    年賀状では、目上や目下の関係なく使うことができます。

    年賀状の中での「益々のご活躍をお祈り申し上げます」は、「前の年より、さらに活躍して、いっそう発展の多い年になりますように」という願いの意味を込めて使います。

    相手の活躍を願うこのフレーズは、年のはじめの挨拶には最適な文章です。

    書く順番は、「新年を祝うお祝いの言葉(賀詞:がし)→旧年の感謝やこれからも変わらないおつきあいのお願い→相手の健康や幸せを願うフレーズ」です。

    「益々のご活躍をお祈り申し上げます」は、以下の例文のように、相手の健康や幸せを願うフレーズとして文末に書きます。

    <例文>

    謹賀新年(お祝いの言葉)

    旧年中は大変お世話になりました どうか本年もよろしくお願いいたします(旧年の感謝の言葉

    ○○益々のご活躍をお祈り申し上げます(相手の健康や幸せ願うフレーズ)

    二十○○年 元旦

    冒頭のお祝いの言葉は、相手によって使い分けないと失礼にあたるので注意しましょう。

    以下に目上相手、目下・同等の相手、相手を選ばずに使える、冒頭のお祝いの言葉の例を挙げておきます。

    <目上相手>

    • 「謹賀新年」「恭賀新年」など4文字の賀詞
    • 謹んで新春のご祝詞を申し上げます
    • 謹んで初春のお慶びを申し上げます

    <目下、同等の相手>

    • 「寿」「福」など1文字の賀詞
    • 「賀正」「迎春」など2文字の賀詞

    <相手を選ばず使える>

    • 明けましておめでとうございます
    • 新年おめでとうございます
    • 新春のお慶びを申し上げます
    • Happy New Year
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  • 2-2.スピーチ

    ビジネスの場でスピーチする際、締めの言葉として使うことができます。

    会社内でのお祝いの席や新年会や忘年会、また取引先との会合における挨拶の場などで使うことができます。

    ただし「 ご活躍」は個人に使う言葉なので、企業や団体の場合は以下の例文のように「発展」を使いましょう。

    <例文>乾杯の挨拶

    それでは、○○さんのご健勝益々のご活躍をお祈りし、

    ここにお集りの皆さんのご多幸と(企業、団体名)のご発展を祈念いたしまして

    乾杯!

    2-3.異動・転勤

    異動や転勤で、新たな場所で働く相手に対して、励ましの言葉として使うことができます。

    一緒に働いてきた同僚や、お世話になった上司など、今まで一緒に働いてきたことのお礼とともに、新天地でも変わらず頑張ってください、という気持ちを伝えましょう。

    以下でお世話になった上司に対する個人からの挨拶例と、寄せ書きの例を紹介します。

    <例文>お世話になった上司に対し、個人からの挨拶

    ◯◯(上司の苗字+役職名) △△(異動先の会社名、部署名)へのご栄転をお喜び申し上げます。(冒頭の挨拶)

    ◯◯には入社当初から至らないところをご指導頂き、本当に感謝しております。

    これまで苦労ばかりをおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。

    ◯◯がご丁寧に教えてくださったことは、私の一生の財産です。(上司とのエピソード)

    新しい部署に行かれてからも、公私にわたり益々のご活躍をお祈り申し上げます

    本当にありがとうとございました。(締めの挨拶)

    <例文>お世話になった上司への寄せ書き

    ◯◯(上司の苗字+役職名)、大変お世話になり、本当に有難うございました。

    どうかお身体に気をつけてください。

    益々のご活躍をお祈り申し上げます。

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  • 2-4.昇進・着任

    昇進した相手や、新しく着任した相手へ、励ます意味で使うことができます。

    この場合、お祝いの気持ちと共に、これから共に働いていく仲間としてよろしくお願いしますという気持ちも込めて使います。

    歓迎会の時の挨拶や、贈り物に添えるメッセージの結びに以下のように使うといいですよ。

    <例文>

    この度はご栄進おめでとうございます。(お祝いの言葉)

    ご努力の成果と、心よりお祝い申しあげます。

    新しいお立場でご心労も大きいかと存じますが、どうぞご自愛ください。(気遣いの言葉)

    益々のご活躍をお祈り申し上げます。

    昇進や着任は新しい立場に変わるので、そのストレスで「体を壊さないように」という気遣いの言葉を添えると丁寧な印象になります。

    2-5.退職

    退職し、新しい活躍の場に進む相手に、励ましの言葉として使うことができます。

    退職しても、少し休んだらまだ働くという人も増えてきていますので、ねぎらいの気持ちと共に頑張ってくださいという気持ちも込めましょう。

    <例文>

    ご定年、誠におめでとうございます。

    これまでの様々なご功労に敬意を表し、感謝申し上げます

    また、これまで弊社に対し、種々ご指導賜りましたことを厚く御礼申し上げます。

    今後、益々のご活躍をお祈り申し上げます

    ただし結婚退職、育児に専念する人や、定年退職後は仕事をしないという人もいるので、その場合には「ご活躍」は使わず以下のような内容にしましょう。

    <例文>

    ○○さん、結婚退職おめでとうございます。

    退職されても、お体には十分お気をつけください。

    末永いお幸せと、ご発展をお祈りしております。

    2-6.就活

    就職の面接で、残念ながら不採用となった相手に対し、メールや手紙などの通知の締めの言葉としても使います。

    いわゆる「お祈りメール」というやつです。

    <例文>

    件名:選考結果のご連絡

    〇〇様

    株式会社△△採用担当の××と申します。

    このたびは、弊社の求人にご応募いただきまして、誠にありがとうございました。(応募への感謝)

    厳正なる選考の結果、誠に残念ではございますが、今回は採用を見合わせていただくことになりました。(不採用)

    ご希望に添えず誠に恐縮ですが、なにとぞご了承くださいますようお願い申し上げます。(不採用へのお詫び、理解を求める)

    末筆ながら、〇〇様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。(健康や活躍をお祈り)

    会社側からは、不採用の相手には機械的にすべて同じ文面で送ります。

    効率化のために同じ文面を送っているので、それに対して あえて返事をする必要はありません。

    ただし、採用担当者にお世話になった、最終選考まで残った、個人的に伝えたいことがあるという場合はメールを送ってもOKです。

    その場合の返信メールは、以下のような内容が一般的です。

    <例文>

    Re:お祈りメールの件名

    株式会社◯◯◯
    ◯◯部 ◯◯様(送付相手の会社名・部署・名前)

    いつもお世話になっております
    ◯◯大学の◯◯です。(挨拶、大学名・名前)

    この度はお忙しい中貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました(時間をもらったことへのお礼)

    選考結果につきまして、誠に残念ではありますが、謙虚に受け止め、引き続き就職活動に励んでいきたいと思います。(不採用の感想、今後の就職活動への抱負

    未筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

    (自分の氏名)

    3.「益々のご活躍をお祈り申し上げます」の類語と例文

    「益々のご活躍をお祈り申し上げます」は広く個人に対して使うことができます。

    同じ意味を持つ類語も覚えておきましょう。

    1. ご健闘(けんとう)
    2. ご多幸(たこう)
    3. ご盛栄(せいえい)
    4. ご清栄(せいえい)
    5. ご隆昌(りゅうしょう)
    6. ご隆盛(りゅうせい)

    類語1.ご健闘(けんとう):頑張ってくださいという励まし

    「ご健闘」とは、「立派に戦うこと」である「健闘」の敬語表現です。

    また「屈せず努力し続ける」という意味もあります。

    そのため、 転勤や退職をして新しい場で働く人、また新しく着任した人に対して励ましの意味で使います。

    「ご活躍」と同じように使えます。

    <例文>

    新しい職場での、○○様のご健闘をお祈り申し上げます。

    類語2.ご多幸(たこう):とても幸せであるということ

    「ご多幸」は「たくさんの幸せがある」という意味で、「あなたの幸せを祈っています」という気持ちを表現する言葉です。

    「多くの幸せ(福)」を表現することから、スピーチの締めや、年賀状などにも使われます。

    「ご活躍」と同じように、目上の方や上司に対しても使うことができますが、ビジネスの場ではお別れの言葉として使います。

    <例文>

    ○○様のご多幸をお祈り申し上げ、お別れの言葉といたします。

    類語3.ご盛栄(せいえい):商売が盛んになること

    「ご盛栄」は、「栄えること」の意味があり、相手の商売が順調であることを祝う言葉です。

    基本的には、企業や団体に向けての挨拶の締めの言葉で使いますが、個人で商売をしている相手に対しては使っても問題ないとされています。

    「ご活躍」と違い、ビジネスでは取引先などに対して多く使われます。

    <例文>

    貴社益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます

    類語4.ご清栄(せいえい):相手の繁栄を喜ぶこと

    「ご清栄」は相手の無事や、繁栄を祝う言葉です。

    「ご活躍」と違い、「ご清栄」は個人に対しても、企業や団体に対してもどちらにも使うことができます。

    <例文>

    益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

    類語5.ご隆昌(りゅうしょう):栄えること

    「ご隆昌」は、「勢いの盛んなこと」「調子がいいこと」「繁栄していること」という意味があります。

    「ご活躍」と違い、企業や団体に対して使う表現です。

    メールや手紙などで多く使われます。

    ただし取引先によっては、ふさわしくない状況のこともあるため使う場合は注意が必要です。

    <例文>

    貴社ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。

    類語6.ご隆盛(りゅうせい):大いに栄えること

    「ご隆盛」は「ご隆昌」と同じく、「勢いが盛んなこと」を表現する言葉です。

    ただし 「ご隆盛」の場合は、「相手が繁栄している今の状況を喜び合う」という意味があります。

    企業や団体に対して使われますが、「ご活躍」のように個人に対しても使うことはできません。

    <例文>

    貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。

    相手の健康や活躍を祝う言葉は個人あて、繁栄を祝う言葉は企業や団体あてと使い分けますが、 病院や葬儀場などには、「ご隆昌」「ご隆盛」はふさわしくありません。

    「ご隆昌」や「ご隆盛」は、縁起のいい言葉として使われるため、悲しみの場に合わないからです。

    この場合には、「ご清栄」を使うのがマナーです。

    4.「益々のご活躍をお祈り申し上げます」の英語表現

    「益々のご活躍をお祈り申し上げます」を英語で表現する場合、2つの表現があります。

    1. I pray for you continued success.
    2. Hope you have a great success in your future

    4-1.英語1.「I pray for you continued success.」

    「あなたの今も将来も続く成功を祈っています」という意味です。

    「continued」には、「継続する」「持続する」という意味があります。

    「continue」の過去形、過去分詞で、「今までもこれからも」というニュアンスを表現します。

    <例文>

    I pray for your continued success in the new position.
    (新たな立場での益々のご活躍をお祈り申し上げます)

    4-2.英語2.「Hope you have a great success in your future.」

    「あなたの未来に素晴らしい成功があることを望んでいます」という意味です。

    今はまだ先が分からないけれども、今後は成功するかもしれない、という未来の希望を込めた意味で使われます。

    また今後の成功と幸運を祈る意味もあります。

    「wish」は不可能な願望、「hope」は実現可能な願望に対して使われます。

    ただし幸運や健康を祈る際には、どちらを使っても問題ありません。

    <例文>

    Hope you have a great success in your future.I wish you all well!
    (益々のご活躍をお祈り申し上げます。どうかお元気で)

    まとめ

    「益々のご活躍をお祈り申し上げます」は、相手に対する励ましとして使われる言葉です。

    敬語表現なので、目上や上司に対しても使うことができ、お別れの際の結びの言葉としても使うことができます。

    ただし「ご活躍」は個人あてに使う言葉であるため、企業や団体に対しては、「ご盛栄」や「ご隆盛」を使うのがマナーです。

    企業や団体によっては、「ご隆昌」や「ご隆盛」がふさわしくないこともありますので、個人あてにも企業あてにも使うことができる「ご清栄」など、言い換え表現を覚えておくといいでしょう。

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